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March 2012に作成された記事

March 22, 2012

迷い道くねくね

あの人にとっての分かれ道は何だったんだろうな、

そして何度、信じてくれた仲間を迷わせ分かれ道違えて行ったんだろうな。


あの人も今では組織の副会長だよ。

ただ単に袂を分かって来ただけなら、そして道を過たず歩いて来ただけなら、誰もが刮目して見上げるのであろうが、、、


今あの人の周りに、かっての友は居ない。

心照らしあえる友が居るとでも?

あの人が友は居ると言うのなら、友の名前を上げて見せよ。

そうだ、あなたが友だと照らしあえる人が居ると言うのなら、その人達は何故にあなたの側に居ないのだ。

あなたが望む高みは、そう、後一歩までに近づいた池の中の高みは、友に支えられて上がるのではなく、あなたの打算とあなたの裏切りと、あなたの傲慢と、あなたの悲しい野心の先にある。

登れるかもしれない、たどり着けるかもしれない。
後1人2人の足を引けば。

でもさ、足を引いているのは誰だろう。

そもそもあなたは何があなたの野心の元なのだ?

何がコンプレックスの元なのだ。

私なぞには望みようもない親があり兄弟があり、能力がありながら、何故池の高みに固執するのだろうな。

あなたが仲間と起こし、人も驚く改革の時の声あげ、理事会資料を持ち出し男気を示したのも全て打算だったのか。

57人が行った道、2人が行った道。

今、高みにある人も、或いは同じように高みを目指している人たちも、嫉妬や打算、権謀術数を巡らしているのだろうなあ。

しかしなあ、いくら池の中の高み、小島とでも言えばいいのかなそこに昇ったとしても、あの人達が肩を並べたいと思うような人達は、そもそもその池には居ないのだよ。

池があるのはある家の庭だし、家の大家さんは高みの見物、家の住人は知らん顔、池の住人の中には資本という足を生やして池から這い出した者たちもいるけど、その人達は重鎮とかお互いを持ち上げながら池のさざなみなどどこ吹く風。

おたまじゃくしも育たないこんな池に誰がした。

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March 17, 2012

隠したい人たちの57票

決まりましたね。 歯科技工士政治連盟の会長さんが。

その得票に日本技工士会の執行部や都道府県幹部というお方たちの本音を見る思いがします。

証拠がないから隠し通せるというわけでもない事は、東日本震災と続く福島原発事故での空き缶や枝豆ら政府の対応が議事録の存在など無くても、当時ネットで言われていた話以上に酷い対応ぶりであったことも含めて、隠し通す事は出来なかった訳ですよ。

雑誌系のマスコミだけではなく、普通なら政府の広報を垂れ流すだけであろう新聞社系のマスコミからも、東京新聞などのように結果を恐れず事実を報道するところも出てきているのです。


公益法人が政治活動をしてはならないというわけでは無いのです。
しかし、公益法人が政治活動にその予算を使うことは良くないということです。

峻別というのは、公益法人の活動に使うお金と、政治活動に使うお金を峻別しなさい、財布も財布を預かる人も変えなさいということなのだそうです。

新公益法人改革と言うのは、そこが曖昧だったこれまでの公益法人のあり方、お目こぼししていたことに対し、はっきりと分けなさいよと言ったものに等しいと思っていました。

しかし、日本歯科技工士会は見事にそれを蹴っ飛ばす結果を示してくれたわけですね。

ま、本家本元の日本国政府からして、議事録も作らない、逆上して原発を吹っ飛ばすような案配ですから、今更日技あたりが新公益法人改革に逆行するような投票結果を示しても驚くにも当たらないのかもしれませんね。


しかしこの選挙結果ですが、見る人によってそれぞれ感慨深いものがあるでしょう。

投票に参加した評議員の皆さんは役目を果たせたとほっとしているのかもしれませんが、何のために誰に対して役目を果たしたと言うのでしょうね。

前記事でライオットさんからコメントをいただきましたが、ライオットさんのような若い歯科技工士会員の皆様方は、この結果を票差をどんなふうに感じるのでしょうか。

ああやっぱりと言うくらいの感想ならばまだよい方かもしれません。

諦めくらいの感情では済まないというのが本当ではないでしょうか。

執行部や代議員、評議員の皆さんは、今でもまだ、ネットは2ちゃんねるに代表されるように誹謗と中傷、デマやでっち上げの世界だと思っているのでしょうか。

そもそも、政府や議員たちが2ちゃんねる潰しに躍起になっているのは、自分たちの都合の悪い部分を隠したいからですよ。
今の国家権力は、もう戦前の特高以上に思想や何かも含めて言論統制に突っ走っているのですが、官僚システムを含めて日本という国家権力は隠したいことが多すぎるのでしょう。

