December 08, 2012

歯科村レストランにようこそ。 ならばこその行動特性。




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多分、理解出来ないだろう。 村民には。

出来ないと言うか、理解していてもそれを押し殺して、取り繕うのが、歯医者やニチハ、ニチギの行動特性なんだよ。

歯や歯並び、口腔に病気を抱えた国民は、耐えようの無い現実の痛みに襲われているんだよ。

そんな国民の痛みにつけ込むなんてね。


痛みに苦しむ患者さんの前で、レストランのメニューよろしく、自費の料金表、インプラントのコースメニューを突きつけてるのが、
歯医者であり、患者の病状よりまず先に、インプラントだ自費だと歯医者が売りたいモノが優先するわけだよ。


メニューを突きつけるのも行動特性なら、病状よりも先にメタボンならメタボン、インプラントならインプラントと、
それだけを良い良いと決め付けて売り込みに躍起となるのも行動特性。

そして、裏の厨房でカモにされているとも知らずに、せっせと調理に勤しむ歯科技工士。

それが、世論に叩かれれば、厚労省に泣きつき、技工士は蚊帳の外に置き、
メーカーとつるんで国民や患者の目先を変えて、次なるメニューを用意する事ばかりに注力する。


それもまた、行動特性。


どこまで行っても、患者や国民の痛みには向き合わない。

当然、自分たちの行動特性にも向き合わないし、分析も改善もしない。

国民や患者の抱える痛みを、人質に取って、文句があるならとすごんでみせる。

自分たちに代わるモノが無いからと奢っているのだろうが。

代わるモノと言えば、歯医者が怖れて居るのは、他でもない、代わるモノそのものなんだろうな。

表現は悪くとも、歯大工と言うか入れ歯師の存在があった時に、それを徹底的に潰し、
その延長として歯科技工士の行為にも、潰せるモノは潰した。

その上で、代わるモノが無ければ価値が上がると言う法則のを逆手に取って、
技工士を過剰養成させ潰しあわせた。

技工士が権利に目覚め、立ち上がってくれば、その国家資格そのものを否定し、
別に資格を作る事さえいとわない。

全て全てが行動特性だよ。

国民や患者は痛みが切実だからこそ、そんな歯医者やニチハニチギの行動特性にも気付いたのだろう。

日本の歯科医療が国民や患者からの信頼を失い、衰退していくとしたら、
それは取りも直さず、歯科村自体の行動特性にあるのでしょう。


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March 16, 2012

脇本さんに託す技工士の一分

この一週間ほど、友人の鉄工所で慣れない下働きを続けています。

歯科技工士の経験、なんの役にも立ちません。
工具や機械の場所、スイッチの場所、材料の場所、一度に覚えきれるものじゃありません。

頑固親父である友人のやり方、スタイル、癖が染み込んだ鉄工所です。
その上で、補助的な動作、サンダー掛け、ハツリ、ハンマーと、最低限の技術も覚えねばとてもじゃないが補助にもなれません。

多少は見知っていたつもりでしたが、実際に何十万にもなる鉄鋼製品を作るとなると、仕事の案配も金属の材質や癖、溶接の種類、図面を読んで加工の手順や材料の寸法変化、修正と仕上げ、知識がどれだけあっても足りません。

果たしてやり遂げられるのか。

本業の歯科技工は受注がさっぱりです。
友人知人もどこも似た様なものだと言うし、中国技工だ海外委託だと言う前に、国民が歯科のそれも保険技工を見限ったのであれば、さもありなんというような状況を迎えているのでしょう。

歯科医院側に今更歯科技工や歯科技工士の心配をするような余裕も無いでしょうし、私などはむしろお得意先からは特段の配慮を頂いていながら、現状打つ手なしと言うことですから、気持ちや絆で繋がっていないラボは、単純な値下げくらいでは受注も簡単では無いでしょう。

それでも、開業すればと望みを抱く技工士さんも多いのでしょうが。

落ち着いたらもっと踏み込んだ歯科技工への考えや意見をまとめますが、今はラボの新規開業どころか歯科技工士になる事自体がリスクが多すぎると言っておきましょう。

希望もクソもない結論ですが、今から歯科技工士を目指そうとか思うのであれば止めておきなさいとアドバイスします。

仮に、何か歯科技工士に希望の持てる何かがあるとすれば、ほんとうに僅かな希望、望みなんですが脇本さんの存在が全てです。


伝えて欲しい、知って欲しい「最後の人、脇本征男先生」のこと。

神が歯科技工業界にも「最後の人、脇本征男先生」を残してくれたかと感激する。

酒井会長からの長き戦いが、佐野、中西で中断した。それは余りにも長い期間で、歯科技工士の誰もが諦めている。
さて歯科技工士に最後の戦いの日が、与えられるのか?
それを決めるのは、3月17日の評議員である。

出来ることなら、最後まで戦い死にたいと望むのは愚かなことではないはずだ。


一年前の東日本震災当日、脇本さんは日技会長選挙で負けました。
直前まで一票でも多くと懸命の運動をされましたが、思いの外代議員の票は集まりませんでした。

代議員たちが会長選挙で投票したのは、当時ですらボロボロになっていた歯科技工士という存在を守り国民のために残そうという思いのためではなく、代議員たちも含めた組織の防衛本能、恐怖からの投票だったのだろうと言う事です。

当選した古橋氏は、日技と技工士連盟の峻別や、HPを活用しての情報公開などを訴えていましたが、日技広報ブログの居直り発言を見るまでもなく、HPの活用も情報公開もなされていませんし、そもそも組織の峻別を言うのであれば、出るべきではない技工士連盟の会長候補に立候補した時点で、公約など守る気持ちはないと公に宣言したようなものですし、それを疑問とも思わない日技会員や歯科技工士連盟会員には呆れるばかりです。

其の皆さんが、平成24年3月17日に、代議員ではなく評議員の肩書きで会長を選ぶわけです。

公益法人改革を歌うなら、認可されたからもう大丈夫だというのではなく、峻別の意味を理解出来ない人を選ぶのではなく、評議員自身が峻別を行動で示すしか無いはずです。

日本歯科技工士連盟の会長選挙を考える


国は、公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。ただ単に、公益法人の活動と政治団体の峻別をしなさいと行っているのだ。峻別と言う言葉がわかりにくいなら、「全く違う団体であるので完全に分けなさい」と言っているだけである。

