November 08, 2012

とりあえず三題噺



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先の記事で、またまたコメント欄にありがたいご指摘を頂戴いたした。

どうやら、相当なパブリシティをお持ちの方からのようである。

しかし、誤解されても困るので書いておきますが、当ブログは公的な組織やお役所の広報なんかではありません。

学会で発表する論文でもないので、ご指摘にあるような事柄は寧ろ私の色を消してしまいます。

そういう記事がお望みでしたら、某組織などの広報ブログがございますので、どうぞそちらにお願いしてください。

実は、そういうブログには、こちらの知りたいような事柄は、何一つ無いのですがね。

で、調べられたというアドレスですが、お上の出すデータに何の意味があるのかということについては、既に別の方からのコメントが入っておりますので割愛します。

また、そのようなデータを分析された上での高潔なご意見であれば尚更ですが、ご自身が大切と言って使っているコメントの言葉や文章そのものに、大切な物が抜け落ちていることについては再考の余地があると思います。


さて、いつもどおりごちゃまぜの一文行ってみましょうか。


論文調に書けば、

  • 日技会員数について
  • 保険収載の可能性のあるCAD/CAMについて
  • 歯科医療費の中の歯科技工関連データの数字についいて


てな感じで、目次を作って、はじめにを書いてあれこれの項目や実験やらの内容を列挙して、数値のデータがあるならグラフを添えて、見解書いてとやって終わりにまとめて、あそうそう、大事な歯医者さん方への感謝の文を忘れずに添えて。

まさか、このブログでそれに近いのをと注釈があるとは思わなかったし、ブログを学会の論文調で書いても肩が凝るだけですので普通に行きます。

それとデータの数値は厚労省の統計のような立派なものからじゃなく、色々な方面からの情報や又聞きですから念のため。

日技の会員数について、どうこう言う立場には無いのですが、それでも情報として出しておきます。
一枚は3月31日の日付で会員数が10.456名となっていました。
最新としては8月31日の時点で9.897名だそうです。
ついに1万人を切りましたね。

「2012-3-31nichigi-kaiinsuu.pdf」をダウンロード

「2012-8-31nichigi-kaiinsuu.pdf」をダウンロード

559名の減少です。


これが多いのか少ないのか、仮に、自然減であるのならと、人口1000人当たりの日本の死亡率がどこかにないかなとググってみたら、やだなあ、お上の統計局にあるじゃありませんか。
過去5年の平均が9%位でしょうか。

こういう時だけ、ありがたく使わせていただきましょう。

10.456の9%で941名。
これを月割にすると78名。
4ヶ月で312。

自然減なら312名位ですが、559名は多いのか少ないのか。

新規入会者を入れても、559名がこの四ヶ月で減少していると。
同じ割合で減少していくとすると、ひと月あたり186名だから年にすれば2232名が居なくなっていくということなのか。

さすがにこの数字は大雑把ですから、絶対じゃないですよ。
3月の数字がその時点じゃなく、年末の数字かもしれないし。
それだと四ヶ月間じゃなく、八ヶ月間なのかもしれませんし。

でも年度末は3月だからなあ。

とにかく、来年の3月に会員数が発表されるのを注視しましょう。

続きまして、保険収載の可能性のあるCAD/CAMについてです。
これ、もう決まりなんでしょうかね。

私のところには材料屋さんが来なくなりましたから、営業マンからの直接の情報とかが入らないのですが、ネットを拾えば、吠えろさんでも2ちゃんでもこの話題が出てきていますから、結構助かります。

ただ、みんな私と同じようにどうなるんだろうかとやきもきしているのだろうと思いますが。
導入している人はモノに対する情報は持っているわけですが、やはり、我々が知りたいのは将来どういう状況になるのかということです。


それについては加藤さんが裏部屋で良い記事をいくつも書いていますので、そちらも参考にしてください。

お上や業者さん、メーカーさんの動きを耳に(私の場合は目でしたね)目にした所では、次回改定辺りで導入される、導入して欲しい希望があちこちから有るということなんでしょう。

上に上げた3つ目のテーマにも共通するのですが、加藤さんのこの記事

これに出てきます、信用できるという資料を読んでみましたが、これ、データとしての信用性以上に、私にとっては違う視点から見てしまうんです。

例えばこの資料の元である歯科医療技術革新推進協議会とやら。

物々しいですね。
いかにも組織や業界団体が集まっているなと。
ならば、日技や技工所協会、歯科技工学会からも当然、参加者がと読み進めてみると。

中にある歯科医師会と学会、歯科商工会の産業ビジョンの資料、技工も当然モデルケースやビジョンに含まれてるが、よくみると、歯科技工士の名称は殆ど出てこない。

勿論、関係者の中に技工士会も技工学会関係者も入って無い。


こうなると、へそ曲がりの筆者はいったい誰が作るんだって言うんだと考えてしまう。

多分、このような資料を編纂する歯科業界を代表するお偉いさん方からすれば、私のような末端の歯科技工士の存在など最初から入っていなくて、コメント欄で白い歯と言ってくださるような進歩的な技工士さんだけが対象なのでしょうが、しかし、それにしても言及の少なさは、補綴物の供給側に歯科技工士や歯科技工所はあくまでも添え物なんだろうかと思えてしまうくらい。


まあ、歯医者さんの団体と歯科機材メーカーや商社の団体との協議会らしいから、歯科技工士が入っていなくてもおかしくもないのだろうけれど、それにしてもである。

いったい、日本での歯科補綴物は、歯医者とメーカーや商社だけで供給されているとでも言うのだろうか?