同じく日技のようなどこからも相手にもされないようなハンパ法人組織でも、中の者たちには外に対しても会員たちに対しても隠したいことがあるのでしょう。

若い歯科技工士会会員たちは、隠し事を暴けとか晒せと言っているわけじゃ無いのですがねえ。

そうではなくて、やるべきことを優先順位を変えてください、末端の歯科技工士たちの労働実態や生活実態に目を向けてくださいと言っているだけでしか無いのに。

ついでに言えば、バラ色のキャンパスライフや100%の就職率を騒ぎ立てる歯科技工専門学校にもいいかげんにしろよと言いたいところでしょう。
バラ色の未来があると言うならなんで学生も集まらず、閉科や廃校が相次いでいるのかと思うけどなあ。
東北のブログなど、GTYさんなどには申し訳ないけど、就職率100%とかよりも、例えば卒業年度ごとの離職率を10年くらいのスパンで調査してくれないかな。
過去10年間の卒業生が100%この業界に残っているのなら、ぜひ、誇らしく謳ってくださいよと。

で、自分たちの保身と、大した価値もない肩書きと、そして何よりも隠し事を暴かれてしまうのではないのかと言う恐れとが、技工業界の現実や若い歯科技工士の実態には目を瞑り耳を塞がせ口を噤ませているのでしょう。

この結果を持って、古橋という同一人物に公益法人と政治連盟のお財布を託したわけです。
晴れてNDCも一体のものとなったわけです(笑)

日技執行部の皆さんには一安心かもしれませんが、さてどうなんでしょうね。

政府の対応も一年したらぼろぼろこぼれてきたし、ネットではそんなもの最初からわかっていましたからね。

技工士会の隠したいことも、実はとっくにバレているのかもしれませんね。

参考までに。 私も書き込もうかな。



歯科技工士☆新時代 第10期待

結局、中○の選挙の資金や献金が、どのような形で生み出され処理されたのか
は当時の役員の中でも、ごく限られた人にしか分からないような形になっています。
しかしながら、当時の技工士会共済制度の見直し、そしてその内容が明らかに担当保険会会社にとって
有利(つまり会員にとっては不利)な内容なのですから
この保険会社の選定も含め、一体誰が契約内容を決めたのか、紹介者(政治家)は誰なのか
そこいら辺に鍵がありそうです

で、代議員はといえばそんな事は関心もなくただただボケーっとしていた人が多いのですから
問い詰めることもなく、大なり小なりケチくさい色々な役得にまみれて
知らず知らずのうちに、執行部との共犯体制が築かれていく訳ですね。
ですから、明日にも行われる脇○氏が立候補している連盟会長選挙
この方が当選するはずはありません。

なぜなら脇○氏が当選すれば、今まで隠されていたそのような数々の恥部が
白日の下にさらされる恐れがあるからです。人間悲しいものでわが身が一番かわいい
いくら正義の人だと認知されていようとも、脇○氏に投票する事は
評議委員にとっては自らの首を絞めるかの行為であるわけです。

ただ可能性があるとすれば、脇○氏が投票前の演説で“過去のいきさつは問わない、
未来に向けてやって行く”メッセージをそれとなく、しかし確実に評議委員達に
伝える事でしょうか,,,,しかしその時には脇○氏も、一般会員に対し隠し事をし
旧執行部と共犯者になってゆく、という泥池の中に自ら入ってゆく覚悟が必要となります。

いやはや何ともやりきれない話ではあります。


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March 16, 2012

脇本さんに託す技工士の一分

この一週間ほど、友人の鉄工所で慣れない下働きを続けています。

歯科技工士の経験、なんの役にも立ちません。
工具や機械の場所、スイッチの場所、材料の場所、一度に覚えきれるものじゃありません。

頑固親父である友人のやり方、スタイル、癖が染み込んだ鉄工所です。
その上で、補助的な動作、サンダー掛け、ハツリ、ハンマーと、最低限の技術も覚えねばとてもじゃないが補助にもなれません。

多少は見知っていたつもりでしたが、実際に何十万にもなる鉄鋼製品を作るとなると、仕事の案配も金属の材質や癖、溶接の種類、図面を読んで加工の手順や材料の寸法変化、修正と仕上げ、知識がどれだけあっても足りません。

果たしてやり遂げられるのか。

本業の歯科技工は受注がさっぱりです。
友人知人もどこも似た様なものだと言うし、中国技工だ海外委託だと言う前に、国民が歯科のそれも保険技工を見限ったのであれば、さもありなんというような状況を迎えているのでしょう。

歯科医院側に今更歯科技工や歯科技工士の心配をするような余裕も無いでしょうし、私などはむしろお得意先からは特段の配慮を頂いていながら、現状打つ手なしと言うことですから、気持ちや絆で繋がっていないラボは、単純な値下げくらいでは受注も簡単では無いでしょう。

