ALAN 1号戦車製作記その2。Pzkpw 1 Ausf.F
youtubeで見つけた、1号戦車F型の動画です。
セルビアのベオグラード博物館に残されている車体ですね。
F型は重装甲が施され、A,B型とは別物です。
車重もC型までは8トン以下に収まっているのが、40トンもあります。
C型からエンジンがマイバッハ HL 45 P直列6気筒になっていたとしても、150馬力では非力でしょうね。
キャタピラー、サスペンション、転輪は、タイガー戦車と同じ形式になっています。
軽戦車を無理やり重戦車に仕上げてしまった風ですが、主砲が MG 34 (7,92 mm)機銃の二連装のままですから、攻撃力は期待していなかったんだろうな。
仮組みしてみます。
いい感じです。
キャタピラーの塗装です。
転輪部分は、車体と一緒にジャーマングレーでエアブラシ塗装をしてありますので、履帯部分をガンメタで筆塗りです。
ウォッシングするような感じです。
車体側面に取り付けるワイヤーロープを、ステンレスワイヤーで作ります。
ダイソーなどで売っているステンワイヤーを2本捩ってワイヤーロープぽくしていますが、ステンレスワイヤーだと硬すぎますね。
焼きなましのつもりで、バーナーで炙ったけど、まだ固いですよ。
切り離した輪の部分と繋げて使います。
ハッチ上の手摺も、ステンレスワイヤーから屈曲して取り付けました。
OVM(車体に取り付けられた道具などです。)はウッドブラウンで筆塗り。
トールペイント用のアクリル塗料がカインズホームで安くてにはいるので、それで塗っています。
ワイヤーロープの後ろに、バールが付けられていたので、手摺と同じステンレスワイヤーを切って取り付け。
一方の先端を、バールらしく叩いて潰してあります。
スライドマークも貼りました。
左側面。
アメリカーナトールペイント用アクリル塗料。
容量は69mlで160円程度と、リーズナブルですよ。
色数も豊富で、お勧めです。
粘度が高いですが、水で薄めて塗ることも出来ます。
タミヤのアクリルシンナーで溶くと、直ぐにダマになりやすい気がしますから、薄めてエアブラシでという気持ちにはなりません。
今の所、筆塗り専用ですね。何か良い溶剤があればいいんですが。アルコール入りの何とかを試してみるかな。
これは、遊びで作ったスイッチカバー。
ナショナルの普通に家で使われてるやつです。
コップのフチ子さんが崖をよじ登って鳥の巣から卵を捕ろうと言う設定です。
ブロック状の岩は、貰ったクレイを削って貼っています。
さて、本題に戻ってキャタピラーや車体のピグメントワークです。
泥汚れを表現したいので、ただ、アクリル塗料で塗るだけではなく、塗料に砂を混ぜ込んで土らしさ、粉っぽさを追加してあります。
サンドブラスターの廃棄するアルミナやガラスビーズです。
これを塗料に混ぜます。
練り込んでしまいます。
粘度を調整したい場合は、澱粉糊を溶かしこんだ水でやると良いでしょう。
中性洗剤を一滴たらしておくと更にいいかも。
うまくすれば、乾燥後も拭き取れるかもです。
この後更に、塗料の中に短く切った麻縄の切れ端も入れて、刷り込むように塗装しています。
続く。
最後に、G3のプラモデルギャラリー。 3Dプリンターで自作パーツを作って、プラモデルのディテールアップをするのが夢。
The comments to this entry are closed.
Comments
いったい技工はどうしたんだ
仕事してないの?
Posted by: UGUIS | June 27, 2015 10:06 PM
うぐさん、ごめん。
他にもコメントいただいた方、申し訳ありませんでした。
すっかり放置でした。
技工は、出る分、いただける分の仕事はしています。
量的には減るばかりですね。
キンパラなど、使用するケースが本当に減りました。
もっぱらツイッターとFBで言いたいことを言っていますが、こちら、また馬鹿みたいに更新することにしますかね。
プラモデルも作り続けていて、戦車も3台完成し、今、M109を始めたところです。
画像をアップしますね。
Posted by: G3 | August 18, 2015 09:49 AM