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January 2011に作成された記事

January 30, 2011

社会保障を消費税で賄える時代ではない 日本一新運動」の原点―39

「日本一新運動」の原点―39

              日本一新の会・代表 平野 貞夫

 1月26日(水)午後、小沢一郎氏と懇談した。用件は私が今年の春出版する『消費税をめぐる攻防』(仮案)(千倉書房)について、事前に知らせておくためであった。
 昭和62年に中曽根内閣が「売上税法案」を提出して、大紛糾の国会となる。議長斡旋で廃案とし、税制改革協議会を経て、翌63年に竹下内閣で消費税制度を成立させた。
 この間の私の日記や、各党からの要請にどう対応したのか、資料などを公開するのである。

 この時期、小沢さんは竹下幹事長の側近として、あるいは竹下内閣の官房副長官として大活躍していた。小沢一郎という政治家がいなかったら、消費税制度は成立していないと思う。
 表の話や裏の話など、当時の苦労話に一刻を過ごした。
 丁度、国会では菅首相が絶叫する「消費税増税と社会保障を一体とした協議」が、議論されている最中である。 私は25年前の税制抜本改革を思い出し、「消費税と社会保障」の21世紀でのあり方について、小沢さんに意見を聞いてもらった。

(社会保障を消費税で賄える時代ではない)

 菅首相は「消費税増税で社会保障を整備し、財政再建をすることが、平成23年という時点で国会議員の責任である」という趣旨のことを方々で大言壮語している。

 果たしてそうであろうか。
 
 私はそうは思わない。消費税を福祉目的税にして、社会保障制度を整備するという政策は、30年前に実現すべきことである。
 菅首相の絶叫は30年古い。

 平成6年2月の「国民福祉税法案」構想が、最後のチャンスだった。

 潰したのは誰か、菅氏が所属したグループだった。歴史観がまったくない。

 仮に消費税を10%とし、福祉目的税としても、現行制度をどんなに変えても、対応できる時期はせいぜい5年間で、たちまち破綻する。
 さらに現在の深刻な経済停滞の中で、現行5%の消費税を、さらに5%上げると、国民生活への影響は計り知れない。
 消費を萎縮させ税収を減らし、財政再建どころではなくなる。財政再建は確かに必要だが、自民政権や財務官僚の責任逃れ、菅政権の延命策でしかない。消費税増税による社会保障の整備論は、財政再建どころか経済を破綻させ、未曽有の混迷経済となる元凶だ。

 昭和62年の中曽根内閣の売上税の失敗は、総選挙でやらないと公約した大型間接税を、謀略的衆参同時選挙で勝利したことに悪乗りして、政権延命のために「売上税法案」を提出したのである。
 現在の菅内閣のパターンもこれにそっくりだ。一昨年の総選挙で、任期4年間は消費税率を値上げはしないと 公約して政権交代を果たした。それを、1年も経たないうちに「消費税率値上げ」を突然に言い出し、参議院選挙に惨敗した。

 その反省もなく、巨大メディアの阿呆としかいえない幹部記者たちに煽てられて、政権延命として税制抜本改革を大言する。
 国民はこの不誠実さに怒るのである。菅首相の消費税増税論は、本来あるべき税制の本質的改革を妨げるものである。

 私は財政再建に反対しているのではない。真の財政再建を実現させるためには「国民の生活が第一」という国家社会にとって、どうしても必要な仕組みをつくらなければならない。そのためには官僚の帳尻合わせの財政再建であってはならない。
 資本主義社会の変質に応じ、人間の価値観が変化向上しなければならない。
 いま最も大切なことは、国家社会や経済発展の決定的要因は「人間の精神のあり方」であることを、政治家たちが自覚することである。政治家や官僚、既得権をもつ人たちの意識改革が先だ。

 一昨年、民主党への歴史的政権交代を選んだ国民を裏切って、何が財政再建か、社会保障の整備か。私は率直に小沢さんに尋ねた。

“国民の生活が第一”・“自立と共生”は、新しい社会をつくるための正しい発想だ。
 しかし、国民に具体的にその思想や理念、そして系統的な政策についてわかりやすく説明する努力が足りなかったことが、民主党政権劣化の原因ではないかと。

 小沢さんは静かに頷き、私が持参した書籍を手にとった。それは日本一新の会の活動を通じて、元田厚生札幌大学院教授から頂いた『豊かさをつかむために―落ち穂を残す精神』(元田厚生著・中西出版)であった。
 その帯には「ミレーの代表作『落穂拾い』から“真の豊かさ”を考える。モノに依存しない豊かさとは何か
? その豊かさを 実現するために 一人一人がすべきことは? そして、その豊かさをつくりだす 経済システムとは何か」とあった。
 財政再建の根本はここにある。

 小沢さんは「国民の一人一人が、幸せで豊かさをつかむために、あらゆる努力をしよう」と、力強く語った。小沢事務所の外には小沢番の記者たちが、今日にも検察審査会の議決による起訴が、あるかも知れないと待機していた。
 政治謀略による冤罪に間違いないと私は確信しているが、旧体制の政治権力と官僚、そして巨大メディアの「新しいファシズム」と闘いながら、政治家小沢一郎は、しっかりと国民を見つめているのだ。
 これを理解できない政治家たち、メディアに洗脳された人々の存在が、日本を亡国に導いていると思う。

(議会民主政治の原点を忘れた日本の国会)

 このシリーズの中で、私は何回も日本の議会政治について意見を申し上げてきたが、現在の日本国会ほど、衆参両院議員も両院事務局も、民主政治の感性について劣化している時はなかったと改めて言いたい。
 私は、大学時代の修士コースで「日本憲政史」を専門的に学び、衆議院事務局で33年勤め、12年間参議院議員として政治改革の実現を目指し、引退後六年間は政治評論を仕事としてきた。

 現存する日本人の中で、誰よりも議会政治の実務、歴史、理念などに精通するとともに、責任を強く感じている一人だ。その私が断言したいのは、一昨年からの「小沢問題」(政治とカネ)は、政治謀略が検察を暴走させ、さらに裁判所まで法治国家を否定しようとしている恐ろしい問題である。

 こんなことが許されるなら、政敵になる政治家を簡単に葬ることができる、否、一般の人々でも検察が不起訴とした人物を、検察審査会が起訴すれば刑事被告人どころか、罪人にすることができるのである。
 こんな状況だと、明治憲法下の帝国議会の方が、はるかに議会民主政治の原点を知る政治家が多かったといえる。 

 昭和9年の帝人事件での検察ファッショは、軍部の拡大を抑えようとした斉藤実内閣を倒閣させることになる。しかし公判で、藤沼庄平警視総監は「起訴は司法省の行刑局長の塩野季彦らが内閣倒壊の目的を持って仕組んだ陰謀だった」と証言したことで真相が判明したのだ。
 いまこんな士(さむらい)の官僚はいない。

 その後の日本の軍部によるファシズムを阻止しようと浜田国雄、斎藤隆夫らが堂々と本会議で、議会主義を守るため弁論で戦った。
 今日の「小沢問題」を議会民主政治の危機として理解する国会議員は、きわめて少数だ。多くの国会議員が「明日は我が身だ」と、どうして考えないのか。
 「社会的暴力装置」と成り下がった巨大メディアに同調して、与野党と多くの国会議員が「小沢問題」を究明しない姿勢に、私は大きな憤りを感じる。

 1月24日から始まった通常国会での代表質問で、「小沢問題」を議会民主政治の危機とする議論がなく、証人喚問など国会招致の立場からだけの議論であった。
 国会自身が「新しいファシズム」の枠の中で動くという最悪の状況を呈しているのである。
 こんなことだから、まともな政治ができないのだ。 

 「小沢問題」を国民に誤解させた原因は、検察審査会に「強制起訴」という憲法違反の制度をつくった立法府にある。国会に責任があるのだ。その検察審査会が、行政か、司法か三権分立の原則からはずれ、法律上きわめて曖昧な権限の組織として立法したのも国会の責任だ。杜撰な予算管理には「裏ガネ疑惑」の情報さえある。
 検察審査会の実体を究明するだけで「小沢問題」が政治と司法官僚の謀略という本質が解明できる。ごく一部の国会議員しかこのことに関心がない。しかも、民主党岡田執行部はこの問題を取り上げる所属議員を弾圧している。

 このような事態に対応するため、森ゆう子参議院議員を中心に「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」(仮称)を組織することを計画中である。
 国会の各機関や各党、政府や司法関係機関に問題点を指摘して改革を迫ろうという、一大国民運動である。「日本一新の会」も参加して、積極的に活動することになるので、会員の皆さんにご協力をお願いする。 
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☆お詫び
 前回32号の達増論説、シリーズ小沢一郎論が12となっていましたが、正しくは13の誤りであり、お詫びして訂正します。
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

森ゆう子議員 ツイッター  http://twitter.com/#!/moriyukogiin

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January 28, 2011

リスト作成中

しばらく更新をさぼっていました。
ヤフオクもお休みしていました。

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タミヤ ホンダシティターボ
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タミヤ ホンダシビックHB25i
タミヤ フェラーリテスタロッサ
タミヤ マツダサバンナRX-7
タミヤ ポルシェ959
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ビックスケールシリーズや秘蔵品は別です(笑)

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タミヤニュースとステッカー

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January 23, 2011

政倫審の制度も理解していない岡田幹事長にはトホホのホ

「日本一新運動」の原点―38をお届けします。

が、その前に、やはり平野さんの書かれた、『国づくり政治講座』の最新の一文を紹介。
これは日本一新の会のメルマガではなく、マグマグのメルマガとして発信されています。


「籠抜け詐欺」の第二次菅改造内閣

近代民主国家の中に分類されている『日本』で、こんな「不条理」が白昼に行わ
れた。議会政治に約50年にわたり関わってきた私にとっては、死ぬに死にきれ
ない心境である。どんなところが「不条理」か、国民のみなさんにぜひ理解して
もらいたい。

第一に、与謝野馨氏を経済財政大臣に一本釣したことである。与謝野氏は、自民
党の小泉・安倍・福田・麻生内閣で経済財政問題の中核として、政策を立案して
実行してきた政治家である。いわば現在の経済や財政を破綻させた責任者
で、
日の格差社会をつくった本人
である。入閣の前日「たちあがれ日本」を離党し、
無所属になったとはいえ、一昨年の総選挙では自民党公認で落選し比例で復活し
たばかりである。

与謝野氏にとって「財政再建・消費税増税」は、自民党時代からの政治信条であ
る。これを菅首相が政策と人物を買ったわけで、菅内閣は実質的に「自民党政権」
と同質になった
といえる。民主党政権という籠に自民党という鳥を入れ替えた
である。もっとも菅政権発足時から、政権交代の公約に反した意向をしばしば示
していた。それにしても、ここまで国民との約束を踏みにじり、政治的不倫を断
行するとは、政治の常道を破壊させる
ものである。日本政治の崩壊が始まった。

第二は、枝野幹事長代理を仙谷氏の後任の官房長官に任命したことは、先進国に
先例のない「憲政の常道に反する」人事である。政治の行為や判断は、法令の詳
細とは異質のものがある。参院選挙で惨敗し責任もとらず、党の要職を続け「中
国は隣の悪人」とまで放言した人物
を抜擢したことに、どんな背景があったのか。
菅首相の性格がよく現われた人事である。

戦後、官房長官に弁護士政治家が就任したのは、仙谷氏が初めてだと私は記憶し
ている。それは官房長官という国家経営の要職は、弁護士の発想や感性ではや
っていけない異質性があるからだ。仙谷氏が官房長官として失敗した主な原因は
ここにある。政権を国民のため適切に運営する「ガバナビリティ」(統治能力)
とは、法令による強制的支配のことではない。
それは「戦略的自己抑制能力」の
ことだ。法令の解釈や三百代言だけで、国家運営ができると思っているなら、大
失敗
となろう。

