ワンマンラボはどこに行く
だが、この20年間、良い時期というのは無かった。
歯科技工士がどういうものかも分からずに専門学校を卒業し、専攻科へ入り学業の合間バイト先を見つけてそのまま就職。
連日連夜の残業や夜鍋仕事は独立開業してからも変わらなかった。
何かが変だと思っても、それがなんだかわからない。
わかりかけてきた時には、今更どうにもならないどうする事も出来ない自分がいた。
此処何年かは、保険の仕事は頭打ちになっている。 営業したところで特にセールスポイントも無いワンマンラボでは料金だけで比較されるだろうし、自分自身セールストークで料金にふってしまいそうで二の足を踏んだままだ。
社会保障の負担増や年金改革など、今までだって患者さんに歯科医院への足を重くさせる状況だったのに、
昨年は日本歯科医師会による自民党橋本派への1億円献金問題なんかが起きてしまって、足を向けさせるどころじゃ無い感じだ。
とにかく、事件後保険の仕事は激減している。 自費だって同じようなものだ。
どうなるんだろう?
営業したらいいのだろうか?
義歯や矯正装置に活路を見出すべきか?
このままジリ貧ならいっそ転職しようか。
知り合いが一人転職するという。 おい!お前だ!
う、うらやましいじゃねえか。
「仲間から石をぶつけられたらどうしよう・・・」
そんなことはしねえよ、それよかちょっと代わってくれよな。
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