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April 2010に作成された記事

April 30, 2010

佐藤優氏の眼光紙背:第72回

相変わらず、マスコミやメディアによる、偏向報道が酷い。

新聞やTVニュースを見る気が失せる。

とにかく、小沢さんバッシングと民主党バッシングの酷さは目に余る。

背景に何があるのかと言う意味で、理解しやすいのが、表題の佐藤優氏が書いた「特捜検察の預言」だろう。
誰と誰がガチンコでやりあっているのか、知っておくべきだ。

「現在、起きていることは、国民の選挙によって選ばれた政治家、あるいは資格試験(国家公務員試験、司法試験など)に合格したエリート官僚のどちらが日本国家を支配するかをめぐって展開されている権力闘争である。検察は、エリート官僚の利益を最前衛で代表している。」

官僚システムと言うものが、国民の目に触れない所で数々の権限を持ち、肥大化している事は、自民党政権の下では先ず、表に出るはずがなかった。
官房機密費の使途をつまびらかにする事によって、国民の目から意図的に逸らしてきた構図が、元自民党幹事長で、官房長官でもあった野中氏の口から明らかにされた事は、ものすごく大きなことだと思う。

新聞各紙が言う世論や世論調査と言うものが、金を貰った人たちの口から出ていたのだと言う事を、忘れてはいけないし、もっと追及するべきだと思う。

年間1,000万円もの「ワイロ」を受け取っていた御用評論家は誰か?

まさか、エリート官僚たるお役人たちが、そこまでやるかいな?とも思うだろうし、官房機密費を配っていたのは官僚じゃなく自民党政権じゃないかとの反論もあろうけど、蛇の道は蛇、そこには、決して表には出ずとも、利権と実質的な国家権力は手放さないと言う、官僚たちの狡猾さが在るのだと思う。

この国を変えると言う事は、官僚たちから国民の主権を取り戻すしかないと思うし、金で飼いならされたジャーナリズムやメディアが伝えないなら、ネット世論が呟くしかない。


こんな、暗黒物質のような官僚システムを相手に、単純に国民の為だとか、良いものをとか言うだけでは、歯科医療などは顧られるどころか相手にもされないのは当然だったのかもしれない。

大体、歯科業界は日歯も日技も票と金を自民党に貢げば、皆保険に落ちる点数がちょっとは増えるかと期待したんだろうけど、歯科医療なんて歯科医、もとい視界にも入っていない実質的な政策決定者の官僚の皆さんたちには、通用しなかったし、日歯闇献金事件なんて自民党の小遣い稼ぎに利用されただけなんだろう。

そういや、野中さんもその場に居たか、話を聞いていたと思うから、こっちもそろそろ情報公開してくれないかな。

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歯科をどう見るか

気が付いたら、自分もこの層に入っていた。 ちと、やばいG3です。

誰も深刻に捉えていませんが、それでも逃げられそうもないのがこちら
自分名義の資産なんて負債しかないし、もう、何が起きても受け入れるしかないですが、最悪、親子四人が宿なしになる可能性大ですが。

そんな下々の不安をよそに、中西さんは桜井議員や大久保彦ドン、金沢衛生士会長らと、沢山の聴衆を前にパネラーを務めるよりも重要な職務をこなされているようで、さすが、雲の上の人はやる事があっていいなあと。

少なくとも、現時点で歯科医療問題に直接取り組んでいる業界トップと政権与党の桜井議員とを袖にするほどの要件なんですから、きっと、下々歯科技工士だけやなく国民生活にも影響するほどの事なんだろうととりあえずヨイショ。

ところで、海外委託問題を訴訟提起してから早2年。 最高裁の裁定や如何にと原告団は固唾をのんでいる訳です。

そうしている間にも、海外技工物の件でとか、補綴物の品質管理と歯科技工所の構造設備基準とか、CAD/CAMとかの話題も表だって語られるようになりました。

もしも、脇本さんが訴訟を起こしていなかったら、果たしてこんな話題がまともに戦わされ、報道されたかも疑問です。 そういう意味でも、原点を常に忘れずにいたいと思います。