歯科技工士法ではなんか、歯科技工は歯医者さんと歯科技工士でなければ業として行なってはならないと嘘っぽく書かれていたけど、やっぱり嘘なんだな。

経営環境と歯科医療制度を、ついでに法律も入れてごちゃまぜにして議論してやれば、一体、歯科技工士や歯科技工所はどういう存在なんだと。

くだらん注釈や講釈を入れるくらいなら、こう言う肌で感じる違和感に、その立場からこんなブログへじゃなく向こうへ言ってみたらどうなんだと思うところだ。

とにかく、このような最新技術、新規素材などが導入されるのは時代の流れなのだろうが、それに伴う資金的経済的な負担や諸問題について、本来なら大きな影響を受ける、それらの機材を導入し補綴物を供給する側である歯科技工士や歯科技工所の状況や都合が全く勘案されていないということは、本当に異様なことだと思う。

それであるから、末端の歯科技工士達がネットでざわめいているのであるが。

歯医者さんも、この資料で取り上げられているような最新技術や素材の導入に、大変な資金的な負担が必要になるのであろうが、事、補綴分野に於いては、実は従来の延長で模型だけ出せば良い、場合によってはその模型すら存在しないということになって、自ずと補綴物作成上の資金的物質的時間的な負担は、メーカーでもなく、商社でも無く、当然、お上や歯科医師会や歯医者さんのあれこれある学会のお方たちの肩に懐に依存するわけではなく。

補綴分野での歯医者さんの投資的な負担ははるかに少ないだろうと。


それで、一度保険制度に収載されれば、歯医者さんは発注したいと思うだろう。


これまで硬質レジン前装冠などは比較的スムーズに業界に受け入れられてきた。
材質的には問題があったものの、使い勝手や機材の価格という面では、個人ラボでも何とか対応できる範囲に収まっていた。

歯医者さん側にしても、硬質レジン前装冠から自費のメタボンへと誘導しやすいという利点もあった。

しかし、その硬質レジン前装冠の需要というものも随分減ってきた。
前装部以外は代用金属とはいえ、高騰している金銀パラジウムを使う金属だからね。

CAD/CAMを使う補綴物作製が世界的な潮流だとしても、それ以上に導入したい思惑が、日本の機材メーカーや材料商社には存在する。


そこを忘れてはいけない。


歯科医療費の中の歯科技工関連データの数字についてに移ろう。

長くなっているが、もう少し。

コメント欄にあった、「薬事工業生産動態統計年」からとったという幾つかの数値。

確かに結構な金額であり、どなたかが恩恵に浴したようにも思えるが。

しかし、最初に放り込まれた過去最高の歯科医療費とかを分母としてみるとねえ。

2兆6600億円と紹介されているから、それから計算してみると。

2.6億円とか152億円ねえ。

他の品物についてはどうなのか調べる気力も湧かないけどさ。

とりあえず上げられてる数字を全部足してここで電卓で計算。

179.6億円か。 そこから恩恵か。


0.00657187969・・・・

私の電卓ではそこまでです。


計算違いかな。

なんかの間違いじゃね。

仰々しく恩恵っていうくらいだから、それなりの割合になっていると思ったけど、これって誤差の範囲じゃないの。

しかも、よく考えたら歯科技工士の収入につながる技工の材料としては陶材とCAD/CAMくらいで、一番大きなインプラントの金額なんて、そもそも歯科技工士が仕入れるとか買うと言う代物じゃないでしょ。


恩恵があると言ったら、そりゃ、歯医者さんにはあるだろうし、使い回しで二度も三度も美味しいのだろうけど、さて技工士にどれだけお金の雨が降るというのか。

日本の歯科技工士にとって、レインメーカーとなるのは、今のところ無いよなあ。

さてさてここで、CAD/CAMについて更に。

機材は必要になっていくのでしょう。

しかし、厚労省が考える使えるマテリアルは、金属ではなくハイブリッドレジンと称するモノです。
歯科技工士や歯科技工所にとっては、収載されるマテリアルが何物かではなく、CAD/CAMを構成する機材やソフトがどうなるかが問題なんです。

価格は?バージョンアップやメンテナンスの費用は?などなど。


厚労省や財務省が導入する動機は、世界の潮流や最新機材だからとか、最新の歯科医療だからというのじゃなく、単純に歯科医療費の金パラの負担を減らしたいだけでしょう。

となれば、高価なジルコニアや金属素材を使うわけもなく、また、国内の歯科メーカーの事も考えれば、海外メーカー製のコバルトクロムなどの素材を認めるより、まず、国内メーカーにハイブリッドレジンのマテリアルを開発させて、機械はとりあえず日本のメーカーにダメなら海外のメーカーの製品を5年くらい落ちでOEMで入れさせて。


そんなところじゃないですかね。

何時だったか、篠田先生がコメント欄にデータ作製をやるかって書いてくれましたが、確かにネットを使ってデータを飛ばすようならワールドワイドに出来るのでしょうが、厚労省がこれを黙って見ているのかどうか?

薬事法ってのが厚労省にはありますからねえ。

グレーゾーンと言ったらグレーゾーンぽいし。


昔、インプラントが始まる頃、日本にはそれを作るメーカーはなく、当然ながら厚労省による薬事法の認可もなく、取り入れたい歯医者さんたちは輸入に苦労したとか。

抜け道というかグレーゾーンはその頃からありましたようで。

吠えろでは現状でも堂々と赤信号みんなで渡れば怖くない的な歯医者さんのイケイケドンドン的な書き込みも見られますが、実は歯科技工士だと石膏鉗子一個すら輸入はできないのが薬事法の現状。


海外委託問題訴訟では、歯科技工士の資格や免許に何の権利も価値もないことが暴露されましたが、薬事法でも実は歯科技工士なんか存在しない国家資格なのでした。


あ、いけね、45678だから4ヶ月じゃなく5ヶ月だった。

計算しなおしましょう。

その間、平均112名か

112が12ヶ月で1344名

自然減よりそれでも多いみたいですね。
実際はどうなんでしょ。


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September 27, 2012

熊が出た・・・




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中学校の連絡網に熊が出たとの連絡が。

まあ、連日のようにイノシシや猿と遭遇していますから、熊がいたって驚くようなところに住んでいるわけじゃありません。

山の恵が、今年は少ないのでしょうかね。

猛暑だったし。

里に降りてくれば、畑はあるし栗も実っています。

バイト先の宮ヶ瀬ダムの近くでは、これぞ里山だなあっていう雰囲気が今も残っています。

日中に当たり前に雉が歩いているし、畑と畑の間の小道を車で走れば、イノシシがライトに驚いたのか直前を横切って行きます。

鳥居原ふれあいの館から韮尾根に抜ける道の脇では、猿がのんびり毛繕いと日本は平和だなあ。


永田町の猿山では、何故か下痢気味で引退したボス猿が復活したんですね。

民主党政権になってからの酷さっていうのは、日本の支配構造権力構造が、米国からの支配と圧力、日本の官僚システムそのものだという事をあからさまにしたんだと思っています。

