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April 2009に作成された記事

April 20, 2009

いくつかの不安

ブロガー弾圧が始まっている。

私自身、ブロガーを名乗れるほどの者でもないが、場合によっちゃあ消される事もあるかもしれないな。

そこで、


4月21日ワールドブロガー協会設立記念講演会のお知らせ
<政敵の殺人者(ネット弾圧)から自分の身を守れ> 

ワールド・ブロガー協会HP
http://www.worldblogger.net/

ネット監視が強まる中、ブロガー同士の連携始まる=ワールド・ブロ
ガー協会が設立記念講演・第1回取材会を計画
http://news.livedoor.com/article/detail/4101427/

読んでいるメルマガにて、ブロガーへの警告が流されておりましたので。


以下は高橋清隆氏の呼びかけ文である。

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/

マスメディアが真実を伝えない中、

個人ブログは重要な情報発信の場となっています。

しかし、最近インターネットに対する権力の監視・規制が強まっています。

その口実にされているのが、自殺や殺人を促したり個人を中傷する書き込み、

著作権の侵害など。ポルノ所持も法改正でこれに加わる見込みです。

 そこでこの度、個人ブロガーたちが集まり、「ワールド・ブロガー協会」

を立ち上げることになりました。

ブロガー同士が連携することによってお互いを守りつつ、

マスメディアが伝えない事実を共に入手しようとの意図です。

 4月21日に設立記念講演・第1回取材会を都内で開くことになりましたので、

1人でも多くのブロガーにお集まりいただきたいと思います。

ブロガーでなくても大歓迎です。ぜひ、真実の発信にお立ち会いください。

名称 「ワールド・ブロガー協会設立記念講演会・第1回取材会」

日時 2009年4月21日(火)13:30 ~16:30

場所 新宿区牛込箪笥(たんす)区民ホール(新宿区箪笥町15番)

参加予定人数 約400人
内容
 第1部 元日経新聞論説員による日経株主訴訟についての報告

 第2部 亀井静香国民新党代表代行による講演

 第3部 亀井氏と丹羽春喜教授による政策討論

参加費:2000円 当日払い可

(振込み:三菱東京UFJ銀行 田無駅前支店 普通 3826681 サソウクニオ)

申し込み:sasokunio2008@live.jp


さて、歯科技工の海外委託問題訴訟。

この訴訟の起こした波紋は決して小さいものではない。
歯科ホテツ物が国民や患者さんが知らないうちに、中国などに委託されていた(そも歯科ホテツ物に既製品はほぼありません。 薬剤や、インプラントの本体などは工業製品で市販品ですが、それとて国の薬事法などをクリアしています。 しかもそれはホテツ物とは呼びません。)事実など世間には知られていなかった。

そう言う行為が成り立つ場合に、どのような規則や法律をクリアしているのかさえ一般には知られていなかった。

患者さんの口の中に入れられる、場合によっては半永久的に装着される人工臓器たる歯科ホテツ物を、どこで誰が作るのかに、実は、そのものの安心安全がかかっている事に、今ようやく国民も関心を向けてくれるようになったと言うところだろう。

少なくとも国内には歯科技工士という有資格者が存在し、歯科ホテツ物を作っていると言う事を、国民も知らず知らず納得し、免許や資格を必要とされている事も知れば、少なくとも国内で作られている以上は、国の責任で安心安全が守られていると思うのが普通だろう。

その分野も、規制緩和や医療費削減の影響か、いつしか中国など安い人件費の国へ委託発注すると言うシステムが、法による安心安全の確認以前に、法律的に何の問題も無いのかを国が判断する前に生み出されてしまっていたのである。

海外委託のホテツ物が安全安心なのかを問う前に、実はその行為が合法なのかをはっきりさせるべきであると、
法事国家なら考えるべきであろう。


裁判の過程で国の対応に対し、安心安全なのかを問う新聞記事などがマスコミに出るようになったが、問題の根底を掘り下げるには至っていない。

逆に、厚生労働省がこの訴訟をきっかけに行ったと思しき、中国技工の調査結果などを公式発表し、それが内容の検証もなされないまま、全国紙や地方紙の紙面に掲載されているのである。

