検察審査会の疑惑 を究明する市民と国会議員の会 開催さる!!
「日本一新運動」の原点―41日本一新の会・代表 平野 貞夫
2月9日(水)に、憲政記念館で開かれた「検察審査会の疑惑
を究明する市民と国会議員の会」の結成大会は、驚異的な成功で
あった。
午後4時30分開会という、一般市民が参加しにくい時間帯で
あったが、500人の椅子席が満席で、立ったままの人たちで会
場が埋め尽くされた。しかも、会場に入りきれない人たちが帰っ
たとのこと、主催者の不手際としてお詫びしなければならない。
更に、参加してくれた国会議員や代理秘書の数が、総計で50
名を超えたとのことである。当初、10名程度の参加と聞いてい
たので、驚きを通りこした。国会議員から6名、市民団体から、
それぞれ世話人を出して、運動を展開することになった。
結成大会は、世話人国会議員が、それぞれ決意の挨拶を行った。
私が「小沢問題と議会制民主主義の危機」として、小沢問題の本
質が「政治捜査」であり、政権交代の阻止、そして交代後は「小
沢排除」にあったことを、体験として説明した。要点は、わが国
が「新しいファシズム」に入り込み、社会心理的に暴力装置とな
ったメディアが、行政・検察・司法に影響を与え、議会民主政治
を機能マヒさせるようになっていること。困ったことに国会も、
「小沢問題」の本質を究明しようとせず、小沢排除にうつつをぬ
かし、民主党執行部に至っては集団リンチ・内ゲバで、小沢氏を
党から排除しようとしていることを指摘しておいた。
「小沢問題」は小沢氏個人の問題ではない。国民主権で有権者
が選んだ代表者を、不起訴となったにもかかわらず、メディアと
共謀して真の改革を阻止しようとする政治権力が、市民の目線と
いう美名で排除することを許すならば、議会民主政治は成り立た
ない。民主党執行部がやろうとしていることは、菅政権に服従し
ない政治家を、排除しようとするファシズムである。森ゆう子参議院議員は、昨年から苦労を重ねて究明してきた、
「検察審査会の疑惑」について、具体例を挙げてわかりやすく説
明した。結論は「検察審査会の強制起訴は憲法違反であり、東京
第五検察審査会の2回目の小沢氏起訴議決は、違法な手続で行わ
れており無効である」というものであった。特に、二回目の審査
が適法に行われていないことを具体的に説明し、議決前に検察官
の説明を受けていない疑惑や、議決が行われた日時や手続に重大
な疑惑があることを指摘し、政治弾圧に利用される場合だけでな
く、一般市民が何時罪人にされるかわからない恐怖の実態を述べ
た。
シンポジウムは、副島隆彦氏、染谷正圀氏の発言や、一般参加
者の質問などがあり、「決議文」(日本一新の会ブログに全文掲
載)を採択して終了した。
(異常事態の菅政権)2月7日(月)午後、小沢さんと懇談中、民主党の幹部クラス
が来訪した。用向きは菅首相と面談した状況の報告であった。国
会答弁でも、国会外の発言でも、菅首相の発言内容の異常さが目
立つ中で、政権交代の原点とかマニフェストの理念という次元の
議論ではなくなっている。トップの政治指導者としての仕草が異
常で、早く手を打たないと大変なことになるという話であった。
この後、小沢さんがしんみり語ったことが心に残った。
「裏切られ、騙されたと言っても、自分が関わってできた政権
だ。僕に責任があるんだ。国家が異常事態となり、国民の生活に
支障が出ないようにしなければならない」
現在のわが国の政治は異常事態といわざるを得ない。予算関連
法案を成立させるため、公明党に秋波を送ったが相手にされない。
そこで社民党への提携を申し入れ、普天間関連予算の凍結をエサ
に政権延命を謀ろうとしている。そんな誤魔化しで政権運営がで
きるのか。もっと驚いたのは、九日の党首討論で菅首相は、平成
23年度末までに消費税を含む税制改正法案を提示するとのこと。
消費税率を上げることを明言したものである。政権交代の根本を
否定したものだ。最早民主党政権とはいえない。
北方領土問題で、ロシア大統領の領土訪問を「許し難い暴挙」
と批判した。これは国際政治の世界では戦争状態で使う言葉だ。
菅首相の思考システムに重大な障害が発生した可能性がある。菅
首相の言動が政治不信をスパイラルさせ、国家の危機が目前に迫
ったといえる。
菅首相は小沢代表に対し、検察審査会の起訴議決を受けて「離
党を勧告」した。そもそも成立し得ない架空の犯罪事実をデッチ
あげたのは、菅政権そのものの可能性がある。その検証こそが必
要なのに、完全にファシズム化した民主党が、このままの状況で
あってよいだろうか。
民主党所属国会議員たちよ、エジプトの民衆の方がましだと言
われないよう、国家の危機に対処して欲しい。来週の動きを期待
して注目している。
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「検察審査会の疑惑を究明する市民と国会議員の会」余話今回も事務局として参加させて頂いた。開催実務のほとんどは