確かに、完全に違う団体の日本歯科技工士連盟の会長選挙に、全く違う団体の社団法人日本歯科技工士会の現会長の古橋博美氏が出馬しても問題はない。
しかし古橋氏には、よく考えてもらいたいものだ。
選挙をしたと言っても世間は、日本歯科技工士連盟の会長と社団法人日本歯科技工士会の会長が同じで、「峻別した」もしくは「全く違う団体である」と思うだろうかと?
同じ会長なら、やはり最後は会計業務が疑われることとなる。

日技と歯科技工士連盟の会長が変わったくらいでは、末端のラボや歯科技工士の労働問題や経済問題が変わる訳ではないでしょう。

しかし、政治連盟の立場は歯科技工士の一分を示すことに繋がるはずです。

評議員の皆さんには、起きてしまったことに対する責任重さを恐れるのではなく、最後くらいは男気を示して終わらせてもらいたいところであります。

Sany6482


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March 05, 2012

日技HPと広報ブログに見る、無関心無責任。

若年層を潰すことで生きながらえてきた歯科技工業界にも、ついに、年貢の納め時が来たのだろうか。

私も今週はほとんど納品が無く、週末は友人の鉄工所でアルバイトをすることになっています。
鉄も汗をかくのだとか、あの有名メーカーの製品に関わるものが、こんな山の中の小さな鉄工所、町工場の中で作られているのかと、ワクワクしています。

さて、東日本大震災の一周年に当たる今月11日に、奈良県商工会議所五階の大ホールにて、「Forum in なら」と題したパネルディスカッションが午後1時半から開催されます。

奈良県の歯科技工士会会員の皆さんが頑張っておられるのがヒシと伝わってきます。

思えば10年以上前に中西日技の問題を指摘し、会長選挙を戦ったのが当時奈良の会長を務めていた林さんでした。

私も何度かお会いしていますし、一度などは東京駅内の寿司屋で美味しい寿司をご馳走していただいたり、東京で働くご子息を紹介いただいたりと、お世話になりっぱなしです。


今回のフォーラムも、日技がと言うより、林さんら奈良県歯科技工士会員の思いが、そして本当の危機感とが、一度は日技やその代議員たちによって否定された歯科技工の海外委託問題訴訟当事者である脇本さんと川上弁護士の行動と熱意に、都賀谷先生、長谷川先生らの見た技工業界への視点とを絡める形でのフォーラム開催へと繋がったのだろうと思います。

ところで、このフォーラムについてどのくらい広報されているのかなと思ってネットで調べてみますと、奈良県歯科技工士会のHPにはなんの告知も出ていないし、日技HPでも相当な予備知識がなければ、あるとは気が付かないようなところに、味も素っ気もなく表示されているだけでした。

試みに、日技広報ブログも見てみましたが、相変わらずつまらない項目の列挙だけで、国民や会員が知りたいであろう内容のある記事や情報は皆無でした。
薄っぺらなんですね。

古橋会長がどこそこに行った、会議でこれがあったとかじゃ、肝心のそこで何がなされ、何が話され、何が伝えられたのかという、知りたい情報は何も無いわけです。

極めつけはこれ

本会の活動等について 2012-02-07 16:21:54 テーマ:ブログ 先日、歯科技工士学校に在学されている方から当ブログにコメントがあり、「本会の動きや本会会長の動きを“具体的に”説明して欲しい」とのご要望をいただきました。

しかし本会の活動は、懸案事項解決のための制度改正に向けた活動、歯科技工所の労働環境改善に資する活動、生涯研修をはじめとする学術活動、組織拡充活動等、多岐にわたっているため、その一つひとつをここで具体的にご説明するのは困難です。
本会の活動状況等については、広報誌『日本歯技』をお読みいただくか、日技ホームページをご覧いただければと思います。『日本歯技』は毎月、各歯科技工士学校にも送付しております。

また本会の古橋会長の会務については、当然ながら会長として、公益法人改革や組織機構改革、総務、財務等々、その会務は多岐にわたりますし、行政や他団体等との渉外活動も、国家試験の統一化、トレーサビリティ等の補てつ物の安全性について等、内容により様々です。さらに古橋会長は日本歯科技工士連盟と歯科技工士国民年金基金の役員でもありますので、それらに関する会務もあります。

したがって会長の会務内容についても、その一つひとつをここでご説明するのは難しいですが、いずれにしましても会長はじめ役員は皆、歯科技工士としての仕事を行いながら日技の会務に携わり、懸案の解決に向けて日々努力しております。
日々の臨床を通して、歯科技工の大変さ、重要性、喜び、改善点を自らが味わっているからこそ、懸命に会務に励んでいるのです。歯科技工士の仕事に誇りを持っているから歯科技工士の持つ懸案を何とかしたい。だから忙しくても行動しなければと思っております。

ご卒業されましたら、ぜひご入会をお待ちしております。日技に入会され、われわれと一緒に頑張りましょう。

なお、当ブログでもお知らせしましたとおり、本会では昨年11月に『すべての歯科技工士の皆さまへ』と題する冊子を発行しました。未入会の方や学生の方へ本会の活動方針や理念を知っていただくためのものであり、この度の震災への対応等についても具体的に記しております。


バカバカしくなるくらい、意味のない内容。
なんで書くことができないのか?
多岐に渡るから?具体的にはできない??

じゃ、広報誌を読もうと思っても、国民は手にしていないし非会員もそう。
電話をすれば資料を郵送しますとあるけど、全国民が電話してきたらどう対応するんだ・・・
広報誌を各歯科技工士学校に配布してあるというけど、なんで歯科技工士学校なんだ・・・

日技HPにしても会員専用で一般には見れないところばかりだし、どこかに情報や資料があるのかもしれないが、直感的に分かるようなHPにはなっていない。

奈良県歯科技工士会のHPもそうだが、生涯研修の内容もろくに開示も広報もしないというのはどういう感覚なんだろう。

「忙しくても行動しなければと思っています」

ほんま、ご苦労さんだと思う。
しかし、その行動が国民には見えないんだよ。 知らせてもらえないんだよ。
そして、何かと言い訳や理由をつけて、知らせようとしていないのは当の日技であり悲しくも奈良県技工士会なんだよ。

なぜ、もっとわかりやすく行動や情報を伝える努力をしないのか?
最初から理屈をつけて否定してしまうのか?

広報ブログと名付ける事自体が馬鹿馬鹿しいブラックジョークなのかとさえ思う。

会議で組織拡充を討議したようだけど、どんな提案が出たのだろうねえ。
日技広報誌の歯科技工士学校への配布だろうか。
会員が学校へ行っての勧誘なんだろうか。
就労先への勧誘なんだろうか。

その前に、誰々が新卒歯科技工士や勤務歯科技工士を食い潰しているか直視したらどうかね?

