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March 2010に作成された記事

March 30, 2010

売文家さん山本さんの記事などから思う事。

やはりこの業界、思考停止してしまっている。

私もいつまでも昔の事を掘り返すんじゃない、そこで止まっているじゃないかと言われそうだが。

ならば、若い人たちが進んだ考えで業界を見ているのかと思えば、売文家さんの
新着記事「若手の使い捨て」によれば、言っている事は尤もなんだけど、何か足りないのだ。

まあ、そういう風に思いこませてしまう理由も、多分、記事で指摘されているところの50代の歯科技工士、つまりズバリG3のような歯科技工士が悪いのだろうが。


G3ですら、良い時と言うのを知らない。
そりゃ、仕事だけは腐るほどあったと言う時期もある。
しかし、それが、良い状況であったとどうして言えようか。

ホテツが減少した今こそ、歯科技工の価値やその料金、報酬と言ったものを問い直してみるべきではないのか。

売文家記事から引用させていただく。

「僕の世代は、最初っから値切り競争のなかで技工士になった。
技工士になったのが2000年。
その値段で働いて、商売を続けていくことが普通だと思ってた。
それで今生活できているし、そんな議論をする意味もよくわかんない」

社会全体がデフレや不況になってしまい、収入で言えば年収で200万も300万も下がってきている現在、周りが歯科技工士並みの収入が当たり前になったから、更には物価落下でモノが安くなったから、とりあえず食べるもの、着るもモノだけは安く手に入るようになったから、見掛け上、歯科技工士の収入でもなんとか生活は出来るのだけれど、そう言うところ、理解して引用したような事を言っているのだろうかね。

今は見掛け上、国民全体の収入が下がっている。 公的な負担はまだまだ高いけれどね。

しかし、いつまでもこんなデフレや低価格の商品があふれるような状況が続くとも思えない。
資源の無い日本は、何をやるにも材料から輸入しなければならないのだ。
しかも食料自給率は40%程度だと思う。
今や税収よりも大きい、国債が消化されなくなればどうなるのだろう。
中国経済もバブルが言われ、米国はサブプライムがまだ解決したわけじゃない。ユーロ圏でさえギリシャの爆弾を抱える。

どこの国も、日本の財政破たんを支える事など出来ないだろう。

ハイパーインフレの発生は目前なのかもしれないのだ。

今が普通なのだとか言って、自分たちの仕事がおかれた状況に疑問もはさまないと言うのなら、それこそ思考停止と言うもので、50代のおじさん歯科技工士達を笑う事など出来ないと思うのだが。

売文家さんに話をした人に言いたいな。

7:3は置いといても、最初からダンピングの競争の中で、何故、その価格を普通と思うのか?
利益もない、原価にも満たない、そこには目を瞑って、生活出来ると言うが、何を犠牲に生活が成り立っているか、話してみてほしい。

そうでないなら、若い世代ほど離職率が高いのはなぜだろう。

使い捨てもあるだろうが、低価格と減少が生活出来ない現実を生み出していると思う。

低価格、低料金、ダンピングの連鎖。

かろうじて生活していても、その生活その状況が普通と考えている限り、いつかは私らと同じようになるのじゃなかろうか。

一方で、山本さんの記事にこのような歯医者さんの話があります。

歯科医療最前線から発信 天井久代さん。

これなんか読むと、前向きだなと思う。

しかし、


「この診療報酬改定(保険点数)では、『食べていけない』という運動を何故、起こさないのだろうか、と思うのです。
歯科界は、『次の手を考えていない』と思いませんか?
年間3000万円以下、月に250万円でスタッフの給与、家賃を払ってギリギリの状態に歯科診療所は置かれているのに、何故、『食べていけない』という運動を起こさないのか、歯痒い思いをしているので、何時も怒っているので、講演活動に思わず熱が入るのね。」


ここ何か読むと、そういう貴方は運動しているのかなって。
多分、怒っている、講演で言っていると言う事なんだろうけど。
現実に、運動自体はご本人だって起こしてなどいないのだと思う。

歯科医師たちは保険医と言う枠に囚われ、歯科技工士は更にその歯科医師たちの裁量の中に囚われているようなもの。

その現状を、今が普通だなんて言っていてはおかしいと思う。


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March 29, 2010

人であるなら、この訴えを直視しろ!!!