支援する会の方々に委ねたままで、本当にご苦労さまでした。
当初はギリギリまで参加して、最終便で帰参の予定だったが、
代表から「一泊」の厳命が下り、泊まることになった。
その前段、会場入りの前には別儀での打ち合わせもあり、白金
台の都ホテルで待ち合わせた。平野代表は2時半とのことで、染
谷氏と昼飯を同道する約束。そこに、河上みつえさんも上京して
出席するというから、ご一緒しようとのことになった。
野郎二人に河上さんが加わった食事を済ませ、代表と合流して
課題を処理し、地下鉄で会場へ向かったが、官邸付近は警備の車
が一杯で、その側をドデカイ声で、とてもネット上では紹介でき
ない下世話な話をしながら歩いていた。
と、「平野先生ですね」と声が掛かり、私はそれとなく離れ気
味に歩き始めたが、「千葉の○○に住む誰それです」とのこと。
後から知れば、声を掛けたのが、M.I.(団塊世代)とのこと、
The JOURNALに出ていて、前段の馬鹿話から冷や汗ものだった。
会場ではひたすら目立たないようにして、旧知の方々との挨拶
も簡単に済ました。会がはねてから、内神田の小料理屋に場所を
移し、いつものメンバーが、代表の奢りで暫しの歓談だった。
紅一点の河上みつえさんに、二見伸明さんも加わって話は弾ん
だが、平野論説には「来週の動きを期待して注目している」とあ
るから、きっと何かがあるのだろう。日本一新の会事務局・大島 楯臣
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☆第3回河上みつえと創る会居酒屋集会日時:2月18日(金)18:00~
場所:京都駅前居酒屋『酔心B1店』
(http://www.suishin.co.jp/suishin/b1.htm)
主催:自称「日本一新の会」京都支部を名のる会
会費:お一人3000円(飲み放題・食事付き)
居酒屋集会でざっくばらんに酌み交わしながら、
恩師である、平野先生を囲みたいと思います。お問い合せ・連絡先(河上みつえ事務所)
電 話:075-572-8218
メール:mitsue2424@yahoo.co.jp
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☆平野貞夫代表&中村てつじ議員による討論会in奈良日時:2月19日(土)13:00~15:00
受付は12:30~
場所:奈良県文化会館 地下1F 多目的ホール
※平野代表は帰京の為、14時半までの予定。
主催:「日本一新の会」関西地区有志の会
共催:中村てつじ事務所
会費:無料
事前申し込みは不要ですが、会場がいっぱいになりました
ら立ち見をお願いする場合もございます。ご了承下さい。
【内容】
第一部:平野貞夫代表講演
「“日本一新 私たちの国が危ない”を考える」
第二部:平野代表&中村てつじ議員による対談
テーマ●政権交代の意味を再び考える
●政治家小沢一郎を語る
●その他
お問い合わせ、連絡先
「日本一新の会」関西地区有志の会代表世話人
森田友企子
電 話:090-4270-3660
メール:jaquie@live.jp
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☆☆☆比佐子つれづれのご案内☆☆☆期日:2月26日 (土)
時刻:13:30~16:00
ゲスト 平野 貞夫氏
「日本一新の会」代表、元参議院議員
主催:秋櫻舎 中谷比佐子
会場:秋櫻舎
http://www.kos-mos.com/schedule/turezure.html
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「あなたはこのままの日本で良いとおもいますか?」
2月26日(土)の「比佐子つれづれ」は「日本一新の会」の
代表・平野貞夫さんをお招きして、これからの日本のありようを
皆で考えてみたいと思います。
国家は美しい織物でなければなりません。
経糸が政治、緯糸が国民です。
経糸はいつもきっちりぴんと張って方向を示さねばなりません。
その経糸にいろんな色の緯糸が絡み見事な布を織り上げるのです。
緯糸の素材が経糸と違っていても、経糸がしっかりしていれば布
は完成します。
縄文時代の人間のように、自然との共存共栄、そしてお互いの
融合、調和して助け合うよき日本に一新したい。
それが「日本一新の会」の趣旨です。
日本を素晴らしい国にするため、土曜の午後、真摯に日本を皆
で見つめてみましょう。また個人的に平野貞夫さんへの質問を抱
えてお集まりください。
中谷比佐子
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☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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