就労相談とか、労働問題相談だとかを日技や県技もやっているのじゃなかったのか?

前記事で提訴したような歯科技工士も、当然だが最初は技工士会や母校に相談している。
別の相談者だが、直接確認したが、やはり母校の先生には訴えたと言っている。
母校が無くなってしまった歯科技工士たちも居るのだろうが、だったらその相談の受け皿を務める責任が日技や県技にはあるだろう。

しかし、誰も聞いてはくれないから、探しに探して私などに伝えて来るのである。

情報は出さない、相談事は聞かない、グルになって若いものを食いつぶす。

一体何のためなのか?

否定するまでもない、業界人の保身のためである。
当たり前だが、そんなのは国民や高校生達、高校の進路指導者たちからはすっかり見透かされている。
若者からも国からも世間からも見捨てられている、それが保身ばかりの歯科技工業界なのである。
こんな事では在中技工士さんや篠田先生らに返す言葉もないではないか・・・

奈良のフォーラムでは、理屈をごねるより、現実を直視した生きた言葉が飛ぶことを祈っている。
そして、会員非会員を問わず、これまで誰にも話を聞いてもらえなかったというような限界に居る技工士さん達にこそ、会場に脚を運んで欲しい。

そこで本当に、日技広報ブログが言っている

「一つひとつをここで具体的にご説明」

とやらを実際に聞きただして貰いたいし、

「忙しくても行動しなければと思っています」

行動が本当かを奈良のシカとその目で確認して貰いたいものだ。


頼みましたよ奈良県歯科技工士会の皆さん。


        

2012311foruminnara1

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March 04, 2012

羨望の職業だった。

ネットが普及していない時代、デマがまかり通っていた。 歯科技工士は高収入のランクに位置付けられ、 羨望の職業だった。 私が、歯科技工士になったのも、 そんな理由だった。

この、情報化時代に、
今でも時代遅れなのが,歯科技工士学校と、技工士会。
この二つの組織が、まともに動かない限り、
歯科技工業は改善されないと思う。

学校経営者は、なりふり構わず保身に走る人もいる。
美辞、麗句を並べ、学生を集め、
夢踊る授業の中で、歯科技工士の偽りのバラ色の世界を洗脳していく。
ごく一部で行われている、雑誌記事などを見せたりして、
煽りたて、どこでもかまわず、就職先に送り込んでしまう。

技工業界の、厳しさ、激しさ,苦悩さを学生に教えているだろうか。
入学パンフに記載されているだろうか。
授業料はまるで、詐欺行為とも思える学校だってありそうだ。

今でも、53校が在校し、募集定員約2000。
明らかに、過剰養成。
60%の入学だって1200名で多すぎる。
1200名が50年働けるとして、60000人。
現在の過剰技工士を大幅に上回る計算だ。

廃校した勇気ある経営者に敬意を表したい。

古い体質でこり固まった人を変えようとしても、
抗議しても、通じない。
返ってくる津波のほうが怖い。

そのためには、新しい波をおこすこと。
パソコンや携帯をバカにしてはならない。

今や真実を隠すことは難しくなっている。
世論はネットから生まれても居るのだ。

資料は少し古いですが、2007年5月1日付の日本歯科新聞記事と3月11日、3月5日付けの京都新報の記事です。
どちらも、当時提訴された歯科技工士の長時間労働とその労働相談についての記事になっています。
このような労働相談、日技の広報誌や県技の広報でも見かけますが、それで何か解決したという話も聞いたことが無いです。

海外委託訴訟では、そもそも訴訟を起こせたのも川上弁護士の存在があってこそです。
では、日技や県技が紹介するとか、相談にのるとか言っている弁護士さんたちは、歯科技工士の問題をどう見ていたというのでしょうか?

相談を受けても、訴訟は難しいとか、費用ばかりかかって勝てないよとかそんな説明や説得をしていたのではないでしょうか。

日技が抱えている顧問弁護士なんて言うのは、NDCの存在を見るまでもなく、歯科技工士のためだとか、国民にどう歯科技工士の存在を生かすかとかではなく、日技という組織のトラブル防止のためにしか働いて来なかったわけで、労働相談なんかがなされても、会員ラボの権利ばかり守って法の抜け道を指南するだけで、相談自体を切りすててきたんじゃないでしょうかねえ。

とにかく、労働問題に取り組むと言うより、そんな歯科技工業界の問題が社会にバレないようにするとか、社会問題にならないようにするのが、日技のやっていることだったような気がするのですけどね。


「2007-5-11kyouto-minpou.pdf」をダウンロード

「2007-5-1nihon-sikasinbun.pdf」をダウンロード

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March 02, 2012

無力感は私も同じ。

昨日の記事は、ほぼひと月ぶりの更新でした。

更新した直後からたくさんの方が訪れ、最終的には400を超えるアクセスとなりました。
更新が途絶えていたにもかかわらず、連日アクセスは続いておりました。

こんな私のブログに関心を寄せ続けてくださる皆さん方に、深く感謝します。
ありがとうございます。

そして昨日の記事にはコメントも頂戴しました。
最初はう~~んと思いましたが、改めて読みなおして、そこにあるものはもしやということで、この記事を書いております。


今朝、あるメーリングにネットでの古い思い出を書いて流したのですが、書いて思うのは

何故ならば、問題は何も解決していないのだし、

という事実なんですね。

ネットに書きだした、パソコン通信時代からの事だったんですが、実際、何一つ変わっていない。

むしろ、当時侃々諤々やっていたネット仲間で現在も続いているのは、そりゃ今も連絡とっている方々もいるわけですが、ほとんどの人が書くことも意志を表明することもやめてしまっている。
廃業したり鬼籍に入ったり。

歯科医師、歯科技工士共に、何かを言えば叩かれ或いは叩き合ってそれで何が残ったのだろう。
あの頃問題意識を持っていた人たちにしても、実態はもっと悪化していくのをただ流されるまま見つめるしかなかったのだ。

多分、そんなこともあるから、コメントされた方も「白ける」としか書き様がなかったのだろう。


前記事などでご紹介したHPにあるような、就労歯科技工士の問題も実はどこにでもあると言われる事のほうが多い。
この業界に身を置けば、それがあまりにも当たり前すぎて、残っている人には問題だとも感じられなくなっているのだろうか。

しかし、どうもそれだけではないように思う。

もしかするとこれは、私と同年輩やそれ以上の年代の歯科技工士、それもワンマンなどの自営者に当てはまると思うのだが、そのような事実を意識から追いやっているのではないかと思うのだ。
自分が偶々そのような目に合わずに済んだことも含めて、業界のネガな部分をなるべく見ようとしない、意識しようとしていないようにも思える。

