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November 29, 2010

仙谷官房長官と馬淵大臣の問責は通ったけれど。

参議院で野党の賛成多数で可決された訳ですけれども。

そもそもなんでこんな事になったのか。
何のための昨年の政権交代だったのか。 

マスコミは一貫して小沢さんだけを叩いているし、今日のニュースでもあろうことか岡田幹事長が小沢さんを無理矢理でも国会招致すると言いだした。

例え、小沢さんが国会に呼ばれても、ん?国会議員なんだから当たり前に登院するだけだろうけど、それで、なんだ、誰かさん達が質問して攻め立てると言う訳か?

しかし、なんの容疑で?嫌疑で???

そもそも、犯罪行為が無い事なのに。

まあ、吊るし挙げたいと言う事なんだろうけど、これまで通り、小沢さんは犯罪の事実はございません、期ずれは年度替わりなら当然誰でも起きている事だし、そもそも犯罪だと言うのであれば、裁判所で検察側が実証すればよい事であって、小沢さんが犯罪行為を証明する責任など無いと言えばそれで終わりでしょう。


日本一新の会メルマガが多数届いていますが、ブログで紹介するのをさぼって居ました。
あまりにもマスコミ報道やアキカン内閣のやって居る事があほらしかったので。

街頭インタビューで未だに小沢さんのお金だ何だと問題があるように言っている一般市民のオンパレードと言うのは何なんでしょうね。

逆に、小沢さん支援のデモやパレードや街角の声はさっぱり報道されないし。
ネット世論、ほんとに国民に見られていないとでも思っているんですかね、マスゴミや反小沢の勢力は。
実のところ、アキカンスッカラカンの無能さと仙谷の傲岸さを見れば、こいつらが居る限り日本はどんどん悪くなっていくのが実感できるし、いくら鈍感なB層でも何か変だと気が付いてくるでしょう。
週刊誌の論調も、完全にアキカンや仙谷叩きになってきてますからね。

それなら最初からこんなのを持ち上げなきゃいいのにね。

さてさて滞っている、日本一新運動の原点シリーズなどを、どんどこアップして行きます。

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◎シリーズ小沢一郎論5:「小沢政治」待望の盛り上がり

                 日本一新の会 達増 拓也
                      (岩手県知事)


 今まで日本一新の会に寄せた拙文には個別のタイトルをつけて
いたが、今回から「シリーズ小沢一郎論」の共通タイトルをかぶ
せる。今までが1~4であり、今回が5になる。

 文化の日、産経新聞の1面、東谷暁氏の「『小沢政治』は葬る
べし」という見出しのコラムが目に留まった。スゴイ見出しだな
ー、と思って読んでみると、こう書いてある―「検察制度そのも
のに対する批判とともに、小沢氏の『政治とカネ』も、『でっち
あげ』に過ぎないとの見方が有力になり、小沢氏への同情と期待
が膨らんでいるのだ。」
 これを読んで、私は感慨を抱いた。引用で指摘されているよう
な内容は、かねてから我々が主張してきたことだが、マスコミが
形成する「世論」では市民権を得られない、声無き声ではないか
と思っていた。しかし、いつの間にか、産経新聞がこういうコラ
ムで対抗すべきと考えるほど脅威に感じるくらいに、「小沢政治」
待望の「輿論」は国民の間に広がっていたのである。

 これは、世論に迎合しない言論活動を展開するジャーナリスト
や有識者の皆さん、その意見や情報をブログやツイッターで自分
で確かめ、自分で考え、自分で発言する大勢の人たちのおかげで
ある。11月3日にはインターネットのニコニコ動画に小沢氏が
生出演し、視聴数が14万とも15万ともいうくらいに上り、多
くのコメントやツイートが寄せられ、代表選時をしのぐ盛り上が
りとなった。「オザワ現象」である。
      (編集部註=メルマガ配信時では21万に届きそう)

