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March 17, 2012

隠したい人たちの57票

決まりましたね。 歯科技工士政治連盟の会長さんが。

その得票に日本技工士会の執行部や都道府県幹部というお方たちの本音を見る思いがします。

証拠がないから隠し通せるというわけでもない事は、東日本震災と続く福島原発事故での空き缶や枝豆ら政府の対応が議事録の存在など無くても、当時ネットで言われていた話以上に酷い対応ぶりであったことも含めて、隠し通す事は出来なかった訳ですよ。

雑誌系のマスコミだけではなく、普通なら政府の広報を垂れ流すだけであろう新聞社系のマスコミからも、東京新聞などのように結果を恐れず事実を報道するところも出てきているのです。


公益法人が政治活動をしてはならないというわけでは無いのです。
しかし、公益法人が政治活動にその予算を使うことは良くないということです。

峻別というのは、公益法人の活動に使うお金と、政治活動に使うお金を峻別しなさい、財布も財布を預かる人も変えなさいということなのだそうです。

新公益法人改革と言うのは、そこが曖昧だったこれまでの公益法人のあり方、お目こぼししていたことに対し、はっきりと分けなさいよと言ったものに等しいと思っていました。

しかし、日本歯科技工士会は見事にそれを蹴っ飛ばす結果を示してくれたわけですね。

ま、本家本元の日本国政府からして、議事録も作らない、逆上して原発を吹っ飛ばすような案配ですから、今更日技あたりが新公益法人改革に逆行するような投票結果を示しても驚くにも当たらないのかもしれませんね。


しかしこの選挙結果ですが、見る人によってそれぞれ感慨深いものがあるでしょう。

投票に参加した評議員の皆さんは役目を果たせたとほっとしているのかもしれませんが、何のために誰に対して役目を果たしたと言うのでしょうね。

前記事でライオットさんからコメントをいただきましたが、ライオットさんのような若い歯科技工士会員の皆様方は、この結果を票差をどんなふうに感じるのでしょうか。

ああやっぱりと言うくらいの感想ならばまだよい方かもしれません。

諦めくらいの感情では済まないというのが本当ではないでしょうか。

執行部や代議員、評議員の皆さんは、今でもまだ、ネットは2ちゃんねるに代表されるように誹謗と中傷、デマやでっち上げの世界だと思っているのでしょうか。

そもそも、政府や議員たちが2ちゃんねる潰しに躍起になっているのは、自分たちの都合の悪い部分を隠したいからですよ。
今の国家権力は、もう戦前の特高以上に思想や何かも含めて言論統制に突っ走っているのですが、官僚システムを含めて日本という国家権力は隠したいことが多すぎるのでしょう。

同じく日技のようなどこからも相手にもされないようなハンパ法人組織でも、中の者たちには外に対しても会員たちに対しても隠したいことがあるのでしょう。

若い歯科技工士会会員たちは、隠し事を暴けとか晒せと言っているわけじゃ無いのですがねえ。

そうではなくて、やるべきことを優先順位を変えてください、末端の歯科技工士たちの労働実態や生活実態に目を向けてくださいと言っているだけでしか無いのに。

ついでに言えば、バラ色のキャンパスライフや100%の就職率を騒ぎ立てる歯科技工専門学校にもいいかげんにしろよと言いたいところでしょう。
バラ色の未来があると言うならなんで学生も集まらず、閉科や廃校が相次いでいるのかと思うけどなあ。
東北のブログなど、GTYさんなどには申し訳ないけど、就職率100%とかよりも、例えば卒業年度ごとの離職率を10年くらいのスパンで調査してくれないかな。
過去10年間の卒業生が100%この業界に残っているのなら、ぜひ、誇らしく謳ってくださいよと。

で、自分たちの保身と、大した価値もない肩書きと、そして何よりも隠し事を暴かれてしまうのではないのかと言う恐れとが、技工業界の現実や若い歯科技工士の実態には目を瞑り耳を塞がせ口を噤ませているのでしょう。

この結果を持って、古橋という同一人物に公益法人と政治連盟のお財布を託したわけです。
晴れてNDCも一体のものとなったわけです(笑)

日技執行部の皆さんには一安心かもしれませんが、さてどうなんでしょうね。

政府の対応も一年したらぼろぼろこぼれてきたし、ネットではそんなもの最初からわかっていましたからね。

技工士会の隠したいことも、実はとっくにバレているのかもしれませんね。

参考までに。 私も書き込もうかな。



歯科技工士☆新時代 第10期待

結局、中○の選挙の資金や献金が、どのような形で生み出され処理されたのか
は当時の役員の中でも、ごく限られた人にしか分からないような形になっています。
しかしながら、当時の技工士会共済制度の見直し、そしてその内容が明らかに担当保険会会社にとって
有利(つまり会員にとっては不利)な内容なのですから
この保険会社の選定も含め、一体誰が契約内容を決めたのか、紹介者(政治家)は誰なのか
そこいら辺に鍵がありそうです

で、代議員はといえばそんな事は関心もなくただただボケーっとしていた人が多いのですから
問い詰めることもなく、大なり小なりケチくさい色々な役得にまみれて
知らず知らずのうちに、執行部との共犯体制が築かれていく訳ですね。
ですから、明日にも行われる脇○氏が立候補している連盟会長選挙
この方が当選するはずはありません。

なぜなら脇○氏が当選すれば、今まで隠されていたそのような数々の恥部が
白日の下にさらされる恐れがあるからです。人間悲しいものでわが身が一番かわいい
いくら正義の人だと認知されていようとも、脇○氏に投票する事は
評議委員にとっては自らの首を絞めるかの行為であるわけです。

ただ可能性があるとすれば、脇○氏が投票前の演説で“過去のいきさつは問わない、
未来に向けてやって行く”メッセージをそれとなく、しかし確実に評議委員達に
伝える事でしょうか,,,,しかしその時には脇○氏も、一般会員に対し隠し事をし
旧執行部と共犯者になってゆく、という泥池の中に自ら入ってゆく覚悟が必要となります。

いやはや何ともやりきれない話ではあります。


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