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December 2010に作成された記事

December 23, 2010

日技版、闇献金事件・・・・かな??

昔、参議院に組織候補が立候補して当選するには、何10万何100万と言う得票が無ければ当選できなかったと思う。

それもあるから、自民党などはどれだけの後援会会員を集めたか、名簿を集めたかを公認の条件にしていたものだ。
確か20万筆以上の名簿を集めて提出しなければならなかったと思う。

比例代表制になったのも、全国区だととんでもなく選挙費用がかかり、立候補できるのはよほどの組織力を持った候補か、知名度が全国に知れ渡ったようなタレント候補しか当選できなくなったからでは無かっただろうか。

そんな参議院の国会議員に、日技の会長さんは2回も立候補した訳だ。
しかも自民党の全国比例区で。

上位掲載ならほっといても当選できたのだろうが、日技の会長と言うだけでは、舛添さんのような集票力も無いから、自民党から出てくれとお願いされる訳も無く、名簿掲載順位を買ったと言うのが本当の所じゃないかと思う。

では、そう言うお金がいったいどこから出ていたのか?
まさか会長さんのポケットマネーで出せたとも思えない。
しかも全国展開された選挙運動となれば、億単位の資金が必要になったはずである。

先の記事で露地者君の記事を紹介したが、あそこに公開されている日技政治連盟の会計報告書に、そんなお金の内情が透けて見えるような気がする。

お金の主旨と流れの意味とを、技工士会会員の皆さんはよくご存知だと思いますが、
会務に関わった経験の無い私には、さっぱりな所があります。

予想や想像をするだけですが。

そもそも、日技連盟に何故こんな多額のお金が集まっているのか?

なぜ、特定の都道府県に突出して支払われているのか?

連盟費が個人から支部や県の単位で集金されているものだと思いますが、
そうであれば、何も、日技からお金を貰わずとも、都道府県独自の連盟費があるべきでは?

普通なら、都道府県の連盟から、日技連盟に連盟費が上納されるものだと思っていましたが、流れが逆なのはどう言う意味なのでしょうか?

しかも、金額も違うし回数も違うのはなぜでしょうか?

読み解けば、連盟費を政治資金として参議院選挙に使う為には、一旦、日技連盟に上げたものを、都道府県技に戻す形にして、その上で、都道府県連盟単位で少額の寄付金を、○○を応援する会だとかに戻させるための、帳簿上の操作なんじゃないかとさえ思える。

一回目の支払いは、案外、会員数に合わせた支払いかもしれない。
では、二回目三回目、そして四回目と支払われる所があるのはなぜか?

一回ぽっきり五万円以下の沖縄県と、4回になる北海道5回の大阪府との違いは何か?
これは、そこの政治連盟の幹部と言うかトップとか、日技執行部の役員だとかの力の違いだろうか?

日技、或いは日技政治連盟に人を出している、それぞれを牛耳っている者たちが居る都道府県の政治連盟が突出しているのだろうか。

まさか、その都道府県のある所で、技工士会丸抱えの県議会議員だ国会議員だが活動しているから、費用がかさむのだとか言う訳でもないでしょう??
日技連盟のHPをみても、役員の名簿も無いので会長以外は分からないんですが。
熊本には市議会議員が居るようですが、3回目まで払われていますね。

大阪が会長の地元だから、5回と回数も多く、3回目には二百万を超える最高額が支払われているのもやっぱりなあと言う所です。

北海道はそんなに技工士会が大きいのですかね?
議員が居る?
ネットでもご活躍のさるお方のお力かな??

多い時は会員数が400名を超えていた神奈川県ですら百万を超えてない(TT)
長野や新潟、静岡にすら負けてる・・・・

都道府県政治連盟が会員から集金したり寄付を受けたお金を、日技に上納し、日技に入ってまとまったお金となったものを、何故また下の都道府県政治連盟に寄付するのか?
結局、全てをいったん吸い上げて、各都道府県に均等に配分しているとか言いたいのだろうが。

事実は、中西への献金を、各都道府県が独自の判断でやったように見せる為ではないのか?
そして、仲の良い幹部が居る所には、中西に戻すのも当然だが、それぞれの仲間にもいくばくかのお金がわたっていると言う事なのではないのか?

迂回献金と言うのが一つ。
特定の人物が牛耳る有力な都道府県にお金を回すと言う事が一つ。

他に、どんな目的や意図があるのか、ご存知の方、ぜひ、解説してください。

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「菅首相への手紙 」 日本一新の会・代表 平野 貞夫

「日本一新運動」の原点―33

              日本一新の会・代表 平野 貞夫

◎菅首相への手紙

 拝啓 ご無沙汰しています。臨時国会が終わって、テレビでの
様子をうかがうと随分とお元気そうで何よりです。
 電波料金オークションを諦めたようですが、さぞかし、テレビ
各社の評判がよろしいでしょう。パフォーマンスが多くなりまし
たね。これからは支持率も上がってくるでしょう。メディア・フ
ァシズムで白痴化した国民が多くなりましたので期待できますね。
 それにしても、私達にはない貴方の才能には驚きます。縁のあ
った人やお世話になった人たちを、ことごとく裏切り、嘘言を気
にせず堂々と世の中を渡り、日本国の内閣総理大臣に就任された
ことです。
 市川房江先生は彼の世でなんと言っているでしょうか。これか
らは、貴方がこれまで人々に与えた嘘言や不信感がはね返ってき
ます。
 そこで今日は、貴方が困っている問題について、かつてのよう
に直言しますので参考にして下さい。

(貴方は憲法政治をほとんど知りませんね。)

 小沢さんを国会に招致して「政治と金」について説明させたい
ようですが、果たしてそれで支持率が上がりますか。私は小沢さ
んと30年以上付き合っていて、不法な金や不正な金に、一切関
わっていないことを知っています。旧新生党の資金や公金を私物
化したと、貴方が批判したとの報道がありましたが、自民党が、
政権を奪われた恨みでとやかく言うのならともかく、貴方が目く
じらを立てるのは理解できません。
 小沢さんは国家と国民のため、日本に真の民主政治を実現しよ
うと、法律の許す範囲で蓄積してきたのです。貴方と違って、
沢さんは自分に異常な政権欲がない人で、この国と他人様のため
という信条
で合法的な資金を大事にし、ここが日本の民主政治に
とって「関ヶ原」というところで勝負したのであり、貴方のグル
ープの人などにも配分しています。

 一昨年来、麻生自民党政権が民主党に政権を渡すまいと「日干
し作戦」をとり、民主党では事務所費が払えない候補者、供託金
すらも準備できない人が多数いた
ことを、自分のことしか考えな
い貴方は知らなかったのでしょうね。選挙での台所役というのは
大変ですよ。あの資金があったからこそ政権交代ができた
、と私
は確信していますよ。このことは、政治について常識のある人な
ら理解していただけるはずです。
 さて、貴方が拘っている小沢さんの国会招致ですが、12月2
0日には、一時間半も二人で話したようですね。報道を見るかぎ
り、貴方は「政治倫理審査会」について、「何も知らないな」と
感じました。
 そこで、私は衆議院事務局にいるとき、政治倫理制度をつくる
担当課長でしたから、基本的なことを説明しておきましょう。

1、貴方は小沢さんに「自ら審査会に出て疑惑を説明しろ」と、
  規程第二条の二にもとづく対応を強要したようですが、これ
  は小沢さん本人がどう考えるかを前提にしたものです。個人
  の倫理観にもとづく人権として設けたものです。従って、国
  会とか党といった組織が強要すべきものではありません。ま
  してや、政治倫理制度は国会対策や政治抗争などに利用しな
  いためにつくられたもの
です。従って、岡田幹事長が「国会
  対策のため、小沢さんに自ら政治倫理審査会に出てもらう」
  という発言には問題があります。それを行政の長である貴方
  が感情的で恐喝的強要を行っている。小沢さんの人権を侵害
  していると同時に、国会でやることに対する重大な干渉です。
  メディアや有識者の多くは「小沢排除」で、既得権で生きる
  人たち
ですから、貴方と感性は同じで「社会心理的暴力行為」
  といえます。
  これは法律による権利を侵害するファシズムです。

2、小沢さんは貴方の強要に対して、広中弁護団長の記者会見の
  要旨を説明し、「司法手続に入った段階で出席することは避
  けたい」と断りました、貴方は「小沢さんは拒否した」とマ
  スコミにコメントして、「小沢悪人論」を印象づけ
、さらに、
  あらかじめ調べてきた資料を使って、「政治倫理審査会でも
  裁判中に出席した議員がいる」と言い、平成八年の加藤紘一
  氏の例を挙げ小沢さんに出席を強要したようですね。貴方の
  説明は間違いですよ。加藤さんは裁判が終了したから出席し
  たのです
貴方は言葉のすり替えの天才ですね。「裁判後」
  を「裁判中」と故意に言葉をすり替えたうえで、相手に強要
  していく。これが貴方の政治手法で、国民はこのやり方に反
  発しているのですよ

3、それでも小沢さんは応じない。そこで20日の民主党役員会
  で、枝野幹事長代理が小沢さんの国会招致を野党と同じ「証
  人喚問で」と発言したようですね。貴方もその検討を指示し
  たと報道されています。貴方たちは正気ですか。憲法による
  国会運営の基本をまったく知らないようですね。枝野さんも
  仙谷さんも弁護士でしょう。
  よく司法試験をパスしたと感心します。

 念のために申し上げますが、憲法の圧倒的多数説は「裁判係属
中の事件で、被告や裁判官を証人喚問することは許されない」

いうものです。その件で国会議員を証人喚問したことはありませ
ん。例外として民間人を証人喚問した例が二件あります。

(イ)、平成九年の泉井証人で、山崎拓議員に資金を渡したとの
    記者会見を国会の証言で確認しようというものでした。

(ロ)、三木証人(山一証券元社長)は、倒産の社会的責任と政
    界対策が問題でした。
 
 貴方は、野党が小沢さんの証人喚問を要求しているのは、民間
人の例があるから、民主党がその気になれば出来るとの意向のよ
うですね。そんな三百代言政治は止めるべきですよ。
 もし強行すれば国会の自殺行為です。小沢さんを国会に招致す
べしとの世論の実体は、私に言わせれば「社会心理的暴力装置で
ある巨大マスメディア」がつくりだしたもの
です。それを今、内
閣総理大臣が悪用しているわけで、証人喚問となれば国会が乱用
することになります。そもそも小沢さんを証人喚問する理由づけ
に正当性はなく、さらに憲法の運用に著しく反します。完全な、
「メディア・ファシズム」です。

 あっ、そうそう、大事なことを忘れていました。貴方は10月
7日の起訴議決後に、小沢さんが「国会が求めるなら出席して説
明する」と記者団に語ったことを取り上げて、「国民との約束を
守れ」と強要したようですね。確かに小沢さんの発言は検察審査
会が二度目の起訴議決を発表した後でした。しかしその後、起訴
議決無効の行政訴訟などを行い現在では裁判のための調査が始ま
り、近々裁判が始まるという状況です。自分に都合のよい情報だ
けで、物事を推し進めようとすることは、為政者の資格はありま
せんね。もっと事態の本質と動きを理解すべきです。
 最後に申し上げたいことは、貴方の失政は沢山ありますが、最
大の憲法政治の汚点は「尖閣列島沖の中国漁船問題」です。逮捕
した中国人船長を「沖縄地検の判断で釈放した」とは、政府の公
式発表ですが、私は嘘言だと思います。釈放の理由は検察権を超
えたもので、明かな憲法違反です。これを政治が放置しておくこ
とは、わが国の国家機能が不全であることを放置しておくことと
同じです。
 そこでこの問題の真相を解明することが、わが国の国際的信用
と国内的統治の原点と思います。貴方や仙谷官房長官の国会答弁
は虚偽だ
と私は思います。
 年明けの政治の始まりはこの問題からです。自民党も公明党も
国家のあり方という基本問題ではなく、小沢国会招致という内向
きの国会対策のやりとりしかできない政治家ばかりになって残念
です。国会で証人喚問されなければならないのは小沢さんではあ
りません。中国人漁船長を釈放する指揮権を発動したのは貴方か
どうか、菅直人総理大臣こそ証人喚問されなければならない問題

です。

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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政局?いや、これは官邸と国会で行われている公開された小沢氏抹殺でしょ。

法に触れる事を隠してやれば犯罪ではなくて、法に触れる事の無い商行為を行い、順々に契約行為を履行していた時が、偶々、会計基準で言う期をまたいでいたと言うだけで、何故、犯罪にされてしまうのか??

小沢さんくらいに、全てのお金の流れを公開している国会議員は他に居ないと言うのに、公開したら犯罪だと言われるなんてね。

要するに、都合が悪いから隠しておいてほしいと考える人達が必死になって、正直者を貶めようとしている訳だ。
ちょっと情けない話だが、安売りラボのと言うか、今の技工業界の安売りの現実を公開すると、当のラボが困るからじゃ無くて、業界の体面が悪いからとか、便乗したり付け込んでくる歯医者が出てきたら困るとか、そう言うのも何となく似てるな。

本来なら民主党と言う党を上げて挙党一致で小沢さんの冤罪を晴らすと言うのなら分かる。
も一つ隠蔽体質の技工業界は日技はどうするのかな?
露地者君の記事に在る 休日の読み物 「還流編」これなんかどうよ?

それがどうだ、アキカン内閣と岡田執行部は国民の生活などほったらかしで、マスコミと共に小沢さん潰しを、さも政局だと言わんばかりにやっている訳だ。

もしもこんなくだらない茶番劇や海老蔵の泥酔報道が連日報道されていなければ、マスコミはではどんなニュースを流していたのやら・・・・


国民の知らぬ間に、いくつもの控除は廃止され、実質的な増税は11兆円位あるようだ。
他にも思いやり予算は廃止どころの話ではないし、むしろ、朝鮮半島の危機もあって米軍や米国への資金提供が国防上当然の事にされて行く。
日本の税金は米国債や思いやり予算のような形でどんどん米国の予算に流し込まれ、日本の税収や国債の売り上げであっても、日本の国家予算や国民生活に使われる事はますます無くなって行くわけだね。

今のアキカン内閣と岡田執行部の民主党のキャッチフレーズは、

「米国のご機嫌が第一」

とでもするべきだよ。

つまり、そう言うような実質増税や、米国への税金投入の事実を、国民の目から逸らす為に、アキカンや岡田は意図的に小沢さんを叩いて見せているのだろう。
主要新聞社やTVマスコミも米国の手先も同然だから、小沢さんが期ずれの問題などをどんなに丁寧に説明してきても、聞かなかった見なかった事にして記事にもしなければニュースにも流さないで来たのだ。
マスコミの報道内容の方よりぶりは、偏向報道なんて言うような生易しいものではないと思う。
これはもう、中国共産党の報道操作や介入を笑えないと言うか、中国共産党は新聞報道やインターネットの記事に直接介入して記事を指し替えさせたり見えなくしたりするが、日本の場合はマスコミ自体が自主的に捏造報道を行っているから余計に始末が悪いのだとしか言えないね。

≪『週刊ポスト』より転載、[独占120分インタビュー] ついに沈黙を破って、すべてを語る!小沢一郎「最後の闘い」≫
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/672.html
投稿者 Roentgenium 日時 2010 年 12 月 22 日 01:34:41: qfdbU4Y/ODJJ.