さて、ここ一連の我が記事はどちらかと言うと抽象的な印象を持たれたと思います。
暇で考える位しかする事が無いからでもありますが。

前記事でも書きましたが、ネットやメディアを通じて受ける、歯科業界からの情報、歯科専門誌や一般マスコミを通してのもの、歯科関係組織からの報道や広報、歯科関係者それぞれの様々な媒体での発信。

確かに、色々あるのですが、何か違和感を覚えてならない。

それは、歯科医療とは何かとでも言うか、根元的な所から、はっきり言って、歯科を医療として真面目に捉えようと言う視点を欠いたまま、即物的に目の前の事象を言っているからではないか。

底辺の歯科技工士から言うのもおかしいかもしれないが、例えば海外技工物についての意見には、歯科技工士が歯科を医療としてと応えようとしているのに対し、歯科医師たちはホテツ(技工)として歯科を捉えているのだなと思えてならない訳。

逆の捉え方ならすごくわかるんだがね。
歯科技工士の立場から言えば、篠田先生の主張などは、ごもっともと言うところが多い。

しかし、国民が求める歯科とはそれだけのものなのだろうか。

特に日本は皆保険制度の国であって、国民も歯科を医療環境の一環と受け止めているのではないのだろうか。
個々の歯科医師や歯科医院への信頼と言うのも、皆保険や日本の医療制度への信頼と言うベースによって、実は、歯科や歯科の治療内容や施術者、専門職への信頼、信用というフィルターとなって国民に見えているのではないのかなと。

そして、一連の議論や話題の過程で思うのは、そういうフィルターになっていて尚且つ国民が漠然と受けている印象のようなものを一切無視するか、クリアに見えない、見とおしていないのは国民や患者側の責任だとでも言うような、歯科側の一方的な主張ばかりが独り歩きをしてしまっていやしないかと言う事。


具体的に言えば、歯科業界から発信される歯科の情報や話題は、ほとんどホテツや審美の事ばかりで、歯科の例えば虫歯の治療や進行を止めるとかどう治癒するかとか、再生医療や浸食を如何にするかとかの話題は、よっぽど探さないと出てこない。

保険診療や皆保険制度にしても、まだまだ歯科医療とは何かと言う根本問題からは程遠く、改定で診療行為が改善されたとか、より良い治療が出来るとと言うような話題はほとんど無くて、歯科医師側の御都合による疑義解釈がどうの、点数がどうのとか言った話ばかりが垂れ流され、では、国民と患者さんに良い歯科医療を提供できますと言うような話はまず無い。 保団連の保険でよい歯をと言うのが在るくらいのものだ。

これでは、国民にとってアンフェアだろう。

保険診療の内実を、国民に正直に伝えずに、自費の利権だけは死守して、一方的に皆保険や保険診療を理解しない国民が悪いとか責任があると言うのも納得がいかない。

と言うのも、業界の中に居れば、今出されている話題などは表向きの事で、イギリスのブラウン首相じゃないが、国民不在のところでは全く違って好き放題言っているのも事実なのだから。


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April 28, 2010

雑感

今、ネットで発言している人たちの書き込みから受ける印象として、歯科技工士が前面に出てホテツ物の良さを売り込んでほしい、社会や患者さんに言ってほしいと言う願望を感じます。

篠田先生が真実と言うHNで吠えろに書いているようですが、また、先生のHPでCAD/CAMの展開を紹介されていますが、これを、スタンダードにしたいと言う事なのでしょう。

そして、それを歯科医師だけがネットなどで発信しても、歯科技工士がなかなかついてこないと感じられているのではないかと。

特に、HPやブログを持って、積極的に発信している人たちに、何故か旧来の頑固さを見て呆れておられるのか。

医療や国の制度としての医療保険があり、歯科医院の大半が保険医を標榜している中で、保険歯科医療の治療内容に対して、不満不備を言うのは仕方のない事ですが、最新のホテツ治療や技工技術に対して国民的な理解やコンセンサスを得るためにと言う事で、進められているのでしょうが、それが結局保険歯科医療を否定するしかない事が、患者さんの気持ちからすれば何が正しいのかと思ってしまうかもしれません。

国や厚労省は、社会保障の範疇で保険制度を維持し、それ以外の事は医師や歯科医師の裁量でやってくれとの立場ですが、医科と歯科とでは、歯科は医科よりも心持ち見て見ぬふりをされているような。