それでも、開業すればと望みを抱く技工士さんも多いのでしょうが。

落ち着いたらもっと踏み込んだ歯科技工への考えや意見をまとめますが、今はラボの新規開業どころか歯科技工士になる事自体がリスクが多すぎると言っておきましょう。

希望もクソもない結論ですが、今から歯科技工士を目指そうとか思うのであれば止めておきなさいとアドバイスします。

仮に、何か歯科技工士に希望の持てる何かがあるとすれば、ほんとうに僅かな希望、望みなんですが脇本さんの存在が全てです。


伝えて欲しい、知って欲しい「最後の人、脇本征男先生」のこと。

神が歯科技工業界にも「最後の人、脇本征男先生」を残してくれたかと感激する。

酒井会長からの長き戦いが、佐野、中西で中断した。それは余りにも長い期間で、歯科技工士の誰もが諦めている。
さて歯科技工士に最後の戦いの日が、与えられるのか?
それを決めるのは、3月17日の評議員である。

出来ることなら、最後まで戦い死にたいと望むのは愚かなことではないはずだ。


一年前の東日本震災当日、脇本さんは日技会長選挙で負けました。
直前まで一票でも多くと懸命の運動をされましたが、思いの外代議員の票は集まりませんでした。

代議員たちが会長選挙で投票したのは、当時ですらボロボロになっていた歯科技工士という存在を守り国民のために残そうという思いのためではなく、代議員たちも含めた組織の防衛本能、恐怖からの投票だったのだろうと言う事です。

当選した古橋氏は、日技と技工士連盟の峻別や、HPを活用しての情報公開などを訴えていましたが、日技広報ブログの居直り発言を見るまでもなく、HPの活用も情報公開もなされていませんし、そもそも組織の峻別を言うのであれば、出るべきではない技工士連盟の会長候補に立候補した時点で、公約など守る気持ちはないと公に宣言したようなものですし、それを疑問とも思わない日技会員や歯科技工士連盟会員には呆れるばかりです。

其の皆さんが、平成24年3月17日に、代議員ではなく評議員の肩書きで会長を選ぶわけです。

公益法人改革を歌うなら、認可されたからもう大丈夫だというのではなく、峻別の意味を理解出来ない人を選ぶのではなく、評議員自身が峻別を行動で示すしか無いはずです。

日本歯科技工士連盟の会長選挙を考える


国は、公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。ただ単に、公益法人の活動と政治団体の峻別をしなさいと行っているのだ。峻別と言う言葉がわかりにくいなら、「全く違う団体であるので完全に分けなさい」と言っているだけである。

確かに、完全に違う団体の日本歯科技工士連盟の会長選挙に、全く違う団体の社団法人日本歯科技工士会の現会長の古橋博美氏が出馬しても問題はない。
しかし古橋氏には、よく考えてもらいたいものだ。
選挙をしたと言っても世間は、日本歯科技工士連盟の会長と社団法人日本歯科技工士会の会長が同じで、「峻別した」もしくは「全く違う団体である」と思うだろうかと?
同じ会長なら、やはり最後は会計業務が疑われることとなる。

日技と歯科技工士連盟の会長が変わったくらいでは、末端のラボや歯科技工士の労働問題や経済問題が変わる訳ではないでしょう。

しかし、政治連盟の立場は歯科技工士の一分を示すことに繋がるはずです。

評議員の皆さんには、起きてしまったことに対する責任重さを恐れるのではなく、最後くらいは男気を示して終わらせてもらいたいところであります。

Sany6482


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March 05, 2012

日技HPと広報ブログに見る、無関心無責任。

若年層を潰すことで生きながらえてきた歯科技工業界にも、ついに、年貢の納め時が来たのだろうか。

私も今週はほとんど納品が無く、週末は友人の鉄工所でアルバイトをすることになっています。
鉄も汗をかくのだとか、あの有名メーカーの製品に関わるものが、こんな山の中の小さな鉄工所、町工場の中で作られているのかと、ワクワクしています。

さて、東日本大震災の一周年に当たる今月11日に、奈良県商工会議所五階の大ホールにて、「Forum in なら」と題したパネルディスカッションが午後1時半から開催されます。

奈良県の歯科技工士会会員の皆さんが頑張っておられるのがヒシと伝わってきます。

思えば10年以上前に中西日技の問題を指摘し、会長選挙を戦ったのが当時奈良の会長を務めていた林さんでした。

私も何度かお会いしていますし、一度などは東京駅内の寿司屋で美味しい寿司をご馳走していただいたり、東京で働くご子息を紹介いただいたりと、お世話になりっぱなしです。


今回のフォーラムも、日技がと言うより、林さんら奈良県歯科技工士会員の思いが、そして本当の危機感とが、一度は日技やその代議員たちによって否定された歯科技工の海外委託問題訴訟当事者である脇本さんと川上弁護士の行動と熱意に、都賀谷先生、長谷川先生らの見た技工業界への視点とを絡める形でのフォーラム開催へと繋がったのだろうと思います。

ところで、このフォーラムについてどのくらい広報されているのかなと思ってネットで調べてみますと、奈良県歯科技工士会のHPにはなんの告知も出ていないし、日技HPでも相当な予備知識がなければ、あるとは気が付かないようなところに、味も素っ気もなく表示されているだけでした。

