ニフティが無くなる?ココログはどうなる?
つい先日、ニフティを富士通が売却するというニュースを見ました。
実際に、身売りされてしまうのか、その場合、新しいオーナー企業が、今のままサービスを継続してくれるのか分からなしし、
場合によっては、ブログの移転だとか、プロパイダーの変更とか必要になってくるのかもしれないね。
G3がネットを始めたのは、オウムのテロがあったり、阪神大震災があったりした頃に、まだ白黒の液晶だったノートPCで、電話線にモデムをつなぎ、真っ黒な画面でMOS/DOSのコマンドを打ち込んでNIFTY SAVEにログインしてだった。
FDNT 親知らずフォーラムっていう、歯科のフォーラムに入ったんだが、人の考えや話が、文字に起こされているようなものだから、聴覚障害歯科技工士の自分には新鮮だったというのかな、やっと人様と会話ができるように感じたんだねえ。
その後、WIN95が発売されて、PCも富士通のFMVだったね。
インターネットを始めて、歯科のHPや記事も増えていった。
我が喜怒哀楽のHPを遊びで始めたのもその頃だし。
インターネットを技工の技術や知識を深めるために使えばよかったけど、G3はそうはならなかった。
どっちかというと、FDNTでもそうだけど、歯科医師たちの本音とか読んでしまうと、やってられないって思うようになってね。
パソ通のフォーラムの中でも、歯医医師と歯科技工士の壁は歴然としていた。
入れない部屋もあったし、歯科医師たちの言葉遣いの端々に歯科技工士を見下す態度が透けて見えたね。
あらかさまに言ってくる歯科医師もいたよ。
そういう時、突っ込んでいったものです。
何処かにログが残っているだろう。
当時も今も、技工業界から情報発信をする歯科技工士は、どちらかと言うと技術面で名前の売れた人たちが多く、無名の技工士がモノを言うことは非常に少なかった。
なんだか、名前が通っているとか、技術的に秀でていないと、モノが言えないのかと思ってしまったけど、だんだん、そういう状態は改善されていったね。
2ちゃんねるとかヤフー掲示板は言いたい放題になっていったし。
もうちょっとまじめに議論したいなと思っていた時に、加藤さんがIDEAを立ち上げてくれた。
これで一気に議論が深まっていったと思うし、今も付き合いのある人達との出会いがあった。
技工士としては、成功できなかったけれど、普段、歯科技工士が言葉に出さない何かを、引き出せてきたらいいなと思うし、ニフティが無くなってもどこかで続けていきたいですね。
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