本当にそうです。
わたしは入社二年目です。
すぐやめる若者にはなりたくなかったし、なんやかんや続けてきたけどもう我慢の限界をとうに超えてしまっている。
少しでもマシな会社に移るか、転職するかだいぶ前から模索しています。
しかし、考えたり、調べたりする時間がない。
法に触れそうなほど低い給料では少しの貯金も難しい。
こないだの12月は休みがたったの1にち。
バイトなど副業も不可能。
生理もほとんど来ない。
病院や歯の治療に行く時間もない。

それでもずるずるしているのは仕事自体が気に入っているからですが、もう体が長くはもたないと思うので、ゆくゆくは断念せざるを得ないでしょう。

とても素晴らしいし、なくなっては困る仕事なので
もっと働きやすくなったらいいのになと切に願っています。


おっささんのブログ、技工倶楽部の壺にある記事「歯科技工士の現状 」に、強烈な訴えが書きこまれていた。

それが、冒頭に引用させてもらった文です。
何が酷いと言って、女性の生理すら止めてしまうと言う、歯科技工所の労務環境です。
ものすごくショックです。

生理と言えば、女性にとってと言うだけじゃなく、人間が人間としてこれまでに、またこの先も命を繋いでいくと言う意味では、何よりも大切な命の証だと思います。

それが、長時間労働や様々なストレスから、不順になりさらには止まってしまう。
はたしてそれが、人間として自然な状態、生き方なのでしょうか。

TBSの報道特集NEXT2回目の放送では、大阪の歯科技工専門学校の卒業生が紹介されていましたが、彼女もこんな現実に直面したら、番組で見せたような笑顔や希望を持ちえたでしょうか?

くしくも、卒業式のシーンで、彼女の後方に映っていたのが、日本歯科技工士会 歯科技工所運営対策担当常務理事の時見 高志氏でした。
時見氏と同じ大阪からは歯科技工士労務対策の担当常務理事も出ている訳で、それだけに、件のシーンは何とも皮肉です。

日技のお役人さん達には、技工倶楽部の壺に残されたコメントなど、視界にも入らないのでしょうが、冗談じゃない、探せばもっと出てくる話ですし、日技こそが責任を持って対処せねばならない命題です。

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言質、すり替え、面の皮

ちと気がつかなかったんですが、山本さんの今日の歯科ニュースに、日技代議員会での質疑・応答が掲載されていました。 3月25日26日の記事です。

売文家さんが「そんなヒロ(み)シに騙されて」とリクエストしたくなるのも、なるほどよくわかる内容でした・・・

代議員会でも質問は事前に伝える慣習でしょう。 
臨機応変に回答するという形はなるべく取りたくない。
下手に口を滑らせて、本音を晒しちゃったら困りますからね。

全国の代議員達が、危機感を持って数々の質問をしている訳です。
会計や新公益法人法の事だけじゃないんですよね。
日技の一般の会員のみなさんは、サモアのオカマちゃんの報告よりも、代議員達のされた質問やその回答を、早く知りたいのじゃないんですかね・・・・

そんな会員や私のような日技にエールを送ってる元会員、非会員の気持ちも知らずに、ヒロシの心は南洋のラバさんならぬ、ファファフィネちゃんに行ってしまっているようで。 

オカマちゃんに話題を振って、会員の不満をそらそうとしても、そりゃ無理っていうもの。
日技広報ブログと言う位なんだから、日技の情報公開に使うべきだと思うよ。

はてさて、肝心の代議員会での質疑応答はと言うと、そこかしこに言質を取られない為の回りくどい言い回しや、官僚的なテク、質問の本質から巧妙にずらすためのすり替えなどがちりばめられて、まあ、見事なまでの模範解答。

西澤都技会長から始まり、長野県田中勝實代議員、愛知県鈴木克彦代議員、広島県藤田一朗代議員らが、関東ブロックの建議案、歯科技工の海外委託問題やTBSの報道問題などについて、日技の対応、見解をただしたのであるが。

山本さんのブログ記事からそこんとこ、お借りしてみよう。

『古橋博美副会長』 

「6番から16番までの関連質問に一括してお答えする。
先ほどの会長挨拶、会長説明にあったが、我々は常に国民の信頼に応えなければいけない。
いささかでも、不信があるのなら、それを速やか解消して、安心をして歯科医療を連携して遂行していかなければならない立場である。
そこで、関係5団体が、3月3日、今後の対応について打ち合わせをした。
その後、3月9日、ご案内のように日本歯科医師会の大久保満男会長名で、トレーサビリティーの確保、海外への歯科補綴物等の委託については、患者を治療する歯科医師の責任の下、安全性に十分配慮した上で実施されるべきだ、との考え方をまとめ、厚労省の足立信也政務官と阿曾沼慎司医政局長に提出した。
今後、対応はこの線で進められる。
具体的に、歯科技工士をして信頼を得なければならない。
また、話は違うが、アスベスト問題もあり、これを周知徹底しなければならない。
改めて法令の遵守の徹底を図る必要がある。
労働安全衛生法に違反して、アスベスト含有製品を輸入しないようにしてもらいたい。
歯科技工士が法令に違反すると、真面目に対応している歯科技工士も、同じ目で見られてしまう。
また、MSDS(化学物質等安全データシート)の資料を代議員会の資料に付けた。
MSDSは、歯科技工所の化学物質の適切な管理の改善を促進するため、薬事法により、添付が義務づけられている。
これを医療機関に情報として提供することによって、使う材料の成分が明らかになる。
このようなことを徹底する。」

