不都合な真実
地球温暖化をアル・ゴア氏が取り上げたとして、題名の不都合とは、誰にとって不都合なのかを考えた事があるだろうか。
単純に見れば、人類全てにとって、出来れば知りたくない不都合な真実なんでしょうけど。
しかし、元副大統領アル・ゴア氏が言うまでは、地球温暖化なんて知らなかったと言う米国国民も多いと言うし、ブッシュ坊ちゃんなど温暖化は嘘だと否定したと言うし。
パパブッシュもテキサスの石油成金。 ブッシュ坊やも石油メジャーの1人でしょ。
温暖化の元凶が石油の浪費だとすれば(何十億年かけて作られた地底の石油資源を、人間は1000年と掛けずに使い尽くす訳?これこそハンパねえ~~)石油消費が押さえられかねない温暖化の話題はブッシュ家には不都合だし、それじゃ今の内に値をつり上げて儲けるだけ儲けておこうとなっても不思議じゃない。
兎も角、不都合な真実って言う言葉は、色んな所に使える。
自民公明の与党に不都合な真実と言ったら、自分達が強行採決した後期高齢者医療制度だし、ガソリン税もそうだ。 今、解散総選挙なんてとんでもないと言っているようだけど、じゃあ、福田さんが辞めて次、誰がやれば捲土重来できるのかねえ?だれが出ても不都合な真実は消せないし。
麻生さん、どうなんだろ?JCからは無条件で支持されそうだけど。
そのJCにしても、たくさんのロムで中心メンバーだったのが、土建業界だったと思う。
ところが、かの小泉さんがぶっ壊したのは、自民党を支えてきた土建業界をぶっ壊しただけで、党というものはそのまま、官僚制度もそのまま、おいしい利権はすべて政官は手放していないんだよね。
一時は800万人居たと言う、地方の土建業界は、どこも数人の高齢化した社長が、名ばかりの企業を名乗っているにすぎない。
もう、集票マシンにもならないし、飲ませたり買わせたり抱かせたりしようにも、そんな相手が居ねえよ。
もっと深刻なのは、この追い詰められた土建業界の人たち、仕事にあぶれた人たちの鬱屈や怒り、ストレスがどこに向うのかと言う事。
土建業界に限らず、縫製でも、医療でも、保険でも何でも、あぶれたり男の沽券が立たなくなった者たちのストレスは、それこそ鬱屈し、溜め込まれているのだ。
自殺やストレスで倒れるならまだしも、時にその怒りやストレスが、本来守るべき家族に向う事だってあるのだ。
それこそが、日本の目に見えない不都合な真実ではないだろうか。
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