第三は、江田前参院議長が法務大臣に就任したことである。参院議長といえば衆
院議長と共に「三権の長」といわれ、国権の最高機関の長として退職後は、政治
だけでなく日本国全体を総観していく立場である。その人物をどんな理由で起用
したか問題かがある。田中内閣時代、中村梅吉衆院議長が「野党を騙した」と放言、
国会正常化のため辞任し、その後田中首相が借りを返すつもりで、法務大臣にし
た先例があるが、当時、厳しく批判された。これも「憲政の常道」に反すること
だ。

江田氏を無理して法務大臣とした背景に、ささやかれている情報がある。それは
「小沢問題」が、まもなく本人の検察審査会起訴による裁判、そして秘書の政治
収支報告裁判が始まることになる。その真相が麻生政権から始まり、菅・仙谷政
権が継承した「政治謀略」であったことが、国民に徐々に理解されはじめている。

菅体制の致命傷になりかねない。そのため裁判官の経験もあり法曹界に顔の広い、
側近の江田氏を起用したということだ。

それに、78歳のアルコール依存症といわれる大蔵省のOB、元私の友人であっ
た藤井裕久氏
の内閣官房副長官の起用も、歴史的に異様なことである。いよいよ、
1月24日には通常国会が始まる。第二次菅改造内閣を待っているのは、尖閣列
島問題で菅首相の指示で指揮権が発動された問題や、与謝野国務大臣問責決議案
が、国会入口の鬼門となろう。


                    
では本題です。

 「日本一新運動」の原点―38
             日本一新の会・代表 平野 貞夫


民主党の岡田克也幹事長は、1月20日(木)、小沢一郎元代表に、衆議院政治倫理審査会(政倫審)への出席を求める議決を断念することを表明した。
これからは、野党が要求する証人喚問を容認することを示唆した。
 この国の議会政治はどうなっているのか。民主党の菅代表以下、執行部首脳たちの議会民主政治に対する基本知識の欠如と、見識のなさには呆れるばかりだ。
政治家として最低の常識を持たずに、政権与党として権力を欲しいままに行使しようとしていることに、怒りを感じているのは私だけではないだろう

 そもそも「小沢問題」(政治とカネ)は、小沢氏を政倫審であれ、証人喚問であれ、国会に招致する問題ではない
野党が政敵を攻撃するため、暴論を展開することはままあることだ。

政府与党首脳が狂ったように小沢氏を国会に引っ張り出し、検察やメディアが偽造した事件を取り上げ、メディアが造成する軽薄な世論で、小沢氏を政治の場から排除しようとすることがことの本質である。こんな暴挙は、わが国の議会政治の歴史にはなかった。

政治倫理制度は議会政治の向上が目的

 私は1980年代から衆議院事務局で、政治倫理制度立案の責任者を務めていた。制度をつくった目的などをぜひ理解してもらいたい。
 1970年代になって、わが国の高度経済成長、情報社会化、グローバル化といった社会構造の変化に伴い、政治家の資金の集め方や、使い方について新しいルールが必要になった。直接の契機はロッキード事件やグラマン事件などであった。
主たる目的は、国会議員の倫理性を確立して、議会民主政治を健全に向上させることにあった。

 そのため、議員の個人資金や収支を透明化すること。さらにメディアなどから政治倫理という名目的で、議員の権限や地位を侵害されないようにする制度をつくることであった。
政治倫理審査会を中心とする制度で、そこでは、審査の対象とされる議員の基本権、すなわち有権者から選挙された代表者であるという、憲法の国民主権にもとづく諸権限と地位が、メディアの工作とか、政争から侵害されないよう特別に配慮した制度であった。

 そのため審査会は、他の常任委員会などと異なり、特段の権威を持ち、会長職には議長クラスの人物を当てることを慣例とした。
 初代の会長は、議長を辞めたばかりの福田一氏で、私は就任を口説きに行ったものだ。

(小沢氏の国会招致には絶対条件がいる)

 岡田克也幹事長が小沢氏の政倫審への出席議決を断念した理由は、制度の基本的仕組みを理解していなかったことにある。
政治倫理綱領第四項の「政治倫理に反する事実があるとの疑惑をもたれた場合にはみずから真摯な態度をもって疑惑を解明し努めなければならない」という宣言規定が、審査会での審査対象となり、世論から疑惑をもたれている小沢氏に対し、疑惑を解明して責任を明らかにせよ、と迫ることができると誤解していたようだ。

 審査会の審査対象になるのは、行為規範に規定した要件であり、政治倫理綱領という宣言規定は対象となっていない
これは世論の無責任な疑惑から議員を守るためである。審査会が取り上げるためには、行為規範の要件に著しく違反していることを明らかにした文書で申し立て、あるいは疑惑はないとの疎明文書で申し出することが必要である。

 小沢氏の場合、どういうことが政治倫理に著しく反したことか明確にされておらず、検察がメディアにタレ流した情報で「小沢叩き」をやっているだけである。
 「小沢問題」は、一昨年の西松事件での大久保秘書逮捕では、検察側証人が検事調書の証言を否定し訴因が消滅することになった。
麻生自民政権が政権交代を阻止するため、小沢氏をターゲットにするよう検察を暴走させたものである。このことについては私自身が傍証を体験していることを何度も説明した通りである。
 元秘書の石川知裕議員が逮捕された「陸山会問題」は、起訴後の事情聴取で、石川議員が「起訴事実を否定」したことに対して、特捜検事が「小沢さんの圧力があったと、検察審査会の印象は悪くなるよ」と脅した事実が判明し、石川議員の録音記録が証拠採用されることになった。
また、この事件で大久保秘書を取り調べた前田検事は、郵政不正事件で証拠隠滅罪で起訴された人物であり、検察は大久保秘書の供述調書を証拠として公判に提出しないことになった。

 さらに、検察側が必死に立証しようとした「一億円のヤミ献金」については、検事調書に供述した水谷会長が渡していない」と、調書を否定する発言を周辺に語っているとの情報がある。また、石川議員に水谷建設を紹介した人物が、「ヤミ献金は渡していない」と語っているとの情報もある。
私の推測では、検察は「水谷ヤミ献金」の事実がないことを承知の上で、小沢氏の政治的立場を世論上不利にし、菅首相らの「小沢排除」に、巧妙かつ悪質に協力していると思う。

 前記のことから、石川議員らの「陸山会事件」、小沢氏の「検察審査会の起訴」による裁判が始まれば、これらの検察側の正体が暴露されると私は確信している。さらに問題があるのは、東京第五検察審査会の「小沢問題」に対する疑惑である。
数々ある疑惑から、二例だけ紹介する。

 第1は、第5検察審査会は小沢問題で2回目の起訴議決を行った際、そのための審査を7回行ったと公表している。私たちの調査では、3回の審査が限度であり、とすれば起訴議決が行われたかどうか。
議決があったとしても法令に適法であったかどうか問題がある。この点について情報開示を求めても、開示を拒否している。審査員に支給される日当・旅費などを調査すれば、真実が判明する。

 第2は、第5検察審査会が行ったといわれる2回目の起訴議決は、法定要件を満たしていない可能性があり、ぜひとも事実関係を解明する必要がある。検察審査会法によれば、検察審査会は、2回目の議決の前に不起訴の理由の説明を、検察官から受けなければならないことになっている。

 特捜部副部長の斉藤検事が、第5検察審査会に説明に行ったのは、9月14日以降という信頼すべき情報がある。私たちの調査では、斉藤検事が地検の玄関で出会った知人に、「これから第5検察審査会に説明に行く」と話したとのこと。この情報を第5検察審査会に確認しても情報を開示しない。

 斉藤検事に確認する方法もあるが、彼は東京地検特捜部副部長に昨年4月1日に就任し、わずか6ヶ月後に、地検公判部長に異動するという異例の人事で、友人に不満をもらしたと聞いている。
これらのことは、国会の国政調査権で解明できる問題である。森ゆう子議員らが懸命に調査し、法務省・最高裁・検察審査会などに事情聴取や資料要求しているが、適切な協力は望めない。

 日を追うごとに「小沢問題」は、政治的謀略であることが明らかになっている。政治謀略の主体が自民党政権で始まり、政権交代後に菅・仙谷政権体制に継承されたのである。菅・仙谷政権は、米国の悪質な金融資本や安保マフィア、そして日本の巨大メディアと共謀・結託して、「国民の生活が第一」という、鳩山・小沢政治を排除することを政治目標とすることになる。
その手先に利用されたのが、第5検察審査会である。この二つの疑惑を解明することで、「小沢問題」の真相に穴を開けることができるのである。

 議会民主政治の本旨からいえば、民主党政権が真っ先に取り組むべきことだ。国民主権にもとづき、有権者から選ばれた国会議員の地位と権限を守るため、「小沢問題」の政治的謀略性を解明することである。
 それなのに、民主党政権樹立の功労者を政治の場から排除することに血道を上げているのである。これは議会民主政治の破壊そのものだ。

 民主党執行部は、小沢氏を政治倫理審査会に引っ張り出すことに失敗したため、証人喚問とか、起訴されれば離党勧告とか、資格停止、除名などを検討しているようだが、民主党は何時から独裁ファシズム政党になり下ったのか。
民主党には常識ある多くの国会議員がいるはずだ。これらの暴挙を断行するなら、少なくとも第5検察審査会に関する二つの疑惑を解明してから検討すべきである。これらの解明が小沢氏の国会招致についての絶対条件である。同時に、これらの疑惑が解明されてからでないと、指定弁護士による小沢氏起訴を行ってはならない。起訴の絶対条件であることがわからないなら、法律家の資格がなく、懲戒処分の対象となる。

 わが国の国会は多くの与野党国会議員がこれらのことを理解できず、ひたすらメディアの「社会心理的暴力装置」に洗脳されて、「新しいファシズム」への道に暴走し始めた。行政も司法も、国会さえも、デモクラシーの本旨を放棄する事態になっていることに、気がついている国会議員が何人いるのか。

(民主政治を崩壊させる朝日新聞の悪霊性)

 1月22日(土)の朝日新聞社説は『小沢氏の姿勢 国会を台なしにするのか』と、またまた「小沢排除」の民主党菅・岡田体制の“提灯もち”論説を恥も外聞もなく出している。
岡田幹事長と同じレベルで、倫理綱領第四項が政倫審の審査対象でないことを知らないようだ。「民主党執行部は証人喚問や、離党勧告の検討に入る。小沢氏が政倫審出席を拒否する以上、当然の対応である」とのこと。「小沢問題」の政治的謀略と第五検察審査会の疑惑を確認してから論じてもらいたい。

 情報によると、昨年の暮れ、菅首相と朝日の反小沢で知られている、若宮・星という幹部記者が懇談、若宮・星両氏が「小沢排除を徹底すれば、世論の支持が上がり、政権は浮揚する」と進言したとのこと。
菅首相が大きな影響を受けたことはその後の言動が証明している。
菅首相と岡田克也幹事長のスターリン的政治運営を「当然の対応」と断言するに至っては、わが国の議会民主政
治を崩壊させる悪霊といえる。菅・岡田体制の背後霊となった朝日新聞は、亡国への水先案内人と成り果てた。。
まさにメディアが政治権力と結びついた「新しいファシズム」である。「社会心理的暴力装置」である朝日新聞を厳しく監視することが国民的課題となった。

 最後になったが、1月16日(日)、熊本市の本光寺で開催された、日本一新の会・熊本懇談会は大成功で、私自身も学ぶことがあった。
このような政治向きの集会が、お寺を会場に開催されることは珍しいとは思うが、これも、日本一新の会のオリジナリティーなのだろう。
今回を教訓にして、条件が整った地域から逐次開催することで、日本一新運動の裾野は必ず拡がるとの確信を
得た懇談会であった。
 雪や寒風のために足元も悪い中、遠路にもかかわらず参加してくれた人たちもいて、心から感謝の意を表したい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第5検察審査会がいくら躍起になって小沢さんを起訴しようとしても、その前提ともなるであろう陸山会事件での石川議員の取り調べ調書を、検察側が取り下げているのである。


陸山会事件、前田元検事の調書証拠申請取り下げ


小沢一郎・民主党元代表(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、20日に開かれた小沢氏の元秘書3人の第13回公判前整理手続きで東京地検が、同会元会計責任者・大久保隆規被告(49)の捜査段階の供述調書の証拠申請を取り下げていたことがわかった。


 大久保被告の取り調べは、郵便不正事件を巡る証拠隠滅事件で起訴された大阪地検特捜部元主任検事・前田恒彦被告(43)(懲戒免職)が担当。大久保被告は容疑を大筋で認めていたが、公判で否認する方針に転じたため、弁護側が調書の証拠採用に反対していた。東京地検は、証拠申請を撤回することで、公判で前田被告の取り調べの是非が争点となるのを避ける狙いがあるとみられる。

(2011年1月21日07時11分 読売新聞)


しかも、これだけじゃなく、検察側の不法な取り調べの実態が、石川議員が取り調べにあった際に録音したやり取りで暴露されている。
今後も、でっち上げの証拠が出てくると思うな。

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January 18, 2011

前から気になっていたんだけど・・・・

いきなり前言を翻して不出馬を表明した中西茂昭日技会長。

背景に何があったのだろう。

参議院選挙に立候補した時の日技政治連盟の選挙資金に関わる問題だとも、公認を巡る時の与党幹事長との関係だとも言われているようだが、真相は藪の中である。

そもそも中西氏とはいかなる人物なのか?

