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May 2014に作成された記事

May 31, 2014

ニフティが無くなる?ココログはどうなる?


つい先日、ニフティを富士通が売却するというニュースを見ました。

実際に、身売りされてしまうのか、その場合、新しいオーナー企業が、今のままサービスを継続してくれるのか分からなしし、

場合によっては、ブログの移転だとか、プロパイダーの変更とか必要になってくるのかもしれないね。

G3がネットを始めたのは、オウムのテロがあったり、阪神大震災があったりした頃に、まだ白黒の液晶だったノートPCで、電話線にモデムをつなぎ、真っ黒な画面でMOS/DOSのコマンドを打ち込んでNIFTY SAVEにログインしてだった。

FDNT 親知らずフォーラムっていう、歯科のフォーラムに入ったんだが、人の考えや話が、文字に起こされているようなものだから、聴覚障害歯科技工士の自分には新鮮だったというのかな、やっと人様と会話ができるように感じたんだねえ。

その後、WIN95が発売されて、PCも富士通のFMVだったね。

インターネットを始めて、歯科のHPや記事も増えていった。

我が喜怒哀楽のHPを遊びで始めたのもその頃だし。

インターネットを技工の技術や知識を深めるために使えばよかったけど、G3はそうはならなかった。

どっちかというと、FDNTでもそうだけど、歯科医師たちの本音とか読んでしまうと、やってられないって思うようになってね。

パソ通のフォーラムの中でも、歯医医師と歯科技工士の壁は歴然としていた。
入れない部屋もあったし、歯科医師たちの言葉遣いの端々に歯科技工士を見下す態度が透けて見えたね。

あらかさまに言ってくる歯科医師もいたよ。

そういう時、突っ込んでいったものです。

何処かにログが残っているだろう。

当時も今も、技工業界から情報発信をする歯科技工士は、どちらかと言うと技術面で名前の売れた人たちが多く、無名の技工士がモノを言うことは非常に少なかった。

なんだか、名前が通っているとか、技術的に秀でていないと、モノが言えないのかと思ってしまったけど、だんだん、そういう状態は改善されていったね。

2ちゃんねるとかヤフー掲示板は言いたい放題になっていったし。

もうちょっとまじめに議論したいなと思っていた時に、加藤さんがIDEAを立ち上げてくれた。

これで一気に議論が深まっていったと思うし、今も付き合いのある人達との出会いがあった。

技工士としては、成功できなかったけれど、普段、歯科技工士が言葉に出さない何かを、引き出せてきたらいいなと思うし、ニフティが無くなってもどこかで続けていきたいですね。



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May 30, 2014

蚊取りボトルを作りました。


7つ8つ前の記事で、蚊取りボトルを取り上げました。

記事にした以上は、実際に作って検証してみたいと思います。
記事を書いた直後に、材料は揃えてありました。
と言っても、買ったのは砂糖だけ。
紹介したHPの記事には、ブラウンシュガーとありましたが、中野のダイエーにはブラウンシュガーという名前のは置いてなかったので、色を見て買いました。

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イーストは、ホームベーカリーで使うためにかみさんが買っておいたものです。
ペットボトルが無いと思って、延び延びになっていましたが、何の事ない、仕事場に転がっていましたよ、全く。

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カッターナイフでざっくりと切断。

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200gほどの砂糖を入れて。

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イーストを入れて、あれ?水を入れるのが先だったっけかな。

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水を入れました。
イーストの説明を見ると、なんだか水よりもお湯がいいみたいだ。
でも、熱湯じゃ死んでしまうだろうから、ぬるま湯だろうね。
仕方ないから、ドライヤーを当てて温めたり、PCの上に乗せて見たりしました。
それと、動画では音声の説明とか分からなかったんですが、黒い紙で覆っているようですから、それは何故かなと考えて、多分、暗所で発酵を待つためなんだろうということで、同じようなカバーも作りましたよ。
作ってから数時間立ってますが、確かに泡が出てきているし、発酵が起きているみたいです。
今のところ、ラボの入口前に置いてあります。
蚊が捕まるか楽しみです。

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May 29, 2014

モヤモヤぎこ~~ず。その2のはずが・・・


すいません、エディター不良で編集がうまく出来ませんでした。

改行や読みやすく行間を空けるのも後で手直しします。

さらに、タイトルだけ書き込んだ所で、何かのキーを押したら投稿されてしまったと。

それに加えて、ブラウザーで記事を書いていて、何度かフリーズしてしまい、長文が消えてしまった時のあの脱力感。

私は鶏頭ですから、瞬間記憶って言うことが出来ないのです。

文章にしても、数字や何かの言葉にしても、見たそばから忘れるんです。

聞いたそばからっていうのは、私の場合はありえないのですが、私の記憶力、記憶する能力の無さは、聴覚障害とも関係しているのかなと。

人の言葉だとか、会話だとか、耳から入る音声が、脳を刺激し記憶分野の発達に関与しているのじゃないかなあ。

記憶っていうのが、どうやって起きているのか、いまいちわからないのですが、スパイなどが任務中の一字一句までを完璧に記憶していて、任務報告で全てを口頭で報告するとか言うような、まあ、小説で読んだような話なんですが、自分には絶対にできそうもないなと。

とにかく、暗記が苦手です。

自分が今、キーボードで打ち込んだ一文でも、今、ここで消しちゃったら再現できない。

そんなこんなでモヤモヤしています。

私がモヤモヤというか、もたもたして更新が間延びしている間にも、売文家さんは休まず更新されていますね。

最近の記事は、ごまめの翁さんが発刊していた季刊「ごまめ」からピックアップされています。

実は、G3もごまめの翁さんから千秋楽号までの数年間ですが送って頂いていました。

IDEA の掲示板で知り合い、メールで何度もお話をさせていただきました。

技工士を引退後も、護憲の活動をしたり、メールマガジンを配信されたりと、お元気だとばかり思っていたら、突然の訃報。

半分、ボケの始まったG3は、訃報があったことすら忘れて、FBで翁さんの写真を見かけて改めてあ、亡くなっていたんだと。

まったく恩知らずですね。

売文家さんは、その翁さんが残されたごまめから、抽出し、切り出し、考察し、対比させています。

あらゆるものと突き合わせ、分析し注釈を加えています。

私にはとてもじゃないが出来ないことです。

そんな売文家さんから、G3はインスパイアを受けています。

そう言うとかっこ良く見えますが、実態は、売文家さんのふんどしで相撲をとっているようなものでしょう。

寄生しているようなものかもしれないね。

ただ字面を見るだけじゃなく、深く考えるようにならないと、売文家さんのような記事は書けないなと自省しています。

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May 26, 2014

モヤモヤぎこ~~ず。


何ともなしに、TVを見ている時にぴったりなのがモヤモヤさまぁ~ず。

つまらんひな壇バラエティーより見ていてよっぽど面白いね。

さまぁ~ずとTV東京の局アナの3人が、ぶらぶら歩いて街を案内するだけなんだが、ちい散歩とかもそうだけど、
行ったことのない街を散歩している気分になれるのもいいし、知っているところだったら、結構ディープな訪問になっているので、共感もわきます。

