まさみちゃんもお盛んだなあ。
12月2日午前九時十分、衆議院赤坂宿舎から白いアルファードが出発した。ほどなく参議院の通用口に到着した車から降り立ったのは、黒いジャケットにスカート姿の女性議員。
これ、週刊文春の12月15日号P150にある記事の冒頭の一文であります。
全文は是非文春をお買いの上お読みください。
時計を一日戻して、第179回国会 厚生労働委員会の出席者にこの女性が名を連ねています。
議事録の抜粋いをご覧ください。
今日の歯科ニュースにもあった、先月の日技記者会見で古橋さんが語ったという内容、つまり、まさみちゃんの発言が確約されていたからこその確信に満ちた発言だったということか。
しかし、この議事録にある発言、んん??な訳です。
前後を読んでも、また、この委員会の議案など分からないわけですから、あくまでも推測ですが、この歯科技工士関連の発言は、議案にあったとか事前質問にあったものと言うより、唐突になされたまさみちゃんのお願いでしかないように感じるんですね。
というか、自分でも言っているわけですよ、「お願いを申し上げたいと思います。」と。
誰にお願いしたのか?
この場合、小宮山大臣なのか?委員会の面々に対してなのかはっきりしませんが。
こういう場所でのお願い発言が、どのような意味を持つのか、効力や効果があるのかは、門外漢の私にはわからないのですが。
大体、だれも回答していない、このお願い発言にどんな国会的な意味があるのか、やっぱわからない。
古橋さんが技工士問題や国家試験問題を今後議論するであろうと言った場所、税と社会保障の一体改革という中でだそうですが、試しに調べてちょっと驚きました。
というのも、これ、どう考えても破綻寸前の国家財政や社会保障制度のあり方を、言ってみればこの先の日本の国家の形を議論するような意味、言っちゃ悪いが日本って言うか、財務省の言い訳作り、アリバイ作りの場なんだろうけど、形としては国家戦略に近い国の体幹をどうするのかって議論なんだろうと思う。
であるから、例えばこんなのを見てみると、すげえ大きな視点で国家財政や社会保障を俯瞰しているわけだし、財務省の傀儡で議論している人たちはこんな方々となるのだろう。
いくら何でも、この場のこの方々に、技工士問題や歯科技工士の国家試験問題を案件に上げて議論してくださいというのも、どうも変だ。
いつから歯科技工士って国家の根幹に関わるような立派な資格になっていたんだ?
2月に最高裁で門前払いになったのは何だったんだ・・・
ま、話が飛躍しすぎだって言われそうだけど、確かに古橋さんは
「税と社会保障の一体改革の場で議論することになるだろう」
とまあ、こう言ったのだとすれば、その場所はどこかって疑問に思うし、確かに歯科技工士問題や国家試験問題も一応は厚労省と文部省マターだけどさ。
普通なら、こんな細かい案件は、厚労省なり文部省なりの担当部署で解決してこい、あるいは結論なり制度なりの素案を持って来いと言われるものじゃないかと。
まあ、厚労省の一体改革の素案に入るのかもしれないけど、あるいは、厚労省と文部省との議論の場に上がるのかもしれないけど、それをどうすのるかっていうかは、各政党なり主管官庁レベルでの話であって、普通はそこである程度の結論を出してしまうものだろうと思う。
まあ確かにそういう議論も税と社会保障の一体改革の議論の末端に入るのかもしれないけど、どうなんだろうなあ。
どう考えても、財務省が仕切る上の議論は、末端の瑣末な制度の瑕疵を議論することじゃなく、国家予算に見られる財政破綻した日本の形を如何に立て直すかを、形だけでも議論してみせるって言うことなんだろうけどね。
技工士問題や国家試験の問題がどうして財政破綻や歪んだ社会保障制度の立て直しに繋がるのか、発想がわかない。
さて、だれの回答も無いと言うか、質問でもない回答も求めない、まさにおねだりでしかないんだけど、まさみちゃんがおねだりじゃない、発言でもない、技工士問題でお願いをした意味、確かにこんな形で厚生労働委員会の議事録に残るには残ったわけですが、まさみちゃんと古橋パトロンの関係を考えると、議論の俎上に上げてもらうと言うよりも、このおねだりをおねだりしたんじゃ、違った、このお願い発言をおねだりしたのは日技政治連盟のお歴々で、効いたのはおねだりと言うより政治資金報告書にあるまさみちゃんへのなんたらじゃないのか、濁った老眼にも透けて見えてしまうのでありますがね。
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