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March 17, 2011

放射能、放射線、そして臨界。くどいけど分かりやすく書こう。

世の中には東大だ京大だを卒業してノーベル賞を受賞するような物理学者が何人もいる。
そんな方達の学術論文を読んでも、実はさっぱりわからないG3です。

しかし、好奇心だけは人一倍あるので、素粒子論だ宇宙論だ時空はどうよと言うのもあれこれ考えるし、そこに記事があれば全部読みます。

最近、ホーキングも少し疑わしいと考えるようになっています。

さて、福島の原発、学者や専門家の方たちが、政府や東電の御用学者なのかと思えるような、問題ないですよ、許容範囲ですよ、安全ですよと言う解説を垂れ流しているのを見て、う~~~~ん、ホントかねと。


以前、何かの本で、放射線だ放射能だと言うが、見えもしないのに何が怖いのだ?何が体に悪いのだと聞かれて、ある学者だか専門家が「目に見えないですが、ものすごく細く鋭く速く動く何百本何千本何万本の針が、体を貫いていくと想像してください。」そう説明しているのを読んだ記憶があるんですね。


光とは何か?物質とは何か?素粒子とは?クオークとは?

ノーベル賞を受賞した小柴教授の受賞理由は、めったに捉えられないクオークをカミオカンデでとらえた功績ではなかったかな?

地球をも何の痕跡も見せずに突き抜けてしまうというのが、クオークだという。

しかし、そのクオークも重水の中の何かと接触するとわずかな燐光を発生する。

それを、カミオカンデの中に何万と設置された受光菅が捉えると言うのが、カミオカンデの仕組みだと思う。

放射線も地球を貫くクオークも、物質の素の一つだろうと思います。
クオークならいくつもない、そもそも年に一個もないだろうから、仮に、人間の体を突き抜けても何の害もないでしょう。

しかし、目の前に核物質があって、それこそ何千万何億万と言う素粒子を周辺に放出し続けているとしたら、その前に存在する人間は、全身をその数だけの細い針に貫かれているのと同じ事で、細胞レベルではとんでもない損傷を受けているということになります。

しかも、素粒子が放出されているという事は、発生源がエネルギーを帯びているという事です。
エネルギー、すなわち熱です。

大量に被爆した人が、火傷と同じ症状を現すのはその為でしょう。

小さな針は、細胞の原子のレベルで細胞を破壊します。 細胞がその結合を切り離されて行くのだとも言えます。

被爆した人はどんな変化を見せるのでしょう。
高エネルギーを浴びれば細胞も瞬間的に沸騰し人間も蒸発すると思います。

そこまでいかなくても、火傷と同じ病状を現すでしょう。

それより少なくても一定の被爆であれば細胞レベルで生体の結合が壊れるものと予想されます。


次に臨界について。

NHKの7時のニュースやその後の特集を見ました。

司会者やコメンテーターの前に置かれた福島原発の模型の前には、それぞれの原子炉の状態が、示されていました。

1.2.3号炉には炉心溶解とありました。
4号炉は燃料プールの冷却水蒸発とか火災発生だとか。

だが、それでも許容範囲だとか人間が恐れるべきレベルではないとか。

ホントかな。

どうも、専門用語で分かりにくい事をうまく使って、危機をごまかしているように思えます。

炉心溶解と言えば、燃料棒がそれ自身2000度を越して、容器共々溶融している事だろうと思います。
専門家は臨界ではないから危険では無いと言います。

では、臨界とはいかなるものなのか?
炉心溶解とは?

原子爆弾の作り方が、ネットを探せば出てくるとか言われています。
実はすごく簡単なんだと。

怖いのは、爆弾の種になる物質自体が、そのままでも高度の放射線を出しているからだと思います。
原爆製造が、材料の核物質、ウランやプルトニウムが、例えばダイナマイトや火薬のように製造過程で爆発する危険性があるから怖いのではなく、核物質そのものが常に放射線を出しているからでしょう。

もしも、その物質が目の前にあってつまり、ウランやプルトニウムが目の前にあって、手で触れてみたらどんな感じがするのか?