そのような流れの中、歯科技工の海外委託問題訴訟の第三回控訴審は裁判長の進行協議を行うと言う裁判指揮で意外な展開を見せている。

沈黙を守る実は歯科技工士法の生みの親であった日本歯科医師会と、奴隷として生み出された日本歯科技工士会。

歯科医療制度の壊滅的な崩壊は避けたいし、その責任は負いたくない厚生労働省。

これ以上の財政負担は絶対認めたくない財務省。


そして、医療とはもはや呼べない歯科の現実。


国民の皆様には、歯科医療者や行政、保険者それぞれの視点で見た上で、総合的に底流にあるものをぜひ見通していただきたいと切に願う。

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April 13, 2009

歯科は果たして医療か?その4

http://blog.mawatari.info/?day=20090403のブログによれば、

「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律等の一部を改正する法律案」

が、4月3日に衆議院本会議にて全会一致で可決されており、参議院も通過、成立した模様。

歯科技工士法は昭和30年の公布で、すでに半世紀の歴史がある。
その間、県知事免許、大臣免許を経て、今回、試験制度が各都道府県レベルから、他の医療資格と共に、国家資格にふさわしい全国一律の国家試験を行うべしと法的に規定されたわけです。

歯科の歴史を遡れば、歯科医師にしても専門学校や特例歯科医師といった言葉が存在するように、社会生活が発展し国民の生活や医療への要求が歯科医療の需要増に結びついた時代、国民皆保険制度なども施行され、急増する歯科需要に歯科医師の供給が追いつかず、ご都合主義で専門学校卒に歯科医師の資格を与えたのが特例歯科医師だし、歯科医療の需要増と言うより、ホテツの需要増に対し、直接的な治療に当たるのではなく、ホテツにまつわる技工作業を補完させる立場で歯科技工士という資格を作り、都合よく利用してきたと言うのが歯科技工士と歯科技工士法の存在価値であったのだと定義できるかもしれない。

「都合よく利用してきた」

都合よく利用するためには資格は作っても、資格に伴う権利や業務内容については、どうとでもとれる内容のまま放置するか、あるいは解釈をまさに都合よく通知通達する事で、生かさず殺さず、だがさも有資格者に立派な肩書きがあり、権利や義務があると錯覚させ洗脳してきたのではないのだろうか。

元より保険の点数では食えない事は、歯科関係者なら十分ご存知のはずだ。

だが、食えないながらも食えるように成り立ってきたのも、低料金や様々な歯科医療者間の軋轢に耐えて歯科技工が半世紀も続いてきたのも、歯科の需要が無くなる事は無いという神話でもあったからじゃないか。

神話は崩壊した。 

歯科は果たして医療か?その4 はそれを見て行きたい。



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April 11, 2009

歯科は果たして医療か?その3 あまりの格差に

本日、医療志民の会シンポジウムが開催されたと思います。

残念ながら私は行く事が出来ませんでした。
みな歯科の大塚さんの好意で、歯科技工の海外委託問題訴訟のチラシも配布させていただけたと思います。
参加された皆さんに、歯科技工の危機が伝われば幸いです。
大塚さん、ありがとうございました。

さて、暇だとは言え、考えたり友人のHPを作成したりで、時間だけは過ぎていきます。
ネットを見ていてBPSシステムと言うのが目に留まったので、たどっていきますとイボクラール社のHPに行き着きました。
確か、公判の後、訴訟団の一員でもある奈良の元会長さんに息子さんを紹介されたときに、そこで働いていると聞いていたので、立派だなあと思った覚えがあります。
元会長さん、その際はお世話になりました。
息子さん、がんばってください。

さて、BPSの認定ラボをスクロールしていくと、同じ市内の、と言っても合併したからで、実際は遠いですが、前から義歯で有名なラボのHPもありましたので、拝見させていただきました。
やはり勉強されている皆さんは違うなと思います。
本来ならそれが当然の歯科技工士の姿なのです。
私などは歯科技工士を名乗る資格すらないのかもしれません。

うれしい事に、アビリンピックで一緒だった青森の友人のラボも認定ラボにありました。
義歯がとてもうまい人だと聞いていたので、これまた当然なのでしょう。

保険のインレーやクラウンに義歯などを、流されるままに作成してきた私には、知識と言うものが何も無い事に今更ながら気づかされます。
それと言うのも、保険のホテツに関する限り、歯科医院側も多くを求めてきませんし、チェアサイドからの情報提供もほとんど為されていません。
お任せデンチャーなどと言う言葉があるのが残念です。