はたして一字一句までこの様に回答したのかは分からない。
しかしね、回答を引き取った割には、西澤代議員の質問にはなんも答えてないし、田中代議員らがはっきりと言ったのであろう、海外委託やTBSの報道については、一切言及しないまま、つまり、単語としても海外のかの字もTBSのての字も出したくなかったという事なんだろうが、如何にも、その問題に回答しているように言ってる訳ね。
後になって追及されても、これじゃ、関連ないと白を切る事も出来るわね。

上手いのは、

「また、話は違うが、アスベスト問題もあり、これを周知徹底しなければならない。」

ツーくだり。

これ、直接の質問には答えずに、それでいて、歯科技工士達にとっては重要な、日技としては問題無く対応できる事に回答をすり変えちゃう事で、全体として代議員達の出した建議や海外委託、TBS報道への質問を、他の問題といっしょくたにしてしまい、別問題の回答をさも本質問への回答のように見せて、代議員達を煙に巻いてる訳だよね。

しかも、この回答をご本人のヒロ(み)シさんは、心を込めてとまで言及しておられる、やはり面の皮は相当厚い。

う~~~みゅ。

まいったな、心が伝わってこないのはなんでだろ?まるで狐に包まれたような気持ちだよ。

皆さん方は如何かなあ??

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March 21, 2010

日技の断末魔

昨日、今日とすごい春の嵐でしたね。

町内でも屋根の修理で屋根に上がった人が、落ちて大怪我をおったとか。

そんな中、一部の人たちから注目されていた日本歯科技工士会の総会も、なにやら黄砂混じりの汚い暴走風に覆われたようで。

聞けば、何とも情けない代議員会対策、総会対策を日技執行部は仕掛けたようです。
何かするんじゃないかとは思っていたけど、そこまで落ちるとはねえ。

もう、公益法人の看板を取り上げてくださいよ。
だって、会則や議事運営のルールを逸脱しているんだから。

実は、要請文への支援を約束してくれた43都道府県の数については、月初めから承知していた。
これについて、日技執行部も数字は知らなくとも、要請文に対する賛意が広がっている事を、関係者から聞いていたと思う。

ならばこそ、3月5日の記事で、

加藤さんの読み通り、日技総会対策であるならば、今頃必死になって全国の県幹部、代議員達に働きかけている事でしょう。
もしかすると、佐野の前例を倣って、意味もないポストや利権を提供するとか、桑田さんにやったように恫喝や脅迫だってやっているかもしれない。
今この瞬間にも、どこぞの県や代議員と電話中と言うことだってありえる。
電話や大臣告示ついての報告を受けた政治連盟の皆さん方は、その意味をよくお考えになっていただきたいものだ。
私たちは誰と向き合って技工をしているのかも。
国民の為に今こそ勇気を持って向かい合ってほしい。

とまあ、書いた訳だが。

中西執行部の代議員会対策と総会対策は、都道府県議や代議員個人の切り崩しではなく、何と代議員会の議長の抱き込みっつーか、議長を執行部寄りの腹心にでもやらせる事だったんですね。
誰なのか知ってる方、教えてくださいよ。
秘密でも何でもないでしょ。 

つまるところ、今回の代議員会や総会は、私が想像したポスト配分や恫喝も効かず、泣き落としも効かなかったという事なのか。

公益法人の制度改革で、既存の公益法人の移行や解散が決まっているのであるから、日技とて早く対応しないと、移行どころか解散になってしまうんだけど、その為の周知や準備と言った全国の歯科技工士会や一般会員に届けるべき情報を伝えず、県や支部単位でも意見の集約も賛否の確認とか、すり合わせ言ったものを、実は、日技の中西執行部は全くやっていなかったようだ。

まあ、代議員会での議長選出なんて、前もって誰がやるかを執行部ですり合わせておくのは常識なんだけど、だけど国の制度改革に直結した日技と言う法人の存続に関わる重大案件を、なんの根回しもなくいきなり議長権限で中央突破を図ろうとしたと言うのだから、何かよっぽど追い詰められていたんだろうね。

で、結果は代議員の皆さんがやっと仕事をしてくれたと言うか、新公益法人関連の第4号議案から第8号議案までを否決としてくれたようだ。
少なくとも、中西執行部の暴走は一部では止められたようなんだが。

しかし、続けての総会にもとんでもない総会対策が仕組まれていたと言う訳で。

普通、商工会などの代議員会の後で、総会を開く場合、一旦、場面を変える。
代議員会と総会とは全く別物だから、当然だけれども議長新たに選出しなおすし、議事も変わる。

ところが、91回代議員会と平成22年度第二回総会の場合は、議長がそのまま居直り、議長選出の手続きも無いままに一方的に総会を閉めてしまったのだそうだ。

これには開いた口がふさがらない。

一体なんだこれ??