じゃ、安倍や麻生さんが居た頃までの自民党政治は違ったのかといえば、そうじゃないでしょう。

時の政権が民主党になろうが自民党に戻ろうが、日本の国民に主権など無いことは確かなんじゃないでしょうか。

そう考えると、永田町の権力争い、ボス争いを見るより、道路を渡る猿やイノシシを見ている方がまだ幸せな気分になれますね。

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July 03, 2012

現状を見ましょう。

先の記事について、裏部屋管理人のYoshiさんがとても良い一文を書いてくれた。

うんうんとうなづきながら読ませていただきました。
異論はございません。
日技に対する考察は、まさにそういうことでしょう。

その日技の今年3月の会員数などの資料を貰っていたんですが、年度の入会者数が292人、退会者数は366人となっていました。

現在も10119人の会員数があるようです。

年齢分布が分からないのですが、厚労省の発行する実際の技工士の資料でも、50代以上の技工士が異常に多い訳ですが、日技の会員分布はもっと特化している可能性があります。
実際、若い世代の入会が無く、会費の負担をお願いできる世代は新しい会員ではなく75歳以上のこれまでならもう上がりということで、無料会員になっていた高齢の会員から会費を徴収しなければ運営できないところまで来て入るのだと思います。

そんな高齢化した日技に、292名の新入会員がおったと。

言ってみりゃ金の卵ですよね。

会費を請求するなんてとんでもない、特別待遇で大事にするのでしょうか。


そんな中で、会員の皆さんはどんな情報を貰っているのかな。
さぞや密な情報に接していて、新公益法人にも関心を向けられているのだろうと思っていましたが。



近畿側では技工士会の会員ですら選挙があったことすら知らない様子で、県単位だと理事会の数名しか知らなかったんじゃないかな。

無関心の悪循環というか、技工士会の存在感っていまや同窓会よりないかです。

僕にしてもこうして○○で話を聞けるからまだラボの外にかろうじて目を向けてるけど、非会員ともなれば、ほんと外、業界内の様子すらなにも知らない状況がほとんど。

共感には全体として情報の共有が欠かせませんが、ここらが技工士がまとまれない壁になってるのかな?

近畿の友人からこのような意見を貰いました。

日技の理事選に関心を持っていたのは、当の会員の皆さんじゃなく、すいません、関係ない私の方だったんですね。

まあ、ウオッチングだけは続けて行きましょう。

ただ、日技をウオッチングしても歯科技工士の現状は見えて来ません。

皆さん、共有できる情報もなく、保険技工という飯の種は一向に広がりを見せず、メーカーやなんやらが薦めてくる最新の機材は個人ラボには価格的に導入できそうもないしと。
そもそも、その機材を必要とする技工にどれだけの需要が発生するかも見えないのです。

現実には低迷する景気や少子高齢化に伴って、頼みの皆保険での受注も激減しているわけです。
そこに加えて歯科への不信感があります。

みな歯科のsatoさんなどが、自虐的に悪魔の辞典を引用するくらい、歯科は不信感にまみれているのでしょうね。

20120704132551写真は手持ちの悪魔の寓話。辞典とはまた別です。

当の歯科技工士は、こんな状況で一人、また一人と業界から離れていく、中には卒中で亡くなられてしまうとか、失踪してしまうとかの悲しい知らせを、悪魔の寓話にでも有りそうな感じで、

「ああこれでこちらに回ってくれば少しは助かるかな」

なんて密かに喜んでいたりしてね。

友人曰く、

「苦しみながら周りが離脱していくのを待つ業界だよな・・・・」

ちょいとヤボ用です。
続きは後ほど。


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June 26, 2012

一つの戦後処理

脇本さんの三度目の戦いが、先週の土曜日に一応の決着を見た。

東日本大震災当日に行われていた日技会長選挙から一年半、日本歯科技工士会政治連盟会長選挙に続き三連敗という結果である。

分かり切っていたことではあったが、脇本さんや我々の活動、考えは、日技のような組織からすれば異質な存在だったのであろう。

それでも信念を曲げずに戦い通した脇本さんには、お疲れ様と言いたい。


管理人としては、今後も日技を含めた業界のウォッチングを続けていきたいと思っていますが、今回の結果を見ても
日技に対してはそれだけの価値があるのか、疑問を持っているところではあります。

とりあえず、新公益法人での理事や役員選挙の結果については、日技HPや加藤さんの裏部屋などを参照してください。
過去の記事で選挙ですら無いと書いた通り、立候補者が選挙活動をするでなし、記名投票をしたわけでもなく、最初から定数通りに席は決まっており、排除することだけが目的のセレモニーだったようですから、ニュースにすらなっていないようですし。


脇本さんの戦いとは別に、歯科技工士や歯科業界の抱える諸問題については、既にもう歯科という業界が終わっていると言う意味でも、数々の戦後処理をしてゆかなければならないのではないかと思う。

例えば、日技や厚労省、国会議員さんたちというようなところが、意見交換会を開いているようではあるが、この内容について理解している或いは結果に期待している歯科技工士、それも若い年代の歯科技工士がどれほど存在するというのだろうか。

国家試験の全国統一化や歯科技工所の設備構造基準、歯科技工所や特定人識別(この識別っていうの初めて目にしたよ。つまり、届けてあるか、ほんとに有資格者か?って言うことかな)委託の定義という事柄が、日技などが課題としているわけですが、結局、厚労省というか行政の対応に委ねたいというのが結論なのであるなら、これは歯科技工士のみが更なる負担や閉塞感を感じる、いや、通知通達や省令であっても、具体的な対応を迫られるのは我々歯科技工士のみであって、設備投資や事務的負担ばかりが増えてゆき、肝心の歯科技工士の需給問題や就労環境の改善、とりわけ生活に密接した所得や収益という問題については、そして何よりも歯科技工士の法的な位置や、歯科医療における歯科医師との関係については、何一つ手を付けられていない、アンタッチャブルなままなのである。

先日、日大歯学部歯科技工士科の同窓会があったそうだが、名門と思われた日大歯学部歯科技工士科にしても本年度の入学生は16名という話である。
ちなみに昨年は18名だったとか。

これだけネットやTVマスコミなどで、歯科の現実や歯科技工士の待遇に実際の収入などが公表されるようになれば、好き好んで奴隷になろうという学生はいないだろう。
国家試験が全国統一試験になったからといって、その現実が改善されるわけでもないのに、何故歯科技工士という職業に対する学生人気が復活すると思うのだろうか。

