付け替え請求や架空請求も必要悪だと言うのであれば。
つまり、歯科は不正で成り立っているんだということになります。
必要悪だと肯定するのであれば。
そしてその為に自家撞着に陥っているのも歯科です。
今後、大幅な淘汰や間引きが予想されますが、その良い口実をまさに、この必要悪と言う理屈が与えているわけです。
患者減、低点数、歯科医師増。
医療費を増やし、コストに見合った点数設定に誘導していく事が望ましいのは当然ですが、低点数だから何でもあり、患者やコデンタルスタッフの不利益は当然と言う理屈で、保身を決め込む歯科医師や歯科医師会に対して、無条件での歯科医療費増額がなされるかは疑問です。
これだけ、コデンタルスタッフが離職し、資格がただの紙切れになっていながら、歯科医院や歯科医師は一見すれば困っていない。
困らない理由はどこにあるのでしょう。
必要悪を甘受しているから困らないのだと言えませんでしょうか。
今後、点数を上げるにしても、必要悪を当然だとする歯科医師たちの傲慢さが改善されるかは、歯科医師たちのモラルにかかっています。
しかし、そんなものを誰も信じないからこそ、傲慢さややり得が許されないシステムの構築が望まれるのでしょう。
そういう面で見れば、歯科医師会や歯科医師からは非難の多いレセプトオンライン化にしても、お上からすれば当然だと言われるでしょう。
少なくとも大義はあちらにありますし、政権交代されても、むしろ、メスが入る事はあっても、必要悪だから許されると言う理屈は排除されていくのではないかと期待してみております。
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