ほんわりと暖かいのではないかって想像しています。
暴発が怖いのじゃなく、物質そのものが怖いのです。毒性もあるわけです。3号炉の燃料は特に

原爆とはウランやプルトニウムと言った物質が臨界を超える近さに凝縮されたときに起きる、核分裂反応でしょう。
これが起きれば、数キログラムの物質であっても、広島や長崎のように周囲何十キロという範囲で爆発的な破壊力を発揮します。

原子炉が発熱して、水を沸騰させるのも、原理は同じです。

どこまで、核物質同士を近づけるかです。

近づければお互い融合し熱を持ちそれがエネルギーとなって外部に放射されます。
熱を出していること自体が、核反応だと言えます。

そしてある距離、つまり物質同士がそれ以上近づけない距離にまで圧縮されるか近づいてしまうと、臨界という核爆発が起きる。

ついでですが、臨界と言われる近さまでウランやプルトニウムを凝縮させるというか圧縮させるにはどうすればいいか?
これこそが原爆というか核爆弾製造の味噌でしょう。

広島型は、ウランだったのかプルトニウムだったのか、核物質をライフルの弾丸のようにして、向かい合わせたライフルのような筒から同時に打ち出して真ん中で衝突させ、臨界を起こさせたのだとどこかで図を見たような。

臨界じゃないから安全だ、許容範囲だというのは、無責任な詭弁だと思います。

爆発していないだけで、核反応は今でも起きているからこその、発熱であり、水蒸気の発生であり、火災の発生なのです。

炉心溶解と政府も東電も原子力なんたらもついでにNHKも、大写しで認めているわけです。

海外メディアの報道は、とっくに危険水準を超えていると報じていますよ。


1号2号3号。 多分4号も、炉心溶解ならメルトダウンしています。

そこに、早ければ今日にも、自衛隊のヘリが決死の覚悟で海水をぶっかけるかもしれません。

チェルノブイリでもメルトダウンした炉心を冷やすために、ヘリコプターで大量の水をかけて冷ましました。

しかし、冷ますことはできても、同時に大量の水蒸気が発生し、核物質がそれと共に空気中に拡散し、半径500kmの範囲で甚大は被害と影響を残しました。

自衛隊や米軍の勇気は素晴らしい。
誇るべき行為です。

しかし、その前に住民の避難を図るべきでしょう。
NHKは同じニュースの中で、茨城県の小学校が震災後やっと再開され、登校した子供たちの楽しそうな顔や、先生方の子供たちを思いやる姿を映していました。


政府や東電や原子力の専門家たちは、その子らの健康を思いやった事があるのでしょうか?
被災地で逃げる事も出来ずに、寒い夜を明かしている何十万何百万の住民の命を思いやった事があるのでしょうか。

福島原発が臨界するような事があれば、炉心のあったところはクレーターになるでしょう。
そうでなくとも、冷却されてもなお、今後100年は周囲何十キロかは立ち入れなくなるだろうし、それにしても鉛やコンクリートで厳重に封印する事が成功すればです。

現状では政府が発表する以上に、危険な放射性物質が拡散している状態であろうし、通常燃料と共に3号炉には再処理されたプルトニウム燃料がむき出しの状態で高熱を帯びているという事でしょう。

臨界でなければ安全。

そんなの信じられませんよ。燃料棒がむき出しならば、注入された海水が瞬時に蒸発し、同時に放射線を放つ核物質を広範囲にばらまくだけです。

だからこそ、ロシアや韓国、中国などの国が大気中の放射線量に神経をとがらせているのです。

現在でも炉心を冷却するために、ポンプで海水を注入しています。
蒸発する以外の海水は、フィルターで除染される事もなく、地中に浸透するか元の海に戻っているのでしょう。
多分、原発周辺の海水は程よい温泉になっているのでしょう。

でも、危険性を考えれば、絶対につかりたくない温泉ですが。

安全だというのなら、政府の方や東電の幹部、原子力安全なんたらのお方たちが、現場に行ってじょうろで水をかけてくればいい。

逃げれる人は逃げているでしょう。
天の上の人たちも京都に疎開でしょうか。

学校を再開するとかじゃなく、子供たちだけでも疎開させてほしい。
それが親としての私の願いです。

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