日赤も変わる。 技工士も変わろう。
今日は、町の日本赤十字病院で公開講座がありました。
講師は山梨お口とコミュニケーションを考える会の古屋先生でした。
6時の集合で間に合うと思って5時45分に到着したら、要約筆記の方たちがすでに玄関で待っていてくれました。
話を聞いてみると、5時半に集合だったようです。
でも、講演には十分間に合いました。
古屋先生は山梨の塩山診療所で地域医療と訪問診療、様々なネットワークつくりに熱心に取り組んでいます。
一昨年の地域社会振興財団第252回研修会「お口とコミュニケーションを考える集い2003」に参加して以来の再会です。
古屋先生のお話を聞くのは今回が初めてでした。
後輩の若い先生たちにエールを送る内容で、自身の歩んできた道や出会い、様々な転機を語ってくれました。
高慢で高飛車な医師がいる一方で、患者さん地域の人たちの目線で考え行動してくれる先生もいるんだということです。
研修医時代の経験や葛藤、大病院での疑問がから、小さな診療所に医療の原点を見出したのではないかと思いました。
話の中に、G3の事も盛り込んでくれて、ちょっとてれました。
主催するMLは460人の会員を擁するものもあるそうで、これを生かせれば、地域からでも十分情報や支援をえられ、医療や社会を変える原動力になるそうです。
先生の話から、医師だからスーパーマンのような能力や完璧な知識があるわけではなく、我々と変わらない不安と戦いながら患者さんと接しているいるのだと分かってきました。
先生は自身の気付きと働きで、地域医療の中に居場所を作り上げたのです。
そしてエネルギッシュに活動を続けています。
私も、歯科技工士の居場所や価値の創造は、自分の行動で作り上げるしかないと思います。
27日。 山梨での研修会が今年も開かれます。 G3行ってきます。
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