モヤモヤポイントっていうのも、モヤモヤッて言うくらいだからはっきりした関連性とか根拠とかはどうでもいいんですね。

本当に前調べ無しの、行きあたりばったりの取材をしているのかもしれないけど、普通だったら、先ずそんなの気が付かないだろうなというような訪問先も多いので、それなりの下調べはやっているはずですな。

それでも、なんか題名通りの「モヤモヤ」な内容になっているのはお見事です。

最近、私も、このブログの題名を、「モヤモヤ ぎこ~~ず。」とでも変えたくなってきてしまいました。

実は、私自身がず~~~~っとモヤモヤ感に包まれているんですね。

そこで、歯科技工士に関わる、モヤモヤポイントをいくつか上げていきましょう。

それでは、モヤモヤぎこ~~ず。行きます。

モヤモヤポイントその1 「日技ってなんなの?」


日技。

言わずと知れた、業界を代表する職業団体です。多分。

モヤモヤしてしまうのは、この業界を代表しているとか言っている日技なるものが、どういうところを代表しているのかさっぱり理解できない事なんです。

そんなの簡単だ、歯科技工士を代表しているのじゃないかと言われそうですが、ちょっと待って下さいよと。
もし、そうだというのなら、もうちょっと歯科技工士についてのもろもろが、改善されていても良いのじゃありませんか。

私にはその結果が見えないんですがね。 じゃ、歯科技工業界何でしょうか?或いは歯科医療業界だとかの。

どっちにしてもすっげえ、中途半端な気がするんですが。

なぜ、そんなふうに感じて、モヤモヤを抱き続けているのかを、ここ最近に記事にしたりコメントに返答したりして感じたままに書いてみましょうかねえ。

3つ前の記事である「解釈改憲と疑義解釈」を書きながら、なんだこれ日技の技工録や構造設備基準の擁護をしている気分でした。

その2つ、日技が厚労省に出したものなのか、厚労省でたたき台を作ったのか、主導はどっちなのかと疑問に思ったこともあります。

日技のHPとかこれまでの資料とかを見ると、日技が自分たちで構想から法案の内容まで作ってきたと言ってきたようなものですが、厚労省が、日技の出したものを、丸受けするとも思えないのですね。

それ、あの大臣告示でも同じでしょう。

日技が大臣告示のあの内容の叩き台を書いたとか、押し込んだとも思えないですよね。

まあ、そういう事自体が、どうでもいい、モヤモヤポイントでもありますが、もう少しお付き合い下さい。

 

さて、記事を書きながら、大臣告示での錯誤、自分もすっかり思い込んでいたのだなと。

大臣告示や7:3を錯誤したままであってもなくっても、現実には、この場合、7:3という言い方が当てはまりますが、歯科技工士には関係ないことなんだなあと。

その後の記事にした、売文家陽子ちゃんの記事なんですが、内容的に自分は当てはまるのを多く感じて。

こういうことを、私がWEB歯科技工士会で言ってきたとしても、自分の主観でしか無いし、愚痴だとしか取られないよなという、諦めもあります。

分かってたんならさっさと止めればいいとか言われそうだし。

それが出来なかったから、記事に共感してるんです、慰めになってますよ。自分だけじゃないんだなって。

結局、しがみついてしまった事を、どう表現したらいいのか。 自分のバカさ加減を晒していくしか無いわけですが、売文家さんで書いてくれたことで、ずるいかもしれないけど、多少は客観的に見てもらえるかなって。

それで、改めて思うのは、大臣告示は如何にも告示された法律のようですが、受け止める側の合意がなければ、内容としてはどうでもいいことなんだと。

私なんかが、例え、錯誤させられるような、告示であっても、厚労省や中医協での含みはあったのじゃないか、あったはずだという思いがあります。

そうとでも考えなければ、そもそも、大臣告示のような内容を、告示する必要もありません。

日歯の抵抗で雲散霧消したことは、財源的には助かることだったろうが、厚生省官僚は複雑な思いも抱いただろう。カネさえあれば、彼らは現在の半官半民医療ではなく、完全な官立医療をやりたいはずだ。そのほうが彼らの仕事、管理がしやすいのだから。

売文家からのコピペですが、私はこれを信じたいですよ。

佐野は、やっぱり歯科技工士という人たちの期待を裏切った。それが理由でまともな会員なら、辞めていった。

ならば、今も残っている人達は、それを信じたということなのか?

組織は必要だからという理由だけで、では何故今も、厚労省の診療報酬改定の解説やら、点数配分を歯科技工士への配点であるかのように言い続けるのか?

それを続けることが、日技という組織にとって、どういう意味を持つのか。?

私の疑問などは、意味を成さないのかもしれないけれど、なんだかずっとモヤモヤしています。

大臣告示で、会員の錯誤を誘ったのだとしたら、そうさせたのは 当時の会長佐野個人なのか、執行部を挙げてなのか?、そもそも、佐野にはそんな知恵はなくて、誰かの差金だったのか?議員、或いは厚労省とかの役人とかの。

佐野元会長自身や、執行部の役員たちの、不理解や脇の甘さ、根回しの悪さが出ちゃったということなのか。?