どんな目的で日技会長になり、参議院議員を目指したのか?

その答えが、2チャンネルの掲示板に残された内部告発らしき書き込みに見られる。

http://school.2ch.net/doctor/kako/1016/10165/1016546195.html

ここに出てくる、大手技工所の話や、本来、そのような大手に対して、弱い歯科技工士が結束して対抗して行こうとしていたはずの歯科技工士会が、日技と言う存在に限って言えば、まるで多くの一人ラボや弱小ラボを敵とするかのような方針に転換して行った事もなるほどと理解できる。

堤という名前も、中国などの海外技工を調べるより前から、ネットでは知っていたと思う。


この文章が全て正しいのかは私にも確認のしようが無い。

しかし、多くの事柄を勘案して見れば、あれこれとパズルのピースが嵌まって行くのである。

http://megalodon.jp/2011-0118-1431-09/school.2ch.net/doctor/kako/1016/10165/1016546195.html

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January 17, 2011

与謝野入閣は政権交代民意の否定シリーズ小沢一郎論―12  日本一新の会 達増 拓也

◎シリーズ小沢一郎論―12
                 日本一新の会 達増 拓也
                      (岩手県知事)

(与謝野入閣は政権交代民意の否定)

 政権交代が実現した前回衆院選において、敗北した麻生内閣の
経済財政担当大臣そして財務大臣、金融担当大臣を務めたのが与
謝野馨氏である。その与謝野氏を菅内閣に入れるということは、
政権交代の民意を否定することなのではないか。

 私が昨年「シリーズ小沢一郎論10」で「亡国の菅政権三大失
策」として挙げた消費税、TPP、小沢外し、の三つを、菅首相
は新年の記者会見で今年の三大重点として挙げた。これら三つは、
自民党がやろうとしていたことを自民党以上に徹底的にやるとい
うことで共通している。
 格差社会化を一層促す路線でもある。与謝野入閣は、この「自
民党化」路線と軌を一にする。

 民主党が、小沢代表の下での参院選で参院第一党になり、鳩山
代表の下での衆院選で政権交代を実現したのは、格差社会化をく
い止めよう、との民意を反映したものだったはずだ。景気・雇用
の低迷の中で、貧困問題が拡大し、希望が持てない社会になって
いく、そして生活が崩壊していくことに対し、「生活が第一」と
いうスローガンが支持を得たのだ。自民党政権は左右対立の冷戦
思考にとらわれて、セーフティネットの充実に対し、社会主義的
政策であるとして反発していた。そもそも格差問題があるという
ことを認めようとしなかった。自民党が政権を失った本質的な理
由は、現実を見据え未来を拓く理念・政策を持ちえなかったこと
だと思う。

 野党時代、菅、岡田、前原と代表が続いた頃の民主党には、経
済政策や財政再建、安全保障問題などで、自民党がやろうとして
いることをより徹底してやればよいのだ、という傾向があった。
それが、小沢代表になって、自民党との対立軸を明確にした。自
民党が無視した国民生活の実態に目を向け、セーフティネット充
実の上に個人の自由を実現しようという、左右対立の冷戦思考を
超えた新しい理念・政策を提示し、マニフェストにもした。それ
を国民が支持して、政権交代が実現した。

 菅政権は、米国に従属し、経済団体におもねり、格差社会化を
一層深刻にするような路線を進めようとしている。去年の参院選
でその片鱗を見せたことに国民が反発して、民主党は大敗したの
ではなかったか。

 なぜ、このような、民意に反する「自民党化」を徹底的に進め
ようとするのか。それは、権力の掌握が最終目的になっているか
らではないか。官僚のみこしに乗り、米国や経済団体にほめられ
ながら、権力の座に居座り続ける、それが目的ならば、「自民党
化」に邁進する理由が分かる。与謝野入閣の先には「小沢抜き大
連立」が視野に入っているのだろうが、かつて、細川非自民政権
を誕生させた民意にそむき、反小沢を旗印にして自社さ政権が作
られたことを思い出させる。「小沢抜き大連立」というのは、長
いものに巻かれあう、大勢順応、なれ合い・野合の、政権居座り
自己目的体制を目指すものなのではないか。

 政権交代の大義は、政権居座り自己目的体制を打破し、21世
紀グローバル時代にふさわしい新たな理念・政策を推進できる体
制を作ることだったはずだ。賢明な日本国民は、そういう民意を
明確に示したのだ。民意に従うべきである。
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◎事務局にとっての「日本一新。」改め、事務局通信―その5 
                    
              日本一新の会事務局・大島 楯臣

 「日本一新の会」の規約制定を機に、事務局にとっての「日本
一新」』などとの大仰なタイトルを止め、事務局の日常をお伝え
するために、事務局通信と改題させていただくこととした。

 さても、先のご挨拶以後も年賀の便りや、激励メールが届き、
改めて謝意を申し上げたい。実はその中に少なからずの『お叱り
』もあったことは率直に認めねばならない。
 申し開きの前にただ一点、事務局のスペアは何とでもなるが、
平野代表のスペアはない。
 お叱りの理由の一つは、A+Bでようやく「一人前」と書いた
こと、さらに加えて年初の平野論説に、「アナログ縄文人が、誰
かに煽てられての日本一新運動」などとあり、それぞれニュアン
スは違うが、要約すれば「もっとマジメにやれ」との内容だった。
 これも先に書いたが、代表も、そして事務局もいたってマジメ
にやってはいるのだが、その「もの差し」の目盛りが多少違って
いることが誤解の原因と思う。世間のもの差しと同じ目盛りなの
は、戸田顧問と達増知事くらいが思い浮かぶ。論客の染谷氏もマ
ジメではあるが、私たちとはちょっと違う目盛りのように感じる。
 というのも、言っては悪いが、程度の悪い政治と20数年もつ
きあい、この間、眉間に皺を寄せ続けていたら、とてもじゃない
が「胃袋」は幾つあっても足りはしない。情勢が至って不利な選
挙運動でも「シュンとするな。事務所が暗いと人は集まらない。
落ちて泣くのは候補者だけでいい。当選したら一緒に歓べばよい
し、支援者は選挙を大いに愉しめ。さすれば出口は必ず見つかる」
と、「何のこっちゃ」と反駁される鼓舞で過ごしてきた。いわば
その時々を笑い飛ばしてきたから今日があるとご理解願いたい。

 昨秋のある日、日本一新運動の打ち合わせを兼ねて上京したが、
ことのついでに、茅場町のさる特種な医療機関で日帰りドックを
受診した。この医療機関の診療所長は竹馬の友であるが、消化器
内科ではかなりの腕前をもっている。因みに、ローカルでは「5
ミリの癌」を発見する医者が一流とされるそうだが、都下ではこ
の程度は藪医者で、「1ミリの癌」を探し出せないと一流ではな
いという。で、どうだったかというと、「生まれてこの方、気苦
労をしていない胃袋」とのご託宣で安堵した。むろんのこと下部
消化器も異常なしで、しばらくは生きていけるそうな。やはり、
「もの差しの目盛り」が違うようだ。

 このところ所用もあるが、日本一新の会関連での出ごとも増え、
空路を利用する機会が増えた。私は自分では説明できないが、何
故かしら昔からANA派である。その昔のサラリーマン時代、出
張で空路を利用できるのは部長以上で、その下はいわゆるブルト
レだった。ところがヒラヒラにも関わらず、私は空路の利用が許
されていた。というのも、役目がら同行者は客先が多く、いわば
役得だった。その頃はジャンボ機が就航したての頃で、担当には
ジャンボ機の、それもANA便を手配するよう特例許諾の稟議書
をあげて、上司から睨まれていた。勤務先の会社からは、JAL
便を利用するよう指示があるのだが「客先の要望で・・・」と誤
魔化し、わがままを通していた。
 前置きが長くなったが、過日、維持会員である論客の染谷正圀
氏と、日本一新運動のための地方出張の話をしていたら「65歳
を過ぎているから、シニア料金が使える」と教えてくれた。早速
ANAのお問い合せ窓口に尋ねてみると、一定の条件はあるもの
のOKだという。となれば、「寒い懐」を気にせずに出かけられ
るのではないか、と考えている。
 「平野代表まで同じ手で」、というわけにはいかないが、可能
なかぎり地域に出向き、ネット輿論を地上に降ろす作業も必要か
なと考えているので、皆さんのお声を所望したい。16日は熊本、
23日は大阪である。ともに、平野代表・染谷氏に同道する。 
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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「国会崩壊」から「国家崩壊」 へ 日本一新運動」の原点―37

 日本一新の会・代表 平野 貞夫

(「国会崩壊」から「国家崩壊」へ)

 平成20年6月、私は『国会崩壊』(講談社+α新書)を刊行した。福田自公政権が、参議院で否決した「テロ対策新給油法案」を衆議院で再議決して、議会政治の基本を崩壊させたことがきっかけであった。

 同著の中から、長くなるが、今日の民主党に通じる部分を紹介する。
 「現在の“衆参ねじれ現象”は、きわめて深刻な事態である。 しかし、議会政治の本旨からいえば、政党内の理念や基本政策のねじれの方が問題である。自民党と民主党の理念や政策の“ねじれ”を分析してみよう。
 まず民主党だが、大きく三つのグループに分類できる。それは、 

1、共生社会派、

2、市場経済優先派、

3、既得権保護派


となり、それぞれ、一部理念がわずかに重なり合っている。しかし、市場経済優先派と既得権保護派は理念に重なりがなく、明確に分離している。

 一方の自民党は、

1、共生・絆派、
2、市場経済優先派、
3、利権保護派

で、多少の呼称は異なるものの、その分類は民主党と大差はない。ただ一点違うところは、この3つのグループの一部がほぼ均等に重なり合っていることであり、この重なりは民主党よりも幅が広いことが特長である。
 要するに、このままの政党構成で政権交代が行われても、同じような政治が続くだけである。

政党の結成は共通の理念と政策によって行われるべきものだ。わが国では政治家の理念や政策は建前だけで、感情論や当選のしやすさという便宜的なもので政党が結成される場合が多い。
福田総理と小沢代表による率直な意見交換は、これまでのわが国の政党政治を突き崩すきっかけになった
かもしれない。

 しかし、結果は政策協議が行われる見通しもなく、国会は“衆参ねじれ現象”を抱えたまま、デスマッチを続けることになってしまった。与野党が国民生活をかえりみず、この現状を続けるならば、国家の機能は崩壊するといえる。

 この“国会崩壊”の原因をつくったのは誰か。平成19年の参議院選挙で民主党を圧勝させた有権者なのか。あるいは平成17年秋、小泉郵政解散で自民党と公明党に、衆議院の議席3分の2以上を与えた有権者に責任があるのか。徹底した検証が必要である」というものだ。
 その後の政治状況だが、平成21年8月の衆議院総選挙で、民主党が大勝利し、民衆が初めて政権交代を実現させた。参議院は、社民党と国民新党を連立政権に入れ多数を確保した。鳩山連立政権が政治運営に失敗し、鳩山首相と小沢幹事長が、挙党体制で参議院選挙(平成22年7月)に勝利するために辞任し、菅政権と
交代した。