設備構造基準にしても、事務的な負担や資金的な負担の発生があり、保健所の職員さん達に、ちょっと書類仕事が増えるといったことがあるだろうが、それがどう歯科技工士の生活を良くしていくかは漠然としたままである。
むしろ、受注減少に悩む大多数の零細ラボにとっては、過重な負担増であって営業状況や受注、収益などが劇的に改善するというようなものではない事である。

委託の定義にしても、通知を出したからという厚労省の対応について、ではそれが、歯科医師をどう縛るのか、歯科医師に法的な責任が発生するのかといえば、歯科技工の海外委託問題訴訟の判決を見るまでもなく、あらゆるものが歯科医師の裁量という事になっている現状では、現実には何の意味も持たないか、効果を発揮することもないのではと思えてならない。

日技を含めて、我々歯科技工士は歯科医療という枠組みの中での、確たる法的な位置づけ、生活権の確保につながる技工料金の確立、現実に即した補綴製作面での歯科医師と歯科技工士との明確な住み分け、裁量の確保といった本来、望んできた戦いにおいて、何一つ勝利を上げておらず、後継者の途絶という意味では、とっくに敗戦を迎えているというべきだろう。

現状ではそれぞれの歯科技工士が、それぞれの戦後処理を進め、もはや老人会と化した歯科技工業界の現状に一旦の区切りをつけた上で、少なくとも人が人として処遇されるような若い人達中心の業界を一から作っていくべきではないかと思う。


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June 24, 2012

小沢夫人偽装文書は一切句点無し。段落一字下げ無し、松岡大臣偽装?遺書と類似文体

小沢夫人偽装文書は 1 ひとつも句点がない。2 段落で一字下げ無し、3 松岡大臣偽装?遺書と類似の不思議文体  

 以下 題名を改題して再送する。

官邸は今中間派を高級料理店で接待して説得中であるという。また機密費が乱れ飛ぶのだろうか?

今回、小沢文書をとりあげたマスコミが出始めているが、各自、抗議の電話、ファックス、メールをしたほうがいい。

<小沢氏に同調、70人を超えた>
<天下分け目の関が原>


官邸大慌て 小沢グループだけじゃない 中間派造反予備軍30人

http://www.asyura2.com/12/senkyo131/msg/718.html
26388


なりふりかまわない攻撃である。

<有田氏がターゲットになりはじめている>
今度は小沢夫人の手紙が偽装されているという情報の鍵をもつ有田氏に対する誹謗中傷がネット上に流され始めている。

<小沢夫人の直筆とは筆跡が違う証拠をもつ有田氏へ権力者側は牙をむくうわさあり>

小沢夫人の直筆の文書を入手したので
それとでまわっている文書を比較して
筆跡鑑定したものを次号26日火曜日発売のSPAに
掲載する予定らしいが、おそらくそんなに甘くない。

なんだかうわさによると、権力側は
有田氏に口封じのために、なんらかの罪をでっちあげて
月曜日に逮捕するのではないかといううわさまでネットで流れ始めている。

<猪瀬は小泉政権の理論的支柱だったが、今回、テレビで小沢夫人の手紙に言及>
猪瀬が、テレビに出ているときに、小沢夫人の(※ねつ造されていると思われる)手紙について
発言。誰もふれていないのに、テレビの電波にのっけた。
猪瀬は小泉政権の理論的支柱であった。


実は、週刊文春、猪瀬、読売新聞、産経新聞、夕刊フジ、共同通信、時事通信、TBSといった
マスコミは、小泉政権の礼賛者でしめられている。これらはすべて
小泉構造改革の推進者であった。

<読売に出た記事>
そして読売新聞社に記事が出た。
「小沢氏資質、妻が告発」2012年6月23日(土曜日)朝刊第2面の記事である。
手紙が波紋「放射能怖くて逃げた」という題名である。
→小沢氏が放射能が怖くて逃げたという事実は存在していない。

週刊文春:「小沢一郎 妻からの離縁状」はデマ決定(小沢和子夫人の本物・偽物の署名画像付き)
http://togetter.com/li/325266
以下、小沢和子さんの本物の署名が公開されたので
比較してみたい。
有田氏は、早急に文章も公開したほうがよい。
おそらく26日(火曜日)まで持たない。なんらかの権力者側のおそろしい動きが
予想されるからである。それに文書を公開してしまったほうがSPAもより売れるはずである。
<署名の比較>

本物の小沢和子さんの署名
http://fotologtokyo.s3.amazonaws.com/2012/06/22/15/52184xDSo_z.jpg

偽物の、小沢和子を装っている署名
https://p.twimg.com/Av--S1OCQAAJFuA.jpg

<小の字が違う>
二つを見比べてわかるのは、「小沢」の「小」の字が違う。
「本物」の方は、小の真ん中の縦の線がまっすぐできちんとはねている。
(本物)http://fotologtokyo.s3.amazonaws.com/2012/06/22/15/52184xDSo_z.jpg

しかし「偽物」の方は、小の真ん中の縦の線が「変に」左の方にカーブしており、はねていない。(偽物)https://p.twimg.com/Av--S1OCQAAJFuA.jpg

<沢も違う>
そして、「沢」の字も違う。
「本物」の方は、「沢」という略字体である。
(本物)http://fotologtokyo.s3.amazonaws.com/2012/06/22/15/52184xDSo_z.jpg

一方、「偽物」の方は、「澤」である。比較的難しい漢字の方だ。
(偽物)https://p.twimg.com/Av--S1OCQAAJFuA.jpg

<偽者を作成する謀略者の心理>
つまり、偽物を作成する謀略者は、
裁判の過程で、小沢氏の本名が「小澤」であることから、推測して
「小澤」と書いたのだろう。しかし、ふだん、小沢和子さんは、「小沢」という字を
使っていたというわけだ。小沢一郎夫人なわけだから、小沢和子と書くのが普通である。
まさか突然、本名が難しい漢字の方だからといってわざわざ、「小澤和子」と書かないだろう。ここらへんは「謀略者」のミスである。

<離婚したといっておきながら 小澤和子で締めるうそ>
そしてこの手紙は、繰り返すが「離婚しました」と言っておきながら、最後は、小澤和子でしめくくるという、初歩的なミスを犯している。
<謀略者の思惑>
おそらく「謀略者」は、センセーショナルにするために、一枚目に「離婚しました」
と書いて、最後に、本来は、離婚したなら旧姓を書くはずなのに、
「小沢一郎の夫人」であると言いたいがために、「福田和子」ではなく
「小澤和子」という署名で行こう!と決断したのだろう。