ちっちゃな町の商工会や青年会議所だって、議事進行には細心の注意とルールの噂守を図って運営していると言うのに、減っているとはいえ会員数1万人の全国組織がこんなルール違反な議事運営を強行するとはねえ。

まさかこれで総会は成立しましたなんて報告するんじゃないだろうな。
当然、本年度の総会は成立していないし、代議員会で可決されている第一号議案から第3号議案までと第9号議案は、総会の議決を経ていない事になる。

そうだよね??

まさか、どさくさにまぎれて議長権限で総会で可決したなんて言い出すんじゃないだろうな?

どうなんだろ?


Img016

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March 13, 2010

さて日技はぶれないでやってるかな??

『歯科技工物に関する打合会』に、日技執行部の誰かさんたちも参加されたのだろう。

しかし、日技からの報告や発表は今のところありません。

つーことは、日歯大久保会長が厚生労働省に提出したと言う『海外への歯科補てつ物等の委託に関する日本歯科医師会の考え方』に、日技も全面的に同意したと言う事なのだろう・・・・・か?

これまでの日技の対応から、どうせ、ちょっとでも利ザヤが稼げるのなら、経営者として商売して何が悪いんだと言う本音が透けて見えて居たから、訴訟や海外委託への対応を問われても、とにかく棚上げにして居たのだろうが。


郡山歯科技工士会のブログを読んでいたら、

>>選挙の時や時事懇談会の時『日技は反対です』と会長の口から聞いたような…

>>どなたかコメントで解説してください。

とあった。

そっかあ。

おいらは中西さんと会った事もないから、会ってたとしても、まあ肉声は聞く事もないから、知らなかったんだけど、
中西さん、こんな事を言っていた訳か。

じゃ、日歯の呼びかけた業界5団体での打ち合わせ会で『日技は反対です』とはっきり意思表示をしたんだろうかな。

まさか、日歯の中医協委員の態度を倣って、な~~んも発言しなかったんだろうか・・・

それは無いだろうと思うけど。

とにかくさ、解説してほしいと言う郡山歯科技工士会の気持ち、私も全く同じですよ。

ぶれちゃったのかなあ?
最初からやる気なかったのかなあ。

日技の本音っていったいどこにあるんだろ。謎だ。

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March 11, 2010

確か、この件で緊密な協議をしていたんじゃなかった??

海外への歯科補てつ物等の委託に関する日歯の考え方

デンタルタイムズ21速報


漸く日歯も動き出した訳ですが。

これについて、歯科技工の海外委託問題訴訟の脇本代表らが、訴訟の折々に日歯や日技に支援の要請文を持参したりしてきた訳ですが。
受け付けてもらえるどころか、門前払いや相手にもされず。

日技は中西会長名で厚生労働省とは以前から緊密な協議を歯科医師会とともに行っている旨の回答書をよこしてくれていたとは思う。

今回、ニュースのような『歯科技工物に関する打合会』が今になって開かれ厚生省と連携を図ると言いだす位だから、支援要請への回答を出した時点というか、それ以外の時点でも、日技が言うほどに厚生労働省と緊密な協議であるとか連携と言った事がなされていたかどうかは、その回答の内容自体が、甚だしく疑問、疑わしいなと。

今になってこう言う考え方がまとめられ、厚生労働省に提出される訳だから、日技のこれまでの回答や意思表示は粉飾だった可能性が高い。
個人が起こした訴訟だから、組織は関与できないと言う意見もあったなあ。
関与出来なのじゃなく、したくなかったんだろうけど、何故関与したくないのかは今もって不明。


日歯が厚生労働省に提出した、『海外への歯科補てつ物等の委託に関する日本歯科医師会の考え方』にしても、海外委託は既定路線、ルールさえ作れば問題ないだろうと言う事だから、歯科技工士法との整合性など誰も気にしていないままですね。


ま、歯科技工士法による歯科技工士の有資格者が業界に定着せず、一番多い年代が50代とあっては、皆保険制度での歯科医療同様に、歯科技工士の資格も有名無実化していくのかも。