 ところが菅首相は政権交代の歴史的意義を踏みにじり、市場経済優先の米国金融資本の手先となり、国民と約束したマニフェストの根幹を無視し消費税率のアップまで参議院選挙の公約とした
さらに最悪の選択は、麻生自民政権が政権交代を阻止するため、政治謀略として仕掛けた「小沢の政治とカネ」を、マスメディアと共謀して継承、「小沢排除」を断行したことである。

 メディアの世論調査では成功したかに見えたが、有権者には理解されず、民主党は参議院選挙で歴史的敗北を喫することとなった。
菅政権はこの敗北を反省するどころか、同年9月の民主党代表選挙では、メディアを利用した詐欺的行為で勝利し、臨時国会に臨むこととなった。3年前に自民党が辛酸をなめた「衆参ねじれ現象」が再現することなる。

今回の「ねじれ」が前回と違うのは、衆議院で与党が再議決(3分の2で法案を成立させる)を行う大多数を持っていないことである。さらに政治の本質に無知な「菅・仙谷政権」は、国内外の重要政策を混乱させ、「国家の崩壊」といわれる深刻な事態を生じせしめた

 私は『国会崩壊』を執筆した平成20年の時点で、わが国での政治混迷の主たる原因を、国民の民主政治に対する未成熟な意識にあると考えていた。
この時期、私は菅氏本人と小沢代表からの要請で、菅氏の国会運営などについてアドバイザーをやっていた。
その後の政治状況を改めて分析すると、私の考えに誤りがあったと反省している。

 私の誤りは、第一に国民有権者の政治意識について完璧ではなくても、多くの有権者はそれなりに健全な政治選択を行っていることに気がつかなかった
第二の問題は、それを受け止める政治家側に原因があるということも見落としていた、自民党政権の福田・麻生内閣が「ねじれ国会」で苦しんだのは、政治運営や政策協議で民主党に真摯な妥協をしなかったことに原因があった。
そこには政権政党としての奢りがあり、また政権交代などは起こってはならない不条理だという意識があった。民主政治の理解不足は、有権者側より政治家側にあったといえる。

 そこで、民主党に政権交代して、どうしてこうまで政治が混迷し、「国家崩壊」の危機となったか検証しなくてはならない。自民党政権の失敗は指導者たちの政治能力の幼稚性にあった。

菅民主党政権の混迷は指導者たちの「人間性の欠陥」にあると私は確信している。私の生涯の師・前尾繁三郞元衆議院議長の遺言は、「政治家である前に人間であれ」というものであった。
前尾さんほど立派な人間は少ないが、それにしても国会議員なら人間としての仕種を知ってほしい。

 菅首相の最大の問題は、政権発足に仙谷由人と枝野幸男という二人の弁護士政治家をブレーンとしたことにある。かつてマックス・ウェーバーは「弁護士は政治家に適する」と言ったようだが、その時代の弁護士は「正義感」があったのだ。21世紀の現代、正義感のある弁護士は政治家にならない

政治家になりたがる弁護士は、自己顕示欲が強いくせに人間を知らない人種で、屁理屈と正論の区別すらできないのである
 しかも、この二人は弁護士界でも真っ当な仕事をしていないことで知られており、常識を大事にして活動したことのない人たちである。
政権運営の相談相手にはしてはならないことは、民主党の多くの議員が知っていたことだ。それを承知で菅首相が何の事情があってか、参謀としたことに民主党政権混迷の原因がある

 認知症に近い言語を時々吐く偽黄門アルコール依存症で知られている官僚OB議員など、菅・仙谷政権の背後霊役の人たち、読売新聞社出身の議員などを別にして、民主党のほとんどの国会議員は「人の道」を心得た人たちである。この人たちが志をもって自由闊達な活動をすれば、国民の期待に応えることができるのである。これを妨げているのは、挙党体制に反対して「小沢排除」を第一の政治目的とする、菅・仙谷政権のごく一部の「心の曲がった」指導者たちである。政治権力の組織とはかくも恐ろしいものだ。

 昨年末、私は『日本一新―私たちの国が危ない』を、民主党の国会議員に贈呈したところ、礼状や電話など驚くほど多数いただいた。その多くは代表選で「菅直人」と書いたと思われる人たちで、改めてびっくりした。民主党の若い国会議員は、政治のあり方や新しい国家の理念を学ぼうと必死になっていることがわかった。「国家崩壊」が回避できる道は必ずあると感じた。そのためには、民主党の再生がなんとしても喫緊の課題である。

(菅体制を変えない限り民主党再生はない)

 1月12日の民主党両院議員総会、翌13日の党大会後、菅政権は政権の浮揚を賭けて内閣を改造した。ある精神科医が「葬式躁病」(AERA・1月17日号)と診断したとおり、政治上あってはならない『葬式躁病内閣』が成立した。
 

人間には「躁的防衛、俗に葬式躁病といわれる心のメカニズムがあって、たいていの人は葬式みたいな状況になると落ち込むが、神経が高ぶっていると逆にはしゃいだり、強気になったりする人がまれにいる。(中略)『仲間』である仙谷官房長官自体が批判の矢面に立たされている。このままだと最後が近いんじゃないかと動揺して気持ちが不安定になり、孤独にもなっている。
だから防衛的に自分の弱みを見せないように『権力』とか突拍子もない強気の発言をする。そんな憶測ができます」(同誌・香山リカ氏)

 これは1月4日の菅首相の年頭記者会見に対するコメントである。さすがの卓見で、両院議員総会や党大会の挨拶も、神経が高ぶりハイになったためか、同じ党の仲間への話が街頭演説のようになり、思想も論理もまったく無茶苦茶なものであった。その、「葬式躁病」と診断された菅首相のやった内閣改造が、政治史上噴飯ものであった。

 主要な問題点を指摘しておく。

1、与謝野馨氏については親しい知人なので、悪口は言いたくないが、彼は自民党の政策的首脳で、安倍・福田・麻生自公政権の中心人物であった。それを「増税のための財政再建」ということで入閣させた。まず、政権交代の歴史的意義を完全に菅首相は否定した。私は財政再建のために、「増税を唐突にやってはならん」という論者で、その解決の具体案を持っている。「小沢排除」をやめれば教えてもよい。与謝野氏入閣は、ポストを変えられた海江田氏が「人生の不条理」と言ったが、英国の保守党の政策首脳が労働党で入閣したと同じこと。この世でやることではない。それこそ「葬式」の後の、悪霊の世界の話だ。

2、枝野幹事長代理を仙谷氏の後任に抜擢したが、幹事長で参議院選挙に大失敗した人物が、まっとうに官房長官が勤まるわけがない。そもそも弁護士の感性は官房長官という職務に適しないのが、憲政の常識である。私の記憶では官房長官に就いた弁護士政治家は、かの有名な問責決議で交代した仙谷氏だけである。

3、藤井裕久元財務大臣の官房副長官も噴飯ものの最たるものだ。   自社55年体制の政策には詳しいが、政治判断や政治仕種についてはほとんど感性のない人物だ。官房副長官といえば、政治の根回し役である。菅首相は官僚との調整役として活躍してもらうとのことだが、結果は財務官僚らの振り付けで踊る「老猿」である。
 今回の組閣は徹底した「増税・小沢排除」の改造劇であった。 菅首相の政治手法は、だんだん独裁者・ナチスに似てきた。連日のように朝日新聞は「社会心理的暴力装置」として、ファシズム化を進める論説に終始している。「私たちの国が危ない」、これを忘れてはならない。

(「日本一新の会」のこれから)

 菅首相の「葬式躁病政治」をこのまま看過できない。実は当会
の維持会員で、地方選挙に出馬予定の人たちが多数いて、「菅政
治に反対する民主党公認・推薦の候補者が多くいる。選挙では増
税・小沢排除政治をやめるべしと訴えたいので、『日本一新の会
推薦』という仕組みを創れ」との強い要望が、年明けから寄せら
れている。
 当面は任意団体ではあるが、地方選挙に出馬する維持会員には
「日本一新の会推薦」を行うことにしたいので、ご理解をいただ
きたい。
 なお、維持会員以外の出馬予定候補者については、先に制定し
た規約に基づき、当会の趣旨を理解して頂くことを条件に推薦す
ることを検討したいと思う。仔細は、後日事務局から報告するの
で、多数の応募をお待ちしたい。
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January 13, 2011

中西会長が次期会長選の立候補を取りやめ。しかも出ると言った次の日にだと・・・

今日の歯科ニュース http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/


中西茂昭会長が日技会長選挙を降りる

何があったんでしょうね?驚いたような、ああやっぱりと合点がいくような・・・

昨年末に書いた記事、「日技版、闇献金事件・・・・かな??」に関係しているのかなと思ったり。

日技政治連盟の資金がどう流れたのかなんて、総務省に報告された日技の報告書からは、実際の所本当のお金の流れなんか分かる訳が無い。

それでも、公開された表向きの報告書を見ても、何か変だなあと私みたいな素人でも感じるのだから、じゃあ実際のお金の使途や、流れた先と言うのはどこの誰なんだろうと。

自民党の公認を得るまでに、相当な働き掛けと何よりも実弾がモノを行ったはずで、その時のお役員さんは誰だったかなあとか、どこの派閥に食いこんでいたんだっけかなあとか考えてしまう。

中西茂昭会長が日技会長選挙を降りる 1月10日の東京都歯科技工士会の新年会で、4選目を目指すことを表明し、支援を強く求めていた中西茂昭会長はそれを、11日に撤回した。


急だよね。 何かあったとしか思えない。

中西が諦めたとしても、日技は諦められない利権がらみの案件がこれからある。

実は、日技の現執行部の皆さん方にとっては、そっちの方が大事だろう。

歯科技工士法が骨抜きになろうが、日本人歯科技工士が居なくなろうが、技工物とその流通に絡むトレーサビリティの仕組みや、技工所開設と運営に関わる技工所の設備構造基準や技工録の制度化と言う表向きの話の裏で、執行部やそれに連なる一部の人達にとってもっと大事なのは、「(仮称) 歯科技工物安全管理協会」の記事に書いたような、新たな課金システム、安全管理に名を借りた、技工物一つの流通にも何らかの費用が掛かるようにして、その徴収と運用とを新公益法人への移行と合わせて利権システムとしたいと言う事なんだろう。

これだけなら、費用負担や手間暇が増えるだけで会員からも非会員からも評価は芳しくないのだろうが、ただ、これだけじゃ無くもしも、目の前にニンジンをぶら下げられたら、いったいどう転がる事やら。

以前、こんな記事も書いていた。

「歯科技工士加算。 これで中医協も厚労省も日歯も日技も、保険と歯科技工士は関係ないと言えなくなった訳だ。」

味噌はこの歯科技工士何たらと言う所。

設備構造基準の制度化や、トレーサビリティーを機能させるための制度や協会の設立に際して、歯科技工士加算と言う飴ともニンジンとも取れるものを日技がごり押ししたらどうなるだろう。

ただ、この話は実際に加算されてもそれは歯科技工士に支払う為じゃないんだよ。
昭和63年の大臣告示や7:3の時も、さも技工士にホテツ点数の7割が行くと言うように話をして会員や技工士を騙したけど、仮にこんな加算がなされても、点数を請求できるのは歯科医院や歯科医師でしかない訳だから、多くの技工士にとっては単なる絵に描いた餅でしかない。

大臣告示の時は、実際には技工士に支払わなくてもいいようにと、日歯によって猛烈な妨害が起き、内容も骨抜きにされた。

しかし、歯科技工士加算と言うものは、そもそも請求できるのは歯医者だし、歯科の点数がどんどん削られている今、どんな名目であれ点数アップや加算は喉から手が出るほど欲しいと言うのが、日歯や歯医者さんだろう。
自民党闇献金事件でも問題になった「かかりつけ初診料」も、当時の臼田会長が金の力で実現したような加算だった。