日本の歯科医療が、遅れていると言うのは否定できません。
しかし、だからもういらないとはならないでしょう。
それが何故かと言う部分に、正直に切り込まないままに、良いものだから、外国ではこれが当然だからと言うのもちょっと違うような気もします。

と言うのも、その国の社会基盤や国民や制度の在り方が、どこも一様ではないからです。
日本の制度が悪い、歯科に限って言えば診療で出来る事の内容が悪いと決めつける事は簡単ですが、何を基準とするのかで、上に行ったり下に行ったりは簡単に起きる事です。

今や国力で日本を凌駕するようになった中国にしても、あまりにも広く、貧富の差も巨大なものがあり、底辺の者たちにはそもそも医療の基盤など用意されていません。
それは何も中国に限った話ではなく、タイやベトナムやカンボジア、フィリピンだって同じです。
日本はいつでもどこでも何の不便も無く医療を受けられると言う意味では、諸外国と比べようもない位、安心安全な国なんです。

日本の歯科医療が遅れているのか、或いは進んでいるのかとの命題もありますが、では、歯科医療がその国の国民生活にどれほど溶け込んでいるのかと言うような視点も必要かと思います。

そう言う視点で見れば、日本は世界でもトップクラス、先進国でも成功した国家のひとつでしょう。
しかもその基盤は1938年施行の国民健康保険法にまで遡る訳です。

未だ、歯科医療も受けられない国や地域が多数ある中で、日本はこんな昔から医療を国民生活の基盤とする意識が国には在ったと言う事です。

私は国や厚労省の立場からすれば、社会基盤を維持する制度設計と運営さえやっていればいい、責任は果たしているのに、そこを理解しない国民や医療者の中から、本来、歯科医療者に在る責任の部分までを、国や厚労省に付回してくるとは何事かと言うような考えが無いとも思えません。

実際の国民の命に関わるような部分には、結構手厚く手当てをしていると思いますが、歯科はそこまで大事にはされていないのでしょう。

社会保障費がこれだけ上がってきながら、歯科医療費は物価上昇分も増えてはいません。
自費が増えていると言っても、現実は保険診療が大半を占めたままです。
保険ホテツの内実に不平や不満が歯科医療当事者から上がっていても、患者さん自身には診療内容の真実すら伝わっていませんでした。

不平不満が充満していても、現に今も歯科医師は増え続け、歯科診療所も掃いて捨てるほど乱立しているところもあります。

そして今、差別化の為でしょうか、グローバル化や世界の潮流だと言う事で、フレシキブルデンチャーやオールセラミックスを、歯医者さんだけが言っても国民に届かない、なら、歯科技工士がもっと患者さんに対して直接売り込みに動いて欲しいと言うような歯医者さん達の無言の圧力を感じています。

分からなくもありません。

しかし、これまでであれば、歯科技工士達が表だって患者さん相手に売り込みなどをすると、歯医者さんたちは領分を侵害されたとばかり、湯気を立てて怒ったものですが。

歯科医療制度で言えば、世界でも有数のものが存在しながら、歯科業界内部では今もって医療とそれ以外のものとが複雑に絡み合ってせめぎ合っているような気がします。

保険制度に安住し続けてきたからだとの指摘もあるでしょう。
しかしそれは歯科技工士だけの事ではありません。
いろんな意味で弱い立場の歯科技工士に、負担が集積してきたと思います。

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April 16, 2010

誰に何を言わせたい?

>>小沢さんの言葉じゃないが、「変えタイなら変ワレ」


情念党、月俣さんのコメントから拾いました。


今の歯科医療、何を変えるべきなんだろう?
何を変えたいんだろう?
で、誰が、或いは、どんな組織や人々が、変えたいと思っているんだろう。

表に出ないで、何らかのコネクション、影響力を上手く使って、落とし所を探す。
或いは落とし所を暗黙知でスリ合わせる。

その過程で、ミイラ取りがミイラになっちゃうことだってあるだろう。

国や厚労省は金が無いと言う。
一般会計は税収の倍以上の赤字国債でなんとか形になった。
歯科に回せる財源など無いと言うのが、財務省の立場だ。

一方で、民主党が仕分けに入ろうとしている特別会計は、国家予算の何倍もの規模を持っている。
官が官の為に使う特別会計が、国民の生活に直結する一般会計よりも何倍も大きいと言うのは何でだろう。
離れですき焼きを食って、母屋でおかゆをすすっていると言ったのは、塩爺だったけど。