それがあるから、若い勤務歯科技工士の苦痛や苦悩も理解できず、そもそも、そのような若い歯科技工士の立場では求められるはずもない「義務」を持ちだして、彼らの就労環境や悪劣な雇用条件をも否定してみせるのだろう。

否定したい気持ち、白けるという気持ち、何よりも自らを包む無力感。

それは分かるのだが。

前回の日技会長選挙で、私は会員でもないのだが脇本さんの支援をさせていただいた。
今も、出来るか限りのお手伝いをさせていただいている。

まだ会員だった頃には、林さんや加藤さんが中西と争った時だったが、IDEAなどで思いを書いていた。

今もそうだが、私は本当に無知である。
技工士というものも、歯科というものも理解しきれていない。

それは、このブログを読まれる人にも共感いただけるのではないかと思う。

改めて思う。

日技によって歯科や歯科技工士の問題で、何か一つでも解決したことがあっただろうか。

技工士会の地方幹部や代議員さん達、評議員の皆さんを批判したくはないが、若い歯科技工士の雇用問題就労問題、給料などの問題で、この30年何一つ課題が解決されていないのは、佐野や中西や古橋と言った時の会長や執行部の口先だけの事もあるが、その口先だけの行動を許し、若い技工士たちの苦悩を放置してきたのも、実は我々自身にある無力感かもしれない。

若い技工士たちに義務ばかりを求める自営者と、技工士会会員や幹部に共通するものは何だろう。

多分、そういう悪い部分を見ようとしない、信じようとしない事なんじゃないだろうか。
そこまで悪くはないひどくないと信じたいだけなのかもしれないが。
そう思い込むことで、少しでも罪悪感を無くし、自己防衛したいということなのだろうか。

日技を構成している人たちが、そんな人ばかりなら、悪質な経営者はやりたい放題だろう。

時見氏だろうか、労働問題で全国を行脚されていたそうだが、それを聞いたある地方会員などは地方の歯科技工士会の会合でこの話を受けて、

「パンドラの箱をあけることになる」との意見で与太話で終わる

というような事もあちこちで起きていたのでしょう。

私のところに寄せられた話を聞けば、若い歯科技工士を食い物にしている経営者の中には、某ブログで取り上げられたカリスマ歯科技工士だけではなく、なんたらトレセンを出たというようなそれなりに名前の通った人も居るし、
中には日技認定講師だとか、技工士学会の認定技工士とかも居るわけです。

いかにもな良い面ばかりに目を向けて、現実の訴えには目を背かるか、意識から締め出す。

そうすれば、当面、その人の心は痛まないのかもしれない。

学校関係者も、自分たちが卒業生を送り出す先が、どんな労働条件で新卒者を潰しているか知らないわけがないだろう。
中にはそのような経営者、技工士が講師として招かれているような所も多いのだから。

そのような人たちが、いくらこれから歯科技工士が足りなくなる、歯科技工士になろうとする学生がいなくなると危機感を露わにしても、それこそ白けるという話になっていくのである。

時見さんなど、やる気があるならぜひパンドラの箱を開けてほしいものだ。

学校関係者も、学生が減るのを心配するくらいなら、でたらめな雇用をするラボを明らかにするべきだ。

学生が来ない、若い歯科技工士が辞めていく。

それは、我々現役歯科技工士もだが、日技や学校関係者が現実を明かさず、若い歯科技工士を守ろうという態度を見せ無いからでもある。

そして、そのような状況を無言のうちに後押ししているのが、我々自身が持つ無力感、白け感情なんだろう。

白けてしまう気持ちを分からなくもないが、少しでも関心を向けていくことが今は大事な事だと思うのだが。


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March 01, 2012

乗り越えたらそれで終わりなのかな??その3

乗り越えたとおっしゃる方々に共通するのは、社会意識、公益意識の低さである。

極論すれば、ご自身とお得意先の歯医者一軒さえ存在すれば良いことになってしまう。

実は、このような意識が蔓延しているのが歯科業界というところなのである。

インプラント問題なども、根はそこにある。

歯科インプラント トラブル急増の理由

同時期に週刊朝日でも東京の歯医者によるインプラント事故関連の記事が出ていた。
過失は明確なのに、ものは言いようとでも解釈すればいいのかね、この歯医者の言い分には反吐が出る。

聞くところによれば、このNHKの番組が放送されてから、インプラント診療の受診がガタっと減ってきたそうである。
そもそも、バブルというか、ほんとうに必要な治療でも方法でもなかったのだから、患者さんからの要望や需要があるとか歯科業界からは言うが、実際は患者の要望や需要を必死で掘り起こし欲していたのは紛れも無く我々業界側である。

何事にも限度がある。

歯科がインプラントもだが、やっていることが医療だというのなら尚更我々自身に自制が求められると。

歯医者さん自身と歯科業界とが抱える問題の解決策に、インプラントがあると思い込んでいるのなら、それは我々の側の思い込みでしか無いのだと思う。

思い込みでしか無いのだから、そもそも、歯科業界が抱える数々の問題には向き合っている意味にはならないし、時として歯医者や技工士のエゴばかりが暴走して乗り越えたと思っていたら、実は基本的な安心安全というものを破壊していたなんていうことになる訳だ。

今後、植えられたインプラントの二次的な病変で、歯医者に駆け込むわけにも行かず、医科や病院歯科も持て余すような患者さんが増えるんじゃないかとちと心配。


さて、このような例を上げるまでもなく、自分の存在しか視界に入らないのが歯科の業界人、所謂有資格者だというのなら、そんな資格には紙以上の価値は無いと言った司法の判断も政府の見解も全くもっておっしゃるとおりと受け入れるしか無い。

私はあの裁判の結果が、歯科技工士だけに向けられたものだとは思っていない。
歯科医師も歯科衛生士も含めた、すべての歯科医療者に向けれたものだと思っている。

現に、裁判の過程で取材を受けてきたマスコミ各社は歯科技工士の労働問題、料金問題もインプラントの事故頻出につながる問題だと認識しているからこそ、ここまでの報道がなされ今現在も、取材が続いているのだろう。


歯科技工の海外宅問題訴訟は、最高裁判決が出て終結したわけではない。
もしそうであるなら、歯科医療問題へのネガティブな報道にも一定の結論が出ていてもおかしくないのだが、むしろ取材が進めば進むほど、歯科業界の問題の大きさ、そして、先にも上げたが業界人の社会意識、公益意識の低さが炙る出されてくるということなのだろう。

