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February 2006に作成された記事

February 14, 2006

義歯をやりたいけど

2ヶ月以上あいてしまった。

書こう書こうと思っていてもログインするのが重かった。
現在、受注は日に3ケースあるかないかです。 MBなら食えますけど、保健のコアーやインレーでは食えません。
4月から下の息子も小学校に上がると言うのに、私は毎日鬱になりそうな情けない精神状態です。

今年になって1ケースも受注が無い所もあります。 先月の請求がクラウン2個のだったところもあります。
もう限界に近いです。
生活費を切り詰める為に、床屋も4ヶ月以上行っていません。
着る物もこの一年間で下着を何枚かとユニクロでダウンジャケットの安いのを買っただけです。
営業をしないといけない。 でも、今の私にセールスポイントがあるのだろうか?
まともなセールストークが出来るのだろうか?

動こうとする前に、ネガティブな思考に押しつぶされて外向や営業に回る気力も沸いてきません。

歯医者さんも大変でしょう。
患者さんは来ない、保健はマイナス改定、ニュースになるのは今も闇献金がらみ。

国民健康保険は歯科業界から見たら、生活できる制度ではなくなっています。

過去に良い時期もあったでしょう。 保険医であれば多少の不正請求や役得もあるでしょう。
保健で出来ないからと言って自費を薦めれば、うはうはだったでしょう。
でも、肝心の患者さんが来なければ全て崩壊します。

社会問題となっている、耐震偽装問題とやっている事は同じと言う部分が歯科医療にはあります。
最初はそれで差額を稼いでいたかもしれません。
だが、患者さんが減り、保険点数も下がってきては、食う為にそうせざるをえない歯科医院も出てくると思います。

元々技工料金は保険製作点数の3割4割が当たり前です。
マイナス改定は、作成料の実態の反映に近づいているだけかもしれません。
だとしたら、もっと下がると言う事です。
そして、歯科医院はもっと下げろと歯科技工所に言うだけです。

結局、蛸が自分の足を食うようなことしか出来ないのが今の歯科業界です。
だが、足は歯科医師ではなく、歯科技工士なのも確かです。

足を食べ尽くした蛸はどうやって生きてゆくのでしょうか?

離島に赴任した歯科医師は、技工も全て自身で行い、挙句過労死されたと言います。
奥さんが過労死の認定と保険の支払いを求めて裁判も起こされています。

過去に、何人の歯科技工士が過労から体を壊し、過労死してきたことでしょうか。
歯科技工士である限り、それは自営業者なら自己責任、当然の事と見向きもされてきませんでした。
我々は蛸の足ではない、自立した自営業者だと言っても、歯科から離れたら何も出来ないし、許されもしません。
法や規制でがんじがらめであっても、業を行うのは自己責任で行うのです。
国や行政にとってこんなに都合がよく、責任も持たなくて言い制度に、いいように使われてきたのです。

そして今、我々歯科技工士を食い尽くしてきた歯科医師たちにも、危機が迫っています。
私達の低料金も限界です。 歯科医療業界は最後に何を頼るのでしょうか?


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