金が無いんじゃ無く、国民に使いたくないだけなんだと理解すればよくわかる。

で、歯科にしても、税金も予算も使いたくない訳だよ。

だけど、それをお上の立場では言い出しにくい。 建前であっても国民主権なんだから。

じゃどうするか。

利口な人たちは、他人の口から言わせたい訳だろう。 


行政として歯科医療に責任を持っているけど、税金を国民に使いたくない者たち、歯科医師会のように歯科医師で在りたいがために、医療の建前と何でもいいからとにかく歯科で金儲けしたいと言う本音を上手く使い分けたい者たち、同じ歯科技工士を食い物にしているんだけど、それを絶対悟られたくない日技のような者たち。
そして一度はおかしいじゃないかと声を上げた者たち。

外からも、年一回にしかならない、損保のようなマーケットじゃなく、年金や健康保険のように、取っぱぐれが無くしかも毎月何万円もの保険金を、赤ん坊から棺桶に片足を突っ込んだ年寄りまで巻き上げ放題な制度を、何とか取り上げたい米国などの保険会社と。

こう言った人たちが、本音を隠して実利を得るために、NPOや底辺の歯科技工士などの、多少の問題を齧り、もしかしたら変えられるんじゃないかと思っちゃった人たちを、言ってみりゃ善意の代弁者候補達が、怒って声をあげているのを見て、こりゃ、使えると。上手く、ほんとにうまく乗せて、相槌をうってみせて。

データも大事、論文も大事、積み重ねも大事。 しかしなんだ。

本当に利口なお方であれば、データもよこすだろうし、利用してくれとペーパーや論文を持ってくるだろう。

そして、知らず知らず、利口な人たちが求める落とし所に、誰もの利益が一致しているのだと。

そう言う合意とも、暗黙知とも言うものが出来てしまい、或いは、それが正しいと思いこませてしまえば、後は誰に言わせるかと言う事なんだろう。

その誰か?ってさ。

NPOも言わせる方に立場を置いている訳だから、本人たちは悪意など無いのかもしれないけれど、

岩澤論文と市場原理で突き進んで、そりゃ好都合だと思う利口な人たちの最終的な落とし所は何か?

これまでの経緯や、岩澤氏が棘とか言ってる事、歯医者と歯科技工士の軋轢、イジメ、圧力、インチキ、ごまかし、自費偏重や実はなんちゃっての部分、あらゆる事をもう済んだ事にして、反省しなきゃいけないのは歯科技工士なんだと。

その上で、もう保険ホテツは市場原理に任せて、利益の出るものだけやりましょう、歯医者は立場上、言えないけど、歯科技工士は言えるんだからと。陽子ちゃんのブログにもあったな。

ホテツ外しとお上が舵をきるつーか、どっかでステークホルダーになったと思ってる人達は、お上とも手打ちの上で、或いは、そんな合意を、取り得る合理的な選択肢と誘導されたか、本音はそこにあったと言うべきか。

だから早く言ってほしいのだろう、歯科技工士自身から。
ホテツ外しならぬ、保険外しを、お上や日歯や日技に先立って世間に、業界にとふれ回らせ言わせたい訳なんだろうな。

で、中高年の歯科技工士達が、生活の基盤を失い、言葉も失ってしまったら、こんな刺はもういらんと抜いてぽいか。

以上、データとか論理的思考とはかけ離れたところにある、G3の世迷い言でした。


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April 15, 2010

某営業ラボ Nデンタルの話題

こんな記事を紹介された。

成田デンタル(大手歯科技工専門営業会社)の不正疑惑

成田デンタル(大手歯科技工専門営業会社)の不正疑惑の続きである。

常々、営業ラボには疑問を持っているのだが、このNデンタルには怒りすら覚える。
技工も業として成り立たせるためには、一つでも多く受注を図らねばならないのは当然であるが、ただでさえ国から統制されていながら、歯科技工所へ委託される段階からは自由経済だと言う制約の中で、安く買いたたかれるのが宿命のような歯科技工の委託関係の中に、営業を口実に中間搾取を、さもよさそうな歯科医院向けのサービスであると謳ってきたのが某デンタルなのである。