卒後5年にも満たない若い歯科技工士たちが使い捨てにされ、過酷な労働環境と定収入から体を壊し業界を離れてゆく。

歯科業界のエゴである誘発需要を足しても、存在する歯科補綴需要に対しては歯科技工士の人数が大きく過剰だという。

その過剰さが、若い歯科技工士たちを離職へと追いやっている一面は否定できないが、それ以上に歯科や技工業界には社会意識、公益意識が欠如し義務と権利とを履き違えた経営者や自営者が多すぎるのだと思う。

したり顔で、若い歯科技工士たちに義務を果たしたのかと問いかける自営業者の書き込みにも反吐が出る思いだ。

もう一つ、技工料金の過剰なダンピング競争のからくりに、就労技工士たちの置かれた立場の悪さが利用されている。

特に、新卒を含めた若い歯科技工士たちは、そのような悪質ラボ経営者のやり口に絶え間なく責められているのだと思う。

やり口については別記事にしようと思う。


歯科技工士労働相談センターのブログ

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August 07, 2011

いずれ消滅するのじゃないかな、歯科技工士の資格は。

吠えろ歯科技工士の掲示板に、管轄の保健所から届いたという通知がウグさんの手でアップされている。

保健所からこんなの郵送されてきましたが

こんな風に行政は動くわけですね。
吠えろの皆さんには、何の事かご理解いただけないようですが、これこそが歯科技工や歯科技工士問題への厚労省行政の表れなんですね。

そしてこれは、日本歯科技工士会が技工問題を解決しようと働きかけてきた結果だとも言えるわけですが、しかし、これがどんな所以で通知通達として都道府県知事に下達され、それを持って保健所が管轄下にある歯科技工所の管理者によきにはからえとなったのかを、詳しく知るものはそれほど多くはないものと思われます。

いったい日本にどれだけの歯科技工士免許を持った人がいるのか、10万人位入るのじゃないかと想像していますが、厚労省などが発表する就労歯科技工士数は平成20年度で35.357名うち日技会員数は12.467名となっていました。
尤も、会員数は毎年激減しており、現時点で既に10.000人を割り込んでいるかもしれません。

その少ない会員、就労歯科技工士数自体は、潜りというか、厚労省に現況届を提出していない有資格者も多数存在するようですから、実際の就労者はもう少し多くなるのかもしれませんが、それでも日技会員が就労歯科技工士数に占める割合は3割程度なわけです。

トレーサビリティーの通達が届いた理由を、ではその三割の日技会員の皆様方は、よーくご存知というか、背景や内実を十分ご理解しているのでしょうか。

実はそれ、甚だしく疑問なわけです。

実際、会員であっても厚労省行政が行っていることや日技が画作していることの真の意味を理解している人は少ないと思わざるを得ません。
それが、非会員に至っては、正確に背景を読んでいる人は、技工問題に関心を向けてきたごく一部の人たちに限られているものと思われます。


兎に角、日技は厚労省や保健所を動かそうと必死のようです。
確かに良い設備や就労環境が規定されれば、生み出される補綴物も良いものが出来るのではありましょうが。
しかし、歯科技工所の環境や備品だけが良くなったところで、肝心の歯科技工士はどうなのでしょうか。

そもそも私たち歯科技工士の問題はどこにあったというのでしょうか。
ニチギの役員が、法制化を言ってきたのは、根拠が必要だからでしょう。

これが、多分、国民なり民間人の普通の考え方だと思う。

海外委託は、厚労省サイドは考えてもいなかったと思います。

しかし、結果的にそういう行動が出てきた訳です。

まともな人間なら、何故そうなるかは分かると思う。少しでも利益を上げたい自分の使える金を確保したいとなれは、歯医者も技工士もなく、安く上げる手段を探します。

歯科医療費の総枠が少しも上がらない中で、形だけでも最新のモノ、それでいて安いモノをとなれば、外国、それも中国や東南アジアの国に求めるのは容易に予想できることでしょう。

歯科の総枠を上げられないのは、財政面の理由もありますが、厚労省側には明確な歯科外しの意図があるのでしょう。

しかし、それがために海外委託を推進したとか、認めたとかは、建て前上、厚労省官僚は口が裂けても言えない訳です。

歯科医療費削減の方針が、国民の医療軽視や健康安心軽視だとは言われたくない。

でも、必要以上の削減や抑制を続ければ、歪みがでるのは当然だし、歯科医療軽視の指摘は当然厚労省に向かいます。

それを避ける為には、歯医者をと言うより、技工士やラボを悪者に仕立て上げるのが一番なんでしょう。

そうなれは、民間からすれば、法的な根拠が必要と考えるような問題でも、厚労省官僚は根拠は自分達の責任逃れだなんて言わず、ただタイミングを見て通知通達を出すだけだったのだろうと。

訴訟が起こされていなければ、その通知通達すら出されないまま、海外委託も技工士問題も無かった事にされ、技工はどんどん海外に外国人に浸食されて終わりだったのではないでしょうか。

厚労書は日技が思うほどに、歯科技工士問題を、歯科技工士の改善に向けて動くことはもはやないのだろうと思えてなりません。

例えば日技がお題目のように唱えている、歯科技工士の国家試験統一問題にしても、将来、歯科技工士の資格や免許制度を棚上げにしてしまう考えでいれば、立法や国民の側からそのような動きでもない限り、厚労省は何も手当をしないものと思われます。

設備構造基準や技工録にしても、法制化を言ってきたのは日技の役員達であり、その目的が海外委託対策だとか歯科技工士資格が本来持つ、歯科医療の安全安心の担保の役割を、人から物にすり替えてしまい、上手くすれば乱立した一人ラボを淘汰する武器にできて、国内技工を会員の経営する大手ラボだけで回せるようにしたい、しかし、その目的を表に出せないし、海外委託への対策であるとか、トレーサビリティーとかのカタカナ語が出てきたからうまくそれに乗っけてしまおうという厚労省の思惑と、法的根拠が必要だからと考えた日技の思惑がはからずも一致したと。

しかも、今なら第三者を装うNPO法人の品質保証だ、認定ラボに認定シールだとか言う提言もあるし。


それで改めて厚労省のお役人さんがたも、歯科技工問題に目を向けざるを得なくなった。
しかし、杓子定義に歯科技工士法を当てはめては、他の法律や制度との整合性が取れないとか、これまで放置してきた歯科技工士問題に向き合わなきゃいけなくなる。
それをすることは、下手すれば歯科医療費の増額や歯科医療制度の拡充に繋がりかねない。