 さて、東谷氏のコラムはその後、「小沢氏の問題は『政治とカ
ネ』にとどまるものではない」として、対中姿勢(去年12月1
5日の天皇陛下と習近平氏の会見の話と、600人超の訪中団の
件)と幹事長時代の党運営に対する批判を展開する。
 習近平氏については、例の一ヶ月ルールが破られた、けしから
ん、という話だが、私は、なぜそもそも一ヶ月ルールに抵触する
ことになったのかが不思議であった。というのは、習近平氏がそ
の頃に訪日することは、年初には決まっていた由である。そして、
習近平氏の夫人が歌手として11月に日本公演しているが、それ
が10月中に日本で報じられた際、習近平氏本人が年内訪日予定
である旨も報じられている。私もテレビでそう聞いた記憶がある。
習近平氏訪日は、10月中には日本全体の知るところとなってい
たのである。
 だから私は、12月に入ってから一ヶ月ルールの話が出てきた
時、なんで事務方がそれ以前に日程を調整できなかったのか不思
議に思った。訪日直前に小沢氏が介入したという話が本当かどう
か私は知らないが、もしそうだとしたら、事務方(日中双方にそ
れなりの非があるだろうが)が日程調整し損ねたのを政権与党幹
事長が泥を被って納めた格好になっているのではないかと推測す
る。
 
 同じ時期の大訪中団は、昔(自民党時代)からやっていた日中
交流事業「長城計画」の第16回目が、参加者がうんと増えて行
われたということに過ぎない。騒ぐなら、小沢氏の所属政党が変
わっても、16回も同交流事業を継続してきたことに感心して騒
いで欲しい。
 幹事長時代の党運営に対する批判については、そもそも、与党
幹事長が政策に関与してはならぬ、という体制の異常さを問題に
して欲しい。「小沢はずし」こそ問題の核心であり、小沢氏が真
に実力をふるう体制であれば、あんな体たらくにはなっていない。
ある意味、この部分だけ変に引用されても困るが、「小沢独裁」
になっていればもっとましだったのだ。もっとも、小沢氏が閣僚
人事とか政策形成なども仕切れる立場にいれば、むしろ適切に役
割分担して、独裁にはならないであろう。実は小沢氏は、多くの
仲間と一緒に仕事をしたい、というのが基本スタンスだ。
 それにしても、産経新聞は純情だ。素直である。そのへんは好
ましい。あとは、よく勉強して欲しい。愛国心は、悪くない。悪
いのは、排他主義なのだ。

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◎「日本一新運動」の原点―26              
        
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

 10月30日(土)から3日間、故里の土佐清水市で「ジョン
万次郎祭」に参加するため帰省していた。万次郎生家の復元記念
行事の中で、私が『日本人の道しるべ 万次郎の生き方』を講演
してきた。
 万次郎は日本人で第一号のユニテリアン信者で、「人は自分の
言動に責任をもち、人類は皆救済される」という教義で生きた人
物であり、「日本一新の会」の基本理念である「自立と共生」の
原点といえる。
 万次郎といえば、平成時代になって米ソ冷戦が終結し、日本人
の国際認識を高めようと、小沢一郎氏の提唱で超党派の通称「ジ
ョン万次郎の会」(http://www.manjiro.or.jp/)を設立した。
 正式名称を「財団法人・ジョン万次郎ホイットフィールド記念 
国際草の根交流センター」といい、草の根国際交流を中心に20
年にわたって運動が続けられ、「自立と共生」をテーマに、日本
一新運動も協力関係といえる。
 それにしても、三日間も東京を離れたので、いろんなグループ
から、問題を持ちこまれ、しばし対応に苦労した。

(小沢氏の国会招致は筋違い)

