打つ手がないのなら・・・・・
全長50mとか60mのコンクリート圧送ポンプ車は、今でも燃料プールへの注水を続けているのでしょうか。
これは、燃料プールへですよね。
蒸発分を補填するだけなのであれば、汚染水が増える事も無いのだろうけど、放射性物質が大気中に放出されるのを防ぐすべは無い。
格納容器の蓋が外されていた4号機ならば、炉内にも注水出来るのだろうけど、他はどうなのか。
メルトダウンを認め、格納容器や圧力容器の破損や穴あきを認めた今も、注入された冷却水の漏出については、はっきりした説明をしていないのが、東電や空き缶政府。
実際には、外洋にダダ漏れ垂れ流しなのだと思う。
ホウ酸注入を始めたとか言うが、これ、最初からやっておくべきだったのではないのかな。
原発事故が発生した直後から、韓国政府からホウ酸を提供する用意があると言うようなネット記事を見た記憶がある。
今となっては、廃炉しか選択肢は無いはずなのだが、東電は今日の中小企業との補償交渉でも、廃炉については返答しなかった。
この期に及んでも、まだ、再稼働が出来るとお考えなのか??
メルトダウンした燃料を撤去するともなれば、容器全体を破壊するか解体するしかないだろう。
再稼働など夢のまた夢だとしか思えないのだが。
そもそも初期の段階でメルトダウンが分かっていたはずなのに、ホウ酸注入をためらったのは、メルトダウンを認めたくない、燃料棒の被覆が多少損壊しても、圧力容器や格納容器全体は、まだ再利用が出来るだろうと言う、原子力亡者達の身勝手な願いからだったのではないのか。
それとも、水を入れたのと同様に、ホウ酸を入れてもどうせダダ漏れするだけで、メルトダウンした燃料を確実に包み込めるか分からないからとか言うのかもしれない。
現状では、格納容器や圧力容器の蓋をあける事が出来ないのだろうけど、それだと何時まで経っても対策の手が燃料に直接到達できず、工程表も机上の空論に終わってしまうのではないだろうか。
この原発事故によって、只でさえ酷くなっていた身近な生活経済とでも言えばいいのか、中小企業、地場産業、商工業に深刻な影響が出ているのだと思う。
とにかく、日曜日だと言うのに、商店街に人が居ない。
どこの売り場も、レストランや食堂も閑古鳥が鳴いている。
大手チェーンも客が入らない。
山田うどんの値下げののぼりを見たと思ったら、牛丼がまたまた値下げ競争になってる。
大手の資本でもこの通り、日銭で食ってる客商売の店なんて、後どれだけ続く事やら。
元々患者さんが減り、歯科ホテツの需要も減って居たところにこの原発事故だ。
仲間の技工士の皆さんも、軒並み赤字転落しているのではないのか。
しかし、この業界からは、辛いとか何とかの言葉は出てこない。 やせ我慢なのか、諦めなのか。
それとも、儲かってウハウハなのか。
夕方、金属屋さんが来られた。 もっぱらスクラップの回収をお願いしてる企業。
最近は研磨くずも出ないし、昔は二年もあればそれなりに回収に回せるスクラップがたまったんだけどねえ。
ただ、歯科以外の金属スクラップはそれなりに出ているのじゃないかな。
実は、以前からあそこヤバク無い??って言っていたインプラント一本いくらってデカイ広告を出している○○歯科。
それについて、私なりの疑問や危惧を伝えてあったんだけど、その後、それなりの情報を貰ったんだろうか、やっぱりヤバイようですよと。
今では、そこの最低料金ですら、「高い」って言う位、低料金を謳う歯医者が増えているのだけど、一体その値下げの原資というか、バックボーンはどこに在るのだろうか。
歯医者さんが自分の手取りを減らしていると言うのも、そりゃ確かに在るのだろうが、それでもあれだけのリスクと衛生的でコストのかかる設備が要求される、観血的処置を行っていて、一本当たり5万円とか6万円とかで、提供できると言うのには、素直に納得できないものがある。
誰かが泣いているのだろう。
歯科の場合、大抵は委託技工になる歯科技工所や歯科技工士が泣いてきたし、材料屋さんも無理な要求に泣いてきた。
本音が出る所で、歯医者さんを信頼していると言う業者や営業マン、歯科技工士にあった事は無いよ。
それは、歯科のジャーナリストって言われる人たちも同じ。
インプラントバブルについても、或いは、これまでの歯科の自費や保険の治療実態についても、実はヤバイって言う事をみんな知っているはずだ。
ただ、それを言うのも認めるのも、自分の収入や生活が断たれるから言わないだけである。
業界人が言わなくても、さすがにこのままで歯科業界が存えるとは思えない。
今は言わないでいる人達も、一度この業界が終焉を迎えるとなったら、重い口を開くようになるのだろうか。
不思議なのは、自費が少なくても、患者さんがものすごく減っても、なんだかんだで歯科医院は存えていることである。
やはり、点数が低い低いと言っても、実際には値下げやダンピングを要求する事は無い国の制度なのであれば、地雷を踏まないようにしさえすれば、月に何10万点かは確保出来るって言う事かな。
レセオンが先延ばしになって、延命できたって言うのも在りかな。
しかし、その効果も原発クライシスで吹っ飛ぶかもなあ。
こんな記事を書いていたら、きっこさんのツイッターで
「東京都八王子のゴミ処理施設で12万ベクレルの放射能を検出」って、東京も逃げる場所がなくなってきたな。」
隣じゃん。てか、生活圏じゃん。
まあ、足柄茶もバッテンが出てるし、じきに関東東北中越全体が、放射能汚染地帯に認定され世界遺産入りだね。
放射能汚染を黙って受け入れた文化圏と言う事で。
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