完全に墓穴を掘っている。論理的矛盾の最たるものである。

<段落を重視しない変な文章の書き方>
そして、この文書は、きちんと文章を書く人は必ず、重視する
「段落を変えるときは一文字分あけてから始める」という基本的な点を
守っていない。

これだけでも、政治家の妻が書いたものではないということがわかる。

<小沢夫人は世田谷区の小沢氏の家に住んでいるのだから岩手には住んでいない>
それに小沢和子さんは東京都世田谷区の小沢氏の家に住んでいるのだから
あたかもこの岩手に住んでいるかのようなこの手紙はうそもいいところである。

<重要な点>
そして、重要な点に気づいた。三つ気づいた。

http://twitter.com/minorucchu/status/216031938790686721/photo/1
http://twitter.com/minorucchu/status/216031938790686721/photo/1/large?tw_p=twt
この最後の文書(偽造手紙と推定されるもの)をよく読んでみてほしい。

「本当に長い間、お励まし、お支えを頂きましたこと 心から感謝しております
ありがとうございました」とある。


ここでこの文書には、とんでもない「ものすごい」欠陥があることに気づいた。

気づいた点その1<一切、句点が存在していない>

今週号のフライデーにも全て掲載されているが、実はこの文書には
一切、「句点」が存在しないのである。
句点とは、文章の最後にうつ、「○(まる)」のことだ。
コピーで薄れることもない。

句点とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A5%E7%82%B9

これが11枚全ての文章に存在していない。

いったいどこの国のアルバイトに書かせているんだ。

気づいた点その2<段落での一文字下げをおこなっていない>

段落での一文字下げを行っていない。

段落(だんらく)とは文章における1ブロックのことであり、通常は複数の文によって構成される。段落の始めが行頭から1文字字下げを行っていることから段落という言葉になった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%B5%E8%90%BD

気づいた点その3<不自然に~こと と出てくる不思議な文体は、
松岡事件のときの遺書に見られた不思議な文体と同じ>

そして、この「本当に長い間、お励まし、お支えを頂きましたこと 心から感謝しております ありがとうございました」
の文章に 唐突に「~を頂きましたこと」が出てくる。

「お支えを頂きましたこと」 という文章がおかしいのである。
通常は、お支えを頂きまして となるはずである。

この文章の特徴は、突然、「こと」が出てくる この変な文体は実は
見覚えがある。松岡大臣のときの偽装と思われる遺書と文体がそっくりである。

松岡事件の真相しってるでしょ
http://www.youtube.com/watch?v=BXClXB34DhQ
719497


松岡利勝農相「暗殺」を示唆する各種参考データ
http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/118.html
22092
松岡農林水産大臣 赤坂新議員宿舎偽装自殺連続殺人事件疑惑について2007 年 6 月 18 日
http://www.asyura2.com/07/senkyo36/msg/781.html
6246
不可解な松岡農相の死と代筆遺書の疑い(5月30日配信記事)http://www.asyura2.com/07/senkyo35/msg/693.html
http://www.asyura2.com/07/senkyo35/msg/693.html

松岡遺書中身
http://www.asyura2.com/07/senkyo35/msg/532.html

松岡大臣の遺書を何者か謎の人物が代筆したのではないかと思われるもの
はこう書いてあった。

「私自身の不明、不徳の為、お騒がせ致しましたこと、ご迷惑をおかけ致しましたこと、衷心からお詫び申し上げます。
自分の身命を持って責任とお詫びに代えさせていただきます 安倍総理 万歳」

ここでも不思議ないいまわし「お騒がせ致しましたこと、ご迷惑をおかけ致しましたこと、
衷心からお詫び申し上げます。」と 「~こと」「~こと」が唐突に出てくる不思議な文体が出てくる。
通常は、「お騒がせいたしまして」と連用形になるはずだが、
なぜか、「~こと」「~こと」と文章の途中で唐突に出てきて、それに「を」や「に」を
つけない。こんな不思議な文章は見たことがない。

つまり、この小沢の奥さんの文書を偽装する文案を考えた人物と
松岡大臣の遺書を代筆したのではないかと思われる謎の人物は
おそらく同一人物である可能性があるのである。




国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」
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以上、小野寺さんのメルマガ。 コピペで申し訳ないけど。許されよ。

こっちもあった。

週刊文春:「小沢一郎 妻からの離縁状」はデマ決定(小沢和子夫人の本物・偽物の署名画像付き)


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エアコン交換などなど

一昨日でしたかもう一日前だったか、八王子で30度を超えた日、鉄工所の親父が遊びに来ました。

オウムの話や受注の話などで盛り上がった後、やっぱり暑いと言うことで、今年初めて冷房を入れようと。

しかし、風は出るものの全く冷気が出てこない。

動かすだけ電気の無駄という事で、エアコンを換えろと。

しかし、今の私には買う金が無い・・・

ガレージにはちょい前のほとんど使用していないエアコンがある。
ということで、多摩の同級にSOSを発信。

そんな訳で、金曜日はラボのエアコンを交換と相成りました。

途中の画像を撮っていなかったので、大体の報告。


多摩の友人らが到着するまでに、取り付ける室内機の掃除をする。
カバーやフィルターを外して、熱交換器についたカビを歯ブラシや刷毛で丁寧に落とします。
誇りもエアーブローで飛ばします。
これで十分と思ったんですけどね。

友人らが到着し、早速、古いのを外します。
この時、配管を外す前に室外機のガスを止めるんですな。

これやっとかないと、ガスが抜けてしまいます。 例え廃棄するのだとしてもやっとかないと。

配管と配線を外して、室内機を壁から取り外し、後は掃除したのを取り付けるだけかと思ったら、友人は室内機のファンの部分も綺麗にということで、即席の高圧洗浄機を用意。

何、難しいものじゃなく、塗装用のスプレーガンに塗料ではなくマジックリンを混ぜた水を入れて、噴きつけるだけ。
注意するのは電気部品に掛からないようにすること。

洗浄後、乾燥させて取り付けたんだけど、ガスが漏れる。

配管が一部潰れて割れ目から漏れていました。

継手からすぐだったので、切断して潰れたところだけ外すつもりが。

半田の温度を勘違いしていた。 加熱しすぎましたよ。

仕方なく、ガレージに落ちていた別の継手をハンダ付けして今度は漏れること無く取り付け完了。

無事エアコン復活となりました。


昨日は昨日で部外者ではありますが、ある報告を受けたんですが。

やっぱりというか何と言うか。

ご本人からの報告が発せられ次第、出すべきところに出させて頂きますが、なんだか最初から筋書きが決まっていたんでしょうね。

とまれ、お疲れ様だと思います。
なるべく早く暑気払いなど計画しましょう。


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June 21, 2012

また出た小沢一郎氏へのブラックPRへの反証


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本日、セクハラ裁判で敗訴した仙○の党員資格停止処分の動議を出すべきである。
そうしないと明日になれば今度は消費税増税談合に賛成しないと除名にすると言ってくるだろう。
今日が勝負である。
現在ネットユーザーは全員この3党談合はよくないと思っている。

http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E+%E9%9B%A2%E5%A9%9A+%E3%82%AC%E3%82%BB&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=9&oq=%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E4%B8%80%E9%83%8E

