さもしい言葉
自民党内には替え歌が流行っているのだそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/top/200812/t2008120601_all.html
♪麻生版・あの日にかえりたい♪
泣きながら ちぎった詔書を
手のひらに つなげてみるの
根拠なき あの日の自信
わけもなく 憎らしいのよ
あのときの 高支持率を
人はみな 忘れてしまう
あの頃の私に戻って
「解散」と言いたい~
♪麻生版・時の過ぎゆくままに♪
あなたはすっかり 疲れてしまい
解散さえも イヤだと泣いた
壊れたマイクで いつもの演説
繰り返しては ため息ついた
時の過ぎ行くままに この身をまかせ
紫の袱紗(ふくさ)が 漂いながら
もしも袱紗が 出てくるならば
議場の景色も 変わっていくだろう
うう~~ん、上手いなあ。
さて麻生さん、今度は長崎での演説で、定額給付金の支払いについて新聞報道によると、
「貧しい人には全世帯に渡すが、『私はそんな金をもらいたくない』という人はもらわなきゃいい。(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて細かく(所得制限を)したら手間が大変だ」とのたまわったそうだ。
そこで、大辞泉で「さもしい」を検索してみると、
[形]さも・し[シク]
1 品性が下劣なさま。心根が卑しい。意地汚い。「―・い行為」「―・い根性」
2 見苦しい。みすぼらしい。
・ 「めでたい市の始めに、何とあの様な―・い牛が一の杭につながるるものでござるぞ」〈虎寛狂・牛馬〉
◆托鉢(たくはつ)の沙門(さもん)のみすぼらしいようすをいう「さもんしい」の変化した語という。
[派生] さもしげ[形動]さもしさ[名]
[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ]
だそうです。
さもしい、さもしく。
この定額給付金が、麻生内閣が言うように、景気対策で打ち出されたと思っている国民は与党支持者の中にだって存在しないんじゃないですか?
それこそ、本音と建前の使い分け。
で、本音で言えば、
「さもしく1万2000円が(で票が)欲しいという人(麻生以下与党崖っプチ議員全員)もいるかもしれない。それは哲学、矜恃(きょうじ)の問題で、それを調べて(景気に効果が無いのが分っても)細かく(所得制限を)したら(今更引っ込めても何が何でも議員バッチは欲しい)手間が大変だ。」
つー事だろう。
ちゃうか?
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