結局、私自身、何がなんだか分からなくて、解ってきたのは錯誤という現実のみ。

で、そのような視点で、日技というものを見てみると、 今では、歯科技工士という存在そのものや、日技という存在が、錯誤の上でしか成り立たない事を認めない訳には行かないところまで来ているのだろうなと。

いや、焦点は日技はでしたね。

少なくとも、私なんかが言うより、日技自体が今でも大臣告示は技工士に向けたものだと言う前提でやっているわけで、それならば、訴訟のメンバーと同じ考えなわけだし、一体でやればいいのに支援もしてくれなかった。

支援もしてくれなかった理由は、一体どういうことなんだろう?技工問題を裁判所に持ち込むと、大臣告示の錯誤も諸々も、表に出てしまうことを恐れたのだろうか。

歯科技工士の法的な位置づけや立場が、歯科技工士法発布以来、何一つ改善していなかった事実を、日技の責任だと糾弾されたくなかったのか?

そういうところ、たいていは個々の歯科技工士の努力や働きかけが足りないって、言い抜けるのだが。

法定な位置づけも、法的な権利も、実は一つも無い。

それが世間に晒されることを、一番恐れているのが、日技という組織なのかもしれないし、その為には、会員の錯誤は絶対に維持しなければならないことなのじゃないかなあと。

私だけがモヤモヤしているだけなのかもしれないけれど、日技というのもモヤモヤの存在なんだと、改めて思いますねえ。
最終的に脇本さんも日技を去りました。最後まで、内部からの変革で再生できるのではないかと戦ったわけですが、結果は追い出されたようなもんでした。

筋論、正論ではもう日技は成り立たない、日技こそが歯科医の便利屋として営業ならぬ、存在だったから。そんなモヤモヤポイント、如何でしょうか。

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May 25, 2014

大変な成果である。

嬉しすぎるフレーズである。

こんなふうに書いてもらえただけでも、参加した甲斐があった、HPを担当した甲斐があったというものです。

売文家さん、ありがとう。


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May 24, 2014

吉田調書 貼っておきます。 消されちゃうかもしれないので。

福島原発からの放射能漏出が止まりません。

福島沖では、相変わらず高濃度の汚染が続いており、安倍の言うコントロール出来ているとか、ストップしているという説明は、ボロが出てきています。

先だって、福島第一原発の事故当時の所長で、昨年亡くなられた吉田元所長の事故当時のことを証言した、吉田調書が、朝日新聞のHPで公開されています。

原発は、一度事故が起きれば、人間にはコントロール出来ないものだとつくづく思います、

チェルノブイリもまだ炉心の処理ができたわけではなく、劣化してきた石棺などを全て覆い尽くすための新たな石棺が完成間近だとか。

福島の場合は、炉心や溶解した核燃料を水で冷却し続けるしか無く、注ぎ込まれた水は、流入する地下水と一体となって、外洋に漏出しているのだと思います。

回収したという冷却水にしても、放射線物質を取り除くことも出来ないままであり、貯蔵するとか言っているタンクにしても、いつまでも半永久に作り続けることも出来ないだろうし、現に、おおっぴらに海洋放出をしたばかりです。

そんな状態で、メルトスルーした燃料棒を、無害化するところまでたどり着けるのか、多分、私達が生きているうちには無理なのではないでしょうか。

取り敢えず、吉田調書のアドレスを貼っておきます。

 

吉田調書

安倍と官邸は、この調書の公開にカンカンだそうですが、隠さないといけないものでもないし、隠そうとする理由は、自分が嘘つきだということがバレてしまうからでしょう。

こちらは、チェルノブイリで進む、新しい石棺の様子。

鋼鉄製のようだし、鉄冠と呼ぶべきかな。
この鉄館にしても、放射能の影響で耐用年数は100年ほどだそうです。

処理技術を、未来の人達が編み出してくれるのか、それに希望を託すしか無いのでしょうが、甘い願望なのかもしれませんね。


建設が進むチェルノブイリ原発の「新石棺」

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解釈改憲と疑義解釈。曲解しているのは誰だろう。


前記事で解釈改憲について異議を唱えた。

似たような事が、ちっさい歯科村の中でも起きているようだ。

加藤さんのブログ記事によれば、歯科用CAD/CAM装置とハイブリッドレジン冠について、歯科技工5月号に掲載された記事を取り上げている。

最初は歯科技工は読んでもいないので、加藤さんの記事から拝察するしかなかったが、記事と歯科診療報酬疑義解釈の問答集を読む限り、私には加藤さんの解釈解説が正しいと思いますね。

平成26年度歯科診療報酬改定では、幾つかの新規素材や技法に、点数が付けられ、認可された装置や材料を使い、厚労省が設けた基準に合致していて、登録申請し認可を受けた歯科診療所では、これまた歯科用CAD/CAM装置を設置していて基準を満たし、尚且つ歯科医院が届け出るCAD/CAM冠の施設基準届出書添付書類に記載された歯科技工所に委託する分には、診療報酬が支払われるという話なんですね。

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May 23, 2014

集団的自衛権で思うこと。国会は立法府の役割を放棄するな。


集団的自衛権の議論、なぜ、国会は動かない?沈黙しているのだろうか。

憲法解釈を変えるというのは、法律の文言を変える以上の国家的な問題のはずなのに、なし崩しで安倍ちゃん解釈に持って行ってしまいそうな雰囲気だ。
表立っての報道はそんな感じ。誰それの発言も。

国民を律するのが法律なら、国家を律するのが憲法だと思う。

そもそも、憲法を解釈しなければいけないというのもおかしな話なんだが。

そもそも、を続けるが、自衛権に集団的とかつけること自体が、解釈であるような気がする。

憲法の9条に問題が在るというなら、何故それを直視しないのか。

それこそ、国会が議論しなければならない問題だろうし、日本という国家のあり方にも関係してくる。

誰もが議論を避けて、ややこしい手続きを避けるから、日本には防衛力があったりなかったりになってしまうし、自衛隊は存在自体が宙に浮いてしまう。

私自身は、9条があることが、いまの日本を作ってきたと思っている。
そこに込められた、先人たちの思いは純粋なものだろうと。

しかし、米国からしたら、半占領状態の日本は、9条で勝手にもめている方が良いのだろう。

安倍首相は、諸外国、多分、米国に対してだろうが、表向きには対等になりたいと言っているかのようだ。

だが、それを言うなら、憲法、それも9条の解釈を変えてどうこう言うのではなく、
きちんと国民の議論を積み上げ、国会で憲法を変えて、天皇陛下が発布するというのが筋だと思うのだが。

