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October 2012に作成された記事

October 29, 2012

会員を増やしたいなら。



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少し前だが、神奈川県歯科技工士会の工藤会長名で私のところにはがきが来ました。


消滅してしまった歯科技工士会の某支部を復活させたい旨のご案内という所でしょう。

この支部については過去にも解散したことを書いているかもしれません。

Img155

はがきの説明会には人は集まったのでしょうか?

技工士会に入りなおして、行政や歯科医師会や衛生士会と協議ができるようになったからといって、そんなの、行政や歯科医師会との協議をしましたっていう証拠作りに利用されるだけで、
おにぎり一個分の技工料金が上がるとか仕事が増える訳でもないでしょう。

衛生士さんならもう歯科のエゴには捕らわれず、お医者さんや看護師さんや介護士さんらとの連携も可能となって、医療の新しい世界というか、本来の資格の役割を果たせる世界の扉が開けたわけで、医療職でもないとお上や歯医者さんから相手にされてない技工士相手に協議もないでしょう。

はっきり言って、今更技工士会に復帰した所で、肩書き貰ってボランティアごっこをするより、今は明日の仕事、明日の収入をどうするかで精一杯。

技工士会に払う会費よりも、近づく冬をこす灯油代の方が大事です。 
申し訳ないけどね。


多分、日技の会員たちは忙しいのだろうな。
仮に暇になったとしても、技工録の作成で時間は潰せるだろうし。

経団連や商工会の会頭だって、全国の様々な中小企業が厳しいなら厳しいで、なんとか対策をと働きかけている。

ニチギはどうなのか?
料金問題は。

歯科技工の料金問題は昭和40年代には国会でも問題視され、昭和の終わりには大臣告示にもなった。
もっとも、その内実は技工士たちの生活を改善するどころか、お役所と歯科医師会によって、歯科技工士はすっかりコケにされた形で終わった。

騙された思いが強かったが、要は、自分がお役所と言うか官僚の作文を何一つ読めなかった、理解しきれなかったことに尽きる。

自分はアホだったわけだが、日技の皆さんはちゃんと分かっていたんだよね。

で、何か変わったかな。成果があったのかな。

少なくとも、会員からは総括をとか、どうなっているんだという不満の声が聞こえていたと思うのだが、いつかそれもしなくなった。
と言うか、何だかよくわからないうちに料金問題は話題から外され、会員の不満をそらせるかのように構造設備基準とやらが言われだした。

20年30年かけてようやく構造設備基準とやらが省令になったが、その間に一体どれだけの若いと言われる歯科技工士達が使い捨てにされてきたことか。

何万人と言う新卒の歯科技工士たちを輩出して来ながら、技工業界が養える人数はずっと少なかった。

ある一定の年代の技工士たちばかりが残り、若いと言われる人たちはほとんどがやめていった。

その間に、料金問題はほとんど表に出なかったけど、なぜなんだろう。


厚労省に医療なんだからと言われて、金の問題は引っ込めたのか。

医療に絡むとお金の事は言い出しにくいとでも?

保団連のほうがまだましだよ。

医療だからお金だけじゃないと、さも、社会貢献していますと高潔を装っているのだろうが、その足元でどんだけの会員どんだけの歯科技工士が苦しんでいることか。

つまらん終身会員のバッジより、技工士の収入につながる活動をしてほしいわな。

そうすりゃ会員も増えるさ。

余談ながら、さすがに限界まで仕事量が減ってくると、これまで皆保険の補綴でなんとか食いつないできたある一定の年代以上の技工士たちにも、構造的なリストラの圧力が押し寄せているのだと感じられる。

もう身代わりにやめてくれる技工士はいないのだ。
次は自分の番なのだと覚悟するしか無いだろう。
バッジが良い餞別になるといいね。

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October 20, 2012

さて、技工録はどうなった??