立花隆が、今回、週刊文春に寄稿している。
「小沢のすべてが解けた」と題している。

いわく
「小沢は自分の選挙区を大震災が襲ったというのに、なぜ震災地に十ヶ月もはいらなかったのか。」とあるが、これは事実と異なる。

小沢氏は3月11日に大震災が襲ったあと、その直後の3月28日には盛岡市をおとづれている。
<3月11日から3月19日の報道によると>
産経新聞が3月18日に、小沢氏の近況を報道。
3月18日朝刊なので、3月11日~18日以前
○中央省庁と地元の調整役に徹すると推測

○警備で住民に迷惑をかける

○周囲に一刻も早く飛んで生きたいと漏らしていた
3月19日
○3月19日菅元首相と会談

2011年3月28日:復興には莫大な予算必要 達増知事と小沢元代表】
岩手県達増知事と会談する小沢氏28日午前
http://www.kyodo.co.jp/photo-news/2011-03-29_626/

立花隆の記事では
「和子婦人の手紙を読み、疑問は一気に氷解した。」

→和子婦人の手紙ではない疑いが濃厚。実際、和子婦人の筆跡とは違うという知人、地元の声が多数でている。

また、立花隆の記事では
小沢は「放射能恐怖症に陥って、家に閉じこもり、一歩も外にでなかったのだ。
日本があのような国難にあえいでいるときに、小沢は国民の先頭にたっていま
何をなすべきかを示すという、指導的政治家なら当然なすべきことを何ひとつしなかった。
ただ放射能の恐怖でうちふるえていたのだ」

→これも事実と異なる。東京の方で、霞ヶ関とわたりあい、復興に尽力している。
仙台空港の早期復旧は、小沢一郎さんの尽力による。2011 4月4日
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/de1270bf453b5df6a892c462412ad6ca
全日空のトップと交流のある知人からの話です。
仙台空港の復旧はゴールデンウイーク明けの予定でしたが、

それでは復興が遅れ困るので、思案し、小沢さんに相談したところ、すぐに動いてくれ昨日の復旧になったとのことです。

「小我」の人が上位者となる日本では、真の実力者は嫌われるようで、マスコミは何も報じません。
官治主義を守る検察庁、マスコミ、自己保身の政治家たちは、小沢一郎さんへの「人物破壊」の攻撃(世界に例を見ない)
をいつまで続けるのでしょうか。

また、こんな記事もある。
http://portirland.blogspot.jp/2012/06/blog-post_3314.html
昨年の現代ビジネスを紹介。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/6140
岩手県の急回復で見せつけた「小沢一郎---達増拓也コンビ」の底力

「地元から逃げた」のではなく、中央省庁にかけあって
地元を助けることに奔走していたというのが真相らしい。


そして、立花隆の記事に

「実は野田総理は、雑誌発表のかなり前にあの手紙を入手していたといううわさがある。
和子夫人から地元支援者多数に手紙が送られたのは
昨年11月だから、その可能性は高い。最近、野田総理のふるまいが
急に変わった。
優柔不断の「ただのデブ」から自信に満ちた様子で次々に懸案処理にかかっていく宰相の姿だ。」

→結局、野田総理もその後、あの手紙がねつ造の可能性が高いので
優柔不断の「ただのデブ」のままである。

「神輿は軽くてパーがいい」と言ったのは小沢一郎ではない。
側近の平野氏が言った言葉が、小沢が言ったとして誤報道されていったものだ。

「夫人に裁判で証言してほしい」と
書いているが、
当の小沢夫人は、知人の2012年6月6日(ついこのあいだ)
にあった葬儀に小沢一郎氏の代理で出席している。
つまり離婚などしていないのである。

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June 17, 2012

そもそもインプラントとは何物か?いや何モノか・・・・

前記事に、通りすがりさんがコメントを入れてくれました。

ありがとうございます。

ご指摘のようなケースが、友人に聞いてみても当たり前のようにあるそうです。

頭が古いものだから、自費のインプラント治療=良い材料と勝手に思ってきたのですが、良い物=貴金属とはならないことは承知しておりますが、実態はもっと藪の中。

歯医者さんのHPなどでよく拝見するパターンに、良い治療=良い材料、それもインプラント本体を有名メーカーやら実績のあるメーカーやらの何々を使っていると披露するパターン、とりあえずご本人の治療の腕はなるべく触れず、なんたらインプラント学会の会員だからで歯医者さんの根拠は済ませてしまい、後はCTだとかの機械や、良い材料を安くメーカーとタイアップして提供しているとか、コストダウンに繋げているとかと。


これを、実際にインプラントの上部構造を作る、製造を委託している技工士さんサイドから見るとどうなるのか?

