透けて見える米国の存在
「倫理委員会の皆さんへ 私の主張」 倫理委員会での小沢一郎氏の発言
中塚一宏衆議院議員のブログに、小沢さんの倫理委員会での発言がアップされています。
そもそも犯罪要件が無いのに、何を持って処分すると言うのかわけわからないんだけど。
ここまで執拗な小沢潰し。
それほどまでに妨害したいと言う事か。
国民の生活が第一だと言う、独立した民主国家なら当たり前の主張をする小沢氏の言葉。
今の米国にのみ流れるお金の流れを秘匿し、日本が日本の税収や資産から国民生活に流れるようにするのを防ぎたいと言う事か。
これまで、防衛だとかグローバルリズムだとか、新自由主義だとか言われてきたけれど、日本と米国の関係はもっとずっと単純。
そして日本の官僚がやっている事もやくざと同じ。
全ては金だろう。
日本から米国に流れるお金の流れを変えたくないのだ。
日米構造改革要望書が有無を言わさず日本に突きつけられて何年立つだろう。
日本がライジングサンと言われていたころ、米国は対日貿易赤字をどうっやって減らそうか、米国自体の増大する防衛予算、国家予算をどうやって回そうかと考えていたはずだ。
日本は対米輸出でどんどん儲けるがいい。
だが、儲けた分は日本だけが使える訳じゃないぞ、そんなもの直ぐに巻き上げてやるから、せいぜいため込んでおくことだな。
そんな事を、米国の支配者層は考えていたのじゃないだろうか。
沖縄の米軍基地も、本土の基地の数々も、日本が未だに米国の占領下に在る事の、実質的な戒めだろう。
喉元に突きつけられた匕首だと言ってもいい。
寝返ったらただじゃすまん。 と。
日本がまだ成長していて、国家予算以上の潤沢な税収があるうちは良いけど、そうではなくなった時から、日本は自国の財政負担と共に、増大する米国の財政赤字を補填する役割となっていた。
思いやり予算などは、表で堂々と渡している、日本が負担している米国の国防予算そのものだろう。
しかし、日本は宮沢内閣の頃からずっと、赤字国債を垂れ流しにしてきた。
いくら、国内での建設や社会福祉に回しても、それ以上の金額が米国に迂回されていたのでは、負担は二重以上のものだったと思うな。
と言うか、国内に必要なお金は、例えば医療費であれば医療費亡国論などをでっち上げて、国民の医療費を必要な額にする事は、日本を滅ぼすことだと大蔵省はでっち上げた訳だ。
米国やその企業にお金が回る事であれば、喜んで予算化するが、日本国民にお金が回るような仕組みに対しては、二重三重のハードルを設け、払っても回収にこれ努める訳だ。
それなんか、歯科医療費に対する厚労省の姿勢そのものだよ。
だからこそ、米国にばかり流れるお金の仕組みを、国民生活が第一だと言って流れを変えようとした小沢さんが米国や米国の支配者層、そして対米隷属派やその傀儡のマスコミによって徹底的に叩かれているのだろう。
米国の財政赤字が解消されない限り、米国からの対日圧力も、小沢さんへの攻撃も止む事は無いのだろうか。
日本の消費税アップ分をみかじめ料として早く吸い上げたい米国こそが、消費税アップを願っているのだろうし、その為なら政治家のモラルもくそも無く、与謝野だろうが仙谷だろうが利用できる奴は利用するのだろう。
個々の政治家の信念ではない、米国に額づくかでしかないのだ。
一般報道は、ジャスミン革命やバーレーンの暴動は報道するが、それ以外の、それもこの日本の中で起こっているデモや行動は一切報道しない。
特に、米国がらみのデモや警察権力の行使は口が裂けても報道しない。
エジプトのマスコミが、米国に支援されたムバラクの独裁や不正蓄財をまったく報道できなかったように、日本のマスコミの大半も、米国や日本の警察権力の真相は報道しないし出来ない。
財務省が流布してきた「ニッポンは財政危機である」という「教義」の大ウソ
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/288.html
日本の報道の惨状を目の当たりにした日曜日
http://www.asyura2.com/11/senkyo108/msg/212.html
上記のエントリーに共通する事は何かを、ぜひ皆さんも考えていただきたい。
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