そもそも歯科技工士法は国民や歯科技工士に予するために存在するのではなく、歯科技工士を縛り付ける目的で存在するのであって、権利や利益を認めるとかの為じゃないというのが、お上の認識。

下手に法文であれこれ規定させてしまうと、それに縛られるのは歯科技工士じゃなく行政側って言うことになりかねない。

つまり、厚労省に限らず、行政側は裁量の範囲を狭めたくもないし奪われることも許せない。

それに立法は厚労省がやることじゃないからね。

やはりと言うか、川上弁護士の総括や意見書を見ても、厚労省側の本心は歯科技工士の資格は無くすか有名無実化だと思う。

統一試験にしても、行政は立法の問題とかもあるし、やる気はないと思う。

川上弁護士も指摘してるように、行政は場所とモノで規制すれば良いとしてるわけだから、今更人や資格に関わる視点での歯科技工士問題なんかはどうでもよかんべと。

古橋や前任の中西も、それが分かっているのか?読めない馬鹿なのか。

いや、分かっているからこそ、新公益法人法にかこつけて、歯科技工士資格の確立に動くより、モノの規制で利権や利益に繋がる、株式会社を立ち上げ、実務をそっちに移したのかもしれない。

そうであれば、技工士法や技工士資格は形はかりのものになっていくのは決定的だし、調理師免許と同様に、開業や店舗経営上は関係ない免許となってしまうだろう。

それでいて、何か起きれば叩かれるのは我々歯科技工士だとなるのだろうが。


山本さんのブログ記事で気がついたが、


古橋この場合は連盟会長から歯科技工所の構造設備基準及び歯科技工所における歯科補てつ物等の作成等及び品質管理指針の省令化、歯科技工指示書記載事項の追記、歯科技工所の識別に関する要望、歯科技工委託の定義の法令整備、歯科技工士国家試験統一試験の指定試験機関の指定について要望がなされた。


ふ~~ん、省令なんだ。法制化と言ってきたのは引っ込めたのか。

まあ、現実的といえば現実的なんだけど。

にしても微妙に変わるもんだな。

ところで、国家試験の指定機関とやらは、日技を指定してくれって事だろうか??
まさか、NDCを推薦する??
大人気だねNDCって。


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June 21, 2011

虚しき選挙資金

以前にも紹介したと思うが、中西茂昭氏の参議院選立候補における選挙資金について、日技や日技政治連盟の決算書と総務省収支報告書から、会員が支払った総額2億円以上の政治資金がどのように流れたのかを、フローチャートにした図を提供いただいたので公開します。

06nakanishiseizisikin


図中では日本放射線技師協会からの会費や寄付が出されている訳ですが、単純に一方向に流れたと言うより、協力に対し何らかのバックリベートが流れていたのではないでしょうか。

確か、日本放射線技師協会への寄付金名目の支出もあったような。

とにかく、これだけ積み立てて、中西さんがあっさり使ってしまったお金、どんな成果を生みだしたのでしょうか。

中西さんや日技が肩を並べたい、お手本にしたいといつも思っている日歯や日歯政治連盟にしても、職域代表に過去から関口敬三さんだとか大島さんだとか何人も出していて、現職にもみどりのおばちゃんやまさみちゃんが居る訳だけど、じゃあ、歯科の環境は良くなったのかと言えば、良くなるどころかどんどんお国から攻め立てられて土俵際に追い詰めらている訳で、正直、役に立っているとは露ほども思えず、費用対効果で言ったら完全にどぶに捨ててる状態。

いや、実際にインフラとして役に立っているどぶに対して失礼で、捨ててる先はどぶ以下の自民党やらなんかの議員さん達の懐な訳。

歯科業界には表で正々堂々と主張できないブラックボックスがあるから、こんな風に実弾にモノを言わせて議員のざるのような懐に流し込んだり、自前の議員を作ったりしているのだけど、そんな事をしても本当に政策を決めていたり制度を動かしている人達には何の影響力もない。

年間政治資金が時に25億円もあった日歯ですら、結果も成果も出せていないのに、中西さんは一体自分が議員になって何ができると夢想したのだろうか。
そもそも本気で当選出来ると言う当てがあったと言うのか。

下川先生の第二弾です。
歯科問題は今後も解決できない ?! (中)

自民党への政治献金など、政治家頼みは全く通用しなくなった。
自民党自体が通用にないことが分かりきっている。
自分たちのエゴを通す目的で職域代表を国会に送るのはいかがなものか。
国会議員は1人よりは2人、2人により3人と出してはいるが、それが本当に何かの役にたっているのか、というと居なくてもいい。
(職域代表の政治活動)そんなことで保険医療のシステムが変わることはない。

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June 20, 2011

日技古橋会長の所信表明に想う。

先週末に、やり直しの95回代議員会、総会が行われたようです。

山本さんの医科歯科通信に記事がアップされていたので、拝読しました。

やっぱりというかそうなんだろうなと言うか、ニチギデータセンターは恙無く承認されたようです。
94回代議員会・総会の後にどのような説明や説得が行われたのか存じませんが、代議員の皆さんは予定調和よろしく異議なしと納得されたのでありましょう。

その上で、代議員の皆さんが納得されたと言う、古橋新会長の所信表明の記事を読んでみると、で、何が前回での疑問点の解消なのかさっぱり分からない悪性の消化不良状態になってしまった。

これ、ユッケ並みの消化不良を起こしているんでないかい。
どうしたら、異議なしになるのかなと。


NDCについては、山本さんの記事によればすっかり上部団体だか組織だと言う事になっている。
確かに、新設されたNDCっていう株式法人の下にニチギとニチギデータセンターがぶら下がるっていう考えなんだろうけど、当初は別法人を作るっていう事だったのに、記者さんの眼力通りに上部組織として作られたと言うのならば、なにこれ??だろう。

それにしても昨年の10月28日にすでにニチギ政治連盟の資金を使って設立登記は済ませて在る訳で、今更設立でも何でもないんだけど。

古橋会長はNDCの設立理由として

「新公益法人への移行と、地域歯科技工士会と歯科技工士連盟の「峻別問題」を解決する手立てとして、新たな会費収受制度の構築。」


を挙げたそうだが、それのどこが峻別なのか今一つ理解できない。

お金の流れを分けて徴収しているようでいて、実際にはNDCという株式会社に一本化される訳だから、峻別どころかこれまで以上にずぶずぶ一体である事の証明みたいな気がしなくもない。