その「か初診」が事件の影響で廃止になった時、いったいいくらの金額が消えたんだろう。
全体で200億円くらいあったんじゃないか。 その加算が消えたんだよね。
それを思うと、名目は憎っくき歯科技工士であっても、受け取れるのは歯医者だと思えば、歯科医師会も飲むかもしれないしね。

しかし、それでもこれを推し進めている日技現執行部の誰かさん達には、それでいいんだよ。
どのみち、一件当たりおにぎり一個分にも満たない加算より、もっともっと大きな手数料収入や、トレーサビリティーの保証収入が技工物やホテツ物が流通する限り、歯科技工士の資格や存在に関係なく見込めるんだから。


日技政治連盟の政治資金も、末端の会員からしたら、月に数百円の負担だし、ひかれても気にも留めなかったんだろうけど、日技のような全国組織となると集まる金額は億単位になっていた。

設備構造基準やトレーサビリティーに関わる手数料や負担と言うものも、一軒のラボ、一個のホテツ物では大した金額にならないかもしれないけど、実際に保険でホテツされているインレーやらクラウンやら義歯と行ったモノの総数を掛けてみれば、相当な金額になるのだろう、多分何十億と言う金額に。
当然だが、政治家も官僚もその金に群がるだろう。

患者さんの為だとか安全の担保だとか言うのは、確かに必要な事だろうが、このような事が成り立つには、それだけじゃないうま味と言うものを、自分たちの利権として内包している存在もある事を忘れてはいけないと思う。


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January 10, 2011

菅首相の憲法政治否定言動は病的である 「日本一新運動」の原点―36

「日本一新運動」の原点―36
                    
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

◎菅首相の憲法政治否定言動は病的である

 こんな内閣総理大臣を、日本国民はいつまで存在させるのだろうか。 昨年9月の民主党代表選挙では「総理をくるくる変えるのは良くない」という俗論が通用したが、ここまで来ると、もはや国家の存亡に関わる問題であり看過できない。
 驚いたのは、菅首相の年頭記者会見だ。元旦に、首相公邸で開いた新年会に顔を見せた国会議員が45名と、小沢邸の120名に比べて著しく少なかったため、用意した弁当が150個も余ったという情報が流れたことが頭にきたのか、終始、支離滅裂の会見であった。
それを例によって、朝日新聞がその社説で『本気ならば応援しよう』と論ずるに至っては、この国は完全に昭和初期のファシズムの道に突き進みだしたといえる。悪夢の再来である。
「日本一新運動」の最大の目的は、日本のファシズム化を阻止することだ。

 さて、菅首相の年頭会見は「国のあり方について三つの理念を申し上げる」という大見得から始まり、1、平成の開国元年、2、最小不幸社会、3、不条理を正す政治、というものであった。
翻って、いま何としても必要なことは、政権交代した歴史的意義を確認し、公約の「国民の生活が第一」を実現するために、民主党が挙党一致で邁進することだが、その気はまったくないようだ。

 ところで、菅首相が表明した三つの理念を、坂本龍馬流の妙見法力による四観三元論で分析すると大問題がある。
 まず、1、「平成の開国元年」だが、TPP(環太平洋パートナーシップ)について、「貿易自由化の促進や、若者が参加できる農業再生をやり遂げなければならない」と、言葉では誰もが反対できないデマゴーグを行っている。  この政策は、米国の経済支配の中で生きていけという仕掛けがあることを知っておかねばならない。 これこそが、さまざまな角度から検討すべきことで、6月を最終的な判断などとは米国の大統領選挙に利用されるだけだ。

 次に、2、「最小不幸社会」だが、昨年6月17日の創刊号メルマガでも述べたように、最少でも「不幸」を撲滅するのが政治の目的でなければならない。一定の「不幸」の存在を容認して社会政策を構想するのは、学者の理論であっても、断じて政治の理念になり得るものではない。狙いは税制改正という名の消費税率の値上げである。「社会保障の整備」という美名をもてあそび、財政悪化の責任から逃れようとする官僚の手のひらで踊らされ、自らの権力保持の欲望を満たすために、庶民を犠牲にする菅首相の根性の汚れに問題がある。

 私の体験を言っておこう。昭和63年の消費税導入は、占領体制下で歪められた税制度を改革するという歴史的意義があった。
竹下政権も政権保持のためという私欲はなかった。どうにか成功したものの、あろうことか、協力した野党要求の福祉増額予算を政治資金へ摘み食いした政治家がいた。当時の厚生官僚の知惠で特養施設などを食い物にして、その後二人の総理大臣が誕生することになる。
 そして腐敗した官僚は天下りで、国民年金を食い物にしたのが、近時の社会保障の歴史であった。
 菅首相がいかにキレイごとを言おうと、官僚に尻尾をつかまれた政権を信用することはできない。
 消費税制度の改革が必要なことは、その成立に深く関わった私は、誰よりもよく承知している。 そのためには、行財政改革に対する官僚の意識改革が絶対の条件である。このことについて、年内には制度の立法過程を出版する予定だから、詳述は譲りたい。
財政再建を、取りやすい消費税に逃げ込もうとする官僚と、それを悪用する政治家たちを追放するのが、消費税制度改革の最低の前提である。

 何よりも大切なことは、現代の人間社会がどんな問題を抱えているか、という歴史認識である。資本主義の21世紀的変質はどんなものであり、社会保障の現代的意義をどう位置づけるか、という思想なくして、消費税を中心とする税制の抜本改革を論ずる資格はない。
 「やゝ唐突に消費税にふれたために、十分に理解を得ることができなかった」と、菅首相は参議院選挙の時のことを反省しているが、唐突に話すような問題でないことがわからないなら政治家はやめた方がよい。

 次の、3、「不条理を正す政治」だが、小沢さんの「政治とカネ」のことらしい。菅首相の頭脳はどうなっているのか。 「不条理」の意味を知らないようだ。簡単に言えば「道理に反すること。不合理なこと」をいうわけだが、それは「政治=権力」で正せることではない。敢えていえば、政治=権力そのものが不条理な存在なのだ。そう認識することによって、政治の浄化は、はじめて可能になる。

 そもそも「小沢問題―政治と金」は、小沢氏に原因があるのではない。これまでも繰り返し説明したが、西松事件は、検察が麻生政権の圧力で、これまでの政治資金規正法の解釈と運用を極端
に変更して、大久保秘書を逮捕したことだ
。 
 裁判で検察側証人が証言を覆して、訴因は事実上消えてしまった
 陸山会事件は、会計事務を担当していた当時の秘書たちの収支報告の時期が遅れた「期づれ」が起訴の対象となった。これは基本的に犯罪となる筋のものではない。それを敢えて当時の秘書であった石川衆議院議員を逮捕までした。
 狙いは水谷建設から裏金を受け取ったというガセネタを利用しての「小沢潰し」であった。
 陸山会事件の裁判が始まれば、政治的謀略事件であったことが明確になることを私は確信している。そのために菅首相は「小沢排除」をあせっているのだ。 
 小沢氏本人が「期づれ」報告の共犯容疑で何度も東京地検特捜の取り調べを受け、その結果不起訴となったのである。西松事件から始まって約1年3ヶ月と、約30億円ともいわれる税金を乱費して、東京や地元事務所、そして企業を数回に渡って強制捜査の上である。それだけでなく、憲法違反といわれる検察審査会に、いかがわしい人物が市民目線という美名のもと、不起訴不当を申し立てたのである。

 麻生自民党政権は、民主党の政権交代を阻止するという「不条理」によって、小沢氏を政界から追い落とそうとした。
 それを菅民主党政権は継承することになるが、これこそが不条理とはいえないか。
司法界に詳しい専門家の話によれば、暗躍したのは弁護士の仙谷官房長官で、検察審査会関係まで手を入れたとのことだ。
 信じられないことだが、2度目の議決が適法に行われたかどうか疑問があり、検事役の指定弁護士が起訴すれば弁護士法の懲戒問題が起きる、との見方をする専門家もいる。
 仙谷官房長官が法務大臣を兼務して異常な月日となる。しかも「小沢問題」にとって微妙な時期だ。裏からの何かがあったはずと想像するのは、私一人ではない。仮に裁判となれば、これらの事実が白日のもとに晒され、不条理な政治が正されることにもなろう。

 要するに、「不条理」なことをやってきたのは小沢さんではなく、自民党麻生政権と、それを継承した菅政権であることはネット社会の常識となっているが、国民の皆さんに是非とも理解して貰いたい。
 
菅首相には、もう一つ「大不条理」がある。この年頭会見で、小沢一郎という政治家に議員辞職を迫ったことである。 国民有権者から選ばれた国会議員に辞職を迫ることは、国民主権という憲法の基本原理に反することがわかっていない恐ろしい人間だ。 
 国会決議ですら、憲法に違反するといわれているのにである。しかも、起訴されていない段階での言動であり、これでは内閣総理大臣としての資質どころか、普通の人間として信用できない病的な言動である。
 さらなる「巨大不条理」は、この菅首相の一連の言動を批判するメディアがいないことである。それどころか、最初に紹介したように『本気ならば応援しよう』と論じたメディアがいる。
 菅首相と朝日新聞は、もはや精神的危篤状態といえる。そして、この事態に何の危機感も持たない与野党の国会議員たち、わが国の議会民主政治もいよいよ危篤状態かと、国家の滅亡がそこまできた感じだ。
 
 ところが一点の光が差し込んできた。それは、西岡武夫参議院議長の月刊「文芸春秋」に寄せた手記である。菅首相について、「国家観、政治哲学を欠いたままでは、国を担う資格なし」と断じ、「そもそも国家に対する『哲学』すらないのではないか」と切り捨てている。
 仙谷官房長官の放言癖にも怒り、「彼の発言は国会答弁の名に値するものではない。弁護士の経験からつかんだものであろう『法廷闘争』のやり方だ」として、国会議員の資質に疑問を投げかけている。 議長職のため党籍を離れているとはいえ、与党民主党の重鎮でもある西岡さんの、辛辣な意見に彼らは何と答えるだろうか。
 そういえば、菅首相を弁護する仙谷官房長官の国会答弁は、まるで総会屋や裏社会を擁護するような態度であった。本来なら、マスメディアがこういった指摘をすべきことだが、それどころか巨大メディアの増長は、権力と結びついて情報社会を支配すべく暗躍を繰り返している。
 
(NHK会長人事に干渉する輩たち)

 このメルマガを執筆中に寄せられた情報は、近く決定するNHK会長人事に、日本テレビの氏家会長らが、総務官僚OBなどを使って暗躍し、慶応大学の安西祐一郎前塾長を起用しようとしているとのことだ。 
 安西氏は慶応大学の経営に失敗した人物であることは衆知のこと。要するに読売グループが先頭に立って、公共放送であるNHKに影響を与えようという狙いであろう。
 民間メディアが、例えば「納税者番号制度」の政府広報費をめぐって、菅政権にすり寄った報道を始めたことは、年末のメルマガで述べたとおりだが、渡辺―氏家という読売メディアのNHK支配が実現すれば、日本社会はどうなるのか、社会心理的「暴力装置」としての「メディア・ファシズム」が完成する。

 「メルマガ・日本一新」の読者の皆さん、そしてネットに集まる善良な人々よ、この謀略を阻止しようではないか。方法は一つ、あらゆる手段を駆使して、任命権を持つNHK経営委員に抗議の意志を伝えることである。

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       ☆日本一新の会・熊本懇談会

 期  日 平成23年1月16日(日)
 時  刻 13:00~14:30(目途) 
 会  場 本光寺 電話096-343-6914
      (熊本市坪井4丁目10番29号)
(駐車場は、松野頼久衆議院議員事務所、そのすぐそばのコイン
駐車場などをご利用下さい。)
      幕末の志士、横井小楠は坪井町の出身です。
 参 加 費 ¥500(資料・茶菓代)
      当日会場で申し受けます。

 出 席 者 平野貞夫代表
染谷正圀会員
      大島楯臣事務局
 事前申し込みは無用ですが、準備の都合もあり、
 info@nipponissin.comまでご一報頂くとありがたいです。
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「日本一新の会」関西地区有志の会交流会へのご案内