試みに、日技広報ブログも見てみましたが、相変わらずつまらない項目の列挙だけで、国民や会員が知りたいであろう内容のある記事や情報は皆無でした。
薄っぺらなんですね。

古橋会長がどこそこに行った、会議でこれがあったとかじゃ、肝心のそこで何がなされ、何が話され、何が伝えられたのかという、知りたい情報は何も無いわけです。

極めつけはこれ

本会の活動等について 2012-02-07 16:21:54 テーマ:ブログ 先日、歯科技工士学校に在学されている方から当ブログにコメントがあり、「本会の動きや本会会長の動きを“具体的に”説明して欲しい」とのご要望をいただきました。

しかし本会の活動は、懸案事項解決のための制度改正に向けた活動、歯科技工所の労働環境改善に資する活動、生涯研修をはじめとする学術活動、組織拡充活動等、多岐にわたっているため、その一つひとつをここで具体的にご説明するのは困難です。
本会の活動状況等については、広報誌『日本歯技』をお読みいただくか、日技ホームページをご覧いただければと思います。『日本歯技』は毎月、各歯科技工士学校にも送付しております。

また本会の古橋会長の会務については、当然ながら会長として、公益法人改革や組織機構改革、総務、財務等々、その会務は多岐にわたりますし、行政や他団体等との渉外活動も、国家試験の統一化、トレーサビリティ等の補てつ物の安全性について等、内容により様々です。さらに古橋会長は日本歯科技工士連盟と歯科技工士国民年金基金の役員でもありますので、それらに関する会務もあります。

したがって会長の会務内容についても、その一つひとつをここでご説明するのは難しいですが、いずれにしましても会長はじめ役員は皆、歯科技工士としての仕事を行いながら日技の会務に携わり、懸案の解決に向けて日々努力しております。
日々の臨床を通して、歯科技工の大変さ、重要性、喜び、改善点を自らが味わっているからこそ、懸命に会務に励んでいるのです。歯科技工士の仕事に誇りを持っているから歯科技工士の持つ懸案を何とかしたい。だから忙しくても行動しなければと思っております。

ご卒業されましたら、ぜひご入会をお待ちしております。日技に入会され、われわれと一緒に頑張りましょう。

なお、当ブログでもお知らせしましたとおり、本会では昨年11月に『すべての歯科技工士の皆さまへ』と題する冊子を発行しました。未入会の方や学生の方へ本会の活動方針や理念を知っていただくためのものであり、この度の震災への対応等についても具体的に記しております。


バカバカしくなるくらい、意味のない内容。
なんで書くことができないのか?
多岐に渡るから?具体的にはできない??

じゃ、広報誌を読もうと思っても、国民は手にしていないし非会員もそう。
電話をすれば資料を郵送しますとあるけど、全国民が電話してきたらどう対応するんだ・・・
広報誌を各歯科技工士学校に配布してあるというけど、なんで歯科技工士学校なんだ・・・

日技HPにしても会員専用で一般には見れないところばかりだし、どこかに情報や資料があるのかもしれないが、直感的に分かるようなHPにはなっていない。

奈良県歯科技工士会のHPもそうだが、生涯研修の内容もろくに開示も広報もしないというのはどういう感覚なんだろう。

「忙しくても行動しなければと思っています」

ほんま、ご苦労さんだと思う。
しかし、その行動が国民には見えないんだよ。 知らせてもらえないんだよ。
そして、何かと言い訳や理由をつけて、知らせようとしていないのは当の日技であり悲しくも奈良県技工士会なんだよ。

なぜ、もっとわかりやすく行動や情報を伝える努力をしないのか?
最初から理屈をつけて否定してしまうのか?

広報ブログと名付ける事自体が馬鹿馬鹿しいブラックジョークなのかとさえ思う。

会議で組織拡充を討議したようだけど、どんな提案が出たのだろうねえ。
日技広報誌の歯科技工士学校への配布だろうか。
会員が学校へ行っての勧誘なんだろうか。
就労先への勧誘なんだろうか。

その前に、誰々が新卒歯科技工士や勤務歯科技工士を食い潰しているか直視したらどうかね?

就労相談とか、労働問題相談だとかを日技や県技もやっているのじゃなかったのか?

前記事で提訴したような歯科技工士も、当然だが最初は技工士会や母校に相談している。
別の相談者だが、直接確認したが、やはり母校の先生には訴えたと言っている。
母校が無くなってしまった歯科技工士たちも居るのだろうが、だったらその相談の受け皿を務める責任が日技や県技にはあるだろう。

しかし、誰も聞いてはくれないから、探しに探して私などに伝えて来るのである。

情報は出さない、相談事は聞かない、グルになって若いものを食いつぶす。

一体何のためなのか?