捏造報道の恐怖。(日々雑感)
http://www.asyura2.com/10/senkyo102/msg/682.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 12 月 22 日 09:05:17: gS5.4Dk4S0rxA

捏造報道の恐怖。
http://km2295.iza.ne.jp/blog/entry/2080330/

[属国日本]対米隷属・経常黒字・経済界・マスコミの相関関係

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December 20, 2010

平野代表テレビ出演のご案内

テレビ局 テレビ朝日
 期  日 12月20日(月)
 番  組 ワイドスクランブル 11:25~13:05
 生放送で平野代表の出演は12:00過ぎの予定で、テーマは、
 時局について田原総一朗氏との討論になる予定です。

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December 18, 2010

「日本一新運動」の原点―32 ◎「小沢問題」にみる「平成のメディア・ファシズム」 日本一新の会・代表 平野 貞夫

「日本一新運動」の原点―32             
                    
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

◎「小沢問題」にみる「平成のメディア・ファシズム」

 わが国で、深刻なファシズムが始まっていることに気がついて
いる人は何人いるだろうか。「平成ファシズム」といってもよい
し、実体から言えば「メディア・ファシズム」ともいえる。
 「小沢問題」とは、昨年3月の西松事件から始まり、陸山会事
件などについて、「小沢氏は国会で説明責任を果たしていない」
との野党要求に対し、与党民主党執行部が最初は国会対策として、
その後は菅政権の延命策として、小沢氏をまずは政治倫理審査会
等の場に引っ張り出そうとして、民主党内が混乱している問題で
ある。「小沢問題」は政治倫理審査会で審査できる問題ではない。
マスメディアが言論の暴力で、小沢排除の先頭に立ち、民主政治
を崩しているのが問題である。

(ファシズムとメディア)

 「ファシズム」をひと言で定義するのは難しい。平凡社の世界
大百科事典を要約すれば「資本主義の全般的危機の産物であり、
崩壊しそうな資本主義を守るため、権力が市民の民主主義的諸権
利を踏みにじり、議会の機能を麻痺させ暴力的支配をおこなう」
となる。現代のファシズムを論じるとき、何が「暴力的支配」に
当たるかが問題となる。
 「自衛隊は暴力装置だ」と国会で場違いの発言をして問責決議
案が可決され、居座りを続けている大臣がいる。参考になる話だ。
現代社会の「暴力装置」は、『巨大マスメディア』といえる。
「馬鹿なことを言うな」と、「社会心理的暴力装置」の代表者ナ
ベツネさんたちは怒ると思うが、心理的には間違いなく「暴力装
置」だといえる。
 現代の情報社会では、マスメディアは完全に立法・行政・司法
に次ぐ第四権力である。前者三権は憲法で規制されているが、マ
スメディアは野放し状態である。実体として立法・行政・司法の
三権は、マスメディアがコントロールする世論によって影響を受
け支配されているのだ。
 さらに、第四権力の本質は、資本主義的利権と特権を持って、
社会の木鐸たる役割を放棄した利益企業として存在している妖怪
である。グローバル化とIT技術の発達という資本主義の崩壊的
危機の中で、生き残りをかけて巨大マスメディアは、既得権(記
者クラブ制・クロスオーナーシップ・低廉な電波料金)を死守し
ようとしているのが現実である。それを改革しようとする小沢一
郎の存在を彼らは許さず、襲いかかっているのだ。

(「暴力装置」としてのメディアの実体)

 12月13日(月)、永田町は朝から「民主党分裂か」と緊迫
した。同日午後の常任役員会で、岡田幹事長が「小沢氏の政治倫
理審査会での説明出席を、役員会の議決で決める」との動きが出
たためであった。
 結果は、幹事長一任となり先送りで、有耶無耶となった。小沢
グループの有志が「議会民主政治に反し、正当性がない」との
「決議」を岡田幹事長に渡して抗議するなどの動きに影響された
ようだ。
 小沢氏の国会での説明については、臨時国会で野党が要求した
ものである。国会正常化の条件の一つであったが、現場の与野党
で「小沢氏が出席説明できる環境を整備するよう努力する」こと
で合意していたものである。それを岡田幹事長が「政治倫理審査
会で説明するようにする」と、与野党幹事長等会談で約束したこ
とで混乱が始まった経緯があった。それを菅首相や仙谷官房副長
官が「小沢排除」に利用して、岡田幹事長の独り芝居となったわ
けである。一部の見方では、党議に反した場合、小沢氏を離党さ
せて他党と連立や提携を深めようとの魂胆があったといわれてい
る。この日から翌十四日にかけての各TV局は一斉に「小沢は岡
田幹事長の要請を受けて、政倫審に出席して〝政治と金〟につい
て説明するのは当然だ」と「小沢叩き」一色となった。特に酷か
ったのが朝日の星氏と時事の田崎氏であった。社命の背景があっ
たかも知れないが、この二人が「メディア・ファシズム」の政治
部門の旗手といえる。
 翌日の朝刊も酷かった。各紙とも岡田幹事長を支援する論調や
解説で、新聞社もここまで劣化したのかとあきれ返るほどであっ
た。特に呆れたのは読売と朝日で、『小沢氏の招致を先送りする
な』(読売)では、「菅首相が通常国会に向けて態勢を立て直す
第一歩が、小沢氏の政倫審招致実現である」と論じ、菅政権の無
能力を小沢氏の責任にする暴論である。
 朝日は岡田幹事長と同じように、正気の沙汰でない社説であっ
た。『小沢氏はもう逃げるな』という見出しで、小沢氏の「政治
と金」を民主党にとっての「宿痾」(しゅくあ)だと断定してい
る。
 えらい難しい言葉を使って教養ぶりを見せびらかしているが、
そこが朝日のイヤラシさだ。これこそ背広を着た暴力団とどこが
違うのか。まさしく「言論の暴力」だ。小沢氏が自民党を出て、
真の政権交代を遂げるまで、政治資金について法規を遵守して、
どんな苦労をしたのか、私がもっとも知っている。
 朝日がそこまで言うなら私にも言い分がある。五十五年体制下
で、私が付き合っていた朝日のOBや現職幹部が取材や報道とい
う名目で、どんなスキャンダルや、政治家との関わりをしていた
のか、黙っているわけにはいかない。
 聞くところによれば、朝日の社内では「官邸機密費」にふれる
ことは禁句とのこと。立派な建前を偽りで続けていくことは、菅
首相や仙谷官房長官らの感性と同質だ。戦前のファシズムを創っ
たメディアでは、朝日の戦争責任が一番大きい。「平成のメディ
ア・ファシズム」の源は、小沢氏を政界から排除しようとする、
朝日新聞にある。

(政治倫理審査会の本義を知れ)

 ロッキード事件に始まった政治倫理制度の創設に、私は約10
年間、衆議院事務局の担当者として関わってきた。国会議員はじ
め、メディア有識者が、政治倫理審査会の本義を知らずに議論し
ていることに、ファシズム化を深めた日本の政治の悲劇がある。
 政治倫理審査会の審査は、
1、議長が、法令で決める規定に「著しく違反した」議員の政治
  的・道義的責任を審査することにある。
2、それは行為規範か、資産公開法か、政治資金規正法に違反し
  たことが前提である。
 小沢氏の場合、秘書や元秘書が起訴された「政治資金規正法」
が前提となろう。政治的謀略で起訴となった収支報告は適法であ
ったとの論が大勢であるが、仮に起訴どおりとしても「著しい違
反」ではない。従来なら総務省の行政指導により訂正で済ませて
いたことである。小沢氏は共謀を疑われて、何回も取り調べに応
じ、二度にわたり検察が不起訴にした事件で、その都度記者会見
で説明している。審査会の対象になるものではない。
 審査会が審査を行うについては、まず、審査会規程第二条で委
員の三分の一以上の申し立てが必要である。現在野党だけでは員
数が足りなく、民主党の同調が必要となる。そのことで民主党内
が紛糾しているのだ。
 仮に申立をするにしても「著しく違反していることを明らかに
した文書」が必要である。小沢氏を申し立てる場合、政治資金規
正法に著しく違反したことを明らかにする文書など作成できるは
ずはない。
 次の方法は審査会規程第二条の二で、不当な疑惑を受けたと議
員が自ら審査の申し出を行う場合である。小沢氏は不起訴の状態
である場合、この規程により審査会に出席して、疑惑が不当であ
ったことを説明するために申し出るつもりであった。代表選等で
審査会に応じるとの発言はこのことであった。
 しかし、10月4日、検察審査会が二度目の起訴議決を行った
ことを発表。小沢氏側が行政訴訟を起こし司法手続に入った。そ
して近々本格的裁判が行われることになっている。この状況で、
審査会の審査や調査に応じることは、裁判に影響を与えることに
なり、国政調査権の限界をこえることになる。三権分立の原理を
守るためにも応じるべきではない。
 岡田幹事長は「裁判に関わることではなく、政治責任を取り上
げることなので別だ。世論の大勢が国会で説明しろといっている」
と発言しているが、とんでもないことだ。審査会で政治責任を審
査することは、事実関係を抜きではできない。当該裁判に直結す
ることである。世論の大勢というが、「心理的暴力装置」のメデ
ィアが創りあげたものに、依存するとはあきれたことだ。
 政治倫理審査会は何のために設置されたかというと、グローバ
ル化し、情報化した国家社会で、健全な議会民主政治を発展させ
るためのものだ。国会議員の人格的・経済的倫理を確立させるこ
とが目的であった。制度をつくるとき、もっとも配慮したことは
審査や調査を行うにあたって、議員の職務や権限を侵すことがな
いこと、政治倫理確立という美名を利用して、国民主権で有権者
から選ばれた地位を侵害しなくするため、などであった。例えば、
「議員辞職勧告決議案」の提出をやめること、政治倫理問題を国
会対策などに利用しない、といったことである。

(官邸と岡田幹事長が小沢氏の国会招致に拘る理由)

 12月15日(水)夜、仙谷官房長官が語ったといわれる重要
な情報が入った。「小沢氏が起訴され裁判が始まると、元外務事
務官・佐藤優氏のように休職扱いにすべきだ」とのこと。真偽は
わからないが、総会屋や暴力団を庇う弁護士の考えそうな話だ。
 要するに菅政権にとって、「国民の生活が第一」とする小沢氏
をどうしても排除したいようだ。そのため、さまざまな手を使っ
て道理に合わないカードを切っているのである。
 そう言えば、検察事情に詳しい人の話だと、柳田法相の2ヶ月
間に何もやらなかったといわれているが、実は官邸が検察をグチ
ャグチャにしたとのこと。尖閣列島問題だけのことではないらし
い。第五検察審査会の不可解な動きに官邸が関わっていた可能性
がある。来年1月13日の民主党大会前日の12日に、小沢氏が
起訴されるらしいとの日程は、官邸の党大会対策との情報もある。
 小沢氏の国会招致をこの線上で見ると、恐ろしい謀略で日本の
政治が動かされているといえる。政治倫理審査会で「小沢問題」
の審査を行うことに正当性はない。証人喚問に至っては暴論、暴
挙である。
 小沢氏を苦しめた一連の事件は、政権交代を阻止する自民党旧
体制と検察がメディアとコラボレーションをした弾圧であった。
それを政権交代以後の菅政権が引き継いだのが実体である。民主
党がまっとうな政党なら、「小沢問題」は、民主党が自民政権の
謀略と検察ファッショ性を追求すべきことだ。

 歴史は繰り返すというが、昭和9年(1934)の帝人事件・
検察ファッショを思い出す。検察のデッチアゲであることが警視
総監の証言をきっかけに判明したが、斉藤内閣は倒れ、翌年には
「天皇機関説事件」、次の昭和11年には「2・26事件」が起
こり、日本はファシズムの波に洗われることになる。しかし、気
骨のある議会人・斎藤隆夫や浜田国松らは議会政治を守るため生
命を懸けた。21世紀の国会では、「平成のメディア・ファシズ
ム」侵攻の危機を訴える政治家は未だいない。
 しかし、私たちは悲観してはいけない。「平成のメディア・フ
ァシズム」に気づいて、真実の情報を伝えようとするITネット
の努力を知っている。この人たちと共に「メディア・ファシズム」
と闘っていくのが「日本一新の会」である。

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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シリーズ小沢一郎論―9  岡田幹事長を憐れむ小沢一郎の目線

◎シリーズ小沢一郎論―9
 岡田幹事長を憐れむ小沢一郎の目線          

                 日本一新の会 達増 拓也
                       (岩手県知事)

 政倫審出席を求める岡田幹事長に対し、小沢一郎氏はそれが不
当である旨文書で回答した。直接面談せず文書で回答する意図に
ついて、小沢氏周辺からいろいろ聞いた話によると、直接会うと
情にほだされて言うべきことを言わないでしまうかもしれない、
と小沢氏が考えたようである。小沢氏は「岡田もかわいそうだな、
こんなことをさせられて」と言い、岡田氏を気の毒がっていたと
のこと。

 一新会が民主党議員に配った文書の岡田批判の厳しさに比べる
と、小沢氏から岡田幹事長への回答文書は穏健なトーンに貫かれ
ている。優しさを感じるくらいである。なお、一新会の文書はそ
れはそれでとても立派なので、念のため。

 小沢氏が見せるこの余裕に驚かされるが、文字通りの、「指導
者」の目線である。小沢氏は「小沢一郎政治塾」で後進を指導し、
若手議員に対しても師のように接するが、小沢氏が政治家たちや
国民を見る目線は指導する者の目線である。相手に変革と成長を
期待する目線である。

 小沢氏は他の政治家から攻撃されたり裏切られたりしても、ム
キになって怒らないし、憎んだりしない。「無知のなせる業だな」
と言って淡々としていたり、「本当にしょうがないな」と言って
苦笑いしたりしている。未熟な政治家に対して感情的に反発して
いる暇を惜しみ、そういう政治家はそういう政治家として、今、
どういう役を負わせるのがよいか、どう動いてもらうのがよいか
を考え、手を打っていく。好きだ嫌いだよりも、相手の意志と能
力に注目して、働きかけていく(あるいは放っておく)。

 小沢氏は個人の自由意志を尊重する信念を持つ。だから、相手
が自分の思い通りに動かないことを恨まない。相手の意志を前提
にし、変えたいと思えば働きかけるし、変えられないと思えば、
「去るものは追わず」である。偏執がない。そして、他人が自分
をどう思っているかということで悩まない。

 この割り切りと淡々さがニヒルっぽく見えるかもしれない。し
かし、政権交代に必要な多数を形成するために、多くの政治家た
ちを説得し、国民に訴えかけ、いろいろな団体にも働きかけてき
た、その作業量の多さと一貫性は、圧倒的に群を抜いている。変
革への強靭な意志がなせる業だ。そのホットさは誰にも負けない。

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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December 15, 2010

行き着くところは、タダ? 止まらない技工料金ダンピング。

関西と都内のラボの期間限定キャンペーンと称する、技工料金の安売りセールのチラシと料金表とを手に入れました。

ものすごい金額になっています。
そしてこれが、例えば関西圏だけの競争かと思っていたら、既に全国区でこうなっているんだろうと。
関西圏の料金表には、扱われている技工物全てが、通常料金の半額に設定されています。
一例をあげると

インレー600 クラウン1100   HC2500 HJK2250 HB4250 HBJK4000  MB6000  
ショット義歯最低10000最高14500 個人トレー、咬合床350  保険総義歯4500 などなど。

材料費に人件費、作業時間を考えると、ありえへん価格です。

都内のキャンペーンでも

HC3000  HJK2300 MB6000 HB4000  HBJK2500 

となっていますから、ほぼ横並びにこの価格でなければ新規営業は出来ないのでしょう。

しかしこれ、歯医者さんも言っていますが、期間限定のキャンペーンと謳っていても、元の価格に戻すことは難しく、永久に続く期間限定になってしまうのです。

では、今流行りのジルコニアなどのオールセラミックスなら価格は維持されているのでしょうか?