多くの歯科医師、歯科技工士が保険で出来ない事を、自費では実現しているのですが、そう言うラボのHPを見ていきますと、あまりの違いに愕然としてしまいます。

単純に保険と自費との違いだと言っても、なぜにこんな格差が存在するのか悲しくなるばかりです。

日本の国民医療保険制度は医療の面での格差を作るために存在するものなのでしょうか。
否です。
医科の先生たちが、盲腸の手術は点数が低いから、他の手術を勧めるなどと言う事があるでしょうか。

例えてしては違うとの指摘もあるかもしれませんが、私は歯科が保険をサボタージュし、せっせと自費をセールスしている現状に対し、歯科はどこで道を違えたのだろうと思うばかりです。

すばらしい自費治療とホテツを実現している皆さんが、保険制度とその崩壊に直面した危機をどう捕らえているのか知りたくもあります。

歯科は低点数で制度的にもがんじがらめな状況にあります。
しかし、歯科の崩壊と苦境はそれだけが理由だとは思えません。

私が反省するべきは、第一にもっと技工と歯科医療とを勉強するべきであった事は否定できません。
しかし、勉強する事が国民の生活と健康を守る国民歯科医療制度に反映させる事が出来ない歯科の2面性を、国も歯科業界も放置してきた事が、医科における医療崩壊と、歯科における医療崩壊の違いなのではないかと思います。

今も、こうしてすばらしい自費のホテツを見るにつけ、歯科は果たして医療なのか、保険制度とはまた別のすばらしいけれどもお金が無ければ買えない高価なホテツのショーケースなのかと考えさせられてしまうのです。

一部の人にではなく、すべての国民に歯科技工士が貢献できる社会になって欲しいものです。


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マザーボードの温度があぁ

昨夜、HPの作成に没頭していたところ、エクスプローラーが度々フリーズする。

先月半ばから気になっていたんですが。

そのうえ、なんとなく電気器具の臭いもするような気がして。

そこで、AUSUのソフトを立ち上げてみると警告的に赤く表示されてる・・・・
げげって事でCPUかと思ったらマザーボードだった。
表示は49度になっていました。
使ってるMBはAUSUのM3A78-T。
グラフィックスはオンボードです。 どうやらこれが熱くなるみたいで、試しにヒートシンクに触れてみたら、
あつって感じで。

グラフィックスボードを増設すれば、冷却も良くなるのかもしれませんが、先立つものが無い。

コンプレッサーからのエアーを常時吹き込もうかと思ったりしましたが、ケースにファンを増設すればいいんじゃないかと。

幸い、友人から貰ったケースに12センチ角のファンが2個ついていたので、サイドパネルのCPUダクトの下にあるメッシュ部分に取り付けてみました。
P1010077

メッシュ部分がファンの径にちょい足りなかったので、ファン取り付け穴を開けるついでにドリリング。
Mb


結果、MBの温度は37度くらいに収まっています。
以前はCPUも50度くらいありましたが、42度あたりまでで止まってます。
夏場になれば、また危険水準になるのかなと心配ですが、当面はこれでしのげそうです。

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April 09, 2009

歯科技工専門学校、中国特需に沸く?

年々経営環境が厳しくなっている歯科技工専門学校。

今年の充足率も全国平均で67%と聞いたばかりですが。

愛知の歯科技工専門学校は入学者40人のうち、中国人が20名だそうで。

これはもう、中国特需とでも言うしかないですね。

多分に、厚生労働省の医政局歯科保健課長通知、平成17年9月8日に出された(医政歯発第0908001号)
(各都道府県衛生主管部(局)長あて厚生労働省医政局歯科保健課長通知)を根拠に、中国などでの海外委託を進めている某ラボ関係者と言うか、そのご本人が中国人に日本の国家資格を取らせ、中国では無資格者が作っていると言う問題をクリアしようとしているのかもしれません。


一方で、

なにもスグに国内技工に繋げて考える必要はありません
中国はこれから中国国民の所得の上昇に伴い
口腔環境にも力を入れていくでしょうし
中国国民自らも口を大事にしていく事でしょう。

その際、あの恐ろしまでの人口の国民の歯科技工を
賄えるほど歯科技工士はおりません。
基本的には無資格なんでしょうが、やはり教える人は必要です
機材はヨーロッパが既に資本注入していますので次は人材。