否定するまでもない、業界人の保身のためである。
当たり前だが、そんなのは国民や高校生達、高校の進路指導者たちからはすっかり見透かされている。
若者からも国からも世間からも見捨てられている、それが保身ばかりの歯科技工業界なのである。
こんな事では在中技工士さんや篠田先生らに返す言葉もないではないか・・・

奈良のフォーラムでは、理屈をごねるより、現実を直視した生きた言葉が飛ぶことを祈っている。
そして、会員非会員を問わず、これまで誰にも話を聞いてもらえなかったというような限界に居る技工士さん達にこそ、会場に脚を運んで欲しい。

そこで本当に、日技広報ブログが言っている

「一つひとつをここで具体的にご説明」

とやらを実際に聞きただして貰いたいし、

「忙しくても行動しなければと思っています」

行動が本当かを奈良のシカとその目で確認して貰いたいものだ。


頼みましたよ奈良県歯科技工士会の皆さん。


        

2012311foruminnara1

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March 04, 2012

羨望の職業だった。

ネットが普及していない時代、デマがまかり通っていた。 歯科技工士は高収入のランクに位置付けられ、 羨望の職業だった。 私が、歯科技工士になったのも、 そんな理由だった。

この、情報化時代に、
今でも時代遅れなのが,歯科技工士学校と、技工士会。
この二つの組織が、まともに動かない限り、
歯科技工業は改善されないと思う。

学校経営者は、なりふり構わず保身に走る人もいる。
美辞、麗句を並べ、学生を集め、
夢踊る授業の中で、歯科技工士の偽りのバラ色の世界を洗脳していく。
ごく一部で行われている、雑誌記事などを見せたりして、
煽りたて、どこでもかまわず、就職先に送り込んでしまう。

技工業界の、厳しさ、激しさ,苦悩さを学生に教えているだろうか。
入学パンフに記載されているだろうか。
授業料はまるで、詐欺行為とも思える学校だってありそうだ。

今でも、53校が在校し、募集定員約2000。
明らかに、過剰養成。
60%の入学だって1200名で多すぎる。
1200名が50年働けるとして、60000人。
現在の過剰技工士を大幅に上回る計算だ。

廃校した勇気ある経営者に敬意を表したい。

古い体質でこり固まった人を変えようとしても、
抗議しても、通じない。
返ってくる津波のほうが怖い。

そのためには、新しい波をおこすこと。
パソコンや携帯をバカにしてはならない。

今や真実を隠すことは難しくなっている。
世論はネットから生まれても居るのだ。

資料は少し古いですが、2007年5月1日付の日本歯科新聞記事と3月11日、3月5日付けの京都新報の記事です。
どちらも、当時提訴された歯科技工士の長時間労働とその労働相談についての記事になっています。
このような労働相談、日技の広報誌や県技の広報でも見かけますが、それで何か解決したという話も聞いたことが無いです。

海外委託訴訟では、そもそも訴訟を起こせたのも川上弁護士の存在があってこそです。
では、日技や県技が紹介するとか、相談にのるとか言っている弁護士さんたちは、歯科技工士の問題をどう見ていたというのでしょうか?

相談を受けても、訴訟は難しいとか、費用ばかりかかって勝てないよとかそんな説明や説得をしていたのではないでしょうか。

日技が抱えている顧問弁護士なんて言うのは、NDCの存在を見るまでもなく、歯科技工士のためだとか、国民にどう歯科技工士の存在を生かすかとかではなく、日技という組織のトラブル防止のためにしか働いて来なかったわけで、労働相談なんかがなされても、会員ラボの権利ばかり守って法の抜け道を指南するだけで、相談自体を切りすててきたんじゃないでしょうかねえ。

とにかく、労働問題に取り組むと言うより、そんな歯科技工業界の問題が社会にバレないようにするとか、社会問題にならないようにするのが、日技のやっていることだったような気がするのですけどね。


「2007-5-11kyouto-minpou.pdf」をダウンロード

「2007-5-1nihon-sikasinbun.pdf」をダウンロード

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March 02, 2012

無力感は私も同じ。

昨日の記事は、ほぼひと月ぶりの更新でした。

更新した直後からたくさんの方が訪れ、最終的には400を超えるアクセスとなりました。
更新が途絶えていたにもかかわらず、連日アクセスは続いておりました。

こんな私のブログに関心を寄せ続けてくださる皆さん方に、深く感謝します。
ありがとうございます。

そして昨日の記事にはコメントも頂戴しました。
最初はう~~んと思いましたが、改めて読みなおして、そこにあるものはもしやということで、この記事を書いております。


今朝、あるメーリングにネットでの古い思い出を書いて流したのですが、書いて思うのは

何故ならば、問題は何も解決していないのだし、

という事実なんですね。

ネットに書きだした、パソコン通信時代からの事だったんですが、実際、何一つ変わっていない。

むしろ、当時侃々諤々やっていたネット仲間で現在も続いているのは、そりゃ今も連絡とっている方々もいるわけですが、ほとんどの人が書くことも意志を表明することもやめてしまっている。
廃業したり鬼籍に入ったり。