「メルマガ・日本一新」での政治の根本について議論を重ねるだ
けではなく、ネットの世界から飛び出し直接会員同士及び当会に
賛同する政治家の皆さんと交流を持つこと。そして「日本一新」
に確固たる理念と具体策をもつ政治家・小沢一郎氏を真のリーダ
ーとして、共に「国民の生活が第一。」を推進、その実現を図る
こと。そんな思いを持ってこの度、関西地区で交流会(それぞれ
の思いをフェイスツーフェイスで!)を開催することとなりまし
た。関西地区を皮切りに全国でこのムーブメントを盛り上げてい
きたいと考えています。一人でも多くの皆様のご参加をお待ちし
ています。

              記

●主 催:「日本一新の会」関西地区有志の会 
                 代表世話人 森田 友企子
●共 催:志信会(http://shishinkai.org/)
                  代 表   大西 信弥
●日 時:1月23日(日)14:30~16:30 
           (受付開始:14:00)
●会 場:「レストラン マエストロ」 
            (http://r.gnavi.co.jp/k015436/)
  大阪市中央区心斎橋2-5-15 「クロスホテル大阪3F」
  電話:06-6213-6291
  最寄り駅:地下鉄御堂筋線心斎橋駅4番出口徒歩5分
●ゲスト:平野貞夫代表 染谷正圀会員、大島楯臣事務局、
     関西地区一新会衆参議員
●会 費:6000円(税込み)
    【立食ビュッフェスタイル 食べ放題・飲み放題】 

参加申し込み方法
①◆ 会費6000円を郵便振替にてお振込下さい。 
   口座記号番号:00970-0-183290
   口座名称 : 森田 友企子(モリタ ユキコ)

②◆ 郵便局以外の金融機関からお振込される場合
   店名:〇九九(ゼロキュウキュウ)店
   口座種別:当座
   口座番号:0183290

●会費振込後、恐れ入りますが参加申し込みされた方のお名前と
 ご住所をメールにて下記のアドレスにお知らせ下さい。追って、
 申し込み番号をメールにて通知させていただきます。
 (この申し込み番号は当日受付の際に必要になります)

◆当日の急なご参加はお受けできませんので、必ず事前にお申し
 込み下さい。
         アドレス:jaquie@live.jp 森田 友企子宛 
           (電話:090-4270-3660)
 この交流会に関してのご質問やお問い合わせは、
 関西地区有志の会 代表世話人森田までご連絡下さい。
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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January 07, 2011

圏央道城山インター付近

F1000079

画像は、圏央道城山インター近くの工事現場。 白いのは仮設道路のガードレール。
左の緑のシートの覆われているのが、圏央道の橋脚になります。
串川沿いに入って撮影しました。
仮設道路の入り口は毎日車で通っているのですが、樹木が邪魔をして現場が見えません。

城山ダム直下の城山高校下に在る橋脚は既に昨年完成しています。
中沢地区のトンネル工事も進捗しています。


F1000090


小倉の志田山麓に在る農地から撮影した、城山の南東面です。
中央の大きくえぐられている工事現場が、圏央道のインターチェンジなる所です。
津久井広域道ともここの辺りで連結されるのでしょうか。
畑で農作業している地元のおじいさんに、インターや料金所の出来るあたりを教えていただいたりしました。
城山のAコープに地場野菜を出荷されているおじいさんでした。

F1000086

実はこの撮影場所は自宅から直線距離で600mほどしか離れていません。
しかし、間には串川やその支流があって直接分け入る道はなく、生まれて初めて入ってみた訳です。
志田山にはまだ子供だった頃に、明日原から一旦沢に降り、そこからまさに這い上った記憶があり、山腹から畑を見降ろした記憶はあるのですが、農道に入ったのはホント、初めてでした。
県道510を走っていれば、対岸に農地と建物が見えるのですが、間近でみるとこんな規模があったのかと驚きです。
建物は鶏舎か豚舎だったのでしょうか?使われているのか分かりませんでした。
それほど古いと言う感じや痛んだ様子も無く、匂いも無かったので。
ただ、周りは奇麗に整備されているし。

F1000085_2

昔、このあたりに日本軍の弾薬庫があったと言うような話を聞いていたのですが、今も○○庫があるとは思いもしませんでした。

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視聴率に即反映した、菅さんの人気度・・・・

菅直人氏出演で視聴率急落:菅氏に国民うんざり

>>1月5日の同番組視聴率は6.9%の低視聴率を記録した。

植草一秀の『知られざる真実』より

元々報道ステーションはまったく見ないので、菅さんが出た事も知らなかったけど、

10.0% 19:00-21:48 EX__ 時代が選んだNo.1!!永遠の名曲歌謡祭2011

*6.9% 21:54-23:10 EX__ 報道ステーション  →ここだよ!

11.2% 23:15-24:15 EX__ シルシルミシル

「おーい、とらちゃん出番だよ!」晴天とらちゃん様より引用させていただきましたが、見事なまでに菅さんご出演で急落しているんですね。

当たり前だけど、アキカン内閣になってから民主党が政権交代を果たした時の、マニュフェストを全て反故にしているのだから、選挙で負けるのも不人気なのも当然で、視聴率の動きはリアルタイムな国民からのメッセージですな。


植草さんの最近のブログエントリーへのリンクをいくつか張っておきます。

首相公邸新年会が寂しいものに終わった意味


副島隆彦氏の精力的文筆活動に敬意を表明

私たちが小沢一郎氏を守らねばならない理由

「君側の奸(菅)」排除が日本立て直しの第一歩

植草さんや副島さんの本をどんどん買って読みたいのだけど、小遣いが厳しくて買えてません。
図書館で入れてくれないかなあ。

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◎シリーズ小沢一郎論―11  小沢一郎の「自由」

◎シリーズ小沢一郎論―11 
        小沢一郎の「自由」    
   
                 日本一新の会 達増 拓也
                       (岩手県知事)

 私が小沢一郎氏と政治行動を共にするようになったのは、外務省を辞めて衆議院議員選挙に出馬宣言(新進党公認)した、平成7(1995)年の12月だ。
 15年間一緒にやってきて、小沢イズムの肝(キモ)だと思うのは、「自由」である。

 小沢氏は、まず政治家、そして国民に、自立や自己責任を求める。それは、自由がなによりもかけがえがないと確信しているからである。 
 誰かを選挙に擁立する時、あくまで本人の意志で出馬するのが大原則で、「頼まれたから立候補する」というのは認めない。選挙では、組織の論理や金の力で票を集めるのではなく、有権者一人一人に働きかけて、自分の意志で自発的に支持してもらうように運動する。選挙運動の担い手になるのは、自分の意志で応援する後援会員の皆さんである。

 小沢氏が選挙で団体を重視することを「組織選挙」と言って批判する人がいる。しかし、団体というものは、その成員の自由意志に基づいて動くはずである。 
 その団体が、成員の意志を尊重しながら民主的な機関決定をして、政治家なり政党なりの応援を決めれば、それは自由の発露である。だから憲法は結社の自由を定めている。

 人は、特に日本では、人のせいにして行動することが多い。
「つきあいで、しょうがない」とか「立場上、やるしかない」とか。これに対し、小沢イズムの大原則の一つは「人のせいにしない」だ。何かやるときは、自分の意志でやる。 
 「自分がそうすると決めたからやる」でなければならない。組織選挙批判をする人は、組織は強制と服従の世界だという前提なのだろう。

 その人はそういう組織しか経験していないのかもしれないが、立憲主義国家における組織とは、自由と民主主義の世界でなければならない。
ただ、確かに、日本の組織は非民主的で不自由な組織が多く、さらには非人道的な場合もあるという実態はあるかもしれない。

 小沢氏から学んだことと私が自分で経験したことから言えるのは、人間、自らの自由意志で行動する方が、大きな力が出せるし、いろいろと知恵も湧くという事である。
 「自由っていいぜ」と、経験から言える。今までできなかったことができるようになり、成長していく実感が得られる。
 いろんな問題も、解決することができる。「人のせいにしない」という事を守るだけで、人生はとても豊かになる。

 小沢イズムは、まず自分が自由に行動することから始まる。そして、他者の心に働きかけ、その人の自由意志に基づく協力を取り付ける。自分の自由意志と相手の自由意志を、シンクロさせるのである。
 こうして人と人、心と心をつなぎ、多数を形成し、自由意志に基づく公の決定をしていく。
 民主主義的な意志決定で、集団を守り、育てるのである。

 小沢イズムの核心は、人と人との直接的な触れ合いによる意志の合致である(ネット上のやりとりでもいいと思う。
 「通信」の本質は一対一の人間関係だ)。それを拡大して、政権を獲得し、国の舵取りをする。個々の政治家が 「俺が俺が」のバラバラ状態で、世論調査の数字を見ながら右往左往するのとは、全然違う。
 民意は、世論調査の数字ではなく、人と人とのつながりの中で形成される共同意志であり、最も明確には、選挙における投票行動として示されるものである。

 共同意志としての民意に基づいて政治が運用される時、その政治は強く、創造的である。政治とは、人それぞれの自由をつないでいくことだと思う。
 小沢氏は、その達人、自由の達人である。
今の日本では、人の自由を封じようとする勢力、人と人をバラバラにして、バラバラな個人個人を誘導して儲けようとする勢力、それらの勢力に便乗して得をしようとする勢力に未だ勢いがあるが、長くはないだろう。
自由は強い。自由は勝つ。
 
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       ☆日本一新の会・熊本懇談会

 期  日 平成23年1月16日(日)
 時  刻 13:00~14:30(目途) 
 会  場 本光寺 電話096-343-6914
      (熊本市坪井4丁目10番29号)
(駐車場は、松野頼久衆議院議員事務所、そのすぐそばのコイン
駐車場などをご利用下さい。)
      幕末の志士、横井小楠は坪井町の出身です。
 参 加 費 ¥500(資料・茶菓代)
      当日会場で申し受けます。

 出 席 者 平野貞夫代表
染谷正圀会員
      大島楯臣事務局
 事前申し込みは無用ですが、準備の都合もあり、
 info@nipponissin.comまでご一報頂くとありがたいです。

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     ☆「日本一新の会」関西地区有志の会交流会

●主 催:「日本一新の会」関西地区有志  
      代表世話人 森田 友企子

●日 時: 2011年1月23日(日)14:30~16:30   
      受付開始:14:00~
●会 場:「レストラン マエストロ」  
(http://r.gnavi.co.jp/k015436/)
      大阪市中央区心斎橋2-5-15
      「クロスホテル大阪3F」   
電話:06-6213-8291
      最寄り駅:地下鉄御堂筋線心斎橋駅4番
出口徒歩5分
●ゲスト:平野貞夫代表、 染谷正圀会員、大島楯臣事務局
     他、関西地区「一新会」所属議員も参加予定
●会 費 :6000円(税込み)
●申し込み方法:参加申し込みご希望の方は下記の方法で
        手続きをおこなって下さい。
  ① ◆会費6000円を郵便振替にてお振込下さい。
     口座記号番号:00970-0-183290
     口座名称 : 森田 友企子(モリタ ユキコ)
    ◆郵便局以外の金融機関からお振込される場合は、
     店  名:〇九九(ゼロキュウキュウ)店 
     口座種別:当座 
     口座番号:0183290
    尚、お振込の際は、必ず会員番号とお名前(ハンドル
    ネ―ムは不可)を記入して下さい。   
  ② 会費振込後、恐れ入りますが参加申し込みされた方の
    お名前とご住所をメールにて、下記のアドレスにお知
    らせ下さい。追って、申し込み番号をメールにて通知
    させていただきます。
   (この申し込み番号は当日受付の際に必要になります)
    アドレス:jaquie@live.jp  
         森田 友企子(関西地区代表世話人)宛 
    尚、振込確認まで1週間ほどかかりますので、申し込み
    番号の通知を送らせていただくのは約2週間後になると
    思いますのでご了解下さい。        
●この交流会に関してのご質問やお問い合わせは、
 森田友企子関西地区代表世話人までご連絡下さい。
       Mail:jaquie@live.jp  
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 平野代表出演番組

