どこまで行っても日本人さ。
逃げる事も叶わず、非常用にと買ってあったカップ麺に早々と手を出し、普通が一番だと言う肝の据わったかあちゃんに頭の上がらないG3です。
地震より原発より、怖いのはかあちゃんだよと言う世の中のお父さん。
頑張りましょう。
TVニュースを見ていいても、被災地の皆さんの頑張り、自衛隊の活躍ぶり、各地の消防署や警察官たちの献身的な貢献に胸が熱くなります。
中学のPTA会長も即応自衛官だったので、とっくに現地入りしているものと思います。
自衛隊や消防隊、地元消防団や警察官の活躍、それが公務だから当然だと言うのは、政府や東電や原子力なんたらとか決死の覚悟でやっているとか空き缶が言うのとは訳が違う。
かれらは空き缶に言われて空き缶の為にやっているのじゃないと思う。
空き缶こそが彼らに感謝せねばならない立場のはずだ。
彼らが黒子なのだとしても、福島原発の事故では、必要以上に隠されていたか、そもそも手遅れになってやっと現場に投入されたと言うのが本当だろう。
そもそも空き缶内閣を構成している菅や仙谷などは、自衛隊を毛嫌いしているからなあ。
今だって彼らに感謝の言葉もねぎらいの言葉も何もないし。
終息したら言うかもしれないけれど、果たしていつの事か。
空き缶内閣の原発での危機感の無さ、危機管理のでたらめさ、対応のまずさはネットだけではなく、東京新聞や夕刊紙でも報道されている。
ヒラリー国務長官も激怒しているとか。
天野IAEA事務局長と会談した空き缶首相の目は泳ぎっぱなしだった。
果たして真剣に支援をお願いしている一国の首相の表情とは見えなかった。
会うこと自体が嫌だ嫌だと言う心の動きが、表情や体の向きやしぐさから出まくりだった。
国の危機的状況に、職員とともに駆けつけてくれた天野事務局長に対して、誠実とは思えない表情だったな。
こんな非常事態だと言うのに、日本の法律はおかしな事だらけです。制約と言うのか想像力の欠如した法律ばかりなんでしょう。
そのくせ、官僚達はその法律を通知通達の類で簡単に破るし、恣意的に扱う。
しかし、それ以外に対しては相手が国民だろうが支援しようと言う外国にだろうが厳密に守れと言う。
歯科技工士法などは最初から守る気が無いくせにさ。
友人の先生に聞いたが、米軍が緊急の援助物質をこれまでにどこの国でもやってきたように、空中投下しようとしたら、日本の法律では禁止されているから出来なかったのだそうだ。
そもそも、破壊されがれきに埋もれたような場所で、どうやって緊急にヘリポートや飛行場を作れると言うのだ??
航空障害物があったりすれば、ヘリだって降りられないのに。
日本上空の航空管制の大半は米軍が握っていると思うが、こんなところで日本の杓子定義な法律が優先なんだね。非常事態だやってくれと言うような一国のトップだったらよかったのに。
原発上空を遊覧飛行するより、やることがあっぺに。
福島原発について、TV報道ではどうも様子が掴めない。
相変わらずの情報統制なのだろう。
これでは影響を受けるかもしれない外国の方が、日本は不誠実だ、何かを隠していると怒るのも当然だろう。
放水の成功を祈るばかりだが、そして、通電による冷却装置の再稼働を願うばかりではあるが、現状を維持できたとしても、原発周辺に人の生活が戻る事は、当分見込めないと思う。
何の備えや気持ちの準備も出来ないままに、生まれ育った土地からの半永久的な避難を強いられた皆さん方に、かける言葉はない。 辛すぎる。
それでも福島の皆さんは強い。
本来なら逃げ出してもおかしくない所で開業している先生も、今日から診療を再開されたって。
被災して診療所が無くなってしまった仲間の歯医者さんの分まで頑張るんだと。
すげえよ。
自分は歯医者馬鹿だからなんて言ってるシャイな先生だけど、ホントはどうして男なんだよな。
当然だけど、同じように頑張る歯科技工士も歯科衛生士も助手や家族の皆さんも支え合っての事だろう。
言葉も無いよ。
それだけに、まるで問題はないかのような説明を続ける学者や原子力の専門家に、じゃあ、なんでこんなに事が大きくなったのだと言いたい。
レベル5に引き上げたと言うけど、天野事務局長らはこの数字に納得してウイーンに戻るのだろうか。
今のままなら原爆にはならないと言う人も多いようだが本当なのか。
核分裂の進行が、本当に止められるのか。
原爆にならないとは、燃料棒だけでは臨界状態にまで行かないと言う意味だろうな。
でも臨界ってどう言えばいいんだか。
原爆の爆発力は、謂わば臨界を超えた放射背に物質同士の、素粒子レベルで核分裂反応が止まらなくなり、連鎖的な核分裂がマイクロセコンド単位で爆発的に進行する事でしょ?
