組織機構改革推進日技検討会
日本歯科技工士会の議事録を提供いただいた。
試しに、いくつかのキーワードでググってみた所、該当する議事録がヒットする。
組織機構改革推進日技検討会やニチギデータセンターでググってみてほしい。
中西会長の89回代議員会挨拶などと並んで、「議事内容」と言うPDFファイルがいくつもヒットすると思う。
そのPDFファイルを開けてみると、日技全理事会議事録が見れると思います。
組織機構改革推進日技検討会が何時から組織内で編成されたのかは知りませんが、その委員会が組織改革や新公益法人への移行などの案件を進めてきただけではなく、ニチギデータセンターの創設に深く関わっていた事が、議事録での報告内容から伺えます。
そして、定款や役員を誰にするかと言う事も、検討会や日技理事会で承認されたと言う事でしょう。
昨年の代議員会や総会の議案書を見た訳ではないので、どのような報告と承認、議決がなされたか分かりませんが、登記が2010年10月28日ですから、昨年の代議員会と総会で、日技として(株)日技データセンターを作る事の承認が得られていたのかもしれません。
どなたか、確認をお願いします。
さて、3月11日に迫った平成22年度代議員会議案書の内容を、拝見する機会を得ました。
その中にもニチギデータセンターの名称や関連予算が記載されています。
疑問はいくつかあります。
- 日技が外部に委託先となる受け皿株式会社を設立する意味。
- 代議員会と総会とで、どこまでの承認や議決を得ているのか。
- そもそも実態の無いペーパーカンパニーであるニチギデータセンターに何を委託すると言うのか。
通常、公益法人のような団体が、業務を委託する場合、入札をするのが普通だと思う。
仮に随意契約であっても該当する委託先企業の実績や業務内容などが、契約先選定の判断をするうえで、重要な意味をもつと思うのであるが、既存の企業に入札を呼びかけるで無し、何故、日技の役員達が取締役や監査役に就任する株式会社を作らねばならないのか。
ニチギデータセンターが会社登記されたのは何度も言うが2010年の10月28日である。
93回日技代議員会では、その時点で会社として設立も登記もなされていない株式会社との委託契約と予算化をどうして承認する事が出来たのか。
実際に契約するのは、今月11日の代議員会と総会で承認を得てからと言う事なのであろうが、議案書の文言を読む限り、この(株)ニチギデータセンターの詳細は分からない。
役員以外の職員や業務実績も不明。
それなのに、分かるだけでも総額2540万円の予算が計上されているのは何故なのだろうか。
多くの代議員の皆さんには、この疑問を執行部に問いかけてもらいたいものだ。
ある方より、このNDCについての情報提供がありましたので、PDFファイルにてアップいたします。
代議員の皆様のみならず、多くの国民の皆様にも、日技と言う公益法人が、まるで漢字検定協会のような架空の委託先を理事会で堂々と設立し、これまで日技が行ってきた当たり前の日常業務の大半を、外部どころかそのまんま自分たちに委託しているように見せかけて高額な委託費用得ようと、予算化しようとしている事を知ってください。
予算化した所で、中抜きして本職のNSSに丸投げするのだし、これでは詐欺みたいなもんです。
(株)日技データセンター情報「23-3-1nichigi-deta-senter.pdf」をダウンロード
さてここからは、今日、印象に残ったHPの記載を二つ紹介。
先ずは情念党で紹介されていた、埼玉県開業の歯科医師 金子久章先生「明日へのカルテ」
日本歯科新聞へ掲載されたコラムだと思います。
情念党にてご覧ください。
同じく、情念党で紹介されていた、経済誌「ZAITEN」
■特集 歯科医“自業自得”の生活難
所得格差、供給過剰、停滞する医療費
歯科医“自業自得”の生活難
歯科医療問題取材班
ここ数年の間でにわかにクローズアップされた歯科医師のワーキングプア問題。供給過剰と伸び悩む歯科医療費が直接的な元凶だが、歯科医当人たちに“罪”はなかったか――。困窮と迷走を続ける歯科医療の今を追う。歯科大学・歯学部「強欲の果て」の経営危機
ジャーナリスト 小島 誠
歯学部の入学定員者数減少に歯止めがかからない。その背景には、歯科医国家試験の合格率の低さと、莫大な授業料にある。寝ていても学生が来る時代は終わった。歯学部は今、存続の危機に立たされている。
インプラント景気が物語る「既得権歯科医」たちの終焉
医療ジャーナリスト 秋元秀俊
若年歯科医たちが浮足立っている。将来に不安を抱き、「インプラント講習会」へと向かう。しかし、それは旧来からの「削って埋めて報酬」歯科医たちの流れの延長線上に過ぎない。歯科医“生き残り”の未来像とは――。
http://www.zaiten.co.jp/blog/zaiten/2011/02/zaiten1_1.html
ツイッターでつぶやいた記事でもあります。
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