歯科医師、歯科技工士共に、何かを言えば叩かれ或いは叩き合ってそれで何が残ったのだろう。
あの頃問題意識を持っていた人たちにしても、実態はもっと悪化していくのをただ流されるまま見つめるしかなかったのだ。

多分、そんなこともあるから、コメントされた方も「白ける」としか書き様がなかったのだろう。


前記事などでご紹介したHPにあるような、就労歯科技工士の問題も実はどこにでもあると言われる事のほうが多い。
この業界に身を置けば、それがあまりにも当たり前すぎて、残っている人には問題だとも感じられなくなっているのだろうか。

しかし、どうもそれだけではないように思う。

もしかするとこれは、私と同年輩やそれ以上の年代の歯科技工士、それもワンマンなどの自営者に当てはまると思うのだが、そのような事実を意識から追いやっているのではないかと思うのだ。
自分が偶々そのような目に合わずに済んだことも含めて、業界のネガな部分をなるべく見ようとしない、意識しようとしていないようにも思える。

それがあるから、若い勤務歯科技工士の苦痛や苦悩も理解できず、そもそも、そのような若い歯科技工士の立場では求められるはずもない「義務」を持ちだして、彼らの就労環境や悪劣な雇用条件をも否定してみせるのだろう。

否定したい気持ち、白けるという気持ち、何よりも自らを包む無力感。

それは分かるのだが。

前回の日技会長選挙で、私は会員でもないのだが脇本さんの支援をさせていただいた。
今も、出来るか限りのお手伝いをさせていただいている。

まだ会員だった頃には、林さんや加藤さんが中西と争った時だったが、IDEAなどで思いを書いていた。

今もそうだが、私は本当に無知である。
技工士というものも、歯科というものも理解しきれていない。

それは、このブログを読まれる人にも共感いただけるのではないかと思う。

改めて思う。

日技によって歯科や歯科技工士の問題で、何か一つでも解決したことがあっただろうか。

技工士会の地方幹部や代議員さん達、評議員の皆さんを批判したくはないが、若い歯科技工士の雇用問題就労問題、給料などの問題で、この30年何一つ課題が解決されていないのは、佐野や中西や古橋と言った時の会長や執行部の口先だけの事もあるが、その口先だけの行動を許し、若い技工士たちの苦悩を放置してきたのも、実は我々自身にある無力感かもしれない。

若い技工士たちに義務ばかりを求める自営者と、技工士会会員や幹部に共通するものは何だろう。

多分、そういう悪い部分を見ようとしない、信じようとしない事なんじゃないだろうか。
そこまで悪くはないひどくないと信じたいだけなのかもしれないが。
そう思い込むことで、少しでも罪悪感を無くし、自己防衛したいということなのだろうか。

日技を構成している人たちが、そんな人ばかりなら、悪質な経営者はやりたい放題だろう。

時見氏だろうか、労働問題で全国を行脚されていたそうだが、それを聞いたある地方会員などは地方の歯科技工士会の会合でこの話を受けて、

「パンドラの箱をあけることになる」との意見で与太話で終わる

というような事もあちこちで起きていたのでしょう。

私のところに寄せられた話を聞けば、若い歯科技工士を食い物にしている経営者の中には、某ブログで取り上げられたカリスマ歯科技工士だけではなく、なんたらトレセンを出たというようなそれなりに名前の通った人も居るし、
中には日技認定講師だとか、技工士学会の認定技工士とかも居るわけです。

いかにもな良い面ばかりに目を向けて、現実の訴えには目を背かるか、意識から締め出す。

そうすれば、当面、その人の心は痛まないのかもしれない。

学校関係者も、自分たちが卒業生を送り出す先が、どんな労働条件で新卒者を潰しているか知らないわけがないだろう。
中にはそのような経営者、技工士が講師として招かれているような所も多いのだから。

そのような人たちが、いくらこれから歯科技工士が足りなくなる、歯科技工士になろうとする学生がいなくなると危機感を露わにしても、それこそ白けるという話になっていくのである。

時見さんなど、やる気があるならぜひパンドラの箱を開けてほしいものだ。

学校関係者も、学生が減るのを心配するくらいなら、でたらめな雇用をするラボを明らかにするべきだ。

学生が来ない、若い歯科技工士が辞めていく。

それは、我々現役歯科技工士もだが、日技や学校関係者が現実を明かさず、若い歯科技工士を守ろうという態度を見せ無いからでもある。

そして、そのような状況を無言のうちに後押ししているのが、我々自身が持つ無力感、白け感情なんだろう。

白けてしまう気持ちを分からなくもないが、少しでも関心を向けていくことが今は大事な事だと思うのだが。


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March 01, 2012

乗り越えたらそれで終わりなのかな??その3

乗り越えたとおっしゃる方々に共通するのは、社会意識、公益意識の低さである。

極論すれば、ご自身とお得意先の歯医者一軒さえ存在すれば良いことになってしまう。

実は、このような意識が蔓延しているのが歯科業界というところなのである。

インプラント問題なども、根はそこにある。

歯科インプラント トラブル急増の理由

同時期に週刊朝日でも東京の歯医者によるインプラント事故関連の記事が出ていた。
過失は明確なのに、ものは言いようとでも解釈すればいいのかね、この歯医者の言い分には反吐が出る。