原子炉って言うのは、その核分裂反応を、じんわりゆっくりにやらせているにすぎないと思う。
じんわりゆっくりの意味が制御だとすれば、制御できなくなれば、核分裂反応のスピードが上がって、それ自体の熱も上がり、核分裂が連鎖的に進行して、分裂し放射される物質の量が増えるからある時点で倍々ゲームで爆発的になるんじゃないの??
放射線が少ないとか、出ている量が少ないって言うけど、現実には水をかければ水蒸気が上がり、熱を出し続けている訳だから、核反応が続いていると見るべきでしょ。
どうも、東電は被害者なんだと言いたいのだろうな。
このスタンス、技工士や歯医者と一緒かも。
情けないけど、日本人の体質だよ。
外国からは、被災しても原発がぶっ飛んでも、マナーのいい恐れ知らずのよく出来た国民だと見えるのだろうけど
結局、みんなだれも責任を取らず、責任を明確にせず、現実を認めたくないだけの無責任なトップを持った国家なんだと思う。
表でと言うか、TVや新聞で専門家だとか学者の立場で言ってる人達は、これまで原子力の利用を推進してきた人達だから、危険だとかこの後爆発の恐れがあるなんて、現時点では言えないともうよ。
爆発と行かなくとも、これ暴走とも言うのじゃないの?なんかの臨界事故でも、ホウ酸注入と冷却で押さえられたとかいうけど、バケツで核物質を格納容器に入れていたら臨界になったとかの話だったと思うから。
一定量以上の核物質が集合すれば、臨界事故は起きていたと言う事だわね。
福島の原発でいま起きている事は、政府や東電や学者さん達が言うこと以上に、怖いと思う。
水はあくまでも熱を冷ましているに過ぎず、核分裂を防ぐ物質が、燃料棒同士を隔離している訳ではないと思う。
核分裂を進行させないためには、燃料棒として原子炉に在る核分裂物質を、相互に核反応させないような距離に遠ざけるとか、分解してしまうまで安心はできないと思うのだが。
放水を続けながら分裂を押しとどめ、解体できるのかな。
核分裂が進んでいる状態で、熱や放射線を避けながら、解体処理や燃料棒の核物質を無反応に持ち込めるのかな。
しかも、注水下でやっと現状が維持できるかなと言うような話ですら、あくまでも学者や政府の希望的観測でしかない現実。
解体や廃棄処理の出来る状況にまで事態を押し戻せる技術力や知識を、被害者づらした東電などの電力会社や御用原子力学者が持っていると言えるのか。
チェルノブイリは何百トンものホウ酸、これ重槽のことかな、で覆い尽くし、埋め尽くしたうえでコンクリートで覆ったのだと思うけど。
確実なのは、事態が終息するのは、数年と言う話ではなく、福島原発に存在する核物質が完全に分裂するか処理を終えるまで、そして周囲の放射性物質が完全に取り除かれるまで、場合によっては100年単位の歳月が必要になるのかもしれず、そこから追いやられた皆さんには帰る故郷は遠いと言う事だろう。
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Comments
きちんとした知識もないのにあれこれ書かないようがいいよ。
信用を失うだけになってしまいますよ。
Posted by: | March 19, 2011 05:37 PM
きちんとした知識で語って下さい。
お願いします。
管理人さんも私も知り得ない事実を教えて下さい。
正確な判断が出来るきちんとした知識を伝授頂ければ幸いです。
Posted by: 露地者 | March 20, 2011 10:01 PM