 小沢氏は11月3日(水)の「ニコニコ動画生放送」に出演し、
野党が国会招致を求めていることに対して、「司法で採り上げて
いるものを立法府で議論するのは妥当でない」と発言した。私は
この件について、11月2日(火)、ある集会で国会での政治倫
理制度のルールについて説明をしたばかりであった。4日(木)
には、小沢氏は岡田幹事長に会い、国会招致について応じない意
向を伝えた。しかし、岡田幹事長は政治倫理制度の趣旨をよく理
解していないようだ。
 そこで政治倫理審査会の機能について説明しておこう。
 審査会の審査は、
1、政治倫理に著しく反したと思われる議員を、審査会の委員3
  分の1以上の申し立てがあった場合、審査するかどうかを出
  席委員の過半数で決める場合。
2、不当な疑惑を受けたとして、議員が審査の申し出をした場合。
 の2つの方法がある。通常、審査会の対象となるのは、議員の
職務に関して犯罪が疑われる問題である。また、政治資金規正法
や議員資産公開法に「著しく違反」した場合も対象としている。
 小沢氏の場合、何の問題を政治倫理審査会で採り上げようとし
ているのか理解できない。野党が強く国会招致を要求し、与党民
主党執行部も腹の中では、小沢氏に自ら出席してもらい、野党へ
の国会対策として利用したいということであろう。問題を推測す
ると「陸山会の政治資金収支報告」のことが考えられる。従来な
ら、この事項は問題があれば総務省の指導で訂正すれば済まされ、
「著しく違反」とはいえない。

 この問題は、麻生首相と森法務大臣が事実上の指揮権発動で、
大久保秘書を逮捕したことに始まる政治捜査である。小泉自民党
体制に深く食い込んでいた樋渡検事総長や、漆間官房副長官(前
警察庁長官)が、民主党への政権交代後、小沢排除のために仕掛
けたのが「陸山会事件」であった。もっとも卑劣な政治権力側の
犯罪なのである。実は、私は当時の森法務大臣から傍証となるよ
うな発言を聞いたことがある。
 仮に「水谷建設のヤミ献金」が問題だというのなら、それは、
「赤旗」が熱心なだけのガセネタの類であり、小沢氏に関係のな
い話だ。さらに、検察審査会が強制起訴議決を行い、東京地裁や
高裁が司法手続きに入っているとなれば、国会での調査は行うべ
きではなかろう。

 さてこのような情況で、国会側の意思で、小沢氏を政治倫理審
査会へ審査申し立てたり、予算委員会なりに証人喚問とか、参考
人招致を、国政調査の限界を無視して強行するなら、疑惑噴出の
第五検察審査会の実態、それは議決内容・議決手続・審査員の年
令構成の疑問などなど、すべて明らかにしてからにすべきである。
 さらにいえば、検察審査会法の制定や改正をめぐっては違憲論
さえあり、小沢氏の強制起訴議決に至る手続きや運営の不自然さ
だけでなく、違法との指摘まで論じられている。これを明確にす
るのが国会の最大の責任ではないか。

(検察審査会の異常な不自然さ)

 事実なら大変なことだが、「日本一新の会」の調査によれば、
東京地検特捜部の担当検事が第五検察審査会に、捜査状況を説明
に行ったのが9月末だった、と証言する人物がいることがわかっ
た。もっとも初めて捜査状況の説明に行ったのか、二回目だった
のか明確でない。仮に初回だったら大変な問題だ。
 強制起訴議決後の捜査説明なら、何らかの事態が発生して議決
理由の変更か、はたまた、なにごとかを追加したのか。いずれに
せよ、不自然どころか何か重大な問題を隠蔽している可能性が高
い。
 これらのことは、仮に検察審査会が司法機関としても、司法行
政に当たる問題であるから、当然至極に国政調査権が適用できる。
基本的には民主主義社会のためには国政調査権に限界はないこと
を全国会議員が理解すべきである。さらに、「強制起訴制度」と
いう検察審査会法改正という違憲で欠陥法律を立法したのは国会
ではないか。小沢氏の問題は全議員にふりかかる問題である。
 それがわからず与野党とも、小沢氏の国会招致を国会対策に利
用しようとしている。自民党政権も検察も裁判所も、それに国会
の与野党も、何故、小沢氏を排除しようとするのか。日本国はど
うなるのか。
 ところで、東京地検特捜関係者の話によると、「樋渡検事総長
と佐久間特捜部長がいなくなって、ホッとしている検事が結構い
る」とのこと。どうも「検察によどむ諸課題」は、大阪地検特捜
部だけとは言い切れないのではないか。この春に緊急出版した拙
著で指摘した数々の疑問が、白日のもとに晒されることを強く望
みたい。

(岡田幹事長に問題有り)