聞くところによれば、このNHKの番組が放送されてから、インプラント診療の受診がガタっと減ってきたそうである。
そもそも、バブルというか、ほんとうに必要な治療でも方法でもなかったのだから、患者さんからの要望や需要があるとか歯科業界からは言うが、実際は患者の要望や需要を必死で掘り起こし欲していたのは紛れも無く我々業界側である。

何事にも限度がある。

歯科がインプラントもだが、やっていることが医療だというのなら尚更我々自身に自制が求められると。

歯医者さん自身と歯科業界とが抱える問題の解決策に、インプラントがあると思い込んでいるのなら、それは我々の側の思い込みでしか無いのだと思う。

思い込みでしか無いのだから、そもそも、歯科業界が抱える数々の問題には向き合っている意味にはならないし、時として歯医者や技工士のエゴばかりが暴走して乗り越えたと思っていたら、実は基本的な安心安全というものを破壊していたなんていうことになる訳だ。

今後、植えられたインプラントの二次的な病変で、歯医者に駆け込むわけにも行かず、医科や病院歯科も持て余すような患者さんが増えるんじゃないかとちと心配。


さて、このような例を上げるまでもなく、自分の存在しか視界に入らないのが歯科の業界人、所謂有資格者だというのなら、そんな資格には紙以上の価値は無いと言った司法の判断も政府の見解も全くもっておっしゃるとおりと受け入れるしか無い。

私はあの裁判の結果が、歯科技工士だけに向けられたものだとは思っていない。
歯科医師も歯科衛生士も含めた、すべての歯科医療者に向けれたものだと思っている。

現に、裁判の過程で取材を受けてきたマスコミ各社は歯科技工士の労働問題、料金問題もインプラントの事故頻出につながる問題だと認識しているからこそ、ここまでの報道がなされ今現在も、取材が続いているのだろう。


歯科技工の海外宅問題訴訟は、最高裁判決が出て終結したわけではない。
もしそうであるなら、歯科医療問題へのネガティブな報道にも一定の結論が出ていてもおかしくないのだが、むしろ取材が進めば進むほど、歯科業界の問題の大きさ、そして、先にも上げたが業界人の社会意識、公益意識の低さが炙る出されてくるということなのだろう。

卒後5年にも満たない若い歯科技工士たちが使い捨てにされ、過酷な労働環境と定収入から体を壊し業界を離れてゆく。

歯科業界のエゴである誘発需要を足しても、存在する歯科補綴需要に対しては歯科技工士の人数が大きく過剰だという。

その過剰さが、若い歯科技工士たちを離職へと追いやっている一面は否定できないが、それ以上に歯科や技工業界には社会意識、公益意識が欠如し義務と権利とを履き違えた経営者や自営者が多すぎるのだと思う。

したり顔で、若い歯科技工士たちに義務を果たしたのかと問いかける自営業者の書き込みにも反吐が出る思いだ。

もう一つ、技工料金の過剰なダンピング競争のからくりに、就労技工士たちの置かれた立場の悪さが利用されている。

特に、新卒を含めた若い歯科技工士たちは、そのような悪質ラボ経営者のやり口に絶え間なく責められているのだと思う。

やり口については別記事にしようと思う。


歯科技工士労働相談センターのブログ

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乗り越えたらそれで終わりなのかな??その2

聴覚障害を乗り越えたとか言うつもりはない。

聞こえないことのプレッシャーは常にある。
ただ、それだけに追い込まれていたら思考と内なる声だけで私自身の脳内が潰れてしまう。

自分自身の思考や響き渡り駆けまわる音なのか声なのか耳鳴りなのか、止まらない何かから逃れるために、私自身は活字を追い映像を追い、視覚に入るもので暴走する思考と置き換えているような気がする。

人が生活するということは、時間との戦いでもある。
睡眠もまたその一つとなる。

私のような聴覚障害者にとっては特に。

あまり人には言わないのだが、自分にとってのプレッシャーの一つが、時間を守れなくなってしまうこと。
寝過ごしてしまうことがいつも怖い。

音声での目覚ましは役に立たない。
余程の大音量でもない限り、通常のラジカセ程度では、ん?今はラジカセはないのか・・・
今だったらCDとかDVDのコンポか。

例えば何十Wのステレオコンポにタイマーをつなげて、朝6時にセットしたとしよう。
自分が起きれるような気がつくような音量は100デシベルを超えてしまう。
大音量である。

