日技議案書
前記事の件で、ちょいと説明を。
更にその前の記事では、ニチギデータセンターの設立や定款の作成、役員の決定などを日技全理事会で討議や報告がされている事を明かしました。
で、理事会で決定したからと言って、日技として決定した事になるのかと言えば、通常総会や代議員会での詳細な説明と議決が無ければ出来ないものと思います。
実は、そう言う所をすっ飛ばしてしまう事が、謂わば公益法人の闇と言うか私物化なんですね。
さて、今回の平成22年度第94回代議員会議案書。
日技データセンターに関する部分を公開します。
先ずは11P 事業計画書
17P総務部費財務部費
18P広報部費
19P技工所運営対策費・歯科技工士労務対策費
どうでしょう、もう決まったようなものですか。
もう一枚、16Pの予算書です。
人件費や事務費です。NDCに2540万円委託するのであれば、職員や役員の報酬は大幅に減らしてよいのでは?
代議員の皆さん、これまでの代議員会での説明では、執行部は多分、委託するメリットだけを高らかに歌い上げていたと思います。
しかし、委託と言うのであれば、会費徴収ならNSSに、広報誌の発送などなら印刷所にと、直接でも、これまでと変わらずにも委託は出来たはずです。
広報誌の編集や印刷にしても、果たして公募入札を実行しているのでしょうか?
今の契約先はどうなのでしょう。
コストを減らすと言うのであれば、先ず役員報酬や職員を減らす事も最初から提案するべきでしょう。
どう見ても、執行部の方から分かりやすく説明をしていたとは思えないのです。
コストダウンの努力も委託も、むしろ見せかけのようだし、間にNDCが介在する事で二重取りになってしまいませんか。
国の仕分けは中々国や官僚の作った公益法人の本体にまでは及んでいません。
しかし、日技は皆さんが構成する民間の公益法人なのです。
今回は代議員の皆さんが仕分け人になって、すぱっと仕分けてください。
お願いします。
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