いや、これも同じチキンレースになっています。
前にも紹介したように大阪のラボはジルコニアクラウンの完成価格が16000円まで落ちています。
そこまでサービスして抱き合わせで保険が取れても、HCは3500円です。
ため息が出ます。

友人から聞いた、千葉の某ラボはジルコニアの受注が多くなって、社長は10日間も帰宅できないでいると言う事ですが、ならば、儲かってウハウハかと言えば、経費や人件費で何も残らないと言うのが現実です。

私たちは歯科需要にまだ潜在需要が存在するから、やりようによっては儲かるなどと言う幻想を、捨てるべき時に来ていると思います。

すでに、増えすぎた歯科医師や歯科医院を全て食わせるだけの、国の歯科医療費も確保されていませんし、国民の歯科医療に対する優先順位や支払いの意思、そもそもの歯科疾患もどんどん減ってきていると言う事なのです。

歯科技工士は、現状の歯科ホテツ需要に対しては過剰だと言う、みな歯科さんの分析も、悲しい位その通りなのでしょう。

そして、本当に存在する歯科ホテツ需要に対しては、実は価格を上げたとしても、需要自体は減らないし存在すると言う話も有ります。
それ以上に、技工サイドが歯科医院に対してダンピングに走り、価格を下げても患者さんの掘り起こしや国民の歯科受診意欲には繋がらないのだと言う事なんです。

結局ダンピングは技工業界自身の体力を奪い、競争にならないラボの実質的な淘汰に行き着くのだろうと思います。
その過程で、ダンピング料金を甘受した歯科医院は、確かに差額を得るかもしれませんが、それが患者さんに還元される事は先ず無いだろうし、そもそも、そんな事実すら患者さんや国民には知らされる事はないのです。

ある先輩から蘊蓄に富んだメールを頂きました。 以下に紹介します。

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人間の体を診療する仕事量を100とした場合、(数字では出せないけれど、仮に)
歯科の仕事量はいくつになるか、恐らく、10に満たないと思う。

それなのに日本の医者30万人と歯科医師10万人。
おおざっぱだけど。

仕事量から計算すれば、10分の1だから、歯科医師は3万人もいればいいことになる。
歯科医師はその3倍もいるのだから、割り当ての仕事が少なくなる。
医者は不足していて、どこの医院も多忙で収入がいいのに。
歯科は患者の奪い、医師より低収入といわれている。

私の近くの某歯科医院は、
駅から3分というのに、
患者さんを車で迎えに行って連れてくる。
送迎車が7台、街でたびたび出会う。従業員100名。
大きな看板も目立つところに沢山ある。
遠方の患者も集めてしまう。
一日200名から300名。
こうでもしないと患者は集まらないのかも。

歯科医師は開業予備軍(卒後10年以内)2万人ともいわれるから、
向こう10年は歯科診療所は増え続ける。
勤める職場は少なく、開業するしか道がないから。
国家試験を受かった歯科医師の運命。
少ない患者の奪い合いが、益々激しくなり、
医院経営は先が暗い。
患者が少ないから、技工の仕事も少ない。

ところで、
歯科技工士の免許取得者は約11万人、そのうち就業している人が、
3万5千人。約70%の人が離職している。
つまり,技工を見限って、業界から去っていった人。
せっかく免許を取っても、免許が無駄になる人が、
毎年1000人近くも存在する。
免許取得に費やした、若い時の時間と経費。
その投資の損害は計りしれない。気の毒なことだ。
この離職者のおかげで、現業者が生き残れる。

学校経営も入学者が60%しかいないで、大変だが、
50校以上もあるのだから、こちらも学生の奪いあい、仕方がない。
まだまだ、学校が多過ぎる。

現在、毎年1500人ほどの国家試験合格者が誕生していると思うが、
すべて就業したならば70歳まで、50年間で75000人だ。
これではどう考えても多すぎる。

500人就業すれば、50年間で25000人。
今後、歯科技工の仕事は減少傾向にあるから、これで丁度いいと思う。
私の考えでは1000人は過剰養成だと思う。つまり70%。
だから、仕事の奪いあいが避けられない。

ある技工所経営者は低賃金で雇って、過酷な労働で働かせても、
新卒で穴埋め、大勢卒業してくるから、
5年働けば止めてもらうという。
新卒若者は低賃金で良く働く。
若い技工士は使い捨てライターなのか。
学校が沢山あるから、採用には困らないそうだ。
技工士の免許取得者は技工の仕事に就く人が多いから。」
だから、安い技工料金でも、経営が成り立つ。

技工所も生き残りをかけて、激しい競争がつづく。
歯科医師も、歯科技工士もまだまだ過剰養成が続いている。
これでは業界が改善される兆しは見えない。

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某歯科医院と言うのも、どこの歯科医院かは分かっているのですが、HPを拝見すれば大変な規模です。
そして、新たな取り組みとして、契約先のラボから歯科技工士を常駐派遣してもらうのだとか。
そこのラボの社長さんには、歯科技工士会在籍当時に大変お世話になったし、ラボに足を運んだ事も有りました。
歯科医院も歯科技工所も、ある程度の規模が無ければ、そのような余裕は持ち得ないでしょう。

関西圏のラボのHPにも、シェードテイクはいつでも無料で伺いますとあります。
しかしよく考えていただきたい。

歯科技工士が常駐するのでもない限り、ただ、シェードテイクだけの為に無料で行く事が、どれだけの負担、コストになるのかを。

徒歩数分の範囲ならいざ知らず、交通状況によってはほんの10キロ四方の範囲でも、往復の時間とコスト、更に院内での待ち時間などもかさんでくる。3時間、下手すれば半日が潰れる事だってあるだろう。
そのコストは人件費や交通の経費にすればどのくらいかかるのか。
仮にメタボンが定価12000円だとして、そのようなシェードテイクがあれば、数千円がそのコストに消える。
これが、ダンピング価格の6000円であれば、下手すれば全て無料の行為に消えてしまいかねない。

過剰なダンピング、過剰なサービス。
これらが本当に歯科医院や歯科業界の存続に必要な事なのか?

歯医者さんの皆さんも過当競争は十分承知の事でしょう。
弱いものにつけ回しが出来るから、多少は楽になる、延命できるなどと思わずに、どうか、技工業界の無様なチキンレースに批判の目を向けていただきたいと思います。

     

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エリート主義経済学と真正大衆国家日本の役割

エリート主義経済学と真正大衆国家日本の役割

増田 悦佐

 2008年のサブプライムローン・バブル崩壊に端を発した世
界金融危機の本質は何か。「市場原理主義の矛盾が噴出した結果
だ」というような議論をされる向きが多い。だが、欧米の政官界
の大物たちの言動を見ていると、これほど「原理主義」とは縁遠
いご都合主義的な対応もなさそうな気がする。

 彼らは、個人が相場を張って失敗すれば、自己責任のひとこと
で片づけてきた。だが、大手金融機関や先進諸国の政府が当然自
己責任を問われるべきバクチを打って失敗したときには、なりふ
り構わず巨額の資金を投入して救済している。こんなに露骨なダ
ブルスタンダードの持ち主のことを原理主義者と呼んだら、イス
ラムだろうがキリスト教だろうが、ほんものの原理主義者の方々
に失礼だろう。

 今、世界を舞台に展開している危機は、知的エリートの、知的
エリートによる、知的エリートのための経済学の破たんを告げて
いると見るべきだろう。1971年のニクソン大統領(当時)に
よる「金ドル兌換停止」宣言以来、アメリカ経済は海図なき漂流
に入った。しかし、1978年までは国民全体が経済成長の果実
を享受し、中でも所得階層で低いほうの世帯が実質所得の伸び率
が高いという、第二次世界大戦後の平等化に向かって進む経済を
維持していた。
 だが、イラン革命をきっかけに起きた第二次オイルショック以
後のアメリカ経済では、経常収支の赤字基調が定着するとともに、
国債の残高が急激に増加していった。つまり、政府は財政赤字、
国際収支は経常赤字という双子の赤字体質に転落したわけだ。も
はや、アメリカ経済に低所得層の底上げを図りながら国民経済全
体を成長させる余裕はなくなっていた。
 このころ、アメリカの知的エリートの中でも、とくにずるがし
こい連中が、意図的に米ドルの価値を毀損させつづければ(つま
り、インフレ政策を取りつづければ)、アメリカ国民全体として
は、諸外国に対する借金(経常赤字)の実質返済負担を軽減させ
ることができるし、アメリカ連邦政府としては国債の増発で税収
の枠を超えた資金を遣いつづけ、政府の国民に対する実質返済負
担も軽減させることができると気づいた。もちろん、これを永遠
にやり通してしまえば、実質的にはずっと借金で自分たちの稼ぎ
より良い生活をエンジョイしながら、最終的にはその借金を合法
的に踏み倒すことができるというわけだ。

 慢性的にインフレ政策が行われている世の中は、営々として稼
ぎ貯めた資金でチビチビ事業を拡大するより、ドーンと派手に借
金をして一挙に事業を拡大したほうが圧倒的に有利な社会だ。そ
れはすなわち、信用力が弱くてあまり借金のできない中小企業や
個人世帯から、信用力が高いのでひんぱんかつ大量に借り入れを
行う国や自治体、大手企業、金融機関へと所得が移転していく、
非常に不公平で不平等な社会でもある。
 
 現在の日本経済を見ていると、「デフレから脱却するまでは、
インフレ政策容認もありかな。だとすれば、金融機関にキャリー
トレードの原資を供給するだけのジャブジャブの金融緩和よりは、
財政出動のほうが弊害は少ない。むしろ、出動する対象さえまち
がえなければ、プラスにもなりうるし……」といった主張に与し
たくなる。だが、問題はデフレを脱却したとたんにきれいさっぱ
りとインフレ政策と決別することができるのかという点だ。

 インフレで恩恵を受けるのは、借金がやりやすかろうとやりに
くかろうと、社会的地位、政治権力、経済力などあらゆる意味で
優位に立つ知的エリートが集中している機関であり、組織だ。こ
の連中が「はい、デフレは終わりました。社会的平等性において
問題があるインフレ政策は、直ちにやめましょう」とあきらめる
だろうか。近代経済史をふり返るかぎりでは、いったんインフレ
政策を採用した政府が自主的にこの政策を返上した事例はない。
 「インフレ批判は、いずれはハイパーインフレに行き着くから
という議論しかない」と思いこんでいる人が多い。だが、ハイパ
ーインフレは国家破たんなり、悪性デフレへの逆転なりでほとん
ど暴力的に是正される。長期にわたって国民のあいだの経済格差
を定着させ、拡大する作用はそれほど大きくない。むしろ、ハイ
パーインフレの被害は、悪平等といえるほど国民各階層に及ぶ。
 本当にこわいのは、じわじわ続く穏やかだが顕著なインフレだ。
世界経済に関する統計集のようなもので調べていただければすぐ
分かるが、長期にわたって3~5%台のインフレが続いた国は、
ほとんど例外なく貧富の格差が激しく、社会階層のあいだの上昇・
下降の流動性の低い国だ。高度成長期の日本は、数少ない例外の
一つだったが。
 
 なぜ戦後日本は穏やかだが顕著なインフレの不平等化効果が低
かったかといえば、二つの要因が考えられる。一つは、実質成長
率が非常に高い時代だったので、名目所得の伸び率の中で実質成
長分に対するインフレ分の比率が非常に低かったことだ。その意
味では、高度成長期の日本の3~5%のインフレ率は、欧米で言
えば1~2%程度のインフレ率程度しか不平等性を拡大する方向
への所得移転効果がなかった。
 もう一つは、国や有力自治体のトップにも、一流企業の経営陣
にも「この際だから、借りて、借りて、借りまくってやれ。どう
せ、実質返済負担は、インフレが長引けば長引くほど軽減される
のだから」という、毒を食らわば皿まで的な方針を取った連中が
意外なほど少なかったことだ。この点は、自分たちに有利な条件
は徹底的に利用しつくすはずの知的エリートの知的水準が低かっ
たからだとも言えるし、彼らを監視する側の大衆の知的水準が高
かったからだとも言える。
 世界は今、借金まみれの虚構の繁栄の化けの皮がはがされる寸
前まで金融情勢が煮詰まっている。世界各国の先頭を切ってデフ
レ経済に突入した日本は、エリート主義者にとっての「万病を癒
す万能薬」であるインフレ政策の導入を許さない、賢い大衆に支
えられた国だ。
 さらに、ことあるごとに政府・日銀が「無為無策」を指弾され
てきた日本経済は、延々と続いた不況にもかかわらず、失業率を
5%前後に食い止めている。一方、エリート主義経済学
者たちに経済政策を壟断されている欧米先進諸国は、不況突入後
たった2年で軒並み10%前後、国によっては20%にも上る高
失業率にあえいでいる。
 世界で唯一の真正大衆国家、日本の使命は、貧富の格差を拡大
しない健全な経済成長は必然的にあぶく銭経済に堕すインフレ政
策とは相いれないことを、身を持って世界に示すことだ。そして、
世界中どこでも民主主義は本来そうあるべきだが、日本では政治
家は大衆を指導する立場ではなく、大衆に指導される側に立って
いる。
 この国の政治家の使命は、あれやこれやの経済政策屋のセール
ストークに乗って、過去20年間驚異的な不況抵抗力を示してき
た日本経済を変質させてしまうことではない。職と物価の安定、
軽めの税・社会保障負担という戦後日本の大衆が一貫して求めて
きた経済政策をすなおに受け入れ、堅持することだ。