沼田利根氏が考察で触れているように、口座振替を利用すれば、会員が一々会費をあれは本会、これは連盟、お次は政治献金とやらなくても済むのだろうにと思うのだが。

しかも、振替を含めた徴収事務自体は、NDCがやる訳でもなく第三者に委託する訳で、むしろその委託先にNDCなど介在させずに出した方が、よっぽど組織の独立性が保障されるように思えるのだがな。

結局、古橋会長の声明からはなぜわざわざNDCを設立してまで会費徴収にかこつけて峻別していますと表向き言わねばならないのかは謎のままだ。

これが何故、新公益法人への移行に際しての「峻別問題」の解決策になるんだよ。
別にコストダウンにもならないし、会費を循環させているだけに見えるし、峻別は型ばかりだし。

別法人を作ったから別ですと言いたいのだろうが、こうなると、国が言う新公益法人法とか制度改革と言うのは新たな抜け道を作りなさい、形だけでも分けたふりをしてくださいとでも言う事なのだろう。

ニチギは新法と国の意向に忠実に従う模範的な組織なんだなきっと。
ニチギだけでは無いのかもしれないが、こんな馬鹿馬鹿しい法改正って何の為なんだかね。


第一、こんな別法人をつくってまで「峻別しています」と言うポーズを取って見せなきゃならない位だと言う事はどういう意味合いなんだろう。

こうやって外部から見ていると、このおかしな対応や理由づけは、言えば言うほど逆に言えば実態は峻別なんか出来ていませんやる気もありませんと公言しているようなものだよね。

こうなってくると、これまでニチギ本会を問題視してきた訳だけど、そもそも分けて考えるから訳がわかんなくなるのかもしれない。

そこで、ニチギも政治連盟も、要は同じ人物達が肩書だけ使い分けている訳だから、実態は一体のものであるとの前提で考えてみるとしよう。
というより、本会が守りたいのはNDCなんたらじゃなく、分身である政治連盟そのものなんじゃないのかと。

それではニチギの皆さんがそこまでして、政治連盟を残したい、一体で存在させたい理由は何なのだろうか?


佐野や中西の路線を引き継いで行きたいと言う事なのだろうか。

彼らが言うほどに、政治力が本当に活きているのだろうか。

会員から集めたお金が、政治的に歯科技工士の為に政策やなんかに生きたといえるのか。

ニチギばかり考えていたが、政治連盟自体が存在からして意味を問われるべきじゃないのか。

例えば何らかの政党や議員から、献金や寄付の要求があるから金を出さない訳にはいかないのだろうか。


純粋な政治力と言うのなら、実弾も大事ならそれ以上に実際の票がモノを言うはずだ。

動員できる会員、確実に読める組織票があってはじめて会員の提供したお金が役に立つ。
カネ、人、票。
すべてそろってなきゃおかしい。

ニチギと言うか政治連盟に本当に全国区で当選出来る位に票を動かせるような資金は無いだろうし、肝心の集票力は元より全国区で勝てるほどある訳ではない。

有力な政党の、比例区候補でよほど上位に記載されでもしない限り、当選などおぼつかない。
本気で当選を考えるなら、TVなどで名前の売れた有名人にでもなるならまだしも、技工士会と言うだけでは当選はおぼつかないだろう。

会員数が一万人を切るかもしれないと言う、組織弱体化が顕わな状況で、これまで以上の政治活動が、実際に峻別を図った上で行えるのか、効果が出せると言えるのか。


脇本氏と80人の原告団が起こした訴訟で、国や厚労省の歯科技工士に向けた目線の冷たさがはっきりと認識された。

歯科技工士一人ひとりの、確かに努力や研鑽も大切ではあるが、私達の存在と働きとが、きちんと法的にも制度的にも確立したものである事が大切にされる社会、法や制度があってはじめて、歯科技工士もその能力を発揮できるし安心して仕事に打ち込めると言うものだ。

本当に大事な事を忘れ、歯科医師会のブラフや圧力に迷わされ、目先の金を歯医者の奴隷となって追い続けて来た私達歯科技工士の全てに、問題の本質はあるのだろう。

自戒の意味も込めて、歯科技工士会と言う組織もまた、私を含めた歯科技工士の意思の濃縮された姿なのだろう。

だからこそ、形ばかりの峻別をいうとか、政治力に過剰な期待を持つのではなく、歯科技工士の存在基盤に立ち返って組織も個人もその存在を見直す時ではないのだろうか。


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May 30, 2011

日本をメルトダウンさせてはならない! 「日本一新運動」の原点―56

◎「日本一新運動」の原点―56

              日本一新の会・代表 平野 貞夫

○日本をメルトダウンさせてはならない!

(情報の隠蔽と工作は犯罪行為だ) 
 
