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March 07, 2009

政府高官なるもの

政府高官が発した、「自民党には捜査が及ばない」発言が物議を醸しているそうな。

隣の酒屋の日本酒は舌の上で転がすとさわやかな刺激を醸してくれますが、日本の中枢で醸されているのは、
とてもじゃないがさわやかな刺激ではございませんな。

件の政府高官、誰かと言えば漆間巌元警察庁長官だというじゃあーーーりませんか。

今の肩書きは内閣官房副長官だそうで。

元警察官僚のトップが、捜査の行く末を今の時点であっちはオッケー、こっちはドボンとかやっちゃあ、
捜査や検挙の基準自体があっちへふらふらこっちへふらふら、明確な賄賂なんか無くても、
時の権力者に都合よくだとか、微妙なさじ加減でやっているのがミエミエじゃございませんか。

前回、自民党が下野した時も、なりふりかまわず社会党を取り込んで村山内閣を作り上げて復権し、権力に固執した自民党です。
今回も何でもありの策略でしょうか。

ところで西松建設の闇献金では、政治団体側から「請求書」なるものが発行されていたとか。

へ?

いくらなんでもそんなもの出しますかね・・・・・

ちょっとありえない。 検察庁たるものが、そんな請求書一枚を逃れぬ証拠と信じちゃうんですかねえ。


この西松建設の闇献金事件ですが、昨年から小沢さん嵌められるぞと警告がビンビン鳴らされていた。
ほんと、その時流されたメルマガのシナリオどおりの展開なんで、僕、笑っちゃいます!!てな感じ。

つい最近、自殺した永田元衆議院議員が、議員辞職に追い込まれたのは、「堀江メール」が実はでっち上げだと分かったから。

詳細については東京脱力新聞参照
http://www.uesugitakashi.com/archives/50347212.html

http://www.uesugitakashi.com/archives/50347813.html

考えてみりゃ、メールだって請求書だって誰にでも作れる。
ある特定の意図があるやつならば、それを作ってさも関係者の内部告発をよそって、しかるべきところに押し込むことなどお茶の子さいさいだろう。

ところで政府高官たる漆間氏。

いくらなんでも検察の取調べ内容を逐一報告されているわけじゃあんめえ?
それとも立ち会っているんかなあ。

中立の立場であるべき、内閣官房副長官が、取調べの内容や、捜査に前もってシナリオがあるように知っていて、御用マスコミにさも本物らしく流すのもどうよ・・・

さて、二階氏のパーティー券など自民にも飛び火したけど、パー券はよくて献金は×。
どっちも企業が政治家にかける保険と言う意味じゃ、お金の目的は一緒じゃないかい。


ところで、請求書とかをでっち上げた人物って一体誰か?
多分、政府中枢に居た人で間違いないでしょう。

国民の財産たる郵貯や年金を、ヘッジファンドなどに売り飛ばした、自らの国家犯罪が暴露されるのを恐れているんでしょう。


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