それも教える立場の人間なのでしょうね。

そのうち、中国で賄いきれない中国人の技工が
このように日本で学んだ人達が中間業者となり
日本に技工を依頼する日もあるかもしれません
近い将来に・・・

と言う見方も出来る。

少なくとも、学生確保に腐心しているその歯科技工専門学校にとっては、国籍がどうのこうのより、学生が集まる事が今は大事なんでしょう。
定員が埋まった事で喜んでいていいのかは分かりませんが。

例えば言葉の問題、生活の問題。

不法滞在につながらないかなど。

受け入れる側にも大変な苦労がこれからあると思います。

そして日本の歯科医療の現場では、歯科技工士の有資格者が今後増える可能性はほとんど無く、歯科医院もまた歯科医療の需要を読みきれずに、淘汰が進むように思えます。

単純に需要があっても、それに応えられる歯科医院なのかは、見ただけではわかりません。

ただ、異常なまでの歯科技工士の離職率の高さ、学生充足率の低下は、需給問題だけが理由ではないと言えます。
歯科技工と技工物をコストの問題だと切って捨ててしまえば、生活できない売りあげや給料からすれば、離職廃業していくのが当然でしょう。 
これまでそうならなかったのは、数があり、歯科技工士自身も麻痺していたからでしょうか。

歯科医院は歯科医療という国民生活や健康に対しての責任以前に、歯科医院としての経営のみが大事だと言う観点から、歯科医療の価格決定を需要にのみ、市場にのみそして歯科医師と歯科技工士の立場や資格の違いだけに委ねていけば良い事なのか?

歯科技工が目に見えて崩壊してゆく。
それを、競争力を持たない歯科技工士とラボだけの責任に帰趨すればいいことなのか?

様々な要素のなかで、売文家ブログで展開される匿名の歯科技工士たちの証言。

割り切れない思いを持つのは、私だけではなかったことだけが慰めといえば慰め。

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分かってんならあおるなよ→東京新聞「ミサイル」過剰報道の記事

4月8日付け東京新聞特報面に「ミサイル」過剰報道?の記事が載っている。

「でも、あれでにんまりしたのは誰?」などと検証しているわけですが。

踊りに踊ったのは件の東京新聞も一緒。
そりゃ在京6紙の見解も東京新聞の水野編集局長のも含めて載せているんだけど。

なんかマッチポンプな記事に思えてならない。

西松建設の迂回献金疑惑での報道もそうだが、政府筋とか政府関係者とか、自民党関係者の話ではとか言った記事の大半が、いや、紙面に出る活字のほとんどが、記者が自分でつかんだネタじゃなく、共同通信とかのリリースや、どこそこの記者クラブでのプレスリリースだから、どの新聞も同じ文面が並ぶのは皆さんご存知のとおり。

そのなかで、今もあげたどこそこの関係者がと言うのは、まず、書いてほしいから口にするのが大半であって、失言以外は出来レースみたいな記事なんだと思う。

政府筋、つまり自公両党と、官の利権システムは絶対守りたい筋によるこういう情報操作の結果、敵対する政党のトップを狙い撃ちにし、逆に日本に向けられたミサイルには「立派」な打ち上げと河村官房長官も賞賛し、それもあってか麻生内閣の支持率もわずかにアップ。

頭の上を越えて行ったとはいえ、ミサイルは確かに日本を含めた範囲に向けられているんですけど。

まあ、政権維持、権力維持の為なら、北のミサイルが国民に向けられて居る事すら僥倖という事なんでしょう。

それとMDの厚化粧を曝さずにすんだ事には、きっと関係者一同ほっとしているかも。
それも含めて、いろんな分野で無駄に使われてきた税金や国債。

15兆円規模の財政出動とか言いますが、なんかなあ。

国民を締め上げながら一方では米国に400兆円以上も貢ぎ、あたりもしないMDに何兆円も注ぐ。

テポドンは幸い飛び去りましたが、国民に説明されていない、官の利権や特別会計、米国債の買い支えによって、テポドン以上の実害、死に追いやられる国民が多数発生しているのは事実だと思う。

果たして東京新聞さんは、いや、特報面記事を書いた記者さんは、いわゆる関係者の(本当は)書いて欲しい発言やプレスリリースばかりを載せ続けるんじゃなく、何故さもそれらしくリークするのかを疑問に思い、裏の本音を取材して欲しいものだ。