一度か二度やったことがあるが、はっきり言って近所迷惑である。 家族からしたらたまったもんじゃないだろうか。

そんな訳で、バイブアラームや振動腕時計とか色々使ってきたが、今ひとつ信頼できないし壊れるし。

こんな事がプレッシャーだと言ったら笑われるんだろうが、多くの聴覚障害者には深刻な問題だと思うよ。
とりあえず、新しいバイブアラームを買うつもりなんだけど。


さて、思考である。

人は生きる上で常に何かを問題と捉え、乗り越え乗り越え生きる。
歯科と歯科技工業界も常に数多の問題を抱え、関わる全ての人達が乗り越え乗り越えやってきたのだろうとは思う。

その過程で、私達一人ひとりは何を感じ、何を考え、何を乗り越えてきたのだろうか。

一人の歯科技工士が乗り越えてしまったのだから、その問題は乗り越えられなかった歯科技工士個人の問題だとなってしまう事なのだろうか。

私にはどうしてもそうは思えないでいる。
私が抱える、私の身体自体のそも、外からは見えない鼓膜や聴神経やなんかの問題なのではない。

歯科技工士や歯科業界が乗り越えなきゃいけないのは、そういう個人の身体や能力の問題なのではなく、もっと構造的な社会や世の中や、人と人としての関わりの問題なのだと思う。

そこがわかっていない人たちは、そもそも、乗り越えなきゃいけない業界や構造の問題には目も向けない。
おかしいのは、大抵の人がその問題を認識しているということである。
実際、そのような方の書く文章やコメントを読むと、確かにそういう問題を乗り越えてきたとはっきり言っているわけである。

そんな思考や感受性の人間ばかりだから、言ってみれば業界の悪しき慣習や構造的な問題、パワハラ、料金問題、法律問題などが、業界の常識とされるばかりで暗黙知となって何時までもスルーされ続けるのだろう。

乗り越えた人も中には居るのだろう。
しかし、その過程での乗り越えねばならなかった問題はそのままである。

私は、乗り越えたと誇る人よりも、その問題を常に意識し直視し戦い続ける人をリスペクトする。

何故ならば、問題は何も解決していないのだし、乗り越えたといっている人にしても、そもそも戦っているのはてめえの目の前の閉じこもった空間の中でのことでしか無いのだから。


こんばんわ・そしてはじめまして

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乗り越えたらそれで終わりなのかな??

一週間のご無沙汰ですは、もう亡くなられた有名な司会者さんのキャッチフレーズでした。

で、私といえば一週間どころかこのブログのことも忘れていた・・・・・


言い訳といったら何ですが、身辺で本当に悩みを抱えていた。 今も解決したわけじゃないのだけど、こう言う身辺というか身内の問題は、自分自身の問題も含めてとにかく耐える、自分の心の中で耐え切ってしまうというようなところが、私にはあるんで。


でも、こういう心の動きって、多分、多くの人にもあるのだろうと思う。
耐えられる人はなんとか乗り越えちゃうのだろうが、その思いというか内なる不安、葛藤、強迫観念が、今、この文を書いていても思うのだが、人の思考と言うのはそもそも、どこにあるのか?

昔の人は人の心は心臓にあるとか考えていたところもあったようだし、今は脳のどこかというか、脳全体こそが人の思考なんだと思うのだが。

で、思考というもの、これは人それぞれなんだろうが、私で言えばモノを見ていれば目の裏というか見えているものが言葉に置き換わって脳の目の裏の部分なのか、両耳のあたりなのか言葉が反響する、駆け巡る、何だか自分の言葉で頭の中で話しているように感じるわけだ。

時にこの声というか音というのか、そもそも、現実の音声は高音はほとんど聞き取れず、聞こえる周波数や音量であっても、読み取れるとか聞き取れる訳でもないので、通常は外部からの音声は全くない状態で、今の私がある。

この内なる声が途絶えるときは殆ど無い。
高周波というのだろうか、刺すようなキィーーーーーーン!!とした音?のようになって、耳の奥で暴れまわることもあるが、それに対しても、私は誰にも言うわけでもなく、表面的には何事も無く耐え続けている。

多分、この内なる声、内なる思考が、自分の考えや思考であるうちはまだ良いのだろう。
しかしこの内なる声、内なる思考が、脳内に溢れ思考自体を攻撃するようになったらどうなるのだろう。

欝であるとか、強迫観念であるとかは、そんな感じなんじゃないかと思っている。

少なくとも、高度な感音性難聴の私は、外部からの音声からは隔てられているが、少なくともそれによって外部からの音声や何やらと戦わなくても済んでいるようなところがある。

健常者、所謂聞こえる人たちは、そうはいかないということなのだろうか。

人の言葉も、その内容や意味以上に、言葉や音声という刺激自体が取り込まれた時に、その人の内なる声、内なる思考と一体となって、更に脳内を攻撃するのではないだろうか。


なんだか、当初、書こうと思っていた内容と変わってしまった(笑)

技工や歯科の業界について書こうと思ったのに・・・記事変えて続けます。

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