あ~あ~堂々の~♪♪
輸送船~~さ~らば~祖国よ栄えあれ~~♪♪
このフレーズは、確か「暁に祈る」の中に在りましたね。
で、日本の公益法人の一つである日技の中西さんは、まさに輸送船の艦長としてそしてまた、輸送船の艤装をチョイとばかり変えたもう一艘の艦の艦長も兼ねてか、はたまた輸送船団の船団を指揮する将軍様と言う訳か、それはもう堂々と政治活動に励んでおられる訳ですね。
事務連絡
平成16年4月27日
各都道府県衛生主管部局 御中
厚生労働省医政局
公益法人の活動と政治団体の活動の峻別について
標記につきましては、平成13年8月21日付事務連絡により、不適切な事例があった場合には、当該公益法人(医師会・歯科医師会・看護協会。以下同じ。)に対し改善指導を行っていただくようお願いしているところですが、その後公益法人の一部について別紙のような誤解を生ぜしめる事例が見られると指摘されているところです。
このため、貴部局におかれては、市区町村内支部単位の公益法人も含めて所管する公益法人に対し、公益法人と政治団体の入退会の峻別も含めて改めて上記の趣旨を周知・指導していただくと同時に、公益法人と政治団体の活動が一体であるかのような誤解を生ぜしめる平成13年8月21日付事務連絡によりお示しした事例及び別紙の事例等を参考に、再度、不適切な事例の有無を調査し、このような事例があった場合には、当該公益法人に対し、改善指導を行っていただきますようお願いいたします。
不適切な事例があった場合には、大変お手数ですが、事例の概要等を別紙様式により、平成16年8月31日までに下記担当宛ご報告いただくとともに、該当がない場合にはない旨をご報告くださいますようお願い申し上げます。
なお、現行制度上は、政治資金規正法第22条の3第1項による国等から補助金等を受けた公益法人は当該補助金の交付の決定の通知を受けた円から1年を経過する日までの間、政治活動に関する寄付をしてはならないとされているところですが,公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているものではありませんので、調査の際はこの点にご留意下さい。
また、公益法人の活動と政治団体の活動の峻別については、国会において具体的な事例の指摘を交えつつ、大きく議論がなされていることから、別添の通り国会の議事録の抜粋及び議員から提出のあった関連資料を併せてお送りいたしますので、十分ご承知おき下さい。
担当:厚生労働者医政局総務課企画法令保 高橋直人
TEL:03-5253 1111(内線2518)
FAX:03-3501-2048
E-mail takahashi-naoto@mhlw.go.jp
厚生労働省通知など
以上のような通知も出ており、通知にもある日本歯科医師会にしても、せめて会長職くらいは別人にしておこうと言う事で、大久保日歯会長が政治連盟の会長を兼ねるなんて言う事はしてはいないのです。
日歯の真似ごとを何でもする中西さんですが、こう言う面ではどこのだれよりも権力欲が強烈なのか、あるは、トップの利権をどこまでも独り占めしたい為か、日技会長と連盟会長の兼職を今も続けています。
この二つの会長を兼ねると言う事は、簡単に言ってお金の入り口と出口とを独り占めすると言う事です。
公益法人の日技は政治活動は出来きても、集めた会費を政治資金に回せません。
一方、政治連盟は寄付金を受け入れる事が出来ますし、それを政治活動に支出する事が出来ます。
政治団体に寄付できると言う訳です。例えば、中西茂昭躍進の会だとかに。
中西さんのように兼職しちゃえば、自分で自分に寄付するようなもんだし極端な話、中西さんを通った時点でマネーロンダリングだって出来ちゃうってことです。
日技は表向き、歯科技工を国民医療の為に向上させるという名目で活動していますが、その活動経費は一般会員からの会費収入によっていす。
その集めた会費や、会員が積み立てている会員に還元するべき財産である共済費などを、組織や公益である会員の為に使うのが当然の使途なのでありますが、それは表向きの話だったようで、会の収入を如何にして政治的に合法を装って政治資金に回してしまうかの仕組みの為に、傍から見ても強引としか思えない兼職を続けていると言うところでしょうか。
確かに政治活動の資金は、日本歯科技工士政治連盟の会費や寄付金として集金されている訳ですが、会長職が峻別されていないのと同様に、末端からの政治連盟会費や寄付金も、日技の組織を通して集金され上納されて行っているのは、会員じゃ無くても皆知っている事でしょう。
そうやって集められたお金は、最終的に両方の会長を兼ねた、中西さんの懐にで一緒になってしまう訳です。
中西さんは過去に二回、参議院議員選挙に自民党からの公認を得て立候補しています。
幸いな事に、二回とも落選していますが、仮に、当選していれば、設備構造基準と技工録などはもっとごり押しされていたでしょう。
技工助手を制度化する事も、海外委託のなし崩しも、歯科技工所の規格化や開設の許認可制だって進められていたかもしれません。
ただ単に、国会議員になりたかったと言うだけで、日技のお金も政治連盟のお金のつぎ込む訳がないのです。
小暮山人だって、自分の経営するラボだか専門学校だかわからないのを、歯科大学に格上げし、もう一つ、自分がパテントを抑えた材料や機械を保険収載させると言う大きな目的なあった訳です。
中西さんがお手本にしようとしていたのは、案外、この小暮さんなのかもしれません。
何と言っても中西さんのバックに居るのは、日本で一番大きな歯科技工所だし、執行部に連なるのは歯科の機材メーカーの皆さんなんですから。
そうですねえ、立派な輸送船団の指揮官なんですねえ。
露地者君が見せてくれている、政治資金報告書には結構な金額の使途不明金なのか、単純に数千万円数字が合わなかったよと言う事なのか、普通には考えられない乖離がありますね。
上記HPを拝見すると、中西さんが政治連盟会長として八面六臂の活躍をしているように見えます。
いいんですか、本来の政治連盟役員を同道しなくて?
同行した役員さんは、日技常務理事の夏目克彦さんだっちゅうじゃありませんか。それとも、政治連盟じゃなく、日技としての政治活動だったのかな。
政治活動自体は禁止されていないと言うけれど、それにお金を使う事についてはどうなんでしょうか。
日技の資産が政治連盟に、ある期間、流用されていたり、名目上移されていればそれまたどうなんでしょう。
露地者君にあった、通りすがりさんのコメントのままなら、これまでに日技会員達が積み上げてきた会費や共済や政治連盟会費と言うものは、二回の参議院選挙で自民党の公認料や選挙費用に相当な金額が回されたとみられますし、実はそれ以外にも某なんみょう党に自民党票より確実な票として渡った何とかもあるとか。
とにかく、そういった爆弾を公益法人改革にかこつけて、人知れず不発弾処理する為にも、中西さんはもう一期、まさに「支持率が1%になっても会長を、兼務を止めない」と言うしかない訳です。
The comments to this entry are closed.
Comments