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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◎「日本一新運動」の原点―31 日本一新の会・代表 平野 貞夫

「日本一新運動」の原点―31                     

                     
                    
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

(議会民主政治を壊す「小沢叩き」)

 11月30日(火)、選挙管理委員会は政治資金収支報告を発
表した。マスコミはこぞって小沢一郎氏関係の収支報告に問題あ
りとして、一面トップ扱いで「小沢叩き」を展開した。「法律違
反ではない」と断っているものの、緊迫した政局の中で検察審査
会の憲法違反の議決が始まろうとするとき、マスコミが、政党政
治のイロハを知らない学者や、反小沢の政治家を総動員しての、
「小沢排除」の展開である。
 政治資金規正法に基づいて、適正に報告したことに対しての個
人攻撃であり、この国の民主主義の不健全さには呆れはてる。

 問題のポイントは二つある。

1、平成6年に新生党が解党したとき、「改革フォーラム21」
  に移された資金のうち、4億7900万円の立法事務費(税
  金)が含まれていた。税金から流れた資金を個人の支配下で
  活用することは「小沢錬金術」といえる。
2、「改革フォーラム21」が、昨年7月の衆議院解散のとき、
  民主党岩手県第四総支部を経由して、陸山会に3億7000
  万円を移し、そこから91人の候補者に配分したことは、資
  金を迂回させたもので問題がある。

 私は、平成19年3月から昨年10月まで、「改革フォーラム
21」の会計責任者であったことから、知っていることについて
説明しておきたい。その前に、「改革フォーラム21」とは何か
を、国民に理解してもらう必要がある。

(「改革フォーラム21」の歴史など)

 平成元年4月25日、当時の竹下登首相はリクルート事件の責
任をとり、退陣を表明した。その際、自民党政治改革本部(本部
長・伊東正義氏)がまとめた『政治改革大綱』を提示して、「政
治への信頼回復のため、これを実現して欲しい」と、自民党に要
請するとともに、国民への公約とした。
 同年8月に発足した海部・小沢政権が、竹下首相の公約を受け
て「政治改革」に着手する。ところが、言い出しっ屁の竹下首相
がこれにブレーキをかけてくる。その結果、海部内閣の政治改革
は失敗した。
 海部首相が退陣し、宮沢喜一氏が首相に就任し「政治改革」を
公約するが、その最中に、竹下経世会は分裂する。
 マスコミは「小渕と小沢による、猿山のボス争い」と酷評した
が、真実は「政治改革をめぐる理念」の闘いであった。改革を主
張する羽田孜と小沢一郎らが、経世会を離脱し「改革フォーラム
21」を結成することになるが、それまで参議院で無所属でいた
私も参加した。
 平成5年6月、宮沢内閣は公約した「政治改革」を放棄する。
「改革フォーラム21」に所属する衆議院議員は、野党提出の、
「宮沢内閣不信任決議案」に賛成し、可決となり衆議院は解散と
なる。そして「改革フォーラム21」の四十名の衆参国会議員が、
全員で新生党を結成した。そして非自民細川連立政権樹立の主役
を果たすことになる。
 平成6年6月、非自民細川連立政権は崩壊し、自社さ政権が成
立する。それに対抗して同年12月に「新進党」が結成される。
同時に、新生党は解党となる。その生みの親、「改革フォーラム
21」の基本理念は「真の議会民主政治の実現」と「日本改造計
画の実現」であった。
 新生党を解党した際、その政治理念実現のため政治団体の「改
革フォーラム21」に資金を移すことになった。新進党に参加し
た「民社党」も解党し政治団体「民社協会」に同じような対応を
している。政党の結成や解党には、支援組織との関係もあり、こ
のような対応がしばしば行われている。

(「改革フォーラム21」への疑問に答える)

 毎日新聞やTBSらのマスコミは、平成6年に新生党に入った
税金(立法事務費)4億7900万円が、「改革フォーラム21」
に移されたと、意図的に誤解させる報道をしたが、とんでもない
ことだ。前回のメルマガで説明したように、立法事務費は衆参両
院の会派の立法活動に使われるものである。取り扱いは、一旦、
党の収入として、その後両院の会派に配分する方法がとられてい
る例が多い。さらに国会活動に幅広く活用されることが認められ
ており、各党がその方法で運用している。
 各党とも税金である立法事務費は年度内に使い切るという考え
で対応しており、新生党も当該の年度に使い切るというやり方で
あった。
 「改革フォーラム21」は、新生党の前身であったことから評
価も高く、新生党からの寄付以外に小沢氏を支援する団体からだ
けでも、3億円を超える寄付があったと、当時の会計責任者から
聞いているし、政党助成金制度はこの時期はまだ施行されていな
かった。
 活用については「国家と国民のため、真の議会民主政治を実現
する」ことが、関係者のコンセンサスであった。その後、新進党
での内部対立から政党の分裂・結成が続き、政権交代による健全
な議会民主政治の確立が、国民的課題となった。昨年の衆議院選
挙は、まさに国民の意思による政権交代が行えるかどうかの、天
下分け目の選挙戦であった。「改革フォーラム21」の理念が活
かされる機会が、ようやく到来したのだ。
 次に、「改革フォーラム21」の資金を、岩手4区総支部を経
由して、小沢氏の資金管理団体である「陸山会」に迂回させたこ
とが問題だとの批判がある。「改革フォーラム21」の歴史と理
念、そしてさまざまな政治変化の中で、これが適切だと判断した
ものであり、批判を受ける筋合いのものではない。さらに「陸山
会」から91人への配分を見れば、小沢氏の私物化ではないこと
も明かではないか。

(岡田幹事長の政治感性は正気か?)

 岡田幹事長は「新生党の残金は、国に返納するか寄付すべきで
ある」との発言を繰り返しているが、これは違法の疑いさえある
「暴論」である。それよりも、政党政治の原理と実態を理解して
いないことの証明である。政党はきわめて複雑な状況の中で、結
成されたり解党したりするものだ。そのため議会民主政治の原理
の範囲で、柔軟な規制の制度がつくられるようになっているので
あり、それを理解すべきだ。
 「改革フォーラム21」を結成した頃、小沢氏は私に「船田元
や岡田克也を立派な指導者に育て、トップリーダーにするのが僕
の役割だ。二人に政治の厳しさを教えるのが、平野さん、あなた
の仕事だ」と言っていた。それらの資金は岡田政権をつくるため
との発想もあったと思う。先輩政治家の思いを感じることのでき
ない形式主義者では、政治家としての資質に欠ける。
 臨時国会が終わって、岡田幹事長が悪霊に憑かれたように動き
出したのが、小沢氏の国会招致である。狙いは、次の二点である。

1、茨城県議選惨敗を見越して、責任を小沢氏の「政治と金」に
  転嫁すること。
2、仙谷国務大臣らの問責決議で辞任要求を棚上げすること。

 政権交代を実現させた最大の功労者で、自分たちの指導者を、
政権維持や国会対策に悪用する不条理や不見識さも、ここまで落
ちたかと思うと残念だ。こんな人間性に欠ける政治家たちと、一
時的とはいえ、政治活動を共にしていたかと思うと、自分が嫌に
なる。

 小沢問題は、政権交代の阻止と小沢氏を政権から排除し、旧体
制を維持するため、自民政権から菅政権が引き継いだ政治謀略で
ある。
 私は衆議院事務局時代、政治倫理審査会や証人喚問制度を創っ
た専門家である。小沢氏を国会に招致する論拠はまったくない。
これを強行すれば、憲法違反の検察審査会の行為と同じく、国会
の自殺行為になる。
 衆参両院は何時から大衆ファシズムの手先に成り果てたのか。
菅首相も政治家として資質に欠けるが、谷垣自民党総裁の証人喚
問要求に至っては、それでも東大を出た弁護士かと、能力を疑わ
ざるを得ない。

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◎シリーズ小沢一郎論―8
    形式主義のワナの背後に安易な権力維持の誘惑

                 日本一新の会 達増 拓也
                       (岩手県知事)

 民主党の岡田幹事長が、小沢一郎氏の国会招致を国会決議も視
野に調整を進めるということで、菅首相もOKし仙谷官房長官も
賛成している。 
 「検察の暴走」の尻馬に乗って、国会も暴走、という展開であ
る。秘書や元秘書の根拠薄弱な逮捕・起訴や、小沢氏本人の根拠
の無い強制起訴が不当であるように、根拠の無い国会招致も不当
である。

 もともと政権交代阻止(=小沢つぶし)、という流れの中での
「検察の暴走」だったが、政権交代を果たした民主党政権の中枢
がいまやその流れに乗っていくという異常事態である。
 野党の意向に沿えば通常国会が楽になるだろうという期待と、
反小沢のマスコミ世論に乗っておけばいいだろうという、その場
しのぎ的な損得計算でやっているのなら愚かなことである。また、
悪意があって、つまり、小沢つぶしという権力闘争を目的として
やっているのなら、邪悪なことである。
 民主党政権中枢とすれば、「世論を尊重しながら国会を乗り切
る」という建前があるのだろう。その建前の下では、小沢国会招
致は必要である、という事になるわけだ。しかし、それはあまり
に形式主義的な論理展開であり、形式主義のワナである。民主主
義体制が尊重すべきは「民意」であり、「世論」ではない。民意
は、基本的に選挙で示される。
 集中的な国民的議論と運動の末に、選挙結果が直前の世論調査
の結果をひっくり返すことは多い。民意は世論とイコールではな
い。また、国会を乗り切るというのも、国民のための意志決定を
するという中身がなければならない。

 今の日本の本当の民意は何かを真剣に考えれば、まずは格差社
会化や地方切捨てを防ぐことであり、そのためにセーフティネッ
トを充実させながら、経済・雇用を回復させることだろう。同時
に、筋の通った外交・防衛政策を展開することである。そういう
中身の問題で真剣になり、よい政策を実行できるのであれば野党
に譲るところは譲る、という姿勢でないと、実のある国会運営は
できない。そして、政策の中身で世論の支持を得られるように、
国民に働きかけなければならない。政治にとって世論は従属すべ
きものではなく、動かす対象である。
 今の民主党政権中枢が、なぜ簡単に形式主義のワナにはまるの
か。それは、権力闘争というもう一つの甘いワナにもはまってい
るからではないか。「検察の暴走」も、証拠がそろいさえすれば
(でっちあげであっても)手続き的には起訴できる、巨悪を眠ら
せないためには積極的に起訴すべきだ、という形式主義のワナに
はまったパターンだったが、同時に、小沢氏を排除できれば旧体
制を維持して既得権益を守ることができる、という権力的な甘い
ワナにもはまっていたのであった。
 権力闘争といっても、体制を変革しようとする側は、形式主義
では世の中を変えることはできず、中身で勝負しなければならな
いから、ワナにはまりにくい。形式主義は現状維持になじむ。体
制側が、不当に権力を維持したい、楽して権力を維持したいとい
う誘惑に駆られる時、形式主義のワナにはまりやすいのではない
か。
 権力者でいるということは、その分大きな責任を引き受けると
いうことであり、より多くの苦労を背負うということである。権
力者はそれができ、それに誇りを持つ者でなければならない。権
力者は、楽をして権力を維持しようと思ってはいけない。楽をし
たいなら野に下ればいいのである。政治や社会の悲劇は、権力者
が権力者でいながら楽をしようとすることから始まるのではない
か、ということを改めて考えさせられる。回答を求めたい。
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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日本一新 私たちの国が危ない! 緊急出版のご案内

☆緊急出版のご案内☆

  題 名 日本一新 私たちの国が危ない!
  著 者 平野貞夫 (日本一新の会代表)
  出版社 鹿砦社
  価 格 1400+税
  発売日 平成22年12月24日
      
      政権交代の初心に帰れ!
      機能崩壊した司法と政治は
      こうして再生せよ!
      小泉政権亜流の新自由主義につき進むのか、
      国民生活を再生させる
      脱官僚政治に世の中を変えるのか
      重大な分水嶺に議会生活45年で
      培った叡知から提言する!
  
 今年6月に日本一新の会を立ちあげ、その表裏からのさまざま
な情報とともに、渾身の書き下ろし原稿による「日本一新」への
提言に加え、第3章には「メルマガ・日本一新」の平野論説に対
する読者コメントを抽出して載録したので、是非ともお手にとっ
て頂きたいと思う。
 また、日本一新運動を拡げるためにも、恰好のテキストになり
得ると確信するので、お仲間への無限拡散にもご助力を賜りたい。

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「小沢議員の完全無罪」を世の中に知らしめるため、沢山の請願 署名を集めましょう!

「日本一新の会」の維持会員・読者の皆様へ

                        志岐 武彦
               http://civilopinions.main.jp/

「小沢議員の完全無罪」を世の中に知らしめるため、沢山の請願
署名を集めましょう!

    “東京第五検察審査会の情報公開を求める請願”

今回の小沢議員の起訴議決は、検察審査会事務局の巧妙な細工に
よってなされたものです。
審査員が存在したのか、審査会が開かれたのか疑わしく、怪しい
議決がなされました。

全く不透明なプロセスで強制起訴がなされたということは、民主
主義国家の存続をも危うくする事件です。

国会で、森ゆう子議員らが「情報公開」を求めていますが、法務
大臣や法務省はこれを拒否しています。
このような事態にかんがみ、『小沢一郎議員強制起訴議決を行っ
た東京第五検察審査会が秘匿する情報の公開を求める請願』の署
名を多く集め、国会に提出することにしました。

以下の理由で、100万人請願署名と銘打ち、沢山の署名を集め
たいと考えています。

・署名集めのプロセスを通じ、メディアが報道しない「検察審査
 会の実態」を多くの国民に知らせることが出来ます。
・多くの署名を提出できれば、国会は無視できなくなります。

多くの国会議員、有識者の皆様が、署名集めが始まったことを国
民に周知し始めました。

ブログ「一市民が斬る!」に、署名に関する情報を掲載しており
ますので、ご覧の上、署名集めをお願いします。

       Http://civilopinions.main.jp/

なお、以下の添付資料で、署名集めが出来ます。
添付1「請願署名のお願い」
添付2「請願書(署名用紙)」

「東京新聞記事」「日刊ゲンダイ記事」(ブログ「一市民が斬る
!」に掲載)を見せて頂くと「検審の問題」を理解して頂けます。

「小沢議員の完全無罪」を世の中に知らしめるため、沢山の請願
署名を集めましょう!