当然、上部構造体にも良い物を使えるというか、指示書に指定があるのかと思うでしょうが、実はそうじゃないということが、通りすがりさんや友人からの話でブログを御覧の皆さんにもご理解いただけるでしょうか。

コメントにあるFCKとは、全部鋳造冠の事です。 歯科治療では一番ポピュラーな修復方法です。
虫歯でダメになった歯質を、全部、金属に置き換えるということです。
基本的に溶かせる金属であればなんでも使えます。
アルミあろうとなんだろうと。
やろうと思えば10円玉や100円玉を溶かして作ることだって出来ます。
いや、それこそセシウムだろうとプルトニウムだろうと金属元素らしいから、やれば出来るんじゃないか、死にたくないけど。

昔はそれが保険でも14金だったんです。 
今でも高齢の方には金歯が入っていますよ。
火葬場は儲かるはずです。

その14金も、保険では金がかかりすぎるからと金を12%含む、実質的には銀とパラジウムの銀合金に変えたというのが半世紀以上前から使われている代用合金と言われた現行のキンパラ合金です。

皮肉なもので、昨今の貴金属高騰で金だけでなくパラジウムもその希少性や他の用途の必要性から保険収載の安い金属のはずが、高額な金属となってしまったわけですが、それでも金や白金、その他の貴金属合金よりは格段に安いということもあって、日本で一番消費されている歯科用金属なわけですが・・・

基本的に保険診療だけだと思っていたんですが、そうじゃないんですね、歯医者さんがその裁量で選択したのなら自費、保険に関係なくどんな歯科治療に使っても構わないわけですね。

HJKと言うのも、保険にある硬質レジン冠と言う意味です。
これは鋳造ではなく、技工士がひとつひとつ柔らかなレジン(基本はプラスチックです。合成樹脂と細かなセラミックスの混合物です。セラミックスの比率が高くなれば、ハイブリッドレジンなどと呼称が変わります。)素材を、歯の形に盛り上げ、形を整え、磨いて仕上げています。
硬さや靭性は当然金属には及びません。

歯医者さんの裁量はインプラントで言えば、インプラント学会会員である最高の腕、設備、信頼出来るだけど大量に買えば(ホントかな?)いくらでも安くなるインプラント本体を揃え、裁量と腕は関係ないかもしれないけど、とりあえずそれを示すのも裁量です。

続けて、裁量として上部構造体に何を使うか、かみ合わせはどう再現するか、審美性はどう回復するかといった技工士への指示も裁量なわけですね。

患者さんには良い治療を、良い物をと謳っているのですから、当然、良いインプラント本体やよい歯科医院の機材や治療環境と同様に、良い材料を選択してくれるのも裁量のはずですよね。

しかし、何故か歯医者さんの裁量は歯科技工士への委託というポイントで内容が逆転してしまうんです。

高額な貴金属を使えば、それが良い治療だとはならないことは充分わかっていても、良い材料を使いたい、出来れば後々トラブルの少ない金属材料を選択したい気持ちがありますが、技工士は歯医者さんが裁量で決めた材料を使うしか無いわけで。

歯医者さんの多くは、保険では自分の理想とする治療が出来ない、使いたい材料が使えないと言っているわけです。
そしてインプラントでは良い材料と良いメーカーの製品を使っていると散々言ってきているわけです。

だったら、保険のFCKやHJKは否定していると受け取れますよね。
専門誌などに出てくる歯医者さんも技工士も、保険の材料や治療なんか否定するばかりで見向きもしないのです。

となれば、インプラントの上部構造にも、理想の材料を使っている、間違っても散々否定している保険の機材や術式を選ぶわけもないだろうと、それが多分私のような頭の古い技工士だけじゃない、何十万円もの、そりゃ通りすがりさんの言うように7万円台のインプラント治療の場合もあるでしょうが、実際には患者さんが知らないだけで、これまで通り何十万円の治療費を患者さんからもらっている歯医者さんでも、そういうケースはあるんじゃないのかと思うわけです。

保険治療も自費治療も、こうなると本当は何が良い治療なのかもう訳がわかりません。

ただ、はっきりしていることは、歯医者さんも私のような技工士も、どんなに綺麗事や建前を並べても、本音はお金が欲しいと言うそれだけのことです。

インプラント治療は、ご自身の身体に本来なら加害とも言える侵蝕を加えることです。
だからこそ、医者、ドクターでなければ出来ないのです。

昔は高額な治療でありました。
高所得者でなければ受けられない治療だったとも言えます。

インプラントの治療費が安くなったような昨今の状況ですが、本当はコストダウンが進んだとか、良い材料が安く手に入るようになったとかの理由ではないのです。

歯科には他にお金になりそうなテーマが無い、それに尽きます。


閑話休題

オウムの菊地直子容疑者ですが、笑っちゃうくらい近くに居りました。
も~何なんだろうね。

気がついたら至る所に老人ホーム、今風に言えばケアホームだグループホームだが出来ているんですが、土建屋さんなども公共工事が減って第二の公共事業ということなんでしょうか、某重機さんもごく普通の一軒家でグループホームを始めていたんですね。
それもご近所で。

いずれ私もそういう所でお迎えをとなるのでしょうが、出来ればポックリ行きたいですね。
どうせあの世に持っていけるものなど無いし、理想は友人同様に野垂れ死にでしょうか。
多分、私が絶対に先に逝きますよ。


閑話休題の閑話休題

某歯科ニュースでも紹介されていた都内の某ラボの倒産劇。

ジルコニアやCAD/CAMの自費専門ラボということで、相当な売上などがあったのかと想像していましたが、実際はどうなのか。
この業界、自費専門なら羽振りがよいのかといえば、実はそうじゃない。
自費だろうとなんだろうと、裁量で安いものを指定し、安い技工料金を要求してくるのが世の常人の常。

しかも、自費の技工なんて歯科医療費の3%もないというし。
某ラボも某成田デンタルの下請けなどでしのいでいたという。
都内の立地、高額な機材、材料屋さんへの支払いはいつも滞りがちだった模様。
そして、消費税なのだろうか10年もの国税の滞納が続き、ついに国税庁の差し押さえが入ったのだとか。
破産らしいけど、でも、会社自体は存続するとか・・・

う~~~ん。
規模は違うが、うちも似たようなもんです。
皆保険の、言わば社会保障の末端のような仕事をしていますが、その収入では国保や所得税も満足に払えません。


更に閑話休題

新公益法人になって、一般会員からは遠く離れた所で、役員さんたちの選挙があるわけですが。
一般会員には取り立てて訴える必要も、支持を集める必要も無いためか、どこでどんな選挙が行われるかも知らされないまま、一部の方たちによる信任投票が行われそうです。

選挙方法がどうもよくわかりません。
以前の記事でも書きましたが、特定の方たちには選挙など形ばかりの指定席が最初から用意されていますし、立候補者は最初から談合よろしく譲り合いの精神で決まっていたようだし・・・

