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May 10, 2011

荒む心を誰が責められようか。 

世界中から絶賛される日本人の特質。

しかし、本当の所はどうなのか。

内に籠ると言うのは確かだと思う。

そうじゃない、外へ外へと明るく動ける日本人も多いのだろうが、全体としてはやはり色濃く表れる日本人の特質と言うものはあるのだろう。


日本は民主的で自由な国だと言われてはいるが、実はそうでもないと言う事を感じている。

これについては前から似たような事を書いてきた訳だが、日本人と言うか日本の感じとして内に籠ってしまうのも、本当の意味で日本の権力と言うものが、鵺のように見え無い、二重三重のベールの下に隠れており、しかし、その力はあまねく私達の生活を満たし、洗脳し、誘導しているのだろう。

だからだろうか、生活であるとか、就労環境であるとかが、様々な理由から落ちて切羽詰まれば切羽詰まるほどに、追い込まれた人達の心は荒む。

問題は荒んだ心がどこに向かうのかと言うところだろうか。


ネット上の技工業界で見れば、これまでどれだけの技工士達が現状を伝えようとし、状況を変えたくてHPや掲示板やブログを立ち上げて来たことか。


しかし、そのうちどれだけが、今も続いているのだろうか。

歯科技工士の希望や良心を示すものとして今も続いている所は、実は一つも無いような気がする。


何故だろう。

私達の内に在るモノは、荒んだ心だけなのだろうか。


性質の悪い事に、荒んだ心と言うモノは、その矛先が更に内に向かうと言う事だろうか。
しかも、なお一層性質を悪くし、悪意や怨嗟と言うものを濃縮させながら、本来仲間であり助け合うべき同業者への悪意ある書き込みとなって沈降して行く。

いくつかの有名な技工関係のHPやブログでの荒れたコメントを読むと、私はそんな印象を強く感じる。

荒んだ心は荒んだ心を理解するのだとは思うが、何故かそれを強く否定したいと言う気持ちも起きるのだろうか。

多くの書き込みやコメントを繰り返し読むうちに、そこに存在するのは、叩く人も叩かれる人も実は置かれた状況にさしたる違いは無いと言う事であろう。

その状況を正直に訴えると、一定の共感を持つと共に、実は自分自身の投影を見てしまい、過剰なまでに叩き否定してしまうのではないだろうか。


ならば、その対極として、技工や歯科の業界でカリスマと呼ばれるほどに成功を収めればよいのだろうか。

としじいさんのコメントや、王譚平さんのブログ記事を読めば、歯科技工士の成功や功成り名を遂げると言う事が、人として幸せな事なのか、成功と言える事なのかと疑問に思えてならない。

広い視界で物事を捉えられたらと切に思う。

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