今後、歯科技工士と言う梯子を外された歯科医療が、皆保険の中でそのまま存在できるのか?
米国ですらオバマ大統領が医療保険改革で、米国民にも最低限の医療を保障しようとしているのに、日本は今ある素晴らしい制度を「医療費亡国論」の流れで、誰も受けられない皆保険にしてしまおうと言うのか。

皆保険で歯科医療費が安い日本の歯医者さんからすれば、米国の患者さんが支払う医療費は羨望の的なんだろうけど。
実際には高くて負担できないと言う人が多いのだと思う。

ある先生があちらからもらったメールには、

「アメリカでは、1本の歯の根管治療が20万円もするんですって、で仕方なく抜歯するんだ」

「で、抜いたら入れ歯で(年齢が20さい少しなのに)、そのうちインプラントにするとか。」

これまで、残根のようになった歯であっても、なんとか治療して残し、一日でも長く使えるようにと努力してきたのが、当り前の歯科保険医だった。

安くてもなんとか回せたのも、患者さんや疾患の数が多かったことと、中国にはかなわないけど、日本の物価からすればものすごく安かった委託技工料によるところが大きかったと思う。

もっと安くと言う事で、海外委託につながっていく訳だし、患者の需要が減れば、既に見かけるようにインプラントなどの自費も値崩れしていくだけだ。


多分、皆保険を維持してもしなくても、歯科は崩壊するだろうな。
その先触れが歯科技工士の崩壊。

続いて歯科保険医の崩壊と市場縮小。

時を置かずに日本沈没。 

蛇足だが、日技のHPにも低利の政府融資について紹介されている。
金利は確かに安い。
しかし、普通貯金の金利はその何十分の一。
低金利は実は国と言うものが信用されていない事でもある。

将来の需要予測も立たないのに、いくら低利だからと言って、おいそれと国の融資に飛びつく気になれない。

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March 10, 2010

日本中、粉飾だらけ??

自治会の総会に向けて、本年度の決算と報告、次年度の予算案とをごにょごにょやっています。
今夜あたり、支払いの明細が会計担当からあがってくるはず・・・


自治会の予算と、国家の予算を比べるのはヘンかもしれないけど、少なくとも自治会には年間予算の何倍かの繰越金があるので、一部の負担金を自治会のお金から補てんしても大丈夫と言う形でやっています。

繰越金を国民の貯金や郵貯に、補てんする事を赤字国債に依存することに例えればええかななんて思いながら。

少なくとも自治会の繰越金は、自治会のお金なんだから赤字国債とは違うけれど、年間の会費収入と助成金だけでは単年度の予算案が組めない状況になっているので、自治会としては財政破たん状態?なのかも。

このやりくりを、国がやったらどうなるか?

さっきの例えになっちゃうような。


もう国家財政の破たんはお約束なんだと思うけど。

なんで、みな平気なんだろう。

国債を引き受けているのは、郵貯や銀行だし、結局、貯金している人は、税金払うとか消費税は嫌だとか言っていても、ちゃんと国債を買う事で払っている訳じゃないか。
同意していないとか言っても、暗黙知でわかっているのならまだいいけどなあ。

国家破たんで何が怖いと言って、貿易が止まる事でしょう。
お金があっても買えないとか、買いたくても物価が十倍くらいになったら鳩山さんのようなお小遣いが千五百万円在るような人じゃないと買えないかも。

日本の総合食料自給率が40%、モノによっては数%もあるから、マジで餓死者が出るんじゃないかって思っています。
見た目のデフレで、売り上げが半減しているにもかかわらず、なんとか生きながらえていますが、内実は不安でしょうがないです。

とにかく、国家の状態が粉飾なら、歯科技工士会と言うのもまた粉飾状態。

露地者君がブログで触れている、日技共済の加入者分布図。
日技加入者だけのデータだから、非会員の存在は反映していないけれど、それでも20代30代の激減ぶりは、まるでコマを横から見たような形。

これじゃ倒れて当然だ。 多分、国民年金の加入者分布よりもっと酷いと思う。

日技はこれ、清算するのだろうか、共済自体、制度として続ける事はできなくなるのじゃなかったか。

こんな状況になって居ながら、有効な対策も取れず、共済も大丈夫だと言ってきたのが日技と言う組織じゃなかったのか。

国もまた、年金や医療や突き詰めれば国家の存在すら、大丈夫だと言ってきたのだが、実際はあちこち破たんし粉飾ではごまかしきれなくなってきているのだと思う。

しかし、国を実質支配するキャリア官僚たちやそれに連なるマスコミや政治家たちは、最後の最後まで国民を欺きとおすのだろう。

同じく、日技もまた、歯科技工士実態調査とか言う設問自体が誘導的であり、玉虫色の回答を選ぶしかない様な設問もあって、回答者の数も少なく、いろんな意味で粉飾した調査結果を公開して、その一方では、共済の年代分布図などは小出しにし、表向きの顔ではまだまだ大丈夫です、よい職業ですと粉飾をつづけながら、現実の会員に対しては、もうあんたたちを支えるのは無理だよと。