署名集めの発起人:志岐 武彦 (「一市民が斬る!」を発信、
         ツイッターID:4219take)
署名取り纏め団体:「小沢一郎議員を支援する会」

署名簿とその送付先ですが、http://civilopinions.main.jp/に、

1、請願署名のお願い2.pdf
2、請願書(署名用紙).pdf

 が掲示してあります。また送付先も、同用紙に記載してありま
すので併せてよろしくお願い申し上げます。


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一人ひとりの市民が、出来る事から始めています。
 一市民が斬る!http://civilopinions.main.jp/

日本支配の権力構造を、国民は知る必要があると思います。
そしてその権力構造が一番消してしまいたいと思っているのが、「小沢一郎」なのです。

民主党はポスターからアキカンの写真を外したと言います。
残ったのは、「国民の生活が一番」という、小沢さんのフレーズだけなんだそうです。

実は、このフレーズこそが、日本支配の権力構造からすればとんでもないことなんでしょう。
しかし、米国債の押し付けや思いやり予算など、日本の国家予算による米国の赤字補てんの事実を、日本国民に知られたくはないのが、この、植草さん流に言えば悪徳ペンタゴン、日本支配の権力構造なのでしょう。
その為には、アキカンの写真は消しても、小沢さんの掲げたフレーズまでは消さずに、庇を借りて母屋を乗っ取り続けようと言う事なんでしょう。 許すまじです。


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着物の着付け国家試験? 日本一新の会 中谷 比佐子

歯科技工士法と言う、日本の法律があり、その法律によって与えられているのが歯科技工士免許証。
この歯科技工士法はまさか、海外の技工までは想定していなかったという事なのであろうが、条文にははっきりと、歯科技工は歯科医師または歯科技工士でなければ行ってはならないとある。

しかし、そんな法律は意味も無いと言う訳か、海外委託もなし崩し、国は裁判でそんな法律は、歯医者さんの前では意味なんかないよと言わんばかり。

ここで、国はと言ったが、直接の相手は厚労省。
管轄の法律に意味なんかないよと言う厚労省が、今度は着物の着付けで国家認定の資格を設けるのだとか・・・・
なんなんだ、この脱力感・・・・

着物や着付けの認定にも、厚労省と言うのが良く分からん。
着物や着付けが社会保障や国民衛生と関係があったっけ?
命や安全や安心と深くかかわっていたっけ?
むしろ、着物は産業や観光物産や地場産業とかで経済産業省とか、着物文化と言う事で文部省の方が分かるんだけど。

この認定制度を厚労省に食いこませたある学校法人とやらは、いったいどこなのか?
前政府?鳩さんの時?麻生さんの時? よーわからん。

歯科医療と言う、国民衛生や医療に関わる歯科技工士は、既に55年の歴史があるが、厚労省の認識など無いも同然。
それが、この着物着付けの国家試験とやらは、今の厚労省のお役人や大臣さんらの気持ちをがっつりと掴んだと見える。 ほんに大したもんだ。



◎私にとっての「日本一新。」

 着物の着付け国家試験?               
                    
日本一新の会 中谷 比佐子
(株)秋櫻舎代表(http://www.kos-mos.com/)

 どうやら厚生大臣指定試験機関として発足した、一般社団法人
全日本着付技能センターは、この12月25日までに、全国での
試験を終了して合格者が国の認定を受けるようです。
 この国家認定は前政府が、あるきもの学院と21年3月に推し
進めましたが、試験の始まりが22年の5月からですので、例の
「仕分け」の対象に十分になると期待していたのですが、それこ
そ目にも留まらず、粛々と進められ、いよいよ、国家を背負った
着付技能士の誕生となります。

 この国家試験に合格した人は「技能士」と名乗ることができ、
雇用の安定、円滑な再就職にメリットがあるとされ、その資格は
「業務独占資格」といって、一般の着付け師と差別されます。
 着付技能士のみが今後着付けが優先的に出来ると宣伝されてい
ました。
 美容院には、この着付技能士の資格を持っていないと、振袖や
留袖の着付けをすることが出来ない。和裁学校でも、この技能士
の資格を持っていない人は着付けを教えられない、などなど―。
 極秘に進められていたこの技能検定でしたが、他のきもの学院
や、呉服商の団体や全国の美容院、そして和裁学校などが知るに
および、猛烈な反対の声が上がりました。
 そのためこのような訂正文が配られました。「技能士は名誉独
占資格であり、業務独占資格ではなく排他的な性質はありません。
着付け技能士のみが着付けを行えるという事実はありません」と。

 このような文書を配るくらいなら、バカバカしい着付け技能士
制度そのものを廃止することの方が、きものの将来を明るくしま
す。これではお金を出して試験を受け、認定書をもらっても社会
的に、何の価値も与
えられないのですから。つまりは、いち着物学院と前政府の馴れ
合いで決めたことなのでしょうが、どれくらいの助成金が発生し
ているのか。また現政府も、「和」ものにいっさい目が行ってい
ないということでしょうか。

 「仕分け事業」のスター、レンホウ大臣が、何百万円の洋服を
着て国会議事堂の中でモデル写真を撮らせている雑誌を拝見しま
したが、お美しい方なので是非次回はきもので登場し、きものが
日本人の心をどれだけ豊かにするかを実感していただきたいもの
・・・。 
 また現政府はきものに多大な迷惑を与えています。あの「尖閣
列島事件」の不始末のあと、中国政府は高飛車になり、繭の値段
を倍に値上げしてきました。
 キロ1800円が、船長を釈放した次の日には3600円です。
もしこの値段でダメなら売らないよとまで――。
  真綿の値段は一挙に3倍となりました。
 
 きものの素材価格は守ってもらえず、自分だけがいい目を見た
いという人と組み、日本の手仕事の技術をないがしろにし、この
国はどこを向いているのでしょう。現政府は「国民の生活が第一」
という言葉で政権をとったのではないでしょうか。日本をもっと
見つめて欲しいとつくづく思うのです。

 あの暑い夏の日、35度の炎天下の新宿西口は人・人・人で溢
れかえっていました。そう、菅直人氏と小沢一郎氏の、民主党代
表選挙の立会演説でした。
 初めて生小沢氏の話を聞き、人がらに触れて、彼に政治を託し
たいと心から思ったものです。集まったすべての人がそう感じて
いました。その思いが肌に染み渡ったのです。

 しかしマスコミや政治評論家、または長老議員から小沢一郎氏
はどうしてああも嫌われ叩かれるのか、それを知りたくて小沢氏
の著書「日本改造計画」をはじめ、関係著書を3日間で10冊も
読みました。
 そして「わが友・小沢一郎」の著者、平野貞夫さんに会ってみ
たいと思い、その望みが叶いました。政治音痴の私は平野氏が議
員さんであったことや、真実を語る政治評論家であることに無知
でした。
 「自立と共生」の国を作ろうと「日本一新の会」を旗揚げし、
日本人を豊かにする国づくりに励みたいという思いも強いようで
す。このたびの国家検定のことにはあきれ果て、どうして?とい
う疑問顔とのこと。
 平野さんは、家ではいつもきもの愛好者とお聞きしたことから、
私が主宰し、毎月開催している「比佐子つれづれ」にお招きし、
来年の2月下旬、これからの国づくりについて、私たちは何をし
たらいいかをお話していただくことになりました。

 着付けは、ひとりひとりの体形が違うように、100人居れば
100通りの着方があって当然で国が干渉する必要はありません。
 しかし、この国のモノづくりの原点でもある、手仕事の技術を
どうつなげていくかは、政治が関与しなければもはや無理な状態
です。
 そういう話を軸に、国づくりに参加していきたいと思います。

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◎「日本一新運動」の原点―30 日本一新の会・代表 平野 貞夫

◎「日本一新運動」の原点―30
                
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

(国会開設百二十年記念式典に参加して)

 11月29日(月)、国会開設120年記念式典が行われた。
80年記念式典と100年記念式典に、衆議院事務局職員として
関わっていたので、最近の国会の様子を体験できると思い参加し
てみた。
 式典というものは堅苦しいものであるが、時代や構成員の精神
が象徴的に出るものだ。いくつかの驚いたことがあった。
 まず、現職の衆参国会議員の参加が少なかったことだ。200
名前後と思われたが、最近の国会議員は何を考えているのか。議
会政治の歴史を振り返ろうとする感性がなくなっているのは残念
である。これでは国会の将来は危ない。
 次に、衆参両院議長、内閣総理大臣、最高裁判所長官の挨拶が
まことに、心のない内容だ。横路衆議院議長は、たんたんと何の
抑揚もなく主な出来事を述べるだけだった。西岡参議院議長は、
少し力を入れてこれからのことに言及したが内容は乏しかった。
菅首相に至っては、「自由民権運動から始まった国会」と発言し
た。まるで今の国会で自由民権が実現しているかのような話で、
中学生の教科書の内容だ。120年の式典を汚すものであった。
事務当局も反省すべきことではないか。
 救われた思いがしたのは、天皇陛下のお言葉であった。共産党
支持者には叱られるかも知れないが、紹介しておきたい。
 「さまざまな時代を経たこの長い歳月を顧みるとき、議会が、
わが国における議会政治の確立に努め、国の発展と国民生活の安
定向上に力を尽くしてきたことに深い感慨を覚えます」というと
ころに感銘を受けた。
 新憲法を十分理解されている天皇陛下のお言葉で、全体の文意
はその点が生かされていたが、紹介した部分に私は特別の思いを
感じた。それは昭和天皇のご意向ではないかと、驚きながら推定
した。私の解釈は「長い歳月を通じてさまざまなことがあったが、
議会として、議員たちはいろいろな制約の中で、頑張って議会政
治を確立させ、国を発展させてきたのだよ」と聞きとれた。もう
一歩踏み込んで考えると、「今の国会は何をやっているのか、国
民の生活はどうなるのか」というご心配のお言葉だと感じたのは
私だけではない。
 昭和34年から平成4年まで、私は衆議院事務局に勤めていた。
その後、12年間参議院議員として議会政治の確立に尽くしてき
た。健全な議会政治のために、政権交代の仕組みをつくることだ
と、引退後も活動してきた。そして国民の大多数が政権交代を選
んだ。新しい政治が始まると国民は民主党政権に期待した。
 しかし、民主党政権は期待に応えるどころか、一年も経ずして
自民党政治より劣化した政治となった。その中での国会開設12
0年記念式典である。野党も民主党と政権交代する智恵も力もな
くなっている。こんなはずではなかったと誰もが思う。
 何故、こうなったのか。最大の原因は政権政党たる民主党の指
導的立場の政治家たちの不見識にある。国民の多くは選択すべき
政党に迷うことを通りこし、拠り所を失うという事態となった。
与野党にわたって議会政治の原理や歴史を忘れ、国会の論議は携
帯電話のメールか、ツイッターのような内容となった。国会は、
120年かけて最悪の事態に劣化した。

(「小沢問題」への元議員たちの反応)

 記念式典では約40人の元参議院議員が参加していた。何年ぶ
りかに会う人たち、同志や政敵で、それぞれに加齢していて思い
出話に盛り上がったが、国会の現状を厳しく批判する話ばかりで
あった。話の中心は政権交代のこと、わけても小沢一郎氏のこと
が多くて、私に舌先が向かってくる。大変参考になった。
 自民党議員の約半分は、政権交代したことに批判的で、私の動
きに厳しい追及の話があった。しかし、後の半分はきわめて前向
きで民主党を正常な政党にするか、それが出来ないなら新しい健
全な政党をつくってはどうかという意見であり、自民党という政
党の賞味期限が過ぎていることを悟っていた。驚いたのは旧社会
党の議員である。ほとんどの人が、「小沢さんに政権の中心にい
てもらわなければ政治は機能しないよ」と激励をもらったことだ。
 いろんな話があったが、一つだけ紹介しておく。谷田部理(お
さむ)氏の私に対する提言である、谷田部氏は弁護士で、旧社会
党の参議院議員として大活躍し、社会党解党後は新社会党の初代
委員長として活躍していた人物である。
 谷田部氏は、陸山会問題や公表されたばかりの平成21年度の
政治資金収支報告を踏まえて、「小沢さんに巷間いわれている政
治と金の問題がないことを自分は理解している。ようやく国民も
小沢問題の真実を知りたいと関心を持ち始めた。そこで平野さん
たちの役割は、小沢さんが政治資金を適正・適法に運用してきた
ことを、わかりやすく世間に知らせることだ。国民の多くは理解
してくれるよ。早く政権の中核にいるようにしないと、わが国は
取り返しの付かない大変なことになる。」という趣旨のものであ
った。
 民主党国会議員に爪の垢でも煎じて飲ませたい。

(「政治資金収支報告」に対する謀略的報道)

 平成21年の「政治資金収支報告」が公開され、マスコミが一
斉に報道した。その中に悪質な意図的で謀略的報道があった。
 私が平成19年から昨年まで会計責任者をやっていた「改革フ
ォーラム21」のことだ。昨年7月21日、衆議院解散の日、民
主党岩手第四総支部に3億7千万円を寄付したことで、さまざま
な憶測情報が報道された。
 制度のあり方について学者や有識者が、意見を語るのは自由で
ある。しかし、根本的事実を誤って報道したり、それに基づいて
論評することは許されることではない。しかもその誤った事実を
いかにも問題があるよう意図的に報道することは、政治的謀略と
いえる。
 問題の箇所は「改革フォーラム21」の原資に、平成6年の新
生党解党時に4億7900万円の立法事務費が入っていたという
点だ。そもそも立法事務費とは、衆参両院の会派に支給される公
費で政党に支給されるものではない。そういう基本的制度を知ら
ずに、12月1日のTBS「みのもんた朝ズバ」では、パネルで
全額が改革フォーラム21の原資となり、それが昨年の解散時に
使われたと報道の流れを創った。
 マスコミはどうしてかくも不正義の報道をするのか。TBSだ
けではない。読売・毎日・東京なども同じような報道姿勢であっ
た。こういうことで誤った世論がつくられるのだ。「改革フォー
ラム21」には立法事務費は入っておらず、また、この時期には
政党助成金制度は施行されていない。政治資金規正法の規定にも
とづき、適正に措置して国家と国民のための政権交代を実現する
ため、浄財が生きる時を待っていたのだ。それを旧体制の立場で
謀略的に報道することも間違っているが、政権交代の意義を捨て
去り権力亡者となっている民主党政権も問題だ。


