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February 13, 2008

もしもマスコミの皆さんがこのブログをお読みならば。

国民の皆様に伝えていただきたい事があります。

医療崩壊はいくつかの複雑な理由があります。

その結果、現れる事象もいくつかの形があります。

国保も健保も要は国民皆保険制度と言うものは、保険料が払える皆様だけのものです。
一回でも払えない人には保険でも何でもありません。 それは介護保険でも同じだし、年金制度も同じです。

払っていても、負担していても、医療や介護が受けられるわけでもありません。
保険で認められていない医療は当然受けられません。 全て実費です。 これまた金がなければ関係ない話です。

年金も、度重なる不払いや宙に浮いた記録、そして条件の厳しさから見ても、999.9999%払っていても最後の0.0001%がなければ全部どぶに捨てたようなものです。

皆保険制度での保険金も、実はこのままではどぶに捨てたのと同じ事になりかねません。
医療崩壊の表れと言うのは、正に保険料をどぶに捨てているに等しい事が、国民の不利益が目に見えるようになったと言うべきでしょう。

医科では本来なら事故と呼べない不可抗力による後遺症の発現や最悪死亡するような事であっても、容易に医師の責任とされています。 医師は神でもないし、医療は怪我人や病人をまるで完全無欠の人間に戻すのが当然であるかのごとき昨今の理不尽な要求と、犯罪者と決め付けたような警察権力の介入に、まともな医療など出来ないと逃出しているだけです。 どちらの考えがおかしいかは言うまでもない事です。
医療保険制度から逃れるのではない、医療そのものから逃れざるを得無い訳です。

歯科は違いました。 歯科医師も歯科技工士もです。

それは今に始まった事ではありません。
それを忘れてはいけないし、マスコミの皆さんには調べていただき、伝えていただきたいと思っています。

日本技工士会の執行部を構成する人たちも、もうとっくに医療保険制度の維持や継続などは頭にないのです。
中国に外注するなどまだましです。 国内の医療保険制度の歯科医療に使われる「補綴物」を作る気があるのならば。

はっきり言って、日技執行部には医療保険制度のための技工などする気はありません。
とっくに捨てています。
そんなものは、国内の馬鹿な零細ラボが格安でやればいいのだと蔑んでいるのです。
自分達は医療保険制度以外の高い金になる技工を、国民の為にではなく、払える人の為に且つ、払ってくれる歯科医師の為に作ると言っているだけです。

私も自費の仕事がなければ生きていけません。 現実に保険医の保険補綴離れを実感しています。
国も保険者も皆保険制度や医療保険制度、国民健康保険制度を骨抜きにして負担をしたくないから何の手も打ちません。
むしろ医療をさせないために保険医を縛るだけです。

結果、歯科医療業界に於いてはとっくに医療保険制度、国民健康保険制度は形だけで機能せず、保険料はどぶに流れてゆきます。

医科は医療から逃げました。

歯科は医療保険制度国民健康保険制度から逃げたのです。

この違いは大きいです。 ぜひともこの違いに気づき検証してください。

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