安倍首相やそのプレーンの何人かの判断で、米国を守るためにそもそも出来もしないミサイル防衛やらを可能にするというのは、なんだかうなずけない話なのだ。

鎧の下に何か隠してやいないか。

米国に与する形をとって、なし崩しに交戦しようというのではないのか。

我々の世代、今更、徴兵されることもないだろう。
だが、実際に国を上げての戦争となったら、戦場に送られるのは息子たちだよな。 行かせたくないよ。

戦わなければ守れない日本という国なのだとしても、まだ、ミサイルは打ち込まれてきていないし、テロも起きていない。

外交で戦争にならない状況に持っていくのが一番だし、外国からの、それも中国や北朝鮮、ロシアを仮想敵国としているのなら、ザルとなっている入国何とかを変えるべきじゃないのか。

米中の間でどう生き延びるのか。
そこからの議論も必要だと思うな。

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May 22, 2014

診療報酬点数にエビデンスなし

診療報酬点数にエビデンスなし

よく言われますね。

エビデンス、

蝦ちゃんじゃないよ、証拠や根拠という真面目な言葉ですよ。
厚労省やら中医協の、高学歴で学識経験豊かなお偉いさんたちが侃々諤々やって決めている、診療報酬点数なんだから、診療行為や使用機材、薬剤ごとにしっかりとした基準やコストの積み重ねの上に、その点数や内容が決まっていくのだろうと思うでしょうが、

実際の点数は、それこそテキトー、これくらいつけときゃいいだろう程度の理由で決まっていることが殆ど。

じゃ、歯医者さんはどうやって治療内容に合う点数を請求しているのかといえば、実は、そんなものはない。

実際の治療の内容と、レセプト請求する内容ととでは、全く違うのじゃないかと私は想像する。

だって、請求したくても項目も配点も存在しないような事が一杯あるし、項目があっても請求できるとお上が言うルールが、治療行為の内容や手順と完璧にマッチしているわけじゃないのだから、そもそもレセプトは審査を通すだけの作文だということになっちゃうんだね。

その作文が、お上の期待するようにうまくかけていれば問題無しですが、まあ、審査する技官の思惑次第というところもあるようだし、内容が合っていても、高点数だと跳ねちゃうような所があるから、出来高払というよりも、審査自体が歯科医療費抑制の道具になってるわけだが。

歯医者さんからしたら、理不尽じゃねえか、いじめじゃねえかって不満轟々じゃない、小声でブツブツ言ってるわけですが、それでもまだ払われるものは払われてる。

一方で、お上や技官には平身低頭の歯医者さんも、ある者達に対しては、一方的なハラスメントの当事者になるっていうのが、こちらの話

歯科技工士のあるある話なんて、殆どが上で書かれているような歯医者さんのエビデンス無き要求や理不尽なハラスメントの数々なんだよね。

歯医者さんの複雑な立場には同情するけど、その不満のはけ口を、歯科技工士に向けるのは筋違いだし、技工士は技工士でそれを下に向けることは許されることじゃないね。

その上で、この先、歯科技工士不足になるって言うけど、だからなんだと言うのが私の正直な気持ち。

歯科技工士が不足すると言われたって、有資格者は10万超えていると思うし、そういう有資格者が離職していく理由の一端は、歯科医師にも当然、責任の一端は在ると思う。

まあ、この先はコンピューターやロボットに任せれば、歯科技工なんて上の資格の技工士にでも十分務まるのだろうし、次に必要になるのは、やられ役のロボットということになるんじゃないのかな。

そのための準備も、例えば日立とかがEMIEW2などで着々と研究開発を続けているということだね。

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May 18, 2014

これはグッドアイデア。簡単に作れる蚊取りボトル。

そろそろあの不愉快な蚊の飛び出す季節になりましたね。

大雪の中を這いずりまわったのが昨日のような気がするのに、もう初夏ですからね。


先日、今年最初の蚊を、ラボでワックスアップ中におやっと気がついて、電光石火叩いたんですねえ。
見つけたら殺す!!

蚊は大っ嫌いです。
そんなG3にとって、とてもありがたいのが、たびラボさんで見つけた、蚊取りボトルだそうです。

蚊取りボルトじゃありませんよ。

ボルトで叩くんじゃありません、ペットボルトじゃない、ペットボトルを使うんです。

映像でみると、2リットル位の飲料水のペットボトルを使っていますね。

【世界の知恵袋】ペットボトルで簡単にできる「蚊取りボトル」がスゴイ!

熱帯性で湿度も高く、スラムのような所で生活しているフィリピンの人たちには、すごく役立っていると思います。

蚊が媒介するテング熱での死者が、明らかに減ったというのですから。

G3の場合、蚊が居るかどうかは、刺されるか偶然目に入るかしないと分かりません。

よく、「ブーーーン」と飛んでる時の音が表現されるけど、蚊がジェット機ぐらいの音を出さない限り、G3には分かりませんね。

まあ、そんな音量の音を出すような蚊と言ったら、どんなサイズになってるのか想像もしたくありませんが。

Mosquito_trap

作り方はいいたって簡単。

  1. ペットボトルを肩の辺りで切断。ひっくり返して中に差し込みます。
  2. きれいな水にブラウンシュガー、イーストを入れて完成。

ただこれだけです。
設置箇所は、雨や水がかからない所がいいでしょうね。

ブラウンシュガーじゃないとダメなのか分かりませんが、無ければザラメやグラニュー糖、はちみつでもいいのじゃないかな。

分量は水量が底から5分の1位まで入っていますね。ということは2リットルのペットボトルなら200CCから250CCくらいかな。

ブラウンシュガーはイーストを発酵させるためだから、相当入れていると思います。

スズメバチのトラップも、似たようなアイデアであったと思います。入れるものはアルコールやはちみつだったかな。ちょっと調べてみよう。

イーストですが、家でも先日かみさんがニトリでホームベーカリーを買ったばかりです。
ちょっと分けてもらえばいいわけです。

うまく行ったら報告します。

ホームベーカリー







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May 17, 2014

歯科用CAD/CAM装置、ハイブリッド冠の保険導入に裏はないか?