ま、自治会の繰越金にしても、貯金で運用している以上、赤字国債になって元本なんか吹っ飛んじゃう訳だから、
そういう意味では日本中一蓮托生か。

歯科技工士実態調査はみな歯科さんにアップされていますから、御用とお急ぎでない方はどぞ→みな歯科さん

キャリアブレインの記事は→歯科技工士を続ける上での問題点、「低賃金」が最多

↑これに対して加藤さんは→キャリアブレインは歯科技工士の何が伝えたかったのか?

倒れそうなコマ

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March 09, 2010

祝 復活 加藤さんのブログ

加藤敏明さんのブログが、「仏陀の塔」と名前を変えて復活いたしました。

仏陀の塔

過去の記事が消えてしまった事が残念ですが、歯科技工や歯科医療と日歯や日技の実態と現実とを、多くの国民の目に示したという意味では、大きな意味と影響を残したと思います。
いずれ、過去記事も読めるような時が来ると思いますので、期待して待ちましょう。


ところで、メンテナンス中にこちらでアップした記事の他にも、今一番、考えなければならない事が、この国の財政状況についてでしょう。

我々がほとんど関心を向けないか、ニュースを探す事もしていない分野について、加藤さんは的確に見つけてきて詳しい解説も残してくれています。

例えばこの記事
日本の2010年3月の状態は、悪化

これこそが私たちの足元の実態、現実なのだと思いますが。
誰もその意味を考えようとも直視しようともしない。
国は税収よりも赤字国債の発行の方が大きい国家予算を組んで、先日何とか国会を通し年度内成立を果たした訳ですが。

この予算編成の時点よりも、実は税収は更に悪化しているような訳で。

日本の財政破たんは多くの経済学者が実は確実に起きると言っているのに、ノー天気で良いのだろうか。
これだけ税収が落ち込み、景気低迷がはっきりしているのに、新聞TVなどのマスコミは他人事のような報道ばかり。
わざと逸らしているとしか思えない。
大手新聞社やTV局も、新聞は売れない、視聴率は上がらない、広告収入も激減で経営の足元が大きくぐらついているのですが、何故かそれらは報道の価値がないような扱いです。
実態はコストカットや、新聞なら販売店への無理やりな押し紙で、さも新聞が売れているように装うとか、TVなら視聴率をかさ上げし、放送内容としては自社番組の番宣でコマをつぶすとか、TVショッピングの垂れ流し。
こんなのばかり見ていると、ほんとに日本は平和なんだと思えてしまう。
まさか、粉飾を暴かれるのが嫌で、国家の粉飾に手を貸しているんでしょうかね。

歯科にしても自費を提供すれば、まだ需要を惹起できるような強気なスタンスの人たちや売り込みも多いのですが、実際に私たちが足元から感じている景況感は、全く違っていると思います。

いいのですかね?こんな事で。
売文家さんの記事で
「おとといも、技工所の外交が来てね。
大変だねあんたらも、歯医者が食えるか食えないかっていってんだから、あんたらのとこに仕事出るわけないだろ、って。
話したんだけどね」

「歯医者が多すぎるのが原因だってほとんどの人が言うけど、それは違う。
患者さんの懐がさみしすぎるんだよ。
患者さんの懐が豊かだったら、黙ってたって来ますよ」

無断引用ごめんね。許してね。>売文家さん。

かようなコメントを歯科医師が発している訳ですが、私はこれがそのまま歯科業界の現実だと思っていますよ。
そしてここで言う、懐のさみしさと言うのが、まさに国民の現実、景気や減収や税収の落ち込みの表れなんだと思う訳です。

分かって居ながらそれを直視する事も報道する事もしない、マスコミや国や学者さん達。


普天間の問題も国防として大きなテーマですが、何故か沖縄の負担をたらいまわしにするばかりで、根本的な解決からは逃げている感じ。

財政破綻も、国家運営に当たる人たちの中にも、確かに破たんを理解している人が居るとは思うのですが、それでもなお時が解決してくれるとでも思っているのでしょうか。

米国の意思は、自国の破たん回避の為なら、日本を売る事も日本が破たんする事も厭わないと言うところじゃないでしょうか。

色々な意味で、対処療法で済ませている訳ですが、現実を直視し、抜本的な方針転換と痛みを分かち合わねば、こんどこそ日本沈没が現実化すると思います。

消費税アップや税収に反対だと言いながら、実質、増税と言うか税収の先食いである赤字国債の増発、乱発には反対もしない国民です。
その国民の目を開かせ、現実に向き合わせるリーダーが出てきてほしいと切に願います。

