« 突然の訃報 三島の渡辺さん安らかに | Main | 「歯科医療を守る国民運動推進本部」広報より »

January 28, 2010

年間売上は減るばかり・・・

一月の締め切りが過ぎて、請求書などをやっとるわけですが。
売り上げと呼べるほどの金額じゃありません。
中には、暮れから締め切りまでにコアーが一本の納品しかない歯科医院もあったわけで。
歯科の需要は冷え切って居ますね。


そんな中、いくつかの指標が出ています。

日技アンケートの結果だとか、職業別の平均年収だとか。

詳細は加藤さんのブログ記事に詳しいので、ご一読を。

☆日技アンケート歯科技工士の年収(追記変更)

☆歯科技工士は全129職種ランキングで何位?(厚生労働省調べ)

言い訳になるが、営業努力や技術的な向上心を持ってしても、今の歯科需要の減退、景気状況、歯科不信には弱小ラボには抗いがたく、直撃を受けざるをえないように思う。

そこにプラスして歯科意識の向上や少子高齢化が重なれば、虫歯由来か歯周病由来でしか、自然な需要が起きるはずもない歯科ホテツに、右肩上がりの需要など望めるわけもなく、どこの歯科医院もラボも四苦八苦しているのが現状だと思います。

それがわかっているからか、日技会長のおひざ元などでは、国内など相手にせず海外から受注すれば良いと営業されているようですが(そんな営業力、弱小ラボに望むべくもない)

或いは、篠田先生が日本の弱小ラボの生き残り策として提案してくれているような、CAD/CAMの末端を入れて頑張れということもあるでしょう。
しかしこれとて、虫歯や外傷によって、歯牙の欠損が起きない限り、需要は無いわけです。

まさか、これまでにやってきた治療済みの歯牙から、保険で詰めたものを撤去して、新たに入れ直せとか、再治療を強引に患者さんたちに迫るなんて言うことはできるはずがございません。

そんなの、医療者の職業倫理に外れる話です。

信頼される歯科医師Ⅱ日本歯科医師会平成20年発行
言っちゃなんですが、Ⅱというのがもの悲しい。 もしかして昭和51年2月発行の歯科医療問題の展望その1の続編なんすかねえ?
どっちにしろ、こんなの発行しても豊橋のインプラント歯科医師のニュースなどを読めば、読むだけ空しいんですが。

さてさて、虫歯や抜歯されるとか抜けちゃう事がない限り、歯科技工士はその役目を終えるときなのかもしれません。

私たち歯科技工士が一人一人食えない、仕事がないと言ってもそれはエゴでしかとられないでしょう。
業界として苦境を訴えられるとしたら、それは組織だった訴えしかないしそれができるのは日技しかないということなんでしょうか。

しかし、ご存知のように日技は何もしてくれません。
海外委託の問題も含めて厚生省と協議しているとは言いますが、本当の意味で苦境を訴えているのか、そのチャンネルが存在するのかさっぱり見えてきません。

第162回中央社会保険医療協議会総会(公聴会)の概要

この資料について歯科記事などになっていますが、これを読んで皆さん何を感じているのでしょうか。

歯科技工士と歯科衛生士への言及が一か所だけあります。
この発言者が歯科医師会関係者や歯科医師、せめて歯科医療業界の関係者だったら救いはありますが、どうもそうではないようです。

このような公聴会で発言するような機会は、そもそも日技には与えられていないのかもしれませんが、しかし我々の現状を国や国民に訴えうる機会が限られている中で、何とか手立てをとしないのはもったいないことです。

それとも、厚生省と高度な内容で協議しているから、窮状を訴えるなんて必要ないということなんでしょうか。
日技アンケートの平均年収432万なんて言う、我が現実とはかけ離れた数値を出しているところを見ると、お上に対して精一杯虚勢を張って見せているのか、お上や保険者の手前、これまた精一杯の恭順の意を示しているのか。


元々会員の集めた会費も、参議院議員になりたいとか言う野望につぎ込んで恥じない人たちだから、会員非会員を問わず下々の歯科技工士がどれだけ苦しんでいようと、知ったこっちゃないのでしょうが。


所でこの公聴会で証言してくださった会社員のお方。

私どもの思いを伝えてくださって、本当にありがとうございます。
わかる人には分かっています。
心から感謝申し上げます。

|

« 突然の訃報 三島の渡辺さん安らかに | Main | 「歯科医療を守る国民運動推進本部」広報より »

Comments

 情けないな~。私なんか歯科技工士法違反で逮捕されてもいい覚悟で一人でがんばってるのに。
 さて話の続きだが、保険への新技術の導入だ。昨年、高度先進医療に導入された「CAD/CAM技工による小臼歯のハイブリッドレジンのクラウン」とか歯科医療管理学会で発表されたCo-CrあるいはTiのメタルボンドだ。どちらも厚生労働省の試算では約4万円だ。材料単価は金パラより安い。 財源の付け換えで導入は可能だろうし、銀歯のやり変え需要で当分は潤う。技術料、材料費、技工料を明確に区別して点数化すれば技工料は一万はいくだろう。私個人は7:3に賛成だし実行してる。
 技官はもう考えてるが歯科医師会がウンと言わないだろう。
 しかし設備投資のできない零細ラボは大手に再委託せざる終えなく奴隷化する。
 スキャナーがあればデーターをどこにでも飛ばせる。買えなければ飛行機で模型を飛ばせばい。

Posted by: 篠田 | January 29, 2010 at 01:13 PM

本当に情けない話なんですね。 ご指摘の通りです。

もっともっと情けないことは、歯科技工士という存在が、当の歯科技工士からも、国や厚生省からも、日技や日歯んまどの
業界組織からも、本質的な部分で無視され見捨てられていることです。

一部の人たちにはそのことが分かっているはずです。 その事実に符合する話もあります。

Posted by: G3 | February 01, 2010 at 01:28 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/85649/47419096

Listed below are links to weblogs that reference 年間売上は減るばかり・・・:

« 突然の訃報 三島の渡辺さん安らかに | Main | 「歯科医療を守る国民運動推進本部」広報より »