前記事で、4月から保険収載された歯科用CAD/CAM装置を使っての、削りだしハイブリッド冠の需給について、好調に滑りだしているかのように書いてしまった。

 

本当にそうなのか、知り合いの先生と話をする機会があった。

 

それによると、どうも、受注側のラボと、発注側の歯科医院とでは、受け止め方が全く違うような気がしてきた。

 

私などからすれば、いちラボで月間に300本も受注したらすごいと思うのだけど、歯科医院側からしたら、ちゃんと納期を守って届けてくれるかが大事なんだよね。

 

加藤さんもていね社も言っていますが、ハイブリッド冠の素材に欠品が出ていたり、入荷の予定が立たなくて、製作にかかれないというようなことは、本来在ってはならないことなんだよね。

 

仮にこれが、命にかかわる薬剤や医療品だったら、欠品だからちょっと待ってなんて言うことは、絶対にできないというか、許されないことなんだよ。

 

で、欠品と言うか、物が足りないのは素材だけじゃ無いようだ。
世の中、G3のような潰れかけのラボばかりじゃなく、歯科用CAD/CAM装置を導入したくてたまらない歯科医院や歯科技工所もいっぱいあるみたいなんだね。

 

しかし、肝心の歯科用CAD/CAM装置も供給に問題があるような話もありました。
なんといっても認可された装置がメーカーも装置も極端に少ないんですね。

 

加藤さんの記事では、親切に申請書なども公開されていますから、参考にしていただきたいところですが、どうも、このお上への申請というところでも、何やら問題というかトラブルも起きているようです。

 

全国規模での導入ですから、どこの保健所でも申請の様式や認可基準は同じだろうと思っていいたのですが、実際は違うみたいです。

 

これは、歯医者さんの情報だから確かだと思うのですが、都道府県によって申請書類の内容が違うんだそうです。

 

東京では通って千葉では不足だとか言われるのだそうです。
現に、その先生のところは4月から申請をしていながら、まだ認可がおりないのだそうです。

 

え?ですわな。

 

ていね社のブログでも加藤さんの記事でも、実際には受注をお断りしているというような状況にもなっているようなんですね。

 

なんだかなあですよ。 バブルとは程遠い状況みたいですね。

 

 

これって、もしかしたら最初からそうなるように仕組まれていたんじゃないかなって、ついつい穿った見方をしてしまいますね。

 

だって、そういうのは保険改定での厚労省の常套手段だって言うじゃないですか。

 

そもそも、患者さんや歯科医院からの需要を見越して、充分な準備期間や導入基盤を整えてからの保険収載だったのでしょうか?

 

ずいぶん性急な導入だったというか、メーカーさんもこんなに早く入ってしまうとか思っていなかったのではないですか。

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厚労省の許認可とは別に、歯科医院や歯科技工所からの申請を受け付ける市町村の窓口にも、情報が充分伝わっていないまま、強行されたような印象もあります。
末端の窓口で混乱するのも当然でしょう。

 

こうやって実際の普及とか申請の状況を見てみると、今回の歯科用CAD/CAM装置やハイブリッド冠の導入も、歯科医療費削減の為にうまく利用されたというか、仕組まれたものじゃないのかって思います。

 

建前としては、新しい治療法や点数の追加で、歯科医療費が数%アップする改定のように見せていますが、実際には導入や普及に相当なブレーキが掛かるようなトリックが仕組まれており、業界が望むほどには歯科医療費の底上げに繋がっていないのかもしれません。

 

勿論、私のような零細ラボには全く関係のない話なんですが、お上のやることは二重三重に裏を見ないと理解出来ないということを肝に銘じましょう。

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May 15, 2014

案外、普及は早いのかも。保険の削りだしハイブリッド冠


少し前の記事で、保険収載されたCAD/CAM削り出しのハイブリッド冠、CAD/CAM冠に、どのくらいの需要が発生しているのか気になると書いたんですが、加藤さんの表部屋に関連する記事がアップされていました。

CAD/CAM冠関係のまとめ。

これを読むと、結構な数の需要が発生しているのがわかりますね。
ひと月で300本。
素材のブロックがシェードによってはメーカー欠品になっていて、供給が追いつかない状況だというのですから、歯科や技工業界にとっては久々のヒット商品(この表現はおかしいかな)になったわけです。

欠品については、同じようなことをていね社のブログでも見かけていますから、メーカーは対応に追われているのでしょう。
患者さんによっては、形成と印象を終えたまま、数ヶ月待たされるようなこともあるのかもしれません。
早く行き渡ることを願っています。




さて、実際にCAD/CAM冠の受注に乗り出すとして、後発のラボはどう対応すればよいのでしょうか。
加藤さんの記事によれば、下請けは許されていないと言いますが、やはり、一人ラボとしては高額な歯科用CAD/CAM装置をポンと導入するわけにも行かず、再委託をするのが現実的な対応なんですが、それが禁止されている以上、様子を眺めるしか無いのかもしれません。

ネット上では、汎用のCAD/CAM装置や3Dプリンターを使った造形のポータルサイトもどんどん出来ています。
それらのサイトが稼動させている装置は、歯科用に認可された装置よりもよっぽど最新で高性能なものも少なくありません。

厚労省と薬事法の縛りがなければ、そちらの方でも十分対応可能なのだろうと思います。
そして、価格的にもそちらのほうが市場価格を反映するのだろうと。

今は、一部のラボが謂わば特需に湧いているCAD/CAM冠ですが、ずっとその状態が続くのかといえば、甚だしく疑問です。
和田精密さんなどは、福島県に歯科用CAD/CAM装置を100台も設置した工場ともいうべき技工所を立ち上げるとか何かで目にしましたが、そういうのがあちこちに出来れば、あっという間に供給側が飽和状態になりそうですね。

加藤さんも記事のまとめで

その受注と生産量の均衡が破られたときに、価格は下がり出す。特に機械装置でできあがる補綴物なら価格は急激に低下するだろう。また高分子化合物の材料原価は安く、金属と違い価格を下げることは可能である。

と述べています。

更に続けて、

一通り価格が安定すれば、点数の引き下げを行うだろう。

と予想しています。

私も同じように感じています。
需給の飽和と、新たなるダンピングの発生が、早ければ次の改定を待たずに始まってしまい、次回改定での点数の見直しに影響してしまうのではないかと。

歯科業界からは、多分、次は小臼歯だけの適応である現状から、前歯や大臼歯への適応範囲の拡大が要求されるだろうし、複数歯に渡るケースも認めるような要望が出てくるはずです。

