へえ、恥ずべき行為か。
このブログをお読みの皆さん方なら、既に目にしているであろう日技広報ブログの記事。
何を指して恥ずべき行為と言っているのか分からんが、
その行為をはっきり示さずに、てめえだけ如何にも綺麗事で悪いことはしませんとか宣言しても、虚しいよね。
とにかく、この日技ブログの担当者からすれば、日技なる組織内の問題を指摘したら、恥ずべき行為になるらしい。
公的な法人格を持っているのが日技っていう立場なんだから、常に会員非会員を問わず、周りからは情報の公開を求められ、不正や違法な行為や、モラルの逸脱を問われる立場なんだから、それを構成する例えば役員のような立場の人物は、常に自分の言動に注意せねばならないはずなんだが。
公的な組織であるから、いろんなところから注目されているのだろうし、組織の出すものに対しては、その行動や活動も含めて、常に批判や注目の対象になっていることを当然、理解していると思っていた。
そもそも、日技広報ブログ自体が、情報提供だとか理解して欲しいとかの注目を集める手段なんだろうに。
しかし、どうやらブログ担当者からすれば、注目はして欲しいけど意見はご勘弁、組織の内情には目をつぶってねとでも言いたいらしい。
本来、日技のような組織は、個人がやること以上に大きな責任を伴うと思うのだが。
そして、その組織の現職理事である人物が、会員の立場で学会やその広報誌に論文を掲載するということは、当然ながらあらゆる方面から注目を集めるだろうし、書いた本人も載せたり発表の後押しをしている組織も、当然、見てくれ読んでくれって言う意味でやっている事だよね。
まさか、読んだら意見を言うな、批判をするな、日技の偉いさんの高潔な論文を黙って読め、認めろって言いたいんじゃないよね。
むしろ、そんな立場からの発信であるなら、いろんなところから意見や反論や批判が集まることを覚悟しているのかと思ったよ。
なんたって本職の弁護士さん以上に、やれ法律論だ、やれ解釈だと言ってきたお人の書いた論文なんだし。
意見には意見を、批判には反論を、丁々発止のやり取りを期待したんだが、日技も件の理事さんも討論を求めるより、都合の悪いことは全て誹謗中傷で蓋をしたいのかもしれない。
でもそれじゃ、せっかく出したなんたらという法律案、内容を検討することも詰めることも、多くの意見を取り入れることも出来ない事になってしまう。
それにしても何を持って「恥ずべき行為」と言っているのだろう。
誰が、どんな人達が、どんな立場でやったことを指しているのだろう。
人として、恥ずべき事なのか?
歯科技工士として、恥ずべき事なのか?
日技会員として、恥ずべき事なのか?
まあ、全部ひっくるめての事なんだろうけどさ。
で、一部の会員らによる業務妨害行為は恥ずべき行為の内には入らないんだろうね。
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