にちゃんの歯科技工士関連スレを読んでいたら、歯科技工所の構造設備基準の省令化の話題とともに、日技が散々言っていた技工録についても話題になっていた。

日技HPを見ても広報ブログを読んでも、構造設備基準のパブコメ募集(とっくに締め切られたんだと思うのだけどな?勿論出しました)とかの記載はあっても、省令の内容については無いです。

これまでの日技のアナウンスからすると、当然、構造基準と技工録は裏表一体何だと思っていました。
と言うのも、日技や厚労省が歯科技工物のトレーサビリティとか言っている以上は、海外、国内問わずに歯科技工物の流通経路や使用材料、使用機材の安全性を言うのであれば、技工物(補綴物)そのものの発注者やその責任の所在、材料や作成過程、作製担当者のことなどが分かる技工録のほうが、直接的に関わってくるものだと思っていたからです。

はっきり言って、技工録と言うか自分の仕事内容の記録を取ることは、私が尊敬する川島哲先輩からも言われてきたし、その膨大な記録と資料とを実際に見せていただいていますので、やはりそういう所が我々に足りないことなんだと。

専攻科に居た時も、最初に言われたことの一つに、記録を残しなさいというのがありました。
身につかなかった私が悪いんです。

さて、改正される歯科技工士法の省令の内容ですが、詳細は加藤さんの裏部屋からご覧ください。

歯科技工士法施行規則の一部を改正する省令(同一四五)

やっぱり技工録については何もありませんね。

みな歯科さんの内容のわかる技工指示書も良いアイデアなんですが、それがどこまで普及するのかも分かりません。

日技の技工録についてのこれまでの運動は、一体何だったのでしょうか?
つまり、会員だけの努力目標?
省令化するとアナウンスしてきた以上は、会員の達成率は100%あるのだろうし、引率して実行されているものだと思います。

しかし、実際には厚労省は技工録については何もしなかった事になります。

と言うことは、技工録については日技だけのブラフで、厚労省や業界関係者には全くあずかり知らぬ事柄だったのでしょうか。

真実は藪の中なのでしょうが、自分なりに考察することはできます。

ちょっと乱暴な文章になりますが友人とのメールを転載します。

 

さて、技工録が省令にならなかったのは、歯医者にこそ書く責任があることにされるのが嫌だったんじゃないか。

大阪歯科技工士連絡会のニュースがきてるが、そこにもこの事で歯科医師法にも定めるべきだとあるよ。
正論だし、歯医者や歯科医師会からしたら、冗談じゃないとなるよ。

水面下でなんかあるかもしれないし、歯科医師法との関連性までつつかれると、厚労省もめんどくさいのだろうな。

結局ニチギは、実質なんの成果も上げてない。

僅かにてめえらの開業のハードルを上げたくらいかな。

加藤さんの裏部屋で管理人のyoshiさんが書いているように、新規開業の抑制をしたいだけで、肝心要の歯医者さんとの関連にはほっかむりなんだろうね。

思うに、歯科技工士法を制定した時も、歯科技工士たちは自分達の身分が確立され、業務も正しく正当に評価されるようになると頑張ったのではないだろうか。

しかし、実際に法律案となり国会に上程される過程で、厚生省や歯科医師会の思惑が色々な圧力となって入ってきたのじゃないだろうか。

今、問題になっている復興予算にしても、自公などが入れた余計な文言が、官僚達のやりたい放題の元になっている。
同じことが歯科技工士法にもあったのではないか。

そもそも、歯科技工士法の策定に歯科医師会が何らかの形で噛んでいたか圧力をかけていたのは事実だと思う。

歯科技工士法にあって歯科医師法にはない歯科技工指示書という存在。
現状では日技にそこまで踏み込む力はないのだろう。

歯医者の指示と言うなら、歯医者さんが発行の責任を持つべきだし、現実にそうなっているのであるが、歯科医師法には指示書など何も出てこない。

指示などと書かず、技工録と書くなら、技工士側だけの記録でしか無く、記録としての意味はあっても歯科医師との関連性はなくなる。

省令化するのであれば、歯科医師と歯科技工士双方の記載義務とならなければおかしい。
日技だけが技工録を言っても、実は意味がなかったということなんだろうか。

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