 1月7日(金)生放送
 ラジオ日本(首都圏)
 「マット安川のずばり勝負」
 13:00~14:30

 1月10日 録画出演
 テレビ朝日
 21:00~
 たけしのテレビタックル

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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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January 06, 2011

前後してしまいましたが。◎「日本一新運動」の原点―34

◎「日本一新運動」の原点―34
                    
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

(激動の平成22年を終えて)

 6月17日に発刊した「日本一新の会」のメルマガ運動は、早いもので半年となり激動の平成22年が終わろうとしている。
 この会に参加し協賛していただいた方々に、心から感謝したい。
お陰さまで大きな成果を上げることができた。

 『週刊朝日』の新春合併号で、「小沢一郎“すべてに答える”茂木健一郎が迫る」という特集があった。茂木氏といえば著名な脳学者、その茂木氏が注目すべき発言をしている。「九月の代表選で、新聞・テレビの伝統的メディアが相変わらず「政治とカネ」問題を批判する中、ネットの世界では、ちょっとした「小沢ブーム」が起きていたんですよ。これは私にとって顕著な出来事だった」。

 日本一新の会が発信したメルマガの活動を評価したものだと思う。維持会員や、アドレス登録の皆さんのご助力によるもので、この機会に、改めて敬意を表したい。
 日本の政治がこれほど劣化したことは、明治以降で最悪といえる。私自身、日本にとって政権交代こそが民主政治を定着させる最大の課題と確信していた。
衆議院事務局33年、参議院議員12年、そして政治評論を6年と、それ一筋に活動して、今年で後期高齢者となった。歴史的政権交代が実現したものの、菅・仙谷・前原・岡田政権となって国家の機能さえ失う政治運営といえる。
これでは私も死ぬに死にきれない。
 これを12月25日の夕刻、小沢さんに話したところ、「お天道さんが見ているよ」とのこと。さすがに世の中を達観している。これで、来たる年には十分な闘いができると確信した。そこで私は昨年の政権交代から今年の菅政権の混乱について、「天道論」で分析して伝えた。
 「おてんとうさんは、日本の政治を壮大な構想で仕分けているんですな。昨年は自民党を仕分けて、政権の座から降ろした。今年は民主党が仕分けられている。この仕分けは来たる年に答えが出る。政権交代の歴史的意義の花が咲くことを信じましょう」

(菅内閣に協力するメディアの実体)

 12月20日、小沢さんの政倫審出席をめぐって、「菅首相・小沢会談」と同時進行になったが、テレビ朝日の「ワイドスクランブル」で、私は田原総一郎氏と激論していた。「小沢問題は、社会心理的な暴力装置となったマスメディアが、政治や検察権力と結びつき、政界から“小沢排除”を企んだことによる」という趣旨の発言をすると、田原氏が猛然と反発してきた。
テレビの生放送で、公然とメディア批判をしたのは初めてだったが、再びテレビ出演の依頼はないだろうと思っていた。
 そんな話を友人のジャーナリストにしたところに、まことに不可解な情報が入ってきたが、それは、巨大メディアの来年の報道方針のことである。これが現代のメディアの実体かと思うと、私たちの闘いは容易なことではない。

 朝日新聞からテレビ朝日に非公式に伝えられたといわれる話だが、これからも小沢氏に関しては、悪いイメージを国民に持たせるような報道を継続するとのこと。理由は、来年、菅内閣は「納税のための国民総背番号制」を導入することになる。そのための法案を国会に提出して審議が行われる。当然、国民の反発は厳しく、巨額の広報費を使って賛成の世論づくりをすることになる。

小泉内閣の時の裁判員制度で、それをやり批判されたことだ。それ以上に菅内閣はメディアを悪用することになるだろう。 
聞くところによると、購読者・広告費減少で経営に苦しむ巨大メディアは、この巨額な税金をめぐって実質的な談合が行われているとのこと。
菅官邸とメディアは阿吽の呼吸で、政府広報費という税金を配分する代わりに、「小沢叩き」を強化し続ける方針のようだ。

また、こんな話もある。「上からの指示で小沢叩きということではまずい。現場が自主的にやるようにしてくれ。札付きの平野(貞夫)なんかを、ガス抜きに時々呼んでもよいが、“こんな人柄の良い人”が小沢支持かと視聴者に感じさせる人物は呼ぶな」という話が交わされているようだ。
そういえば、27日夕刻、自宅に帰るとテレビタックルから、年明けに録画出演してくれとファックスが送られてきた。
 既に新しい「小沢叩きプロジェクト」は始まっている。26日のテレビ朝日の「フロントライン」では、反小沢メディアの主軸・後藤謙次氏が聞き役となって、仙谷官房長官にインタビューを行い、長時間にわたって小沢叩きを行った。問責決議がなされている官房長官をのうのうとテレビに出すことも問題だ。

 後藤氏は共同通信の幹部で、竹下登に可愛がられ、その手先として、平成7年に結成された「三宝会」という、政・財・マスコミの秘密結社の主役であった。55年体制の発想から抜け切れないジャーナリストで、話を聞いていると竹下首相の小沢に対する怨念をぶつけている感じだった。
それとTBSの「時事放談・新春特別番組」では、武村正義元官房長官と、仙谷現官房長官の対談とのこと。二人とも日本を亡国に導く権力亡者で、菅首相とともに、ソ連のスターリン派のようなものだ。忘れられているかも知れないが、武村氏は細川連立政権を潰した張本人で、米国のクリントン政権から「日本の政権の中心に北朝鮮のエージェントがいる」といわれた人物である。

(「検察審査会問題研究会」の報告)

 12月24日(金)、憲政記念館で行われた「検察審査会問題研究会」は、森ゆう子参議院議員と、落合洋司弁護士を講師に迎え、約50名のそれぞれのグループの代表が参加した熱心な勉強会であった。研究会で採択された「声明文」や、3人の弁護士・検事職に宛てた「公開質問状」は発信済みなので省略するが、森ゆう子議員が発言した重要な情報を報告しておく。

1、検察審査会の審査員は「公正なくじ引き」で選ばれる法令に
  なっているが、この「くじ引きソフト」は恣意的に審査員を
  選べることが実験で証明された。(昔の丁半賭博で床下から
  長針でサイコロをうごかしていたようなこと)。従って、小
  沢氏の議決を行った審査員が公正に選ばれたのか、疑問があ
  る。
2、検察審査会の開催情況など、組織として当然のことが、まっ
  たく情報開示されておらず、幽霊審査会といえる。予算措置
  についても不可解なところが多く、現状では予算を計上すべ
  きではない。
3、検察審査会は三権分立のどこに属するのか、所轄大臣はいる
  のか、起訴議決2回で強制起訴という行政権を行使すること
  になっているが、行政機関としての法律上の位置づけはない。
  従って憲法違反の存在である。
4、東京第五検察審査会の小沢氏についての2度目の審査や起訴
  議決が適正かつ合法的に行われたのか不可解な点が多く、情
  報を開示すべきである。例えば、9月23日か24日かに、
  特捜検事が第五検察審査会に呼ばれ説明を行っているという
  確かな情報がある。何のための説明か。9月14日に2度目
  の起訴議決したことになっているが、検察からの説明はあっ
  たのか。起訴議決が適法に行われていない可能性があり、解
  明すべきである。
5、最高裁が所管する予算のうち、コンピューター・ソフトに関
  係する入札や納入の状況にきわめて問題が多く、裏金づくり
  や天下りに利用している可能性がある。平成23年度予算審
  議で厳しく調査する必要がある。

以上は、森ゆう子議員のホームページhttp://www.mori-yuko.com/
に、諸資料とともに掲載されているので参照されたい。

(再び「小沢氏の国会招致」問題について)

 12月27日(月)、午後2時から開かれた民主党役員会に菅首相が出席した。注目されたのは、「政治とカネ」について、菅首相や岡田幹事長の「自発的に政治倫理審査会に出て説明すべきである」と強要することに小沢氏が応じないことについて、役員会として“出席説明することを議決する”という、わけのわからないことが協議の主要な課題というから笑い事だ。
 菅首相や岡田幹事長は、野党が国会審議に協力しないこと、各種の選挙で民主党が惨敗を続けている原因は、小沢氏の「政治とカネ」の問題にあると公言している。それでは、12月26日の西東京市議選挙の惨敗をどう思っているだろうか。菅首相のおひざ元のこと、まさか小沢氏の「政治とカネ」を理由にするわけにはいくまい。そこまでいうなら「政治とカネ」のどの部分を説明しろというのか、具体的に示すべきだ。

 平成6年の新生党解党にともない、残った資金を「改革フォーラム21」に移したが、その中に巨額な税金(立法事務費)が入っていたとの虚偽報道が繰り返された。テレビや新聞は「違法ではないが、政治資金制度の本旨に反する」と一斉に小沢叩きを行った。しかし、よく事実を調べてからにして欲しい。一円も税金は入っていないし、所定の手続を経た合法的な政治資金であり、繰り返しになるが、昨夏の政権交代を成し遂げた大きな要素でもあった。
それでも、過剰に批判を繰り返しているメディアがあるが、法的措置をとることも考えたい。
 小沢氏の国会招致について、役員会では輿石参議院会長が「次期通常国会までに決着させてはどうか」と、岡田幹事長に助け舟を出して年明けに先送りとなった。菅首相の眼の前の話だ。相当に頭に来たらしく、菅首相は夕方の記者会見で「国会招致を拒否し続けるなら、党の決定に従わないことになり、出処進退を含めて本人が考えて頂くしかない」と、自発的な離党を促した。どんな脳の構造をしているのか理解できない。
 政治倫理審査会の「自発的出席説明」は、党とか国会の決定で行うものではない。議員の人権を守るものとして制度化したものだ。「自発的離党」を党代表が強要するとは、「結社の自由」という憲法の原理を踏みにじるものだ。
 そのくらいのことがわかっていなければ、総理は勤まらないと思うが、これでは国の行き先は真っ暗だ。
 官庁の御用納めで永田町が、年末の挨拶回り気分が流れる28日、小沢氏は突然に記者会見し、別紙の『挙党一致で「国民の生活が第一。」の政治を実現するために』という所見を発表した。
「私が政倫審に出席することにより予算審議が円滑にすすめられるということであれば、常会の冒頭にも出席し、説明したい」とのこと。さて、菅首相・岡田幹事長、どうしますか。それでも、「自発的離党」を強要するのですか。


 最後に、日本一新の会・維持会員の皆さん、そして、さまざまな機会を通して、この「メルマガ・日本一新」を読んで頂いている無数の読者の皆さん、ご健勝にて新年を迎えられますようお祈り申し上げますとともに、「国民の生活が第一。」の実現に向けて、日本一新の会は皆さんと共にあることをお約束して、暮れのご挨拶といたします。

             別紙 小沢氏記者会見ペーパー添付

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 挙党一致で「国民の生活が第一。」の政治を実現するために

 私はこれまで、菅代表及び岡田幹事長から、自発的に政治倫理
審査会へ出席するよう要請を受けてまいりました。それに対し、
私は、政治資金に関する問題はすでに具体的な司法手続きに入っ
ており、三権分立や基本的人権の尊重という憲法上の原理原則か
らいえば、立法府の機関である政倫審に出席する合理的な理由は
ない、ただ、私が政倫審に出ることで、国会運営が円滑に進めら
れ、あるいは、選挙戦においても国民の皆様の支持を取り戻すこ
とができるということであれば、政倫審に出席することもやぶさ
かでないと、繰り返し表明してまいりました。

 そうした中で、先般、民主党の最大の支持母体である連合から、
挙党一致の体制で難局を乗り越えるよう、強い要請を受けました。
また、国民の皆様、同志の皆様にも、多大なご心配をおかけして
いることを、大変申し訳なく思っております。これらのことを総
合的に考え、私は政治家の判断として、来年の常会において、政
倫審に自ら出席することを決意致しました。