それでも選挙になるわけです。

票はどう流れるのでしょうか?
特段の選挙運動などなされていないようですし、互選というか阿吽の呼吸で決まるんですかねえ。

仮に誰か一人や二人、お名前の通った人に票が集中して、残りの票が割れたら?
それとも、信任投票と言うと総選挙でのおまけの最高裁判所の裁判官の投票みたいなもんかな。

とにかく、ほとんどの立候補者は、自分が落選するとは思っていないかもしれないですね。
たった一人を除いて。
だからこそ、立候補する意義があるんですよ。


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June 07, 2012

いじめ、オウムと相模原の市名は出るが。

情けないが一千万円である。

惜しいことをしたなと、本気で思っていたりする。

都井沢のバス停で見たのは、公開された写真の人じゃなかったのかとかさ。


言うまでもなく、オウムの逃亡犯菊地直子容疑者である。


まさかねえ、あんな所に居たとは。

F1000304自動販売機の向こうが件の納屋です。


野次馬根性に勝てず、外向ついでに潜伏先だった某重機の前を通ってきた。
納屋、元は牛小屋だったとは、某重機の社長とも親しい知人からの又聞き。
昔は津久井郡の農家でも牛を一頭とか二頭飼っているところが結構あったんです。
お袋の実家もそうでした。
知人も同じだったとか。

国道の渋滞を避けて、ちょいと津久井湖の北岸の道路を抜けるとすると、当たり前に某重機の前を通るわけです。
勤め先、はっきり聞いていませんが、小倉のあれでしょうかね。

とにかく、手配写真は交番だとかでしょっちゅう見かけていたんですが、公開された写真の人物とは似ても似つかない全く別人としか思えない顔ですから、本人を前にしても、まず見破るなんてできそうもない話ですが。

最後の高橋容疑者も早く逮捕されることを願っていますが、公開されている正面からの写真が、ちょっとふくらませすぎのような気がする。

もう一つ、いじめでも相模原の市名が全国区になったなあ・・・
今回が初めてじゃないのがまた悲しい。
旧町名か郡の名前で報道しろと相模原の人は言いたいだろうな。

そこもまた、普段の生活道路。
しかも、その中学は母校でもある。

出来ればもっと良いニュースで相模原や旧津久井郡の名前を盛り上げたいものです。


所で、先日もNHKのニュースでインプラントの報道がありました。
仲間にその内容を知らせてもらいましたが、調査したのは日本顎顔面インプラント学会なんですね。
重篤化したものは三年間で421件だとのことですが、調査された医療機関が全国の地域で拠点となっている79施設だとのことですから、実際には氷山の一角で実際はこの10倍以上在ってもおかしくありません。

今日も新聞折込にインプラント一本15万円のあれが掲載されていました。
16号の五叉路などにでかい看板があるから、見かけた方も多いでしょう。
グーグルの広告にもしつこく出てきますから、自分のブラウザーには広告が出ないようにブロックしましたよ。

16号線の御殿山にも西八王子駅前の某インプラントセンターの看板が鎮座しています。

試みにそれら歯科医院のHPを見てみると、なんていうのかな、インプラントのメーカーであるとか、そのインプラント本体の実績だとかを謳いあげているのですが、インプラントの失敗や重篤化した症例で問題になるのは、実はメーカー云々やインプラント本体の問題とは全く違うのだと思うのですね。

神経を痛めたり、顎骨を貫通してしまったりするのは、インプラント本体がどうこうではなく、外科的処置でドリリングする際の歯科医師自身の施術のミスです。
それこそインプラント本体にはなんの罪もありませんよ。

インプラント本体が顎骨と一体化せず、壊死を起こしたなんて言うのも、患者さんが骨粗しょう症の治療薬を飲んでいたりすれば、そもそもインプラントを行うべきではないわけで、手術以前の問題でしょう。
問診はしたのか、薬の影響や厚労省の通達を熟知していたのかなどが問われるわけです。

件の歯科医院には事故やミスは無いかもしれない。

しかし、インプラントを手がける歯医者さんの広告やHPで謳われているような、インプラントメーカーの信頼や実績というものは、工業製品としての当たり前な話で在って、実際のミスや事故は歯医者さんの症例や患者さんの病歴への理解や知識、手技や歯科医療の行為そのものに起因する、存在するものなのだという事を、患者さんは理解されるべきでしょう。

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May 30, 2012

民主党のノダ、いや、ドジョウというユダ。

メジャー昇格、いきなりのツーランにはほんとに痺れた。

松井、スゲーよ。

昼間、二俣川に行って来ました。

義母の免許更新で、高齢者講習の関係で免許が一時的に失効してます。
誕生日前に更新を申し込んでも、70歳以上の高齢者は、高齢者講習の修了証が必要なんだとか。

ところが、その講習を受けられるところが、指定の自動車教習所と言うことで、相模湖の教習所も橋本のも、申し込んだ時点では6月まで予約が一杯とのこと。

なんかおかしいよね。

講習料も5800円と馬鹿高いし、誕生日を過ぎたら免許は失効となるわけなんだから。

当然、運転もできず日常生活にも支障をきたす。
しかし、大半の高齢者は相手がお役所というか警察だから何も言えない。
じっと我慢である。

教習所だ試験場だとなれば、半日どころか一日が潰れるし、義母だけでは運転もできないわけだから、交通費だ何だで費用もバカにならない。

どう考えても弱いものいじめだよなあ。

警察行政って、ほんと、権力の乱用だと思う。

手続きを待っている間に、久しぶりなんで献血に行ってきた。

思えば、二俣川に行く度に献血しているなあ。 なんと8年ぶり。

さすがに血圧は高めだったが、400Mlをあっさり抜かれてさて、と思ったら、今度は半分くらいの数値に落ちてる。

久しぶりなんで緊張したのかねえ。

看護師さんたちを心配させてしまったけど、無事、帰宅してます。

で、献血ユニットの上で見ていた昼のニュースで、小沢さんが話していた。

一歩もぶれずである。

そもそも、空き缶やノダのユダが首相に成れたのも、元はと言えば小沢さんのおかげ。
政権交代の立役者は空き缶でもノダでも無く、小沢さんだった。

マスコミは小沢さんに何か問題でもあるような報道やキャンペーンを続けているが、裁判で無罪の判決が出されているのにいまだ続けることの異常さこそ糾弾されるべきなんだけど、マズゴミを叩くマスゴミは存在しないからねえ。

唯一、気を吐いてる東京新聞の政治部長が、なんと、あのフランケン岡田の弟だとは知らなかった。

私の血圧の乱高下も、松井のツーランへの興奮や、ノダのユダへの怒りのためだったのかも。

そのノダは、自民党と組んで消費税アップに邁進だという。
まさにユダである。

小沢さんとその仲間の離党、大いに結構である。 


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