 朝日新聞(12月2日)によれば「改革フォーラム21」など
の資金の流れについて、菅首相は「大変問題がある。解明が必要
だ」と語ったとのこと。政治的指揮権でも使うつもりか。
 政権を獲得し維持するのに、自民党は数百億円の汚れた資金を
浪費した時代があった。そんな政治と決別するために、小沢氏を
中心にした私たちは「国家と国民のため政権交代による健全な議
会民主政治」を目指し、適法・適正に資金を蓄積していたのだ。
 一昨年来、麻生自民党政権が、資金力のない民主党に「日干し
作戦」を展開したことは記憶に新しい。事務所費や供託金に困窮
している候補者を、これらの資金で助けて民主党政権が樹立でき
たのである。小沢氏に私心がないことは配布先を調べればわかる
こと。
 鳩山政権が失敗し、「挙党体制で菅政権を」と発想したのが小
沢氏だった。それを裏切り、国家の機能を崩壊させた菅首相には、
正常な人間としての判断ができなくなったのではと心配している。

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◎「なにもせんかん な~お~と~~~~」     

              日本一新の会事務局 大島 楯臣

 今の内閣は、発足時から「空き缶内閣」や「すっから菅内閣」
などと揶揄されていたが、みごとなまでに体現してくれ、多くの
国民が嘱望した政権交代の大義を喪失した。これは明らかに「無
血クーデター」であり、先の代表選で菅氏に投票した議員のみな
らず、民主党に所属するすべての国会議員の猛省をうながしたい。
 サンデー毎日の12月12日号に、戯作者の松崎菊也氏が替え
歌を紹介しているが、宇宙戦艦ヤマトの主題歌で「なにもせんか
んな~お~と~~~~」である。
 同じく3日の毎日新聞の政治マンガには、仙谷官房長官が国会
議事堂をひっくり返し「なかみ空っぽ コレ何だ?」、菅首相、
「俺たちがつくった国会 笑いごとじゃないか?・・・・・、ふ
ふふふ」と嘯いている。
 また同社説には「お粗末国会」と題し、「開設120年が泣い
ている」として平野論説を追認している。毎日社説は「議会政治
の節目として、各議員が心静かに先人の足跡を振り返り、あるべ
き議会民主主義のあり方に思いをいたす場だったはず」と述べて
いるが、歴史あるマスコミとして、このような状況を作り出す手
助けをしたことに、自らを省みることばは聞かれない。
 厳かであるはずの式典中に、自民党の逢沢一郎国対委員長の携
帯着信音がなる、民主党の中井洽衆議院予算委員長が、秋篠宮殿
下ご夫妻に、「早く座れよ。おれたちが座れないじゃないか」と
発言したなど、巷間いわれる「学級崩壊」ならぬ「国会崩壊」を、
国民に見せつけてくれた。

 さても「改革フォーラム21」の資金だが、平野氏はその著書
で幾たびも書き記しているし、それは毎年の「資金収支報告」と
して処置され官報にも掲載されている。つまり公知の事実であり、
この10数年、政治資金のみならず、小沢政治をウオッチし続け
てきた私には、菅首相や岡田幹事長のたわごとに、何をいまさら
という思いしかない。
 私は、昨年の春、The JOURNALに「平成版・似非関ヶ原実戦記
要録」と題するふざけた文章を投稿したが、ここに至る顛末を思
い起こしてみよう。

 自民党・麻生総理は、その就任と時を同じくして、文芸春秋に、
すぐにも解散総選挙で国民の信を問うべく論考を発表した。しか
し、その実は翌年の夏まで解散は先延ばしされたが、この間マス
コミは何と書き続けたか。その理由は麻生総理の「優柔不断」に
あり、節目節目での決断ができないと断じていた。
 ところが私のもとにはある筋から「解散のずるずる延期は民主
党に対する兵糧攻めである」との情報が寄せられていたので、そ
の背景について述べてみよう。
 まず、現職の国会議員は選挙区での日常活動の拠点として、地
元事務所を最低一箇所、多い人は数カ所開設している。そして新
人候補者はというと、普通は手元不用意な人が多く、とても複数
箇所の事務所開設はままならないまま選挙準備に入る。
 そんな折に、麻生総理が「まもなく解散します」と文芸春秋に
発表したものだから、その反応はどうなるか火を見るよりも明ら
かである。新人候補者は一斉に「選挙事務所」の開設に走った。
それも平時用の事務所ではなく、あくまでも選挙用だから、車の
出入り、人が集まりやすい場所、そして駐車場と、それなりの費
用がもとめられる所を物色して確保し、同時に人の配置も、用具・
用材も選挙用となる。
 それが一月遅れ、ふた月遅れ、はたまた解散が無いままに年の
暮を迎えたとき、新人候補者の台所事情がどうなっているかは自
明でもあろう。事実、ある新人候補者は「この暮れが越せない。
どうしたものか。一旦選挙事務所を閉じようと思う」と思案にく
れていた。
 ところが、歴戦の強者や現職議員ならいざ知らず、知名度もお
ぼつかない新人候補者が、一時的とはいえ選挙事務所を閉じると、
その影響は計り知れず、あらぬ風評が流され、次第によっては再
起不能も想定される。
 こんな状況がおよそ10ヶ月も続くのだから、台所を預かる担
当にとっては命が縮まる思いであったと思う。昨年の総選挙はこ
のような特種な環境下で実施されたのだから、そのために費消さ
れた「資金」は計り知れない。これが、麻生自民党政権の民主党
に対する「兵糧攻め」の実態であり、多くの新人が「あの資金が
なかったら、当選していたかどうか疑わしい」と感謝の弁を述べ
ているのである。

 仕事をしないのみならず、その発言は新人議員にももとる「内
閣総理大臣」、加えて、国会対策もままならず、居るのかいない
のか、その存在さえ疑われる「与党幹事長」などなど、与党であ
るべき民主党の国会議員諸兄はこのような情景を、いつまで国民
に見せ続けるのか、確とした回答を求めたい

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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日本を再生に導くのか、崩壊への道を選ぶのか, その「カギ」とは何か。 日本一新の会 土井俊喜

【私にとっての日本一新。】

☆日本を再生に導くのか、崩壊への道を選ぶのか、
その「カギ」とは何か。

                  日本一新の会 土井俊喜

 小沢一郎氏は、「中央集権の根本のところから直すという作業
は、よっぽどじゃないとできません。失敗したら、殺されてもし
ょうがない。極端に言えば、それくらいの話です。しかし、それ
をやらなきゃ、日本の次の時代の夜明けは来ない」と主張する。
 つまり、地域の責任者も、配分された予算の使い方で、実際の
選挙で評価される、いわば「自己責任的社会主義」(増田悦佐)
という、前人未踏の領域に「政治」が変化することに、全国の各
分野の議員各自や官僚が耐えられる「学習」力、実践力の持ち主
かの問題に過ぎない。
 これは、平野貞夫氏が言う「自立・共生資本主義」と同じ史観
であり、ポスト・モダンの現代という「文明700年周期」を唱
える外村直彦の『八大文明』(朝日出版社)にも繋がる視点であ
る。
 まさか僕の生きる時代がこんな大不況の時代とは想像だにでき
なかった。総理や財務大臣が円高に求める現政権の経済政策は、
経済的効果が無く、無駄遣いにしかすぎない。日銀総裁の「検討
する」という態度の方が正しい気がする(以下は、経済音痴の実
感)。

・「経済economy」も「環境ecology」も、生命体である(Economy
+Ecology=OIKOS)。病気(恐慌、異常気象)の原因と根本対策を
見出していない現実が前提だ。過去の歴史をみれば、「恐慌」は
20年かけて「自然治癒」している。いかに、最低限の「免疫力」
を作るかが、政治でも経済でも「政策」だ、ということだ。ポス
ト・モダンの現代の「国民の幸福」とは「仕事」である。その、
「セイフティネット」の構築を邪魔しない「国家=行政」が必要
な所以である。

・総務省統計局の平成17年度調査でも、「多数決主義」の民主
主義では、全人口の25.9%の日本人が第2次次産業の「仕事」
に従事しているに過ぎない。また、全ての分野が為替の円高でコ
スト安の恩恵を受けている中小企業や、60%を大きく超える第
3次産業があるのだ。なぜ、為替問題で大騒ぎする、マスコミも
含めた、経済エリートの解説には、ぼくら経済音痴には納得しが
たいものがある。愚民主義の逆襲に合うのが日本の歴史というも
のだ。

・大企業の輸出の、緊急時のマイナス収支のみで、全てを語るの
は既得権益者の言い分に過ぎない。一言で結論づければ、緊急時
も、平時も、今後の「景気拡大」の構造転換を変化に適応(その
ための補助金なら有効)していけばいいだけのことだ。----「内
需拡大」という構造改革など、悲観論ばかりの視点だけではない
ことも、また自明ではないか。

・過去の前提を変更できない国、企業、人は、新たな前提となる
「国民の幸福」という変化の流れの中で苦しむだけだ。500兆
円の現金を持つ日本企業がある。1300兆円の金融資産を持つ
日本人がいる。300兆円の対外資産を持つ日本国。世界中に始
まる金融恐慌二番底への過程において、「仕事」をつくる「内需
拡大」こそが喫緊の大事であり、それには政府や政治家や官僚た
ちを指示できる「意志決定者」がいれば可能だ。

・また、円高の背景をデータで説明すべし。円高=日本経常収支
(貿易収支+所得収支―サービス収支)の力が強くなっているこ
とを示すものだ。また、これからも円高がつづくことも予想され
る中で、過去の歴史のデータからは、経常収支は一貫して拡大し
てきている日本。世界中で「過去40年間」も自国通貨の為替が
上がり続けながらも、赤字に転落するどころか黒字幅を拡大しつ
づけたのは日本だけだ。また、あらゆる金融機能が円滑に機能し
ているのは日本だけであることを、マスコミ等の権力者は誰も知
らせない。

・それを可能にしたのは何か?一部の超エリートが支配する西洋
近代の資本主義に対して、西洋エリートの頭脳にはかなり劣るも
のの、日本の政策は、偏差値主義の官僚による行政に依存してい
る。しかし、歴史を辿れば、彼らの政策で日本経済が40年も黒
字を続けてこれたのは、増田悦佐『内向の世界帝国 日本の時代
がやってくる』(NTT出版)によれば、一般経済界の力による
ものだ。つまり、世界の大衆に比べて、大方の日本の大衆の言語
読解力や応用力のパワーが「経済」をも動かし続けている事実が
ある。それが世界中に拡がれば、「女、子ども」の要求水準の高
い大衆力の拡大になり、日本を「恐怖」と受けとめているのが、
西洋からの日本バッシングの根拠である。

・ポスト・モダン社会の定義を、前出の増田悦佐は「知的エリー
ト支配という、あらゆる階級支配の中でもいちばん厄介な階級社
会のくびきから大衆が解放された社会が『日本』だ」と指摘する
(『格差社会論はウソである』NTT出版)。同著のキィワード
は、視野狭窄症、エネルギー効率、多数決原理など。

・上記の「視野狭窄症」(増田悦佐)について、懸念されること
がある。マスコミなど既得権力側が創りだす、「日本の経済社会
が直面している危機は、たった一つしかない。それは日増しに権
威が失墜していく知的エリートが自分たちの存在理由を創りだす
ためにあおり立てる危機感、悲観論を信じこんで、自暴自棄的な
集団自殺に突っ込んでいくことだ」(同上、NTT出版)という
視野狭窄症だ。この視点からみれば、今の菅政権は、戦前の軍事
化の拡大、戦争の道への懸念で満ちている。

・何事も沈黙、暗黙に進むこの国に、党派を超えた「新しい政治」
が生まれるか?「仕事が幸福」と言う国民が、第一の思いで、世
界政治を変えることが出来るか?金融恐慌2番底に入れば、金融
機能の条件を持つのは、日本と日本人が世界で唯一の国となるの
である。
嫌々ながらでも、日本が世界に果たすべきことが起きてくる。そ
の最大の課題は、エリート主義経済学に対する日本の大衆力の拡
大による、世界経済・世界平和への貢献であろう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆土井論説に紹介されている、増田悦佐(マスダエツスケ)氏の
 書き下ろしによる、『エリート主義経済学と真正大衆国家日本
 の役割』が近々に掲載予定となっている。
 氏は、証券アナリストであるが、その視点からの経済評論のほ
 か、最近では日本文明と欧米文明の比較を主題とする評論に力
 を注いでおられ、俗世の経済論とはひと味も、二味も違う論説
 が聞かれると思う。

 「日本という国は特種である」というと、右端に位置する人の
 ように思われるが、日本刀の鍛鉄技術が自動車のボディに活か
 されていて、薄くても強度は同じ、かつ錆びにくいなど、当た
 り前すぎて意識していない人も多い。このような特種な事例を
 探し始めると際限がないほどあるのだが、増田論がどのように
 展開するか乞う御期待である。

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日本一新の会 メルマガ臨時増刊号・2010/11/29

現時点で、政界の動きを見ていると、平野さんの言うとおりに、日本は崩壊して行くように思える。

以下に掲載する平野さんの記事は11月の末に配信されたのですが、今度は仙谷官房長官がTV朝日の番組の中で、田原さんの質問にこう答えたのだと言う。

@namatahara
昨日の放送の中で一番重要なのは僕が、こんなデタラメ予算を後何年組めるのか?と問うと仙谷さんは2年が限度だと答えた。

@namatahara
後2年で破綻する。こんな重大な官房長官の発言をどの新聞も無視した。記者達は仙谷さんが辞めるかどうかしか関心がなかったのだろう。

誰だって、GDPの20倍もの借金があるのに、財政破綻しないとは思わないだろう。
思わなくても、多分大丈夫だと根拠のないあてに頼っていただけである。
政府のNo,2が公に言ったという事なのだから、言わなきゃいいとか、認めなきゃいいとか逃げていないで、直視してほしいと思う。

憲政の崩壊と、国家財政の崩壊。
まさに、未曾有の事態である。



民主党は政権交代の原点に立ち戻れ!

