歯科医療からの声は皆無???政治のマッチポンプを何故見過ごすのだ。
ある程度予想されたことでしたが、蓋を開けてみれば歯科は蚊帳の外・・・・
いや、最初から戦意喪失ならまだ分かるが、そもそも戦おうと言う意志すら持っていない・・・のがほんとかも。
平成20年4月12日に日比谷公会堂で行われた、「医療現場の危機打開と再建を目指す国会議員連盟第一回シンポジウム」
開場前から受付には多数の参加者が並び、
ほぼ全ての席が埋まる盛況でした。
こちら何も分からず、資料を読むばかり。
しかし、あの面子を見ると医科の危機感は分かるが、主催の議連こそ危機を招いたと
言うか演出した張本人の集まり。
先のブログにも書いたが、マッチポンプでなくてなんと言うのか?
後期高齢者医療制度にしても、まともな国家審議は行わず、どさくさにまぎれて強行採決したのは今の与党。
議連会長の尾辻元厚生労働大臣などは、強行したご本人じゃないか。
名簿に並ぶ議員の皆さん、参議院の委員会で出入り禁止を喰らった松島みどりさんも居れば、歯科からはみどりのおばちゃんもしっかり参加なされている。
直接存じ上げている亀井善太郎さんも居れば、プロレスファンとして外せない馳ピーもいる。
しっかし、会員名簿を改めて見て、腰砕けになりそうなのはG3だけか・・・・
坂口 力、加藤公一、鳩山由紀夫、前原誠司。 極め付きは福田昭夫に森 喜郎・・・・・
ありえん。
この人たちには反省や自省っつー言葉は無いのか・・・・
多分、無い・・恥と言う言葉もあるわきゃ無い。 あれば名前を出せる訳が無い・・・・
解決策は実に単純。
要は金を出せば良い事。
そして医療者を犯罪者と最初から決め付けない事。
それにしてもせっかくの機会、歯科は何をやっとるんだ?
医師会や医科の学会の方がまともな行動をしていると思えてならない。
本来訴訟の仲間が手弁当でやる事じゃないよ。
医師会の行動を見習うべきだなあ。
外科医の立場から医療崩壊を訴えているまーしーさんも来場していたそうです。
事前に発言希望者は意見を伝えている訳ですが、シンポジウム全体が予定調和と言うか、民意のコントロールを目的としている事は見え見えで、本当に言いたい事を言いたかった人たちは、訴訟の脇本さんや外科医のまーしーさんなど全て弾かれたと見るべきでしょう。
一番知りたかったパネリスト達のそれぞれの発言。
医療側の発言をまーしーさんがご自身のブログで紹介しています。
取材にはこれなかったけれど、褪めた目で見ているジャーナリスト氏から、選挙対策でしょうと指摘されましたが、ほんと、企画自体は政治家達の合従連携与党野党入り乱れての選挙対策権力闘争の一環でしょうが、医科の現場や上の人たちには、それでも言うべき事は言う、その機会があれば利用する、行動すると言う気概は持っている訳だ。
あれこれ言い訳し、逆に言える所では世間に直接訴えようと言う努力を放棄しているのは、歯科業界自身なんだよなあ。
医療に対する取り組みと言う面でも、ジャーナリスト氏によれば医師達と歯科医師たちとでは雲低の差があるそうだ。
医師であれば寝る暇もないような超過労働を繰り返しながらも、休日や空いた時間の全てを潰してセミナーや研修を受講し、専門医の資格や認定などをしっかりと取っているという。
しかもそれは医療収入を上げる為ではなく、医療のエビデンスを高め質を担保するためにやっているんですね。
それだけの事をしていても、医師や現場が壊れてゆく。
僻地も新生児も産科や小児科も現場はどんどん疲弊し、必要な人材が配置できなくなっている。
マスコミももっと事実を報道して欲しいし、御用マスコミでは困るのです。
それと、数少ない歯科の報道が為されても、どこぞの歯科医師会は報道された事実を表して「困る」と言ったらしい。 誤解を招きかねないと。
誤解も何も、海外委託は現実だし、其のシステムを作ってきたのは悲しい事に私と同じ歯科技工士の有資格者。
安ければ何でもよいと、利用しているのは米国の歯科医師も日本の歯科医師もまったく同じ。
歯科医師が全部駄目と言うわけではないですし、聞こえない事を理由に勉強をしていないG3に言う資格はないですが、歯科のセミナーの多くが、保健医療とは懸け離れた内容で、歯科器材メーカーの販促の場になっている事を考え合わせると、やはり医科と歯科の意識の差成り立ちの差を感じてしまうんです。
ちょっと追記。
福田昭夫氏。 うっかり総理大臣と勘違いした。
ちょっと調べたら二宮尊徳を尊敬すると言う栃木県今市出身の民主党国会議員。
総理は福田康夫だったんだ・・・・
なんつうか、昭夫氏が総理だったらもっとましだったのか?
そう思えるくらい、福田康夫さんの方は庶民の生活が見えていないお人だ。
今時、こんなお公家さんが存在するのかと思うくらい、無責任他人事の政治観社会観をお持ちの人が、一国の首相、総理大臣を務めて居ると言う事のミスマッチ、国民の不幸此処に極まれり・・・・
ここまで酷いとは・・
医療の現場を視察したらしいが。 新生児や老人や障害者がどんどこくたばっても、康夫さんには何も見えない聞こえないのじゃなかったか。
後期高齢者医療保険制度の混乱で今更反省の言葉を言われても、白々しいとしか思えん。
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