リニア新幹線 巨大プロジェクトの真実
@niftyニュースで見つけました。
リニア新幹線について疑問を持っている人は私だけではないでしょう。
そもそも、リニアを作る必要性があるのか?
作る側はなにを前提に事業を行おうとしているのか?
漠然と疑問に思っているわけですが、自分の知識や文才ではうまくまとめることも出来ません。
それを追求したのが、 『リニア新幹線 巨大プロジェクトの真実』橋山禮治郎 集英社新書
その本を紹介した、この村田チェーンソー氏の記事はよくまとまっています。
それにしてもこれだけの巨大プロジェクトが、今一つ、国民的国家的な議論に上がらず、なし崩しに実行に移されてしまうのか?
国鉄が民営化され、郵政公社も民営化されました。
民営化が全て悪いとは言いませんが、JR東海の場合は、民営化されたことによって国家的な巨大プロジェクトが、あたかも私企業の責任の範疇で収まるかのような誤解を、国民に植えつけているのなら問題だと思います。
リニア新幹線の工事は、JR東海が負担するかのように理解されているのかもしれませんが、本心では誰もそんなことを信じては居ないでしょう。
名を変え品を変えて国費が直接投入されるのだろうし、見込み通りの乗客など集まらず、事故の一つ、地震の一つでも起きれば、巨費をつぎ込んだプロジェクトがおしゃかにならない保証はありません。
そうなっても、いやそうなればこそ、更に国費が投入されるのが巨大プロジェクトというものでしょう。
中央リニア新幹線は、JR東海という一私企業の事業ではけっしてありません。
経済産業省や日本政府も噛んだ、福島原発事故や原発再稼働にも関連する、利権構造の一環として行われるのだろうと思います。
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Comments
真面目な意見
もういらない
南アルプスに穴を開けるべからず
東海道新幹線沿線の災害を云々するが南アルプス直下とか地下40メートル超の大深度の方がはるかに危険です。
でなくても日本国内に於いては何処にいても災害のリスクからは回避できません。
科学技術の進歩とか経済力の向上は必要だけれどもリニアで以て達成するべきとは考えていないです。
今、技術力とか経済力以上に日本及日本人に問われているのはモラルです。
Posted by: I love train | June 07, 2014 07:04 AM
ブレーキの壊れたダンプカーを止める手段が日本にはない。国家をいいように利用する官僚や利権屋集団。そんな奴らにモラルは求めちゃいませんが、彼らの暴走や横暴を止めさせる手段を国民は持つべきだと思います。
Posted by: G3 | June 22, 2014 11:59 PM