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April 04, 2009

MDとか北朝鮮とか

北朝鮮の衛星?ミサイル発射が秒読みのようですが。

あちらには景気づけの花火みたいなもんか。
鬼子である日本や米国が右往左往してくれればいいわけでしょう。

大体、MDもPAC3も当たらないか、守れてもほんの数十キロの範囲だそうで、下手に当たって破片が四散したらむしろ被害が広範囲に及ぶような気がする。

北朝鮮が戦争を起こせるような国力とでも言えばいいのか、軍隊や兵士の戦力や武器弾薬の備蓄が通常の戦争を起こせるほどにあるのか?疑問に思う。

確かに核兵器やノドン、テポドンは脅威だし、38度線の地下に掘られている何百と言うトンネルの存在も、韓国からすれば大いなる脅威だろうが、短期決戦でけりがつくならまだしも、長期戦になればどう考えても北朝鮮に分があるとは思えない。

逆に言えば、そう言う戦力が無いからこそ、一発で相手国を潰せる、戦意喪失に追い込めると思って、核兵器を持とうと言う事だったんじゃないだろうか。

そう思うと、北朝鮮が勝ち残るつもりで先端を開くとすれば、核による先制攻撃しか無いはずだと思う。

ではどこを狙うと言うのか?
日本だろうか。 

何だかんだいって、北朝鮮は対日貿易と日本からの送金や物質の仕送りとか、中国からの援助で成り立ってきた国だ。

その北朝鮮が、日本や米国からの経済封鎖とも言うべき、経済制裁、援助停止、送金停止をされて、破れかぶれで狼少年よろしく撃つぞ撃つぞといっているだけなんだとは思うが、それをさもまっとうな軍事的脅威社会的脅威とあおって見せているのが、なんのこたあない日本政府であり防衛省であり米国なんだと言うところだろう。

迎撃できる確立などからすれば、金をどぶに捨てるに等しいMD計画を進めているのは米国の軍事産業だし、それに迎合して1兆円以上を貢いでいるのが日本だもんな。

なんかさ、MD計画とかの正当性を証明するには、現実に脅威なり危機が起きてくれないと実証できないわけで、
北朝鮮のミサイル発射を一番喜んでいるのが、日米の安保関係者だろうし、例えば北朝鮮がミサイルを撃たざるを得ないところまで追い詰めていくと言うのも、案外、工作としてありなんじゃないのかね。

北朝鮮が暴走してもしなくても、付けを回されるのは御用マスコミの報道に洗脳されてる日本人だね。

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April 02, 2009

城山ダム周辺

今日の外向ついでに城山ダムの裏?側を歩いてきました。

現在城山ダム周辺では圏央道と津久井広域道の建設工事が続いており、どんな風になっていくのかなと思っていたので、谷が原浄水場や津久井発電所の方から工事現場を見てみたかったのです。


P1010064

このあたり、道は狭く車もまず入ってきません。 すれ違いも困難ですし。
もっぱら地元の人がウオーキングに使っているようです。

残念ながら木々にさえぎられてデジカメだとはっきり写りません。
肉眼でもあまり見通しがいいとはいえません。
下が相模川で、写真の位置から右に数百メートルで城山ダムの躯体があります。
ダムの上がR412ですから、ご存知の方も多いでしょう。


P1010059


発電所からの放水路の上に遊水地とゲートがあります。
多分、オーバーフローしたときに使うのか、発電機を通さないときのバイパスかな。

対岸が小倉の工事現場とこだまプールですね。

左の橋が新小倉橋。

津久井広域道はR16とR129の分岐する橋本五差路から中央高速相模湖インターを結ぶ高規格道路となるようです。
圏央道は高尾山中(大垂水の手前)で中央高速とジャンクションで結ばれ、相模川沿いを南下し、東名とつながります。

城山ダムのすぐそばに、圏央道のインターができ、広域道はそれにつながります。

P1010061

この写真の中央を横断する形で圏央道が建設されると思います。
広域道は左の新小倉橋から来て、画像中央のあたりで奥に向けてカーブにしていくのじゃないでしょうか。
奥のほうでも工事が進んでいます。 そこがインターチェンジになりそう。

正直、必要な道路と言えるのかわかりません。
R412のこのあたりは平日も慢性的に渋滞していますし、新小倉橋が出来ても、県道510は朝夕とも渋滞します。

しかし、それとても3キロから4キロを20分程度我慢すれば抜けられます。
朝夕以外はがらがらだし。

でも、R412と県道510号線の流れを広域道に集約してしまえれば、地元の人には走りやすくなるでしょう。

しかし、今でも通過車両ばかりで、観光地としては苦戦している津久井湖や相模湖周辺です。
正直、道の駅でも作らないと、誰も止まってくれないかもしれません。


P1010067

津久井発電所前の桜が綺麗だったのでパチリ。

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April 01, 2009

歯科のと言うか医療の末端は官製不況?。(´・ω・`)

