落ちた愚象
その昔、国会の委員会に参考人として呼ばれ、重要な証言をした人物が居る。
その人物は、後に専門職の公益法人で会長にまで上り詰め、業界の中で国会や中医協を挟んでその専門職にとってはとても重要な交渉事に当たった。
ネゴシェイトに期待されたのだが、結局私利私欲と政治的圧力に屈した。
その時、その人物は専門職にとっては狸親父に変身した。
狸親父に騙され、翻弄され、人生を最悪の手段で終えることになった仲間達の数は数知れない。
爾来20年。
穴から久しぶりに顔をだした狸親父は、どこまでも狸親父だった。
自分の保身と言い訳の為に、さも懐かしげに講師に語りかけ講師との当時のエピソードや、私生活の人情話まで持ち出して美談仕立てにし講師を誉め殺しにする手管に出たのである。
見事なまでの化かしの手練手管であります。 ほんと、立派。すごい。
これくらい出来なきゃ、会長は勤まらないし、人を使う事もできないんだよっていう見本のような人物だった。
たださ、其処までの手管が使えるんなら、何で20年前に使ってくれなかったのよ??
狸はやっぱりどっか抜けてるんだろうかねえ。
それとさ、うなぎパイを食べて精力マンマンの狸も二匹居たように感じたのは私だけかなあ。
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