厚労省の目的が、歯科医療費の大きな割合を占めている金属代金の抑制にあるのであれば、適応範囲の拡大はもしかすると既定路線かも知れません。

そこで、点数が高いまま適応範囲を拡大するのは、需要増をみ込むと好ましくないと考える厚労省官僚もいるのじゃないでしょうか。

小出しに認可して、例によって例の如くのダンピング競争が起こるのを待って、料金が下がった所で認可範囲を広げていく。

終わってみれば、一人ラボの淘汰は進み、ラボの大型化、歯科医院での内製化が当たり前になって行くのかもしれません。
歯科医院からすれば、自費にでも保険にでも対応できる歯科用CAD/CAM装置を、1台導入するくらいのことは、CT装置を導入するよりも費用もかからないし、利益を出しやすくなるかもしれません。

トータルすれば、厚労省だけが歯科医療費の抑制に成功し、割りを食うのは増えすぎた歯科技工士、一人親方たちということになってしまいそうですね。

いや、既に、もうそうなっているなと実感している者が、ここにいるということで。

追記

しかし、事はそんな単純な問題じゃ無さそうです。

次は、歯科医療費改定に仕組まれたトリックについて、穿った見方をしてみたいと思います。


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美味しんぼが暴き出す、マスゴミと権力の汚染。


エートスとか言うのがあるのだそうです。

なんでも、エートスについて言及すると下手すれば刑事告訴が待っているらしい。

しかしなんでって思いましたが、一向に収まる気配のない福島原発の汚染や進まない事故収束から、日本国民の目をそらそうとする、そんな組織が福島でうごめいているんですね。

実は、国を挙げて福島原発事故が無かったことにしようとしているのは、確かなことだと思います。
嘘の報告、情報操作なんて当たり前で、酷いのは、原発事故によって放射能が垂れ流され安全神話なんか否定されたはずなのに、なんの影響もないとか、これくらいの線量なら生活しても構わないだとかの、新たな安全神話が当然のようにお上や原子力関係機関、行政や御用学者から垂れ流されていることなんです。

環境へ放出され続ける放射性物質や放射能の影響や被害は、人々の体を蝕みますが、お上連中から垂れ流される安全神話は、国民に自身の被曝や環境汚染の影響を理解させ考えさせることを阻害させています。

漫画雑誌での美味しんぼの鼻血表現が、お上や学者、御用マスゴミから非難されていますが、これくらいアホらしい話もないわけで、そもそも、鼻血が出たと言って時の政府や原子力関係者を追求して来たのは、自民党の熊谷大議員とか森まさこ現消費者相ご本人なんですねえ。

2年前に国会で鼻血問題を言及していた森まさこ消費者相が美味しんぼ批判!



立場が変われば、言うことも変わるのかもしれませんが、森大臣の場合は変わりすぎでしょう。

何故、こんなに変わってしまうのか?

簡単です。

震災被害者や原発事故被害者の立場、国民の側に立ったことなど無いからですよ。

よく分からん団体であるエートスの代表とやらが、翻訳家でジャーナリストの竹野内真理さんを侮辱罪で刑事告訴し、竹野内さんは取り調べられているそうですが、これも、安全神話で国民の洗脳をしようとしている輩が、その事実をばらされるとマズイから、無理やり告訴をでっち上げようとしているのでしょう。

本当に怖い世の中になりました。

見えないけれども実際に体を蝕む放射能と、言論や表現の自由を奪い、良識ある人々を獄中に押しこむことで体面を保とうとする国家権力。

そんなことを許してはならない。 強くそう思います。

こういう警告も出されていますね。
のんきに介護さんの記事を紹介させていただきます。
ドイツ放射線防護協会からの警告 / 「希釈政策は、撤回すべき」

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May 12, 2014

歯科技工士で検索してみると。


WEB歯科技工士会ってどれくらい見られているのだろうか。

歯科技工の仕事が暇なものですから、HPやブログを活用しようと頑張っている所です。

私の場合、聴覚障害歯科技工士として自分の思うところを自作HPにしたのがこちらの我が喜怒哀楽でした。
パソコン通信から始めて、ニフティの無料HPサービスを利用して始めたのが1998年頃だったと思います。

今のテンプレは、1999年1月19日となっていますから、結構な年数になります。

このWEB歯科技工士会と言うブログも、ニフティのココログを使っています。
最初の記事は2005年2月21日。
よく続いたもんです。

活用する以上は、自分のHPやブログが、検索キーワードに拾われているのか知りたくなるというものです。
そこで、幾つかの検索エンジンで、個別の名前ではなく歯科技工士や歯科技工のキーワードでどのくらい上位に出るのかを確認してみました。

やってみると、あまり上位には表示されません。 
ちょっとがっくりしています。

まあ、歯科技工士という単語だけで検索する人もまれでしょう。
今なら、歯科技工や歯科技工士に続けて、3DだとかCAD/CAMだとかが検索されているはずです。

そして、就職や収入や労働環境が定番でしょう。

取り敢えず、グーグルを使って大手検索エンジンのいくつかで検索してみた結果です。

ヤフー検索 4ページ目全体の31番目

excite       3ページ目全体の29番目

google    4ページ目これまた31番目

bing       歯科技工士のキーワードでは引っかからないのだろうか。トップページではなく       個別の記事が167番目あたりにやっと出ました。

goo        10ページ目全体の105番目位。

他の検索も試してみましたが、フレッシュアイはウエブ検索できず、ブログでわずか3件の結果。何これです?!