            (月刊日本12月号より・転載許諾)

              日本一新の会・代表 平野 貞夫


☆民主党が招いた憲政史上未曾有の危機

――民主党政権誕生以来一年以上経つが、現在、国会は膠着状態
  にある。

平野 まず私は率直に、おわびをしなければならない。
 衆議院事務局、参議院議員、そして小沢一郎氏のアドバイザ―、
政治研究家として歩んできた私の政治人生の目標は、日本におい
て「憲政の常道」が守られるような、健全な民主主義を根付かせ
ることだった。民意に基づき、政権交代可能な仕組みを作ること
だった。昨年夏の政権交代の意義は、まさにここにあった。
 だが、ここまで民主党の面々が政権交代の歴史的意義を理解せ
ず、政治をあらゆる面で劣化させてしまうとは、想像していなか
った。こんな政党に政権を持たせるために、小沢氏と共に苦労し
てきたのかと思うと、自分のことが情けなくなる。75年生きてき
て、これほど伍泥たる思いになったのは初めてだ。
 現在は明治憲法発布以来、日本の憲政史上において未曾有の危
機にある。その本質とは、政治統治機能の喪失だ。太平洋戦争中、
大政翼賛体制下においてさえ国家意志というものは存在したが、
現在は意志も政治理念もない、状況に流されるだけの政権にすぎ
ない。これも、菅直人や仙谷由人というような、最低限の歴史観
と倫理観のない人間が権力を握っているためだ。

――現体制が生まれた裏には何があったのか。

平野 もともと、菅氏には権力欲は過剰だが、政治や政策に対し
て主体的意志はなかった。ところが、大きく三つの動きが鳩山・
小沢外しによる菅政権樹立を目論んだ。
 一つは、アメリカの影響だ。遠からずドル崩壊の危機が訪れる
が、その際にドルを支えてくれるのは日本しかない。アメリカに
とっては、危機に備え、日本に利用しやすい政権が存在したほう
がありがたい。その点で、菅氏は財務大臣を経験している間に手
なづけてある。一方、小沢氏が唱える「国民の生活が第一」とい
う政治理念は、アメリカにとっては厄介だった。これは、小沢氏
がアメリカ外しを行うという意味ではないが、日本国民の税金は
日本国民のために使うべきだということと同義であり、アメリカ
ドルを買い支えるためではない、ということを含意していた。
 もちろん、アメリカ内部にも小沢とは話し合って協力したほう
が良いという意見もあるし、やはり切り捨てたほうが良いという
意見もあり、一枚岩ではない。ここに、国内の政局が絡んでくる。
すなわち、「政治とカネ」を契機として反小沢派が鳩山・小沢を
追い落としにかかったのだ。菅直人氏はケジメをつけられない人
問で、国家のために何が必要か、そのためには誰が必要かという
こともわかっていない。だから安直に小沢外しの御輿に乗ってし
まう。そしてそれを担いでいる仙谷由人氏は、頭から爪先まで、
政治的経済的私心しかない人間だ。もともと6月時点で、小沢氏
は菅総理による挙党一致体制を作り、それによって参議院選挙を
乗り切ろうと考えていた。ところが仙谷氏らが小沢外しに動き、
民主党は挙党一致体制を作ることができなかった。
 昨年3月に西松建設事件に絡んで小沢氏の元秘書が逮捕された
が、これは当時の麻生総理、森英介法務大臣らによる事実上の指
揮権発動であり、なんとしても政権交代をくいとめようという意
志の表れだった。実際、元秘書逮捕の数日前、森大臣に会った時、
「政治を悪くしたのは小沢氏、そして一番悪いのは平野さん、あ
んただよ」と言われたが、これは小沢氏への指揮権発動を匂わせ
るものだった。
 小沢氏は代表を辞任することで政権交代への機運を維持したが、
次に検察が目をつけたのが石井一副代表だった。これを無理やり
立件しようとしたのが村木事件の本質だ。実際、検察が無理を行
なったから前代未聞の証拠捏造事件となったのだ。石井氏の次に
は鳩山由紀夫氏への、母親からの莫大な「子ども手当」問題が狙
われた。こうして民主党の幹部を次々に狙い、政権交代を阻止し
ようとしたのだが、結局、衆議院選挙で民主党は大勝した。だが
検察はすべてを諦めたわけではなく、民主党政権下にありながら
も、小沢一郎だけは許さない、と蠢き続けているわけだ。
 こうしてアメリカ、仙谷氏ら反小沢派、検察という三つが暗黙
のうちに野合して、追い落としにかかったのが小沢氏を巡る事件
の本質だ。

☆検察の権限強化は憲法違反の疑いあり

――検察審査会によって二度目の「起訴相当」議決が出され、小
  沢氏は現在、最高裁に特別抗告中だ。

平野 一連の過程には非常に問題がある。まず小沢氏をめぐって
は西松建設事件が起きた。これは起訴に至らなかったが、西松建
設からは自民党議員にも献金が行っていたし、ダミ―団体を通じ
て献金が行われたという指摘も、根拠のないものだった。
 そして、検察審査会が今回起訴相当議決を出した陸山会をめぐ
る事件は、四億円の土地購入を政治資金報告書に記載した際、実
際の取得日よりずれて、翌年の記載になっているという「期ズレ」
が問題となっている。そもそも、この「期ズレ」は問題となるよ
うな性質のものではない。小沢氏が購入した土地は農地であり、
これを住宅地として利用するためには各種の手続きが必要で、時
間がかかる。このために実際の取得日と報告書への記載がズレる
のは当然のことだ。このことは検察も分かっている。東京第五検
察審査会で説明がされたはずだが、「期ズレ」だけでは不十分と
感じたのか、なんと「四億円の出所も問題だ」と、告発の容疑事
実にも、一回目の議決にも全く存在しなかった理由が突然付け加
えられた。これは違法である。
 ここには、検察審査会という、内部が完全にブラックボックス
であり、憲法における地位も不明瞭な組織の問題がある。まず、
検察審査会は行政機関なのか司法機関なのか。
 小沢氏は四億円を2回目の審査会議決で「犯罪事実」に追加し
た点について、正しい手続きを経ていないとして「議決の無効」
と「手続きの差し止め」の抗告を行なった。地裁、高裁とも「手
続きの差し止め」について棄却したが、その理由は「検察審査会
は準司法機関なので行政訴訟になじまない」というものだ。そこ
で最高裁に特別抗告したのだ。高裁までの判断では、検察審査会
は三権分立の司法権に属すということになる。すると、訴追権を
司法が所有するということになり、三権分立が侵されているとい
うことになる。正しい三権分立において、訴追権は行政機関であ
る検察のみが有しているべきなのだ。すなわち、現下、三権分立
はマヒしてしまっているわけだ。
 この矛盾を解消するためには検察審査会は行政機関であるとし
なければならないが、そうすると小沢氏の特別抗告を棄却する理
由もなくなる。最後の判断は最高裁に委ねられているところだが、
ここで正しい判断が下されねば日本の法秩序は本格的に崩壊する。
 もともと、検察審査会はGHQの遺産だった。GHQは日本に
も陪審制を導入しようとしたが、日本側の頑強な抵抗にあった。
その一種の代償として、検察審査会は設けられていた。検察審査
会に強制起訴力を持たせるべきかの議論が平成13年頃に行われた
が、このとき、最高裁は反対していた。検察の起訴独占という憲
法の原則に反するからだ。また、強制権を持つのであれば、その
過程は公開されなければならない。
 だが実際にはメンバ―も、平均年齢も、議論の過程もまったく
明らかにされていないのだ。秘密裁判のようなことが行われてい
る。検察審査会の暗部を明らかにしなければ、暗黒司法がまかり
通ることになる。

☆四億円は行政指導の「記載ミス」範囲内

――野党は小沢氏の国会招致を求め、与党も政権運営のために岡
  田幹事長が小沢氏に招致に応じるよう働きかけている。

平野 与野党ともに、政治倫理審査会、証人喚問というものをよ
く理解していない。政治倫理審査会はロッキ―ド事件を契機に作
られたもので、これを作ったのは小沢一郎氏本人であり、設置の
ための事務作業を行なったのは、当時衆議院事務局にいた私だ。
だから小沢氏と私ほど政治倫理審査会に詳しい人間はいない。
 政治倫理審査会を開くには要件が二つある。一つめは、不当な
疑惑を受けた議員自らが申し出た場合だが、小沢氏本人が進んで
審査会を要請することはありえない。氏は「国会が呼べば行く」
と述べているが、自ら審査会を開くことを要求はしていない。
 したがって、二つめの要件を満たさねばならないが、これは、
委員の三分の一の申し出、そして出席委員の過半数の賛成が必要
だ。だが、民主党内をまとめあげて、この要件をまず満たすこと
ができるのか。
 また、政治倫理審査会そのものは、議員の「行為規範」に著し
く反した場合、すなわち、議員の職務に関して犯罪が疑われる場
合(収賄、脅迫、兼業の報告違反)、政治資金規正法や議員資産
公開法に「著しく違反した」場合に開かれると定められている。
 小沢氏の場合、このうち何の問題を政治倫理審査会でとりあげ
ようとしているのだろうか。唯一可能性があるのは陸山会をめぐ
る問題について政治資金規正法を根拠にすることだが、これとて
も、四億円の「期ズレ」は「著しい違反」にはあたらない。百歩
譲って違反であったとしても、従来であれば総務省の行政指導で
終わる「記載ミス」だからだ。つまり、小沢氏を政治倫理審査会
に招致することは、数の上でも、審査会の性質から言っても不可
能なのだ。
 証人喚問はさらに難しい。国会への証人喚問は全会一致で為さ
れるのが原則だからだ。だが、小沢氏の国会証人喚問に、全民主
党議員を賛成させることはできない。政治倫理審査会にしろ証人
喚問にしろ、いずれも国会の有する国政調査権に基づいている。
すなわち、疑惑を受けた国会議員に対して国政調査権を発動する
のだが、それは「起訴に至らない」疑惑がとりざたされていると
きに、民意に応えるべく行われるものだ。だが、小沢氏は検察審
査会によって強制起訴、司法で言うところの「司法プロセス」に
入っている。もはや「疑惑」ではなく、訴訟に場は移っているの
だから、国政調査権を発動するにしても限界がある。
 結局、野党は政局の駆け引きの材料に小沢氏問題を利用してい
るだけだし、国政調査権の何たるかも理解していない民主党幹部
がそれにつられて右往左往しているだけなのだ。こんなことで小
沢氏を国会に招致する先例を作れば、国会の自殺行為になる。
 国会議員が真に国政調査権を発動すべきは、憲法の原則に反す
る検察審査会に対してだ。すでに検察審査会の問題は指摘したと
おりだが、仮に検察審査会が司法機関であったとしても、司法行
政にあたる問題なのだから国政調査権が適用できる。検察審査会
法改正で「強制起訴制度」という違憲立法の不手際を犯したのは
国会白身だ。国会白らがこの問題の解決に取り組まなければなら
ない。

☆人材が払底した民主党

――民主党は多数の議員数を誇りながら、人材は払底しているよ
  うに見受けられる。
平野 11月2日、与野党の国対間で野党と小沢氏の国会招致を
棚上げして補正予算の審議に入る合意を為していた。ところが岡
田幹事長は、「小沢さんの国会招致が補正予算・法案審議・本予
算・地方統一選挙の障害となっている」と発言し、野党の反発を
買い、せっかく動くかに思われた国会も再び膠着状態に陥った。
岡田氏は自分の発言が何をもたらすか、まったく理解していない。
 尖閣ビデオ問題では、前原氏が失態を晒した。あの小泉純一郎
総理でさえ中国と悶着を起こすのを避け、領海侵犯については追
い払うだけにとどめていた。ところが前原氏は海上保安庁に指示
を仰がれたとき、逮捕を命じた。一旦逮捕してしまった以上、こ
れは主権問題と化すのだから、最後までスジを通し、起訴しなけ
ればならなかった。それを止めるならば指揮権発動も覚悟しなけ
ればならなかった。ところが、結局責任を那覇地検に押し付け、
責任を回避した。人間には本流と亜流の人間がいる。違いは、責
任を取れるかどうかにある。現政権は明らかに、亜流の人間の集
まりだ。
 中国人船長釈放に動いたのも外務大臣となった前原氏だが、こ
れはクリントン米国防長官の指示を受けてのことだ。国務大臣と
しての決断がどれほど国内のみならず国際政治にも影響をおよぼ
すかに思いが至っていないから、こうした一貫性のないありさま
になる。
 岡田氏、前原氏ともに将来の民主党のリーダーと嘱望されてい
るが、その人物にしてこのていたらくだ。まったく場当たり的に
しか行動できず、戦略・戦術性などひとかけらもなく、価値観の
ないロボットが人間の服を着て歩いているようなものだ。
 これがわが国のことでなければ大いに笑えるのだが、彼らがま
さに日本の政権与党の人間だと思うと、身も凍る思いだ。まさに
喜劇的悲劇だ。

☆小沢政権がなければ民主党は自壊する

――この政治の閉塞を打開することは可能か。

平野 閉塞状況というものは、天災として訪れる。だが現下の有
様は天災ではなく、自分で有能と思っている無能な人間が政権を
担っているために生じている人災であり、閉塞状況とは言えない。
 問題は、小沢一郎を排除するのに必死になって、政権交代の理
念を完全に喪失してしまったことにある。そのために政治は完全
に機能停止に陥っているのだ。民主党議員は権力の恐ろしさをわ
かっていない。生まれて初めて権力を手にしたことで舞い上がっ
てしまい、聞くところによると、下品に利権を漁っている大臣た
ちもいるとのことだ。これは必ずや、のちのちに問題となるだろ
う。
 民主党の支持率は下がる一方で、政権浮揚の秘策などないし、
無能な現執行部では何の知恵も出てこないだろう。次の総選挙で
は、民主党は必ず壊滅する。
 唯一救いがあるとすれば、それは、政権交代の原点に立ち戻り、
党内で政権交代を行ない、小沢一郎氏が政治の主役をできるよう
にすることだ。現在、小沢氏は検察審査会という憲法違反の権限
を持つ組織によって強制起訴され、党内で離党論さえあり、身動
きがとれない状態だ。最高裁が正しく判断を下せばよいが、そう
でない場合、裁判が終わるまで小沢氏は民主党のために活動する
こともままならない。
 民主党政権が発足し、小沢排除を始めた時から、私は民主党政
権はこのままでは確実にダメになると何度も警告してきた。菅氏、
仙谷氏らの人問性の問題点についても何度も指摘してきた。菅氏
を代表に投票した人たちの責任は重大だ。
 小沢氏復権がなければ、民主党政権は自滅し、政界大再編も行
えず日本は崩壊していく。

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました

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December 05, 2010

あ~あ~堂々の~♪♪

輸送船~~さ~らば~祖国よ栄えあれ~~♪♪

このフレーズは、確か「暁に祈る」の中に在りましたね。

で、日本の公益法人の一つである日技の中西さんは、まさに輸送船の艦長としてそしてまた、輸送船の艤装をチョイとばかり変えたもう一艘の艦の艦長も兼ねてか、はたまた輸送船団の船団を指揮する将軍様と言う訳か、それはもう堂々と政治活動に励んでおられる訳ですね。