このような現実の前では、歯科医療や歯科技工など刺身のつま程の意味もない事を、悲しく実感しながら。


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March 05, 2010

今、歯科技工士会は新たなリーダーを求めるべき時  

●加藤敏明の資料室(New)
今、歯科技工士会は新たなリーダーを求めるべき時
http://1088kato.at.webry.info/201003/article_20.html


海外技工で協議会設置/日歯ら4団体/大久保会長が意向示す
日本歯科新聞 2010年3月2日号 1面

 日本歯科医師会の大久保満男会長は2月25日の定例記者会見で、日歯、日本歯科医学会、日本歯科技工士会、日本歯科商工会の4者による海外技工問題の協議会を設ける考えを明らかにした。初会合は3月初旬にも開きたい意向だ。

【Comment】

TBS報道で、歯科医師会も動いた。
日本歯科商工会も無視できない内容の報道だった。

脇本らは、この問題で衛生士会への支援要請を行い理解を得た。
http://soshougikoushi2007.up.seesaa.net/image/22-2-25A1A1eiseishikai2020-20yosei20--.pdf

中西くんはこの大切な時期に歯科医師会を無視し「社会保険歯科診療に係わる歯科技工の製作対価を製作技工報酬として7割と定め、厚生労働大臣名で官報に再告示していただくとともに、歯科診療点数表に別に収載していただくこと」を直訴した。(現状では実現は不可な懸案)

そして過去、中西くんは自らの選挙で歯科医師批判を繰り返した。
歯科技工士会員は本当に、中西くんを会長のままで良いと思っているのだろうか?

歯科技工士の代表として、「海外技工問題協議会」では歯科医師と同じ歩調をとり、自らの問題に真摯に取り組むときではないだろうか。

全く先を見抜く力のない人間を、いつまで技工士会の会長職に置いておくのか私は理解に苦しむのである。
今、本当に歯科技工士会の会長としてすべき事は何かを、理解できる人間を会長とすべき時ではないのだろうか。 会員はもう一度、よく考え直したら如何だろう。

日歯、日本歯科医学会、日本歯科技工士会、日本歯科商工会の4者が、同じテーブルに付くことはこれからもそうあることではない。
今このテーブルに付くのに相応しい、新しい歯科技工士のリーダーが望まれている。

中西くんの役割は、あの選挙でもうとっくに終わっている。
歯科技工士会は、あらたのリーダーを求めるべきであろう。


【管理人から】

加藤さんからの次記事が届きましたので、早速アップいたします。
これらを読んで、歯科技工士会の皆さん、とりわけ、県や支部の幹部の方、代議員の皆さんはどうお考えなのだろうか。

日本歯科新聞の3月2日号には、報道特集NEXTでの海外技工物やベリリウム報道を受けて、三本の記事や意見が掲載されたが、それを見ても業界関係者や大久保日歯会長らの危機意識は強い。

それに対して、当事者である歯科技工士会のトップの対応が、国民の目にはどう映っているのだろうか?
どうせ、国民にはわかりゃしない、それより、自分の立場や生活の方が大事だとでも思っているのだろうか。


それにしてもかみ合わないと言うか、中西さんたちのやる事はひどすぎますね。
日本歯科新聞の記事を見せてもらいましたが、大久保日歯会長ですら、海外技工問題をこれ以上、無視できなくなっていると言うのに、中西はお役人の理屈でしかない大臣告示ですか・・・・

○ホもここまでくれば立派ですよ。

大久保会長は、日歯、日本歯科学会、日本歯科商工会と、プラスして日技とも協議会を設けると言っています、が、大臣告示をまたもや持ち出されて、彦ドンの胸中はいかばかりか。
今度ばかりは大久保会長に同情しますよ。

いくら考えても、政治的にも医療や技工的にも、歯科技工士会には提供できる交換条件など存在しないと思いますよ。


加藤さんの読み通り、日技総会対策であるならば、今頃必死になって全国の県幹部、代議員達に働きかけている事でしょう。
もしかすると、佐野の前例を倣って、意味もないポストや利権を提供するとか、桑田さんにやったように恫喝や脅迫だってやっているかもしれない。
今この瞬間にも、どこぞの県や代議員と電話中と言うことだってありえる。
電話や大臣告示ついての報告を受けた政治連盟の皆さん方は、その意味をよくお考えになっていただきたいものだ。
私たちは誰と向き合って技工をしているのかも。
国民の為に今こそ勇気を持って向かい合ってほしい。

