密約
昨日の裁判、沖縄返還協定での密約で、政府の役人だった吉野氏が、過去の裁判での証言は偽証だったことを、また、その理由が政府側の圧力にあり、また政府の一員として立場上、偽証するしかなかった事を証言した。
記者会見での質疑応答で、裁判所や検察も政府の一員、正しい事を証言しても偽証とされただろうと言い一言が重い。
現在進行形の裁判で、国と対峙する末席に連なる者として、月並みかもしれないが「やっぱりなあ・・・」
と。
ため息の一つも出るってもんだね。
みな歯科の勉強会で、弁護士の方が、国を相手にする裁判では99.9%、国が勝ちますよと、アドバイスともあきらめとも言える言葉をくれていたことが思い出される。
権力側の偽証は、犯罪ではないのだろうか。
時々思う。
国とは何か。
日本は何をもって国と示し、守ろうとしているのかと。
そんなもの無い。
しかし、形ばかりに棚上げにされているけど、今も毎日のようにその動向やゴシップが報道されているあるところに「ある」とされているのか。
国民に主権など無いと言う事を、正面から言う事は、やはり最大のタブーなのかもしれないね。
とまれ政権交代と言う流行語大賞にもなった事柄が無ければ、吉野氏も潰されていたかもしれず。
鳩山さんへの事も、私からすれば、由紀夫氏や邦夫氏に贈られた、提供されたと言うよりも、莫大な財産を国民の為に使ってくれと言う事で、父や夫の思いを込めて提供された、政治家の妻、母としての国民への思いだろうと思う。
それすらも、犯罪とするなら、検察や宦官たちは、何を守ろうとしているのだろうね。
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