次にものは試しとグーグルのブログ検索に歯科技工士を入れてみました。
これが驚き、なんと二番目でした。
しかも、ひとつおいて4番目にも3Dプリンターで拳銃を作ってしまった記事が出てきます。

いいのだろうか?歯科技工士とは言っていても、歯科技工士に関する有意義な情報など全く書いてないブログが、こんな上位に来て。

それともう一つ、歯科技工士や歯科技工で検索して見て思ったんですが、歯科技工についての当たり前な技術の情報提供らしきものが殆ど見つからない。
技工の技術については、今も検索の上位に出てくるうぐさんの吠えろ歯科技工士に、掲示板や記事としてありますが、よほど掘り下げないとわからないでしょうね。

とにかく、技工士の情報、技工技術の情報、ノウハウやヒントなどが自然と目に飛び込んでくるような検索結果やHPが極端に少ないのだと思ったのでした。

飯の種なのだから、セミナーや日技の生涯研修のように、お金を払ったもの会員になったものにだけ伝わればいいのかもしれませんが、インプラントやCAD/CAM、オールセラミックスのような自費技工についてなら分かりますが、実際の技工の8割9割を占める保険技工についての当たり前の情報が殆ど無いことに、この業界の閉塞性を見るようです。

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May 11, 2014

リニア新幹線 巨大プロジェクトの真実

ホントに必要? “夢の超特急”リニア中央新幹線

@niftyニュースで見つけました。

リニア新幹線について疑問を持っている人は私だけではないでしょう。

そもそも、リニアを作る必要性があるのか?

作る側はなにを前提に事業を行おうとしているのか?

漠然と疑問に思っているわけですが、自分の知識や文才ではうまくまとめることも出来ません。

それを追求したのが、 『リニア新幹線 巨大プロジェクトの真実』橋山禮治郎 集英社新書

その本を紹介した、この村田チェーンソー氏の記事はよくまとまっています。

それにしてもこれだけの巨大プロジェクトが、今一つ、国民的国家的な議論に上がらず、なし崩しに実行に移されてしまうのか?

国鉄が民営化され、郵政公社も民営化されました。

民営化が全て悪いとは言いませんが、JR東海の場合は、民営化されたことによって国家的な巨大プロジェクトが、あたかも私企業の責任の範疇で収まるかのような誤解を、国民に植えつけているのなら問題だと思います。

リニア新幹線の工事は、JR東海が負担するかのように理解されているのかもしれませんが、本心では誰もそんなことを信じては居ないでしょう。

名を変え品を変えて国費が直接投入されるのだろうし、見込み通りの乗客など集まらず、事故の一つ、地震の一つでも起きれば、巨費をつぎ込んだプロジェクトがおしゃかにならない保証はありません。

そうなっても、いやそうなればこそ、更に国費が投入されるのが巨大プロジェクトというものでしょう。

中央リニア新幹線は、JR東海という一私企業の事業ではけっしてありません。

経済産業省や日本政府も噛んだ、福島原発事故や原発再稼働にも関連する、利権構造の一環として行われるのだろうと思います。

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May 08, 2014

3Dプリンターで拳銃を造っちゃうのが現実に。技工よか面白いかも。

 

4月の診療報酬やら内容の改定で、歯科でもCAD/CAMで削りだす、ハイブリッドレジン冠が保険収載されたばかりです。

保険ではどのくらいの臨床ケースが発生しているのでしょうか。

縁のない弱小ラボとしては、興味津々なんですが速報値とか発表されませんかねえ。

さて、コンピューター支援での技工といえば、削りだしだけではなく立体印刷による造形も実用化されています。

例えばこれ、

デンタス ラボシステム3Dプリンター

デンタス社は大手ラボのシケンの関係会社だと思います。
シケンのネットワークと営業力で、どんどん受注しているのだろうな。

追記ですが、このデンタス社のHPを見ていたら、社長さんは島さんと言うんですね。

ブログの過去記事を読みなおしていたら、偶然にも島と言う人の名前を記事中に見つけました。

http://kdlg3.cocolog-nifty.com/kdlg3/2010/04/post-91ad.html

シケンの社長って島っていうのじゃなかったのかな。

どうもうろ覚えです。

技工自体は、私ら普通の歯科技工士からしたら、一本一個から細々と作り上げる、飯の種ではあるけれどどっちかと言うと職人的な作品を作り上げているという感覚が強い。

それがあるから訴訟も起こされたわけだし、私もそれに加わったのだ。

しかし、島さんとやらが歯科技工士なのかは知らないが、今、歯科業界を主導し業界で話題となっているようなことの大半は、技工士云々ではなく歯科や技工を全てビジネスと割り切ってやっている人達の事ばかりだろうね。

歯医者からでも患者からでも、利益を引き出せそうなら何でもビジネスにしてしまう。 勿論、技工士に対してもそれは同じ。

この3Dプリンター自体のお値段は如何ほどなんでしょうね。
ほんとに全部が自社開発なのか、どこかの企業にOEMさせているのか分かりませんが、日本のややこしい薬事法とかを考えると、一般に市販されている汎用の3Dプリンターとは、微妙な年数の差があったり、使われているソフトにも制約があったりしますね。

加藤さんの表部屋にも3Dプリンターの記事がありますからご一読下さい。

どうなるのか、この業界!

さらに、薬事法というか厚労省の許認可を得るために、とんでもなく高額になっている可能性もあります。

私のような廃業寸前の個人ラボでも、夢の3Dプリンターが買えるのかなとググって見たら、安いものでは6万円台からあるんですねえ。

歯科用は100万円台を下らないだろうから、正直やってられないだろうな。

でもさ、これが売る側の立場でビジネスとしてみたら、内容としては6万円台のものが、薬事法やら厚労省のお墨付きを貰った途端、100万円で売れちゃうとかなったら、こんな美味しいことはないよなあ。

だって、いくらメーカーのノウハウが詰まっているからといって、見た目数千円の基板が、7万円とかに化けちゃうのが医科や歯科の特殊性。

参入障壁は高いが、一度クリアすれば美味しいのかもしれないね。

この安価に購入できる3Dプリンターで、購入者は何を作っているのかな。

私だったら趣味と実益を兼ねて、この3Dプリンターでプラモデルの改造パーツや、フィギャアのパーツ、指輪やアクセサリーのパーツを作るのですが、まさかまさかと思っていましたが、あちらで話題になった拳銃を実際に作ってしまう人が現れたんですね。

3Dプリンターで拳銃製造か 所持容疑で逮捕

NHKのニュースです。

このニュース自体はTVでは見ていないのですが、昔見た暗殺物の映画でも、金属探知機を避けるためにプラスチック製の拳銃を使う暗殺者が出てきたりしていましたから、それが日常的に誰にでも作れるようになってしまうとは、怖い世の中になりました。

さすがに銃弾までは作れないとは思いますが、抜け道は案外身近なところにあるのかもしれませんよ。

 

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ドアツードアでたしかに便利。でもリニア新幹線は必要なし。