 連休中の5月6日(金)、菅首相は突然の記者会見で「浜岡原
発の全面停止」を、行政指導として中部電力に指示し、多くの国
民から喝采を受けた。これで連休後の政局のイニシアチブを握っ
たかに見えたが、これが偽の「脱原発論」だとわかり政局浮揚に
効果が薄いとの雰囲気が漂い始めた。それを待っていたかのよう
に5月15日(日)、東京電力は世界中が「ヤッパリ」と驚く事
実を発表した。
 福島第1原発の事故で、1号機は大震災の5時間後燃料損傷が
始まり、16時間後にメルトダウンしていたということだ。さら
に、その後の報道によれば第2号、第3号機もメルトダウンして
いる可能性が強いということだ。専門家の一部には、第3号機が
「再臨界」の可能性も否定できないとの主張もある。私に届いた
東京電力関係者の内部情報によれば、4号機にも問題が多く「千
数百本の燃料露出による水蒸気爆発などの可能性」があるとのこ
とだ。
 東日本大震災の復旧が進み出したとか、復興構想が必要になっ
たという菅政権のパフォーマンスと、それを垂れ流すメディア。
何を考え、どこを見ているのか言語道断である。放射能からの避
難命令に生活手段を奪われた被災地の人々、日々拡大する農業や
漁業への被害、大震災と菅政権の人災により日本国は以前より増
して危機に瀕しているといえる。原発事故以外でも被災後70日
も経て、11万人を超える被災者を緊急避難所に放置し、悪性の
肺炎で災害関連死が急増している悲劇を見るに、これは棄民だと
いえる。菅政権が大震災に対して機能していないことに腹が立つ。
 東京電力が5月15日(日)に発表した「第1号機はメルトダ
ウンだった」という情報は、予想されていたとはいえ、菅政権に
とって致命的な打撃であった。事故発生直後から「安全」を菅首
相が言明していたからだ。翌日の衆議院予算委員会の集中審議で
の菅首相の狼狽ぶりを見ていればわかる。この情報は、菅政権が
初動対応を誤っていたことを証明するものだ。米国をはじめ国際
社会は当初から日本国政府が情報を隠蔽し工作したことを厳しく
批判していた。恐らく東京電力は第1号機のメルトダウンの情報
を、菅首相から公開しないよう指示されていたと思う。
 菅政権と東京電力の間に緊張関係があるのは当然である。しか
し、敵対的な関係であってはならない。理由は人災といわれる事
故が拡大中で、それをどう防ぐかという重大な危機が続いている
のだ。「情報の隠蔽と工作」は菅政権に責任がある。正確に情報
を公開することが、国際的協力を得て大災害を適正に収拾するた
めの鉄則である。それを自己保身・政権延命のために行わず、あ
るいは工作した菅政権の行為は犯罪といえる。いずれ法的問題が
提起されると思う。
 東京電力のやり方や在り方については、私を含め多くの人々は
言いたいことが山ほどある。今、もっとも大事なことは、東京電
力をはじめ専門家を活用して非常事態が続く原発災害を食い止め
抑え込み、国民と国際社会に安心して貰うことである。そんな時
期に菅政権のやっていることにはあきれるばかりだ。東京電力の
社長を外部から起用する情報を流したり、電力会社側がもっとも
嫌がる「発電と配電の分離」を菅首相自身が記者会見したりする。
この他にも民主党内の議論もなく「原発中心のエネルギー対策を
白紙化し見直す」との発言があった。これは大事なことであり、
実現して貰いたいことだ。
 しかし、菅首相の本音は国民受けを狙った、責任逃れの延命策
であることは明かである。この非常事態=戦争に最前線で戦って
いる部隊の戦意を失わせる愚かなことだ。もう一言いわせて貰え
ば、これらはさらなる「情報の隠蔽と工作」の責任を東京電力に
負わせるためであり、菅政権への批判を躱すための話題づくりで
ある。問題発言を繰り返し福島第一原発の対応ミスから、責任回
避を狙ったものだ。エネルギー政策や電力産業の基本問題は、国
民的議論の中で決めることで、菅首相の思いつき発言がかえって
改革を妨げることになる。
 3月下旬、私は「非常事態対策院」を挙国体制でつくり、菅政
権を緊急事態が収まるまで支える構想を実現すべく活動していた。
この時知った話だが、この構想を仙谷官房副長官に説明し協力を
求めた人物が、「どうせ在日韓国人からの違法献金問題で引責辞
任となる。挙国体制でひと息ついた時点を花道に退陣する方が本
人のためだ」と言ったところ、仙谷氏は「違法献金より、どのみ
ち原発災害対応で責任をとらざるを得なくなるので、この構想で
菅首相を説得してみる」と語って理解を示したとのこと。この話
を聴いて、原発問題で菅首相自身、重大な情報の隠蔽と工作を行
い、判断ミスをしていると確信した。
 東京電力の福島第1原発第1号機のメルトダウンに始まる情報
公開は、菅政権との敵対的緊張関係を深めていくであろう、それ
が菅政権崩壊の要因になっていくと思う。菅首相も東京電力も、
自分の保身を前提にしていては、原発のメルトダウンだけでなく、
日本国のメルトダウンにつながることになる。これを避けるため
に何をすべきか。大震災への対応をここまで混乱させ、被災を拡
大させている菅首相の退陣しかない。

(目に余る日本政治のメルトダウン)

 本稿執筆中に西岡武夫参議院議長が、読売新聞に寄稿した「菅
直人内閣総理大臣殿」という文章を読むことができた。「菅首相
は法律を無視している」「情報の隠蔽と工作」など、六項目にわ
たって大震災・原発対応を巡って、菅首相にそれらを処理する能
力はないと具体的に論じている。そして、サミット首脳会議前に、
野党が衆議院に内閣不信任決議案を提出すべきと断じ、政治家・
西岡武夫として、菅政権を誕生させた責任を感じ断腸の思いだと、
絶叫している。
 私は西岡議長とは50年に近い親交があり、10年間にわたり
同志として政治活動をともにしてきた。最長老の議会政治家とし
ての思いに全面的に賛同するものである。しかし、この西岡参議
院議長の論旨を理解する国会議員が何人いるか、私はほとんどい
ないと断じておく。理屈で分かっていても行動できる政治家はほ
とんどいない。
 西岡参議院議長は「国会議員が党派を超え、この大震災と原発
事故が、少なくとも、子供たちの未来に影を落とすことのないよ
う、身命を賭して取り組まなければなりません」と、国会議員へ
の呼びかけで寄稿文を結んでいる。この呼びかけに何人が応える
ことができるのか、多くを期待できない。その理由は、日本政治
全体が福島第一原発と同じように「メルトダウン」を起こしてい
るからだ。
 政治のメルトダウンほど恐ろしいものはない。大震災後、何度
か衆参両院で政府に対する質疑が行われているが、問題の本質を
突く質問が少ない。さらに、国会としての意志がまったく示され
ていない。西岡参議院議長が何回か菅首相を叱責する発言を行っ
ている。この当然の主張を参議院の意思、すなわち国会決議をし
て、国民に提示することをどうして行おうとしないのか。方策は
いくらでもある。
 首相問責という政局問題ではなくとも、例えば、原発の「情報
の隠蔽と工作」問題などは、真実を国民の知らせるのは政府だけ
ではなく、国会にも責任があると、なぜ考えないのか。もっと問
題があるのは、横路孝弘衆議院議長だ。この国難にひと言もコメ
ントしていないことだ。衆参両院議長が政治的良心をひとつにし
て、国を挙げて大震災に対応する姿勢を示し、菅首相を叱責すれ
ばこんな事態は避けられたはずである。
 菅政権が実質的に民主党政権でないことは前回論じたとおりだ。
現在の民主党も議会政治を担う政党ではない。さらに、自民党に
至っては、相変わらず政権交代の恨みを小沢一郎氏に持ち続ける
小児的政治家が多く、国難に正面から立ち向かう志のある政治集
団ではない。
 国会もメルトダウン直前だ。世代交代と粋がっているが、本当
智恵のある政治家はいないのか。


日本一新運動の原点の更新をすっかりさぼっておりました。
今日、纏めてアップしています。

さて、日本一新の会事務局より、メルマガの原稿をPDFファイルで発信したいと言う連絡があり、同時にファイルも届いております。

今号のファイルをアップしておきますので、印刷用にご利用ください。

「nihon-issinnunndou-genten-56.pdf」をダウンロード

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