何ともなしに、TVを見ている時にぴったりなのがモヤモヤさまぁ~ず。
つまらんひな壇バラエティーより見ていてよっぽど面白いね。
さまぁ~ずとTV東京の局アナの3人が、ぶらぶら歩いて街を案内するだけなんだが、ちい散歩とかもそうだけど、
行ったことのない街を散歩している気分になれるのもいいし、知っているところだったら、結構ディープな訪問になっているので、共感もわきます。
モヤモヤポイントっていうのも、モヤモヤッて言うくらいだからはっきりした関連性とか根拠とかはどうでもいいんですね。
本当に前調べ無しの、行きあたりばったりの取材をしているのかもしれないけど、普通だったら、先ずそんなの気が付かないだろうなというような訪問先も多いので、それなりの下調べはやっているはずですな。
それでも、なんか題名通りの「モヤモヤ」な内容になっているのはお見事です。
最近、私も、このブログの題名を、「モヤモヤ ぎこ~~ず。」とでも変えたくなってきてしまいました。
実は、私自身がず~~~~っとモヤモヤ感に包まれているんですね。
そこで、歯科技工士に関わる、モヤモヤポイントをいくつか上げていきましょう。
それでは、モヤモヤぎこ~~ず。行きます。
モヤモヤポイントその1 「日技ってなんなの?」
日技。
言わずと知れた、業界を代表する職業団体です。多分。
モヤモヤしてしまうのは、この業界を代表しているとか言っている日技なるものが、どういうところを代表しているのかさっぱり理解できない事なんです。
そんなの簡単だ、歯科技工士を代表しているのじゃないかと言われそうですが、ちょっと待って下さいよと。
もし、そうだというのなら、もうちょっと歯科技工士についてのもろもろが、改善されていても良いのじゃありませんか。
私にはその結果が見えないんですがね。
じゃ、歯科技工業界何でしょうか?或いは歯科医療業界だとかの。
どっちにしてもすっげえ、中途半端な気がするんですが。
なぜ、そんなふうに感じて、モヤモヤを抱き続けているのかを、ここ最近に記事にしたりコメントに返答したりして感じたままに書いてみましょうかねえ。
3つ前の記事である「解釈改憲と疑義解釈」を書きながら、なんだこれ日技の技工録や構造設備基準の擁護をしている気分でした。
その2つ、日技が厚労省に出したものなのか、厚労省でたたき台を作ったのか、主導はどっちなのかと疑問に思ったこともあります。
日技のHPとかこれまでの資料とかを見ると、日技が自分たちで構想から法案の内容まで作ってきたと言ってきたようなものですが、厚労省が、日技の出したものを、丸受けするとも思えないのですね。
それ、あの大臣告示でも同じでしょう。
日技が大臣告示のあの内容の叩き台を書いたとか、押し込んだとも思えないですよね。
まあ、そういう事自体が、どうでもいい、モヤモヤポイントでもありますが、もう少しお付き合い下さい。
さて、記事を書きながら、大臣告示での錯誤、自分もすっかり思い込んでいたのだなと。
大臣告示や7:3を錯誤したままであってもなくっても、現実には、この場合、7:3という言い方が当てはまりますが、歯科技工士には関係ないことなんだなあと。
その後の記事にした、売文家陽子ちゃんの記事なんですが、内容的に自分は当てはまるのを多く感じて。
こういうことを、私がWEB歯科技工士会で言ってきたとしても、自分の主観でしか無いし、愚痴だとしか取られないよなという、諦めもあります。
分かってたんならさっさと止めればいいとか言われそうだし。
それが出来なかったから、記事に共感してるんです、慰めになってますよ。自分だけじゃないんだなって。
結局、しがみついてしまった事を、どう表現したらいいのか。
自分のバカさ加減を晒していくしか無いわけですが、売文家さんで書いてくれたことで、ずるいかもしれないけど、多少は客観的に見てもらえるかなって。
それで、改めて思うのは、大臣告示は如何にも告示された法律のようですが、受け止める側の合意がなければ、内容としてはどうでもいいことなんだと。
私なんかが、例え、錯誤させられるような、告示であっても、厚労省や中医協での含みはあったのじゃないか、あったはずだという思いがあります。
そうとでも考えなければ、そもそも、大臣告示のような内容を、告示する必要もありません。
日歯の抵抗で雲散霧消したことは、財源的には助かることだったろうが、厚生省官僚は複雑な思いも抱いただろう。カネさえあれば、彼らは現在の半官半民医療ではなく、完全な官立医療をやりたいはずだ。そのほうが彼らの仕事、管理がしやすいのだから。
売文家からのコピペですが、私はこれを信じたいですよ。
佐野は、やっぱり歯科技工士という人たちの期待を裏切った。それが理由でまともな会員なら、辞めていった。
ならば、今も残っている人達は、それを信じたということなのか?
組織は必要だからという理由だけで、では何故今も、厚労省の診療報酬改定の解説やら、点数配分を歯科技工士への配点であるかのように言い続けるのか?
それを続けることが、日技という組織にとって、どういう意味を持つのか。?
私の疑問などは、意味を成さないのかもしれないけれど、なんだかずっとモヤモヤしています。
大臣告示で、会員の錯誤を誘ったのだとしたら、そうさせたのは
当時の会長佐野個人なのか、執行部を挙げてなのか?、そもそも、佐野にはそんな知恵はなくて、誰かの差金だったのか?議員、或いは厚労省とかの役人とかの。
佐野元会長自身や、執行部の役員たちの、不理解や脇の甘さ、根回しの悪さが出ちゃったということなのか。?
結局、私自身、何がなんだか分からなくて、解ってきたのは錯誤という現実のみ。
で、そのような視点で、日技というものを見てみると、
今では、歯科技工士という存在そのものや、日技という存在が、錯誤の上でしか成り立たない事を認めない訳には行かないところまで来ているのだろうなと。
いや、焦点は日技はでしたね。
少なくとも、私なんかが言うより、日技自体が今でも大臣告示は技工士に向けたものだと言う前提でやっているわけで、それならば、訴訟のメンバーと同じ考えなわけだし、一体でやればいいのに支援もしてくれなかった。
支援もしてくれなかった理由は、一体どういうことなんだろう?技工問題を裁判所に持ち込むと、大臣告示の錯誤も諸々も、表に出てしまうことを恐れたのだろうか。
歯科技工士の法的な位置づけや立場が、歯科技工士法発布以来、何一つ改善していなかった事実を、日技の責任だと糾弾されたくなかったのか?
そういうところ、たいていは個々の歯科技工士の努力や働きかけが足りないって、言い抜けるのだが。
法定な位置づけも、法的な権利も、実は一つも無い。
それが世間に晒されることを、一番恐れているのが、日技という組織なのかもしれないし、その為には、会員の錯誤は絶対に維持しなければならないことなのじゃないかなあと。
私だけがモヤモヤしているだけなのかもしれないけれど、日技というのもモヤモヤの存在なんだと、改めて思いますねえ。
最終的に脇本さんも日技を去りました。最後まで、内部からの変革で再生できるのではないかと戦ったわけですが、結果は追い出されたようなもんでした。
筋論、正論ではもう日技は成り立たない、日技こそが歯科医の便利屋として営業ならぬ、存在だったから。そんなモヤモヤポイント、如何でしょうか。
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