その2その3と続けるはずが・・・・

思いは千路に乱れて。

過去に景気に左右されないと見られていた歯科技工士が、転職したり離職あるいは廃業する理由といえば、
腕の問題と言われるのが関の山だった。

しかし、過去10年間、今も続いている若年歯科技工士の離職や転職は、はっきり言って現状の技工料金では生活できない事が理解されてきたからだと思う。
それでも経営が成り立ち、人も入ってこれたのは、原価を無視した低料金でも数でカバーできていたからです。

保険制度以前は、そも歯科医院も少なかったし、ちょっと田舎だと気楽に歯科医院に行くと言える状況ではなかったと思います。

私なんかも子供のころには、虫歯に正露丸を詰めるとかされたし、根っこが膿んで歯茎のあたりが膿で膨れ上がれば、焼いた針で穴を開けられたりしていましたからね。

やはり歯科医療の需要を一気に掘り返したのは、診療報酬が安い安いと言われているけど保険制度が設けられてからだと思います。

事実、非難する割りに歯科医師会の人達も保険医の看板は下ろしませんよね。
保険診療が命綱だという事を、表向きにはけなすけど否定でき無いはずなんです。

最初のころは半額負担ですか?
乳児などの医療費が無料になるには、それなりのドラマがあったわけですし、今の小学生まで無料とか中学生まで無料というのは、国保の患者さん負担分を市町村が肩代わりしているという事であって、市町村がそれを止めてしまえば、負担は発生するのだと思います。

現在、被保険者の窓口負担は3割です。
毎月3万以上の保険料を払って、いざ医院で受診すれば3割負担。

これが負担として大きいか小さいかは、多分、医療者からすれば私たちが提供する医療サービスのコストはもっと高いよと言いたいところでしょうが。

でも、受診する側からすれば、3割、軽減されて2割や1割の高齢者とかいろいろありますが、それでも普段保険料を天引きで払っている上での窓口負担は、この不況下ではお財布というか家計にも、心理にもずしりと来る物があるんだと思います。

歯科医院の増加が、医院あたりの患者数を減らし、可処分所得が減る事や虫歯の減少など、患者さん自身の受診抑制につながっていますし、ホテツ自体も減少もしていますから、今までは若い人達が就労環境の酷さと給料が手取り7万とか8万と言う、労働基準法も無視した給料に愛想をつかせて辞めて行く状況に変わりは無いんですが、これからは受注の数が減る、場合によってはまったく受注が途絶えるような歯科技工士も出てきているようで、一本あたりの技工料金の安さが致命傷になってきていると思います。

歯科医院は患者さんさえ来れば、安いとはいえ初診料などは入りますが、作ってナンボの歯科技工士はそうは行きません。

将来、歯科医療は技工面も含めて完全に二極化するのかもしれませんが、私は三極化だと思っています。

一つは今の自費診療の流れで、すべての医療費を自己負担できる富裕層に向けた歯科医療。

一つは、公的かあるいは民間保険に移行するか分かりませんが、現行の健康保険制度に近い、疾病としての歯科疾患をカバーし、最低限のホテツは受けられると言う歯科医療。

そしてもう一つは、そも医療などとは端から縁が無い、医療難民に向けた、存在しない歯科医療。

三つ目の定義はおかしいかもしれませんが、それまで保険料を払ってきても、何かあれば受けられなくなる歯科医療であるとか、窓口負担が重いから受けないと言う患者さんにすれば、制度はあってもあるいは目の前に歯科医院はあっても、患者さん本人からすれば存在しない歯科医療だからと思うわけです。

とまれ、歯科治療の必要な国民は相当数存在しますが、もろもろの理由で歯科の受診が押さえられ、受診しても痛みなどが収まれば、それ以上のホテツ治療までは我慢すると言うケースも出ているし、表面的には不景気による需要の低下ともいえますが、歯科医療の場合、単純に景気動向だけが理由だとはいえないから難しいです。

さすがにこうなれば、いろいろな意味で何とかこらえている中高年の一人ラボも、いよいよ淘汰の時代を迎えるのかもしれません。

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