 具体的に申し上げます。
 第一点目として、常会において私が政倫審に出席しなければ国
会審議が開始されないという場合、すなわち、私が出席すること
により、予算案の審議をはじめ、国会の審議が円滑に進められる
ということであれば、常会の冒頭にも出席し、説明したいと思い
ます。
 第二点目は、私が政倫審に出席するかどうかということが、国
会審議を開始するための主たる条件ではないということであれば、
国民の生活に最も関連の深い予算案の審議に全力で取り組み、そ
の一日も早い成立を図らなければなりません。したがって、私は
この場合には、予算成立の後速やかに政倫審に出席したいと考え
ております。

                  平成22年12月28日
                    衆院議員 小沢一郎

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メルマガを一つすっ飛ばして読んでいたものだから、前記事で本のセンセのブログ記事から引用した部分も、私と同じように平野さんのメルマガを広めようとしている、謂わば仲間の記事であった訳です。
このメルマガからも、前記事からもマスコミが社会の木鐸でも何でもなく、自らの存在と立場を維持する為には、戦前同様に戦争にまで協力する木鐸どころか戦争商人以下の存在でしかない事が伺えます。

商人と言うなら、こ奴らマスコミは日本の米国属国化を狙っている訳ですから、奴隷商人と言い換えてもおかしくない存在でしょう。


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「日本一新運動」の原点―35 行く年に 日本一新 誓いけり 貞夫

「日本一新運動」の原点―35
                    
              日本一新の会・代表 平野 貞夫

 新年 明けましておめでとうございます。

            行く年に 日本一新 誓いけり 貞夫


(小沢邸で考えたこと)

 元日に小沢邸を訪ねた。昨年は大勢の政治家が押しかけるということで遠慮したが、今年は「小沢新年会」に顔を出した政治家を観察する魂胆があった。
国会議員が120名ぐらいだったが、昨年の元旦、総選挙直後の160名と比べて遜色はなかった、というより、再生民主党の力としては十分だと思う。

 出席者で目立ったのは、海江田万里国務大臣・原口一博元総務大臣・細野豪志議員らであった。細野氏は「朝まで生テレビ」の元日放映に出演したばかりで眠そうだったが、少しの間、番組の話をした。司会の田原総一郎氏の「ソーシャル・ビジネス」と、細野氏が主張した「新しい公共事業」は似て非なるものだ。
 
 田原氏には何か企みがあるのではないか、と私は問いかけた。
 田原氏の司会ぶりには生彩がなかった。菅・仙谷政権の浮上に苦慮している様子だった。菅・仙谷政権は、テレビメディアの政治部門に君臨する田原氏が樹立させたようなものと私は推測している。国家機能を喪失させた菅・仙谷政権に、新しい政策を提供しようという思いで、生かじりの「ソーシャル・ビジネス」を言い出したのだろう。

 哲学とか思想、そして歴史観に欠ける菅・仙谷政権にとって、一億総白痴化の総指揮者であり、テレビメディアで政治を動かすことに、歓喜と生き甲斐を感じる田原氏としては、国民受けする新政策を提供し、新年早々から世論づくりをしようとする狙いだ。

鳩山政権時代に公約とした「新しい公共事業」とは、本質的に異なるものである。
 「新しい公共事業」とは、現代の資本主義の変質を認識することから始まるが、そのためには、これまでの収益中心の価値観と構造を改めなければならない。
 それは「自立と共生」という理念を、社会の根底に据えなければならないし、細野氏はテレビで盛んにこのことを主張したが、田原氏はそれを理解しようとはしなかった。 
 しきりに、金融資本主義のファンドが、貧しい人たちのため社会ビジネスとして、これまで政府がやってきた政策をビジネスとして展開できるなどインドなどの例を挙げて主張していた。


 現代の資本主義の持つ矛盾をそのままにして「社会ビジネス」が、価値観や文化の違いで成功するはずがない。 小泉政権で野心のある企業が福祉事業を始めて、福祉の美名のもと営利を貪った例はいとまがない。
要するに、「人間とは何か」ということを、どう考えるかにつきる。
 細野氏は国や社会の構造を変えないと、「社会ビジネス」も「新しい公共事業」も成功しないと田原氏に食い下がっていたが、小沢幹事長の下で苦労した成果が出ていた。

 ところで、これまでの「社会ビジネス」の最たるものは「マスメディア」である。現代のマスメディアのあり方を見れば、田原氏の深層心理がよくわかる。社会の木鐸という美名のもとに、その恰好をとりつくろってはいるが・・・。
(つまりこれが田原氏の本音と建前の使い分けなんだね。G3)


 その裏側では自己保全のために、政府広報費という国民の税金までしゃぶろうとする堕落の道に入り、どんな政権にも平気で抱きついていく。裁判員制度もしかりであり、今年の「納税者背番号制度」もその運びとなったらしい。菅直人亡国政権のお先棒を担ごうとする姿の数々、それを証明したのが新年各紙の「社説」であった。

【下線部分の詳しい内容については、阿修羅への投稿記にも紹介された本のセンセのブログ記事小野寺光一氏のメルマガに詳しいです。一部引用しておきます。

④朝日新聞からテレビ朝日に非公式に伝えられたと
いわれる話だが、これからも小沢氏に関しては、
悪いイメージを国民に持たせるような報道を
継続するとのこと。
理由は、来年、菅内閣は「納税のための国民総背番号制」を
導入するとのことになる。
そのための法案を国会に提出して審議が行われる。

⑤当然、国民の反発は厳しく、巨額の広報費を使って
賛成の世論づくりをすることになる。
小泉内閣の時の裁判員制度で、それをやり批判されたことだ。
それ以上に菅内閣はメディアを悪用することになるだろう。】


 
 特に酷いのは、やはり「朝日新聞」だ。「今年こそ改革を」として、そのため『与野党の妥協しかない』との表題だが、条件として「民主党は公約を白紙に」ということである。朝日新聞は何時から「議会民主政治の否定メディア」になりさがったのか。
 民主党のマニフェストを破り、延命を画策する菅政権にとっては新年早々の援軍となった。さらに「与野党の妥協しかない」と主張するに至っては、大連立で権力を死守したい「菅政権の機関紙」との称号を与えても、言い過ぎではないだろう。
  
 国民にとって問題のポイントは、自民党と民主党の対立が、現代の腐敗した資本主義を根本から変えずに、都合の悪い部分を継ぎ接ぎで既得権を守っていく政治に対して、情報社会で変質した資本主義の仕組みや価値観などを根底から見直して、新しい社会に見合った制度や予算の配分を断行して、既得権による無駄をなくそうとする政治の対立であった。
 そのために国民は、一昨年の総選挙で歴史的判断を示したのであり、民主党勝利の原因はここにあったはずである。それなのに菅政権となって後、自民党対民主党の対立ではなく、民主党内の対立となった。

 もっとも、この対立は平成17年の民主党と自由党の合併時から予想されていたことである。私が早めに参議院議員を引退したのは、これらを予測してのことでもあった。菅直人という人物や、仙谷由人という政治弁護士からは、「国民の生活が第一」という政治より、政策は権力に就くための方便とする、非人間性の臭いを感じていたからだった。
(つまりこれまた菅や仙谷の本音と建前の使い分けと言う事だなあ。しかし、ちいせえ本音だなあ。例え建前でも私は日本を他国が認める強国にするとか言えば受けるのに。これだったら2012年に強盛大国にするとか言ってる金正日の建前の方が立派だと思えてくる・・・)


 菅・仙谷政権は、政治の対立を「小沢の政治とカネ」対「クリーンな政治」として、朝日新聞などの旗振りに頼り、国民を騙そうとしているわけである。
 小沢一郎という政治家の、政治資金に不正なものは一切ないことを、天地神明に誓って私は断言できる麻生政権から菅政権に継承された「小沢排除」は、「国民の生活が第一」の政治となっては困る既得権者たちと、米国金融資本の手先である政治家どものデッチあげである。
 
 小沢邸に結集した120数名の政治家たちは、このことをよく理解していた。「日本の危機的情況は、庶民の方が政治家より知っている。民主党を政権交代の原点に戻し、一日も早く“国民の生活が第一”の政治を実現しよう」という小沢氏の挨拶に、参加者一同賛同の拍手で、午後3時に新年会を終えた。


(日本一新運動について)

 私がまったくの「アナログ縄文人」であることから、メルマガ読者の皆さんにはご迷惑を掛けている。正直にいって「誰かに煽てられての活動」ではあるが、次々に面白いことが発生するのが不思議だ。
 年末に、鹿砦社から刊行した「日本一新―私たちの国が危ない!」を、民主党所属の国会議員で、当選回数の少ない人を中心に贈呈したところ、30人ぐらいから礼状や電話があった。その大半が先の代表選で、菅さんに投票した人たちだった。小沢邸でも多くの議員から「日本一新の会」について好意的な質問を受けた。
民主党に何かが起こっている気がする。
 「日本一新本」も、初回発行部数が5千部と少なかったせいか、中古本にプレミアがついて、通販大手のアマゾンでは、最高2537円の値が付いているそうな。ひとり工面ではあるが、ここら辺に本年の「日本一新運動」の方向性があると思う。私の大胆な予測では、1月12日の民主党役員会などで、「菅内閣総辞職要求」が出てくる可能性すらある。 統一地方選挙を控え候補者たちは必死の思いなのだが、菅・仙谷政権にはそれらを忖度する気
はないらしい。菅政権が三月までもっても、野党は参議院で「菅首相問責決議案」が可決されるように図るだろう。

 今年の政治も混迷だ。小沢一郎を排除して日本の再生は不可能である。

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 新年あけましておめでとうございます。
 
 今年も、メルマガ・日本一新をどうぞよろしくお願いします。

 代表への「煽て歌」

 行く年に 日の本新たと民は乞う そのさきがけは平野論説

                        (事務局)
 
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。


カッコ内はあくまでもG3の心の内です。

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January 05, 2011

新年 明けましておめでとうございます。 

昨年一年間で7万近いアクセスを頂きました。ありがとうございます。

昨年暮れには二つほど考えさせられる言葉や情報を頂きました。

それらの言葉や業界の所謂、ステークホルダーと言える方達や組織と言った所の動きが、どのような歯科医療と歯科技工士の未来を、彼らなりに描いているのかを、注意深く見詰めて行きたいと思っております。


そしてもう一つ、最近多く記事にしている日本一新の会の平野さんや会員の方達の記事の存在があります。

政治であるとか、この日本と言う国の形について、私などの知識や洞察では平野さんや一新の会の会員の皆さんに及ぶべくもなく、せめて自立した日本と言う国を残して行きたいと言う思いから、皆さんにお伝えしていきたいと思っております。


少なくとも今の日本に於いて、TVや新聞社と言ったマスコミだけが、日本や国際社会の現状を正しく伝えていると信じている国民は少数であろうと思います。
ウイキリークスによる米国国務省や国防省の機密文書暴露によって、米国の言う自由と平等と言うものが、高貴な博愛や高度な政治判断からなされるものばかりではなく、むしろ、当り前により大きな利権を求め、絶え間ない権力闘争の果てにその地位に昇りつめた、少なくとも我々程度の庶民からは想像もつかないほど巨大な自我とエゴとを持った、所謂パワーエリートとも言うべき存在によって、彼らの目的を成し、且つ本質や本音を押し隠すための「建前」になっている事が、まさにグローバルに証明されたと見るべきでしょう。

日本人は本音と建前を使い分けて来たと言いますが、外交や国際社会と言うのも何も変わらないものだろうと思います。
そしてまたそれは、日本と言う国の政治でも業界でも企業や組織の中でも変わらない事でしょう。

むしろ本音と建前の使い分けは、庶民レベルでの個人が成すものよりも、ヒエラルキーや規模が大きくなればなるほど強烈なものになって行くものだと思います。


本音と建前の存在を分かって居ながら、こうも簡単に世論が動いてしまうのは何故でしょうか。
いや、それすらも動いたように脚色され編集されているのですが。

多くの国民の目には、その事実が見えていますし、そんな手法はもう通用しないと言う事が、国民にも分かってきていると願うばかりです。


それではみなさん、今年もよろしくお願いいたします。           G3


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