こんな事を続けていては、日技だけじゃなく、日本の歯科技工と言うものが、完全に国民から信頼されなくなると思っています。


そもそも、我々の中からも問題が起きたのだと言う認識に欠けている。

どうやったら、代議員や県の幹部に、あなたたちのトップは国民を欺いているのだと伝えられるのだろう。
悔しくて歯噛みしています。

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March 04, 2010

中西くん、焦って何を言い出すかと思えば・・・。

中西くん、焦って何を言い出すかと思えば・・・。
http://1088kato.at.webry.info/201003/article_14.html

●東京新聞 2010年2月27日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010022702000085.html
 
 日本臨床衛生検査技師会(小崎繁昭会長、会員数約五万人)など医療技術者でつくる七団体の会長が二十六日夕、民主党の小沢一郎幹事長と国会内でそろって会談し、夏の参院選で民主党を支援する方針を伝えた。

 関係者によると、各団体はこれまで自民党を支援しており、小沢氏が進める業界団体の切り崩しが奏功した形だ。小沢氏は「力を合わせて医療を向上させていこう。抵抗があって押し切らないといけないときは、自分が出る」などと応じた。

 ほかの六団体は日本臨床工学技士会、日本視能訓練士協会、日本放射線技師会、日本作業療法士協会、日本歯科技工士会、日本歯科衛生士会で、七団体の合計会員数は約十六万七千人。

●現状報告 日技連盟発第40号 
http://ameblo.jp/akisigi/entry-10471829492.html

日技連盟発第40号 平成22年3月2日

都道府県歯科技工士連盟会長 殿
日本歯科技工士連盟  会長  中 西 茂 昭

現状報告 

 毎々の会務ご協力誠に深謝いたします。

 さて、過般2月26日に民主党の小沢一郎幹事長を訪問し、社会保険歯科診療に係わる歯科技工の製作対価を製作技工報酬として7割と定め、厚生労働大臣名で官報に再告示していただくとともに、歯科診療点数表に別に収載していただくことを直訴し、現政権下でこの懸案を解決していただいた場合には、次期参議院議員選挙通常選挙において日本歯科技工士連盟は、民主党の候補予定者を支援していく旨伝えましたので現状をご報告いたします。                                   以上

●小沢幹事長、次期参院選第1次公認・推薦候補を発表
http://www.dpj.or.jp/news/?num=17798

小沢一郎幹事長は、3日夕の記者会見で、同日の役員会、常任幹事会で決定した次期参院選第1次公認・推薦候補(下記ダウンロード参照)の発表を行った。

第22回参議院議員選挙における公認候補者一覧・選挙区 推薦候補者一覧 比例区(第一次)
http://www.dpj.or.jp/news/files/02.pdf
比例区 西村正美 ニシムラマサミ (新)
社団法人東京都中野区歯科医師会理事

【Comment】

平成22年3月19日(金)日技評議員会、20日(土)日技代議員会が開かれる。
http://1088kato.at.webry.info/201002/article_6.html

この時に中西くんの会長解任動議が起きそうな気配なので、焦っての会員へのアピールコメント。

誰が考えても小沢さんが、歯科医師会を差し置いて歯科技工士会の「懸案を解決」するなどあり得ない話しである。
小沢さんは、公認候補者比例区(第一次)に西村正美さんを立てたのである。

未だに佐野くんと同じで、いざとなれば7:3大臣告示を持ち出せば会員は納得すると思っている。
中西くん、焦る気持ちはわかるがいつまでも技工士会員は騙されはしないよ。

私が確約をしよう、「7:3」も「大臣告示」も「別収載」も絶対に無いと。

【おことわり】
加藤さんのブログがただいまメンテナンス中の為、こちらに掲載します。


管理人から

やっぱりつまらない理由からの声明なんですね。
少なくとも、刺し違えるくらいの意思を持っての要求なのだったら、多少は納得したんですが。
実際は、加藤さんが看破しているように、中西さん個人の生活すら危ないから、もう、なりふり構っていられないのでしょうか。なんせ、会長職がどうのと言うより、生活がかかっている、会長報酬が無くなると、収入もやばくなるようですし。

でも、表には出てきませんが、歯科技工所の廃業や自己破産はものすごくあると言う話なので、中西さんばかりが会長職で救済されると言うのも不公平な気もします。
その責任の一端は、日技と会長にもありますから。

しかし、交換条件を付けて吠えたと言う相手は民主党の小沢幹事長ですよ。
相手にされているとは思えないけれど、こうやって私利私欲のために天下の公党の幹事長の名前を持ち出した訳です。
後が怖いと言うのが私の正直な気持ちです。

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