 

どうやらいろいろな意味で、言論統制と情報操作が酷くなり続けている。

マスコミは真実を報道せず、TVは洗脳や刷り込みのための偽情報とTVCMを流し続けている。

そんな中で、まともな記事を載せているのは、東京新聞だけだろう。

これが戦前なら、とっくに当局に踏み込まれているのだろうが、発行が続いているし頑張ってほしいと思うのである。

ただ、この東京新聞の報道姿勢にしても、100%自由なものとも思えない。
多分、国や関係筋からの圧力は受けているのだろうし、ガス抜き的、国は何も報道規制などしていないぞという、アリバイ作りに利用されているのではないかという疑問はあります。

F1000831

画像は建設中の圏央道城山インターを新小倉橋の手前から撮影したもの。
現在は、6月28日の本線供応を目指して仕上げの工事が進められています。

ただ、城山インター自体の完成と使用は、一年遅れとなるそうです。

インター至近に住む者にとっては、確かに便利になります。

昨日、息子が浦安市復興 第6回全日本武術総合空手道連盟 全日本大会 に参加させていただけたこともあり、ディズニーランドの隣にある浦安市総合体育館まで行ってきました。

圏央道は相模原愛川インターが東名高速と繋がっていますが、海老名インターまでしか走ったことはなく、東名や首都高を走るのも本当に久しぶりのことで、首都高は相変わらず私にとっては怖い緊張の連続となる道ですが、GW最終日の早朝ということもあって、心配していた渋滞もなく、停車するのは料金所で払う時位、あっけないくらい短時間で浦安市総合体育館へ着いてしまいました。

同じ道が、昨日までは何十キロと渋滞していたのかと思うと、なんか、馬鹿らしくなってきます。

さて、この城山インターの場所には、もう一つの嬉しくない巨大プロジェクトが計画、いや、もう、反対の声を上げる隙も与えずにどんどん勝手に動き出しちゃったようで、福一の原発並みの災禍をルートにされた地域住民に引き起こしそうな計画が予定されているわけです。

そう、建設費の回収など絶対できそうもなく、地中の水脈や地下水流を破壊し、大量の建設残土を発生させる中央リニア新幹線と言う馬鹿プロジェクトで、このインターの真下、それとも真上なのか、環境図が正しいのであれば写真の左下、相模川と支流の串川の合流地点辺りに相模川橋梁が架橋されるというわけです。

ここは中間駅が予定されている橋本駅から5キロ程度の地点で、リニアが地上に姿を見せる数少ない地点でもあります。
走行するリニアを見れる地点になるかは、甚だしく疑問で、実験線とは違って完全に防音パネルで覆われてしまうのじゃないかなと思っています。

それにしてもこの城山の裾野が、圏央道、広域道、リニア新幹線でズタズタにされてしまうという事実。

圏央道はまだしも、リニアに関しては全く歓迎する気になれません。

5月7日の東京新聞特報面では、無理が多くあまりにも性急なリニア新幹線の計画に、沿線住民や自治体からも疑問の声が上がっているとありました。

大深度地下だから、沿線住民には影響しないと本当に言えるのでしょうか?

こちらの地図は鳥屋地区に予定されている車両基地の位置が示されています。
車両基地の性格からすると、地上に建設される可能性が高いのです。

観光資源として期待する声もありますが、この辺り一帯は貴重な自然も残されており、水源地の涵養林としても大事にされてきた所です。

この辺り一帯は、相模ダム、城山ダム、宮ヶ瀬ダムと途切れること無くダム建設が続き、ダムが終わったと思ったら圏央道と広域道の工事が続きます。
これが終われば次はリニアとなったら、県道や国道はもう半永久的にダンプ街道のままでしょう。

ドアツードアはたしかに便利な気がします。
東京と名古屋とが1時間とかからずに繋がるのも、すごいことなのかもしれません。

しかし、その建設にかかる費用や、環境への負荷が誰への負担となって建設されるのかを考えれば、作るより作らないことのほうが、子供たちや未来の人達へ良い結果を残すと思います。

最も、福一の原発事故が日本の未来を真っ黒な放射能で覆ってしまったし、日本で唯一生活できるところは、地下しか残されていないというような未来も充分予想される訳で、だから建設を急いでいるんだとか言われたら、身も蓋もないと言うしかないわけですが。

 


May 02, 2014

我らが脇本征男

一年以上、まともな記事を書いていませんね。

鎮静した。

その通り。

終わった。

否定できず。

この業界で景気のいい人達も、まあ、中にはいるのでしょうが、私には関係のない話ですね。

歯科医師会や日技と言った業界組織について、何か良いイメージやエピソードがあれば、記事の一つでも書いて差し上げるのですが、残念ながらそんなものは思いつきません。

じゃ、悪い面でも書きますかと思っても、そもそもその2つの組織には、私からすれば記事にするだけの価値が存在しないんですよ。

それを証明するかのようなブログ記事が、売文家さんや加藤さんの表(裏)部屋にアップされていました。

歯医者さんが墓場の乞食なら、歯科技工士は何かなって考えて、最近、すっかりご無沙汰しちゃってる技工士仲間は、確か「フンコロガシ」と自嘲していたけれど、私も同感だ、ボタン電池じゃ綺麗すぎるかななんてね。

脇本さんを始めとする、訴訟原告団の皆さんとも、最近は殆ど連絡も取れず、寂しい思いもしていますが、それでも、私は間違った事をしたとは思っていません。
それだけに、加藤さんの記事は嬉しいです。
大げさじゃなく、実際にうるうる目していますよ。

我らが脇本征男。

必ず再評価される日がやってくると信じていますよ。


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May 01, 2014

プラモデル製作と歯科技工の木床堂

ご無沙汰しております、木床堂です。

前回更新後から、半年以上経っているんですか、開き過ぎですな。
プラモデルの制作は、勿論続けております。
こちらにアップする前に、ヤフオクで売れてしまったキットも数点あります。
例えば、
ドラゴン ヤークトティーガー
入札いただけました。 ありがとうございます。
キングタイガー2台も作っておりました。
20年以上前のモーターライズされたキングタイガーと、その後に発売されたこちらはディスプレイモデルのヘンシェル砲塔タイプです。
P1010010
こうやって並べると壮観でした。
また作りたいと思っています。

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