その内実が、上記の記事のままであるなら、やはり、想像していた通りなんだなと言う事になる。

友人がその成田にある本社のラボに勤めていたんだが、日に700個くらいの模型調整を連日こなしていたと言うのは、別の記事でも書いた。
協力会社が、つまり、下請けの委託先が140社くらいあると記事やHPでも紹介されているが、委託先でばらばらな模型調整にならぬよう、それぞれが統一した仕様の模型になるように、模型調整や最低限のラボワークの為に本社内にもラボを置いてあるのだろう。
20人くらい働いているとのことだった。

しかしね、保険技工なんて、歯科医師が患者さんの治療で、自分で義歯を印象する事から始めても、制作点数に材料点を足しても、モノによっては原価割れするような低点数が当たり前な状態で、委託技工料がとにかく安くを求められているのに、いくら営業力が大事だと言っても、吸い上げられるマージンなど最初から無いに等しいのだ。

それなのに、業務が成り立ち、Nデンタルなどが業界一位などを標榜できるからくりはどこにあるのだろう。
とにかく、この中間搾取というのは象徴的なもので、それこそが歯科医療業界の構造問題なんだけれど。

そんな無いも同然のマージン、つまりは技工業の利益を、営業という一言で吸いとってしまえば、実際に委託制作に当たっているNデンタルの協力企業、下請けラボだって経営が成り立たなくなるのは必定だと思う。
削れる経費は下請けラボの責任となり、そのラボの歯科技工士が自分の体で経費を負担するしかない。
数をこなす事、非人間的な長時間労働と拘束、中国より多少ましとしか言えない低収入。
現代社会に女工哀史が存在するのかと言えば、あると言うしかないようなね。

誰かがダンピングすれば、他も追随するしかないから、そして、セールスポイントがダンピングしかないから、安くなるばかりだしなればなったで、給料もなくなる。
しわ寄せは若い歯科技工士に転嫁されてゆき、そして今や、歯科技工士の離職は7割とも8割とも言われるようになった。

さすがにNデンタルの下請けも、人を補充できなくなっているだろうか。

この歯科医療業界の構造について、これまで、歯科技工のトレンドばかりを特集してきたQDTが4月号でめずらしくも正面から特集記事にした。
知人から見せていただいたが、歯科医院による委託先ラボへの下請けいじめの実態など、これまで歯科技工の専門誌ではまず、活字にされなかった事が載っている事に、複雑な思いもある。
元クイント編集長の秋元さんも、QDT元編集長の三瓶さんも、こんな実態を今頃聞いた訳じゃないでしょう。

それが、今は特集記事に出来る・・・

遅きに失したとしか思えないけれどね。

20年前に同じ事を言ったとしても、ただの愚痴にしかとってもらえなかった。 無視されたんだよな。
1988年の歯科技工未来の草案も、関わった人たちの努力は、何か大きな鵺のようなものに潰されてしまった訳だし。

今も実態は何も変わっていないし、Nデンタルのような中間搾取営業ラボをここまで肥大化させてきてしまったのも、業界が持つ、後ろめたさと見て見ぬふりにもある。
QDTのような専門誌もそこは同じだったしね。

さて、QDT4月号の特集Part3に、白鳳大学樋口教授がはっきり書いているんだよね、歯科技工士は「女工哀史」の世界です。 と・・・・・・・・。

この特集を読んで、どれだけの人達が次への一歩を踏み出してくれるのだろうか。

Nデンタルはと言えば、国内の委託先を食いつぶしている事を棚に上げて、企業存続に危機感でも感じたのだろうか?

海外委託問題、厚労省の「新たな通知」

この記事の加藤さんのコメント情報によれば、

さて中国の友人から、中国のラボに、成田デンタル社長が成田デンタルのパンフレットを持って参上し「中国で下請けラボを探している」と言って立ち寄ったとのこと。
さらに、北京のあるラボにも成田デンタルの下請けラボの福岡にある「花水」とか、「島」と言う人間が訪問したと報告もあった。

おいおいとしか言いようがない。

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