 11月2日(火)、岡田幹事長は、民主党代議士会で小沢氏の
国会招致について、「幹事長の責任で今国会での実現に努力した
い。喚問であれ、政倫審であれ、どういったことを明瞭化したい
のか野党に整理してもらいたい。議院証言法第四条の意思を尊重
することを確認して欲しい」という趣旨の発言をした。この発言
をきっかけに、与野党国対レベルで、小沢氏の国会招致を棚上げ
して補正予算の審議に入ることで合意していたことが破談となっ
た。
 また、岡田幹事長は11月4日(木)の記者会見で「補正予算・
法案審議・本予算・法案審議、地方統一選挙に小沢さんの国会招
致が障害になっている」と発言している。恐らく、官邸と協議の
上、小沢氏の国会招致を「補正の入り口で政倫審、参議院の出口
で証人喚問」という情報があったが、本当だったのだ。
 「メルマガ・日本一新」の読者の皆さん、そしてこの論説を目
にされた多くの方々にお願いしたい。まずは岡田幹事長への抗議
と、民主党所属国会議員に、こんなルール無視の暴挙を許せば民
主政治の破壊であることを強く訴え、決して許してはならないこ
とを要請して欲しい。
 
 最後に岡田幹事長よ、テロ情報流出・尖閣問題のビデオ流出の
みならず、対ロ問題などで大混乱する菅政権の失政続出をどう考
えているのか。政権交代以後、小沢一郎を排除していることに根
本原因があることがわからないのか。
 国家の浮沈が問われるこの時、心眼をもって政治に臨むべきだ。

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   「日本一新の会」関西地区有志の会交流会のご案内


日本一新の会は「メルマガ・日本一新」を発行し、政治の根本に
ついて議論を重ねるとともに、順次、地域ごとの拡がりも図りた
いと考えています。

今回はその思いを受け止めていただいた、関西地区有志会員のご
尽力により、下記要領で開催する運びとなりましたので、ご案内
申し上げます。

               記

「日本一新の会」関西地区有志の会交流会

●主 催:「日本一新の会」関西地区有志
      代表世話人 森田 友企子

●日 時: 2011年1月23日(日)14:30~16:30
      受付開始:14:00~
●会 場:「レストラン マエストロ」
  (http://r.gnavi.co.jp/k015436/)
      大阪市中央区心斎橋2-5-15
     「クロスホテル大阪3F」
      電話:06-6213-8291
      最寄り駅:地下鉄御堂筋線心斎橋駅4番出口
 徒歩5分

●ゲスト:平野貞夫代表、
他関西地区「一新会」所属議員も参加予定

●会 費 :6000円(税込み)
 
●申し込み方法:参加申し込みご希望の方は下記の方法で手続き
       をおこなって下さい。

  ① ◆会費6000円を郵便振替にてお振込下さい。

     口座記号番号:00970-0-183290
     口座名称 : 森田 友企子(モリタ ユキコ)

    ◆郵便局以外の金融機関からお振込される場合は、
                   
     店  名:〇九九(ゼロキュウキュウ)店 
     口座種別:当座 
     口座番号:0183290

    尚、お振込の際は、必ず会員番号とお名前(ハンドルネ
    ームは不可)を記入して下さい。   

  ② 会費振込後、恐れ入りますが参加申し込みされた方のお
    名前とご住所をメールにて、下記のアドレスにお知らせ
    下さい。追って、申し込み番号をメールにて通知させて
    いただきます。
    (この申し込み番号は当日受付の際に必要になります)

    アドレス:jaquie@live.jp  
         森田 友企子(関西地区代表世話人)宛 
                  
    尚、振込確認まで1週間ほどかかりますので、申し込み
    番号の通知を送らせていただくのは約2週間後になると
    思いますのでご了解下さい。        


●定 員:100名(定員になり次第、申し込みを終了させてい
          ただきます。当日の急な参加はお受けでき
          ませんのでご了解お願い申し上げます)

●この交流会に関してのご質問やお問い合わせは、森田 友企子
 関西地区代表世話人までご連絡下さい。
 
       Mail:jaquie@live.jp  電話:090-4270-3660

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