事務連絡
平成16年4月27日
各都道府県衛生主管部局  御中
厚生労働省医政局

公益法人の活動と政治団体の活動の峻別について

 標記につきましては、平成13年8月21日付事務連絡により、不適切な事例があった場合には、当該公益法人(医師会・歯科医師会・看護協会。以下同じ。)に対し改善指導を行っていただくようお願いしているところですが、その後公益法人の一部について別紙のような誤解を生ぜしめる事例が見られると指摘されているところです。
 このため、貴部局におかれては、市区町村内支部単位の公益法人も含めて所管する公益法人に対し、公益法人と政治団体の入退会の峻別も含めて改めて上記の趣旨を周知・指導していただくと同時に、公益法人と政治団体の活動が一体であるかのような誤解を生ぜしめる平成13年8月21日付事務連絡によりお示しした事例及び別紙の事例等を参考に、再度、不適切な事例の有無を調査し、このような事例があった場合には、当該公益法人に対し、改善指導を行っていただきますようお願いいたします。
 不適切な事例があった場合には、大変お手数ですが、事例の概要等を別紙様式により、平成16年8月31日までに下記担当宛ご報告いただくとともに、該当がない場合にはない旨をご報告くださいますようお願い申し上げます。
 なお、現行制度上は、政治資金規正法第22条の3第1項による国等から補助金等を受けた公益法人は当該補助金の交付の決定の通知を受けた円から1年を経過する日までの間、政治活動に関する寄付をしてはならないとされているところですが,公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているものではありませんので、調査の際はこの点にご留意下さい。
 また、公益法人の活動と政治団体の活動の峻別については、国会において具体的な事例の指摘を交えつつ、大きく議論がなされていることから、別添の通り国会の議事録の抜粋及び議員から提出のあった関連資料を併せてお送りいたしますので、十分ご承知おき下さい。

担当:厚生労働者医政局総務課企画法令保 高橋直人
TEL:03-5253 1111(内線2518)
FAX:03-3501-2048
E-mail takahashi-naoto@mhlw.go.jp

厚生労働省通知など


以上のような通知も出ており、通知にもある日本歯科医師会にしても、せめて会長職くらいは別人にしておこうと言う事で、大久保日歯会長が政治連盟の会長を兼ねるなんて言う事はしてはいないのです。

日歯の真似ごとを何でもする中西さんですが、こう言う面ではどこのだれよりも権力欲が強烈なのか、あるは、トップの利権をどこまでも独り占めしたい為か、日技会長と連盟会長の兼職を今も続けています。
この二つの会長を兼ねると言う事は、簡単に言ってお金の入り口と出口とを独り占めすると言う事です。
公益法人の日技は政治活動は出来きても、集めた会費を政治資金に回せません。

一方、政治連盟は寄付金を受け入れる事が出来ますし、それを政治活動に支出する事が出来ます。
政治団体に寄付できると言う訳です。例えば、中西茂昭躍進の会だとかに。
中西さんのように兼職しちゃえば、自分で自分に寄付するようなもんだし極端な話、中西さんを通った時点でマネーロンダリングだって出来ちゃうってことです。

日技は表向き、歯科技工を国民医療の為に向上させるという名目で活動していますが、その活動経費は一般会員からの会費収入によっていす。
その集めた会費や、会員が積み立てている会員に還元するべき財産である共済費などを、組織や公益である会員の為に使うのが当然の使途なのでありますが、それは表向きの話だったようで、会の収入を如何にして政治的に合法を装って政治資金に回してしまうかの仕組みの為に、傍から見ても強引としか思えない兼職を続けていると言うところでしょうか。

確かに政治活動の資金は、日本歯科技工士政治連盟の会費や寄付金として集金されている訳ですが、会長職が峻別されていないのと同様に、末端からの政治連盟会費や寄付金も、日技の組織を通して集金され上納されて行っているのは、会員じゃ無くても皆知っている事でしょう。

そうやって集められたお金は、最終的に両方の会長を兼ねた、中西さんの懐にで一緒になってしまう訳です。

中西さんは過去に二回、参議院議員選挙に自民党からの公認を得て立候補しています。
幸いな事に、二回とも落選していますが、仮に、当選していれば、設備構造基準と技工録などはもっとごり押しされていたでしょう。
技工助手を制度化する事も、海外委託のなし崩しも、歯科技工所の規格化や開設の許認可制だって進められていたかもしれません。

ただ単に、国会議員になりたかったと言うだけで、日技のお金も政治連盟のお金のつぎ込む訳がないのです。
小暮山人だって、自分の経営するラボだか専門学校だかわからないのを、歯科大学に格上げし、もう一つ、自分がパテントを抑えた材料や機械を保険収載させると言う大きな目的なあった訳です。

中西さんがお手本にしようとしていたのは、案外、この小暮さんなのかもしれません。
何と言っても中西さんのバックに居るのは、日本で一番大きな歯科技工所だし、執行部に連なるのは歯科の機材メーカーの皆さんなんですから。

そうですねえ、立派な輸送船団の指揮官なんですねえ。

露地者君が見せてくれている、政治資金報告書には結構な金額の使途不明金なのか、単純に数千万円数字が合わなかったよと言う事なのか、普通には考えられない乖離がありますね。

日本歯科技工士政治連盟

上記HPを拝見すると、中西さんが政治連盟会長として八面六臂の活躍をしているように見えます。
いいんですか、本来の政治連盟役員を同道しなくて?
同行した役員さんは、日技常務理事の夏目克彦さんだっちゅうじゃありませんか。それとも、政治連盟じゃなく、日技としての政治活動だったのかな。
政治活動自体は禁止されていないと言うけれど、それにお金を使う事についてはどうなんでしょうか。
日技の資産が政治連盟に、ある期間、流用されていたり、名目上移されていればそれまたどうなんでしょう。

露地者君にあった、通りすがりさんのコメントのままなら、これまでに日技会員達が積み上げてきた会費や共済や政治連盟会費と言うものは、二回の参議院選挙で自民党の公認料や選挙費用に相当な金額が回されたとみられますし、実はそれ以外にも某なんみょう党に自民党票より確実な票として渡った何とかもあるとか。

とにかく、そういった爆弾を公益法人改革にかこつけて、人知れず不発弾処理する為にも、中西さんはもう一期、まさに「支持率が1%になっても会長を、兼務を止めない」と言うしかない訳です。


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December 04, 2010

2010 大阪技工士ゼミナール 来たれ絶対損はさせません。

明日、12月5日は大阪技工士ゼミナールの開催です。

大阪技工士連絡会と大阪府保険医協会の共済で午後1時から、天満橋はエル大阪でドンと開催しますよ。
世はインプラントだホワイトニングだと、流行を追えばそれが歯科医療なんだと勘違いしているようですが、
ところがどっこい、地道な保険診療や義歯ホテツも健在なんです。

確かに人間、稼いでナンボかもしれませんが、お金に目がくらむと、人間、自分は医者だ歯医者だと言っても誰も信じてはくれません。

昨今のインプラントをちょっと齧って、インスタント開業する歯医者さんが、義歯を究めたベテランの歯医者さんのように、歯を失った患者さんの交合をしっかり取り戻せると言うのかどうか、

総義歯の患者さんに14本のインプラントを植えたとか言う馬鹿げた話を聞くにつけ、いったいこの業界、どうなっちゃうんだろうと。

売文家さんのブログに記された、ある歯医者さんのコメントなどを読むと、歯医者さん、もうこれ以上壊れないでと願うしかない。


さて、大阪技工士ゼミナールの一部は臨床経験発表。
演題は

和島喜仁さん「咬合平面の設定について」と、重里幸三さんの「扱いやすい義歯をめざして」の2題です。

なんだそんなのと思っちゃいけません。
こう言う基本的なところが、実はすっぽりと抜け落ちてしまってきているんです。

正中や交合平面をどこにするかと言うような、義歯の基本中の基本が歯医者さんの指示や模型の情報からも抜け落ちている現実、ある歯医者さんに言いたい、お金で歯医者の資格を買ったと自慢するなら、最低限の事、歯医者さんもやってくださいよと。

正直、売文家のコメントにある歯医者さんから、時間も金も払っていない「無資格者」と罵倒される、なぜか厚生労働大臣免許もある我々歯科技工士が言えるのは、
資格はただ長々と大学で小学校の勉強からやり直すんじゃなく、ましてや、お金で資格を買うのでもなく、我々はお金は学ぶ事に使い、経験を血肉として生かしているのだと言うしかありません。

歯医者さんも歯科技工士も、より良い義歯を患者さんにお届けする為に、和島さんや重里さんの柔らかくも奥深い、経験と蘊蓄に富んだ発表を聞いてください。
そして、お金じゃ買えない「なまび」ならぬ「学び」を社会に還元してください。


さて、第2部のシンポジウムは、歯科医療と歯科技工との根本を見つめる機会になると思います。

海外委託技工  現状と今後の展望
「裁判でわかったこと、国、日技の考え、私達の思い」

と題しまして、歯科技工海外委託問題訴訟原告団代表脇本征男氏と訴訟弁護団の川上詩朗弁護士とがお話をさせていただきます。

訴訟は現在最高裁に上告中でございますが、判決への思いも有り先ずが、それ以上にこの裁判の過程で国や日技や歯科の材料やメーカーを含めた、それぞれの絡み、思惑と言うものが透けて見えてきた事が、私たち一般の歯科技工士にとっては大きな収穫なのではないかと思えてなりません。

これまで日技がアナウンスしてきた事と、実際に厚労省の歯科技官が言う事の齟齬、アドバルーンは上がるものの歯科医療の底上げや働く者たちの生活向上にはさっぱり繋がらない業界の実態。

脇本代表には、これまでの経歴や経験から見て来た日技のおかしさやなんやらを深くえぐり出していただきたいと思いますし、川上弁護士からは、改めて私共歯科技工士の資格について、正面から伝えていただけるものと思います。

大阪歯科技工士ゼミナール


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December 02, 2010

おおきなお世話だろうけど、何か変な日技の改変??

日技の会員さん達が、どこまで日技であるとか県技であるとか、政治連盟であるとかを分けて考えているのか知らないけれど、技工士会と言うものを傍目から見る限り、みんないっしょくたにしちゃっているのだろうな。

確かに、肩書きと言うか立場って言うものが、その時その時で建前上変わるんだから、文句ねえだろうと言われたらそれだけだけれど。

しかし、政治と金とか、小沢さんをひつこく叩いている人達がお題目にしている様な話で申し訳ないが、新公益法人法というか、公益法人法の改定って言うのは、一つの組織の中でいくつもの法人の肩書を作り上げて、こっちの本音はあっちに掛からず、あっちの本音はこっちじゃ違うんですよと言い逃れたり、それぞれの法人格を隠れ蓑にしたり、お金をロンダリングしたり出来ないようにするという事なんじゃないのかな。

例えば、歯科医師会や歯科技工士会、歯科衛生士会の政治連盟なんて、看板の掛け替え、まったくの隠れ蓑であって、確かに、役員の面子は変えている所があっても、日歯なんかは新入会員には入会時に有無を言わさず政治連盟に強制入会だったのはみんな知ってる。

今でこそ、思想信条の違いを認めよと言う事で、歯科政治連盟への入会は任意になって居るけれど、これを日歯に認めさせるには裁判だ何だと大変な事だったのだ。

で、問題の日技。

これ、面子を変えるどころか、堂々と日技会長と日技政治連盟会長を兼務して恥じないのが、誰あろう中西さんである。

その中西さんが引っ張る現執行部が矢継ぎ早に進めているのが、厚労省がその機にあらずと法制化を否定した設備構造基準だし、とりあえず5年間は現行のままでいいよとなった共済の改正だわね。
そして、法を守るとか言っていながら、全然守って居ないと言う意味では、会長職の兼務に象徴される、身勝手な公益法人法の解釈と、改正への対応、改正の前に、兼務を止めるのが筋でしょと会員の誰も言わないのが変。

変と言えば、実はもう一つ、公益法人法の改正に伴う見直しの為か、或いは、今後の造反に備えての事か、会費徴収システムの改正が進められているんだよね。

実を言うと、中西さんや執行部の色んな肩書きの人達にとっては、こっちの方が大事な事なんだと思う。
なんっつったって、日技の懐に入ってくるお金をどうするかって言う事なんだから、自分たちの生活がかかって居るし、一般会員が何の事だかわからないうちに、さっさと変えてしまいたいと言うところだろう。


このようなメールを頂戴した。
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日技はこんど、会費徴収システムを変更します。
会費管理業務は「NDCデータサービス」より行い、
「日技本会」「日技連盟」「県技本会」「県技連盟」それぞれの会費を一括して、
全国規模でNSS自動振替方式を採用します。
つまり、各個人は金融機関口座から、全国一斉に自動引き落としとなります。

これまでは、日技会費は半年ごとに(代議員会前まで)県ごと集金した金をまとめて、

日技に振り込んでいましたので、日技には半年事にお金が入る仕組みでした。
「NDCデータサービス」によって日技にはダイレクトに毎月会費が届く事になります。

日技としては、お金の循環が良くなるということです。

各県技には「NDCデータサービス」から、集金した会費が振り込まれます。
各県技の集金作業が縮小されます。
23年4月より、希望する県のみとなりますが、やがて全県に強制される事でしょう。

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新公益法人法では、各法人の峻別が厳格に決められ、全国組織と言えども各法人は独立した法人として認識されるから、会費などは他組織の分まで徴収して纏めて上納するなんていう事は出来なくなるものと思う。

ならば、会費徴収システムの移行と共に、大事な事なんだが政治連盟やそも上部組織と言う事になっている日技に入るのかと言う事も含めて、全ての会員にその法人の会員になるかならないか選択の自由を与えるべきなのじゃないだろうか。

実際、都技の会員や支部役員達にしても、その移行や改正でどうなるのかと侃々諤々やっている訳で、支部も法人も大揺れだと言うのが本当らしいのである。

更に、お金の流れが下からではなく、上からと言う事になれば、県技がいくら独立した法人だとか言っても、会員数の少ない県は運営資金を日技に頼るしかなくなって、実際の独立性はますますそぎ取られていくのではないかと思う。

金額的な負担に、さしたる増減はないのかもしれないが、今でさえ、代議員会も総会も、日技の強権に良いようにされていると言うのに、この上、実際のお金まで支配されたら、形だけは独立した法人格だとか言っても、運営資金で首根っこを握られてただただイエスと言うしかないようになってしまい、いったい何のための組織改革なんだかね。

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