April 29, 2012

日本歯技第513号掲載の法律案を考える。

昨日手元に届いた資料に、日技執行部のある人によって書かれた法律案に対するプロの法律家による一文が寄せられていた。

公開の確認をしていないので、自分なりにまとめて書きます。

その法律案とは、日本歯技第513号に掲載された論文で、筆者は日技認定講師として全国でこの法律案を発表しているので、知っている方も多いと思います。

私も以前に資料として仲間から受け取り、読ませてもらったんですがなんか、釈然としないものがありました。

日技の、それも現執行部の常任理事として活躍されている方の論文だし、生涯研修のテーマにもなっているくらいなのだから、日技執行部もこの論文というか法律案を支持している、或いは日技の見解、案として押しているのかと思うわけですが。

この方の論文というか、法律関係の記述を始めて読んだのは、もう10年ほど前にごまめの翁さんに送っていただいていた旬刊「ごまめ」の中でだったと思います。


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そういえばごまめの翁さんと知り合ったのも、加藤さんのIDEA掲示板だったと思います。
本好き、文章好きの私にとって、歯科技工士の皆さんが技工や歯の論文ばかりじゃなく、エッセーやら短歌や俳句を書かれている、嗜んでいるというのも良いもんだなあとの思いで、ありがたく読ませていただいていました。

その翁さんも現役を引退、ごまめも平成19年菖蒲月の千秋楽号を最後にへ終刊となってしまいました。

ちょっと読みなおしてみても、法律論を中心にすごい数の投稿をしていますね。

しかし、何故、こうまで一歯科技工士が法律論にこだわり、追求しなければならないのか。

まあ、その気持ちは私などもよく分かるんです。

詰まる所、歯科技工士の存在が歯科技工の海外委託訴訟で最高裁にも門前払いされた事にも象徴されるように、歯科技工や歯科技工士のあまりの価値の無さになんとなく気がついている歯科技工士が、せめて法律論で武装しよう、理屈で負けないようにしようと必死で背伸びしている、足掻いていると言えなくも無いわけなんですが。

悔しいですが、やはり歯科技工士にあるのはコンプレックスでしょう。
歯医者にあって歯科技工士に無いものに対して、どうしようもないコンプレックスを私たちは秘めているのかなと思います。

良くも悪くも我々を突き動かす動機は、コンプレックスの裏返しでしょう。
コンプレックスを否定する気持ちはありません。 むしろ良い意味で向上心に繋がればと思うわけです。

さて本題に戻して

日本歯技第513号に掲載された学術論文は、歯科技工の海外委託問題訴訟と無関係でもないのでしょう。
もしかすると、裁判の過程で何もしないと非難された日技なりの反論、こう言う考えがあるぞ、こう言う考えでやっているぞという執行部の意志の現れなのかもしれません。

では、海外委託などに対して、この論文にある法律案で対処することが出来るのか考えてみましょう。

単純に歯科技工を、委託と受託の関係で見れば良いことなのか?

医科における委託と受託の関係に置き換えることが出来るのか?

この案による法律が成立したとして、果たして効力が国内外に及ぶのか?

同じく、歯科医師に対してはどれだけの拘束力があるというのか?

技工録や設備構造基準もそうだが、法的に成立したとして、効力が及ぶのはどこからどこまでなのかをよく考えて置かないと、法律の解釈によってはというか、書かれていないからこそ対象以外はお咎め無しと言う、なんのための法律なんだよと言うような結果になりかねないのです。

例えば歯科技工指示書との存在があります。
歯科技工士法によれば、歯科技工士はこの指示書がなければ技工が出来ないことになっています。
となれば、その発行義務は歯科医師にあると思うのが普通でしょう。

しかし、歯科医師法にはそのような条文は無く、歯科医師には指示書の発行義務など無いというのが本当のところでしょう。
それに、歯科医師がどこの誰に委託するかについては、歯科医師の裁量の範疇にあるということです。
その面で、歯科技工士には決定権など何も存在しません、国家資格でありながらその業務における裁量は歯科医師のそれとは比べるべくもありません。

このような法律案や法律論をごまめの歯ぎしりよろしく、ギシギシ書かなかきゃならない歯科技工士の存在のなさに、まさに歯ぎしりしている所です。
ごまめの歯ぎしりというのも、案外そういうところから来ているようなもんです。

歯科技工士の歯ぎしりの元になっているのが、コンプレックスの元でもあるのですが、歯科技工士と言うだけでは何も出来ないことです。
全ては歯科医師の裁量次第だという現実に、私達がいくら法律論で立ち向かったとしても、実態は歯噛みするしか無いわけです。

歯科技工士法やその関連することをいくら弄った所で、その効力が歯科医師に及ばず、歯科医師の裁量が今のままであっては、絵に描いた餅にすらならない可能性があります。


技工士会の皆さん、生涯研修などでこの法律案を学ばれた皆さん、これで良くなるとか、さすが日技だとお考えなら今一度読みなおしていただきたい。

何よりも我々は有資格者だ、国家資格の有資格者だと言ってきたのではないのか。
業の独占を言ってきたのではないのか。

歯科技工業務は、医療法施工規則等に規定された各業務に準ずるものと言い切って良いのかなど、よく考えていただきたい。

法律案の方向性、そして、実際に立法化された際の誰に効力が及ぶのかを、念頭に置かず、ただいたずらに法律を論じた所で得られるものはろくに無いような気がするのです。


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April 28, 2012

マスゴミが流さないなら・・・・

やっぱりというか、阿呆らしいいというか無罪になった人に対して説明責任だとか道義的な責任だとかの訳の解らん言葉があちこちから出てきた。

特に自民党の石原伸晃幹事長とかはおかしい。

そう思っていたら阿修羅にいい記事があったので貼っておきます。

なんつったってこれ、歯科の業界絡みだもんね。 根は深いよ。

http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/459.html

自民党幹事長・石原伸晃こそ、証人喚問に応じろ! ■石原議員(自民党幹事長) 巨額献金の“見返り”

石原伸晃議員が日本歯科医師連盟(日歯連)から総額4000万円の迂回献金を受けていたことが明らかになった。

「若さとクリーン」が売りなのに、4000万円という額はハンパじゃない。
会長まで逮捕された悪名高き日歯連は、なぜここまで入れ込んだのか――。(中略)
石原議員はこれまでに、日歯連から合計280万円分(00~02年)のパーティー券収入があり、
政党支部が150万円(00年)の献金を受けていたと告白している。
しかし実際には同じ時期(00~02年)に、その何倍ものカネを受け取っていたのだ。
「迂回献金は、日歯連から自民党の政治団体・国民政治協会に寄付された後、
自民党本部を経由して石原氏が支部長を務める自民党第8選挙区支部に流れているようです。
日歯連から国民政治協会へ寄付された数日後に、
自民党の本部から支部に流れているから、明らかな指名献金ですよ」(政界関係者)(後略)
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=7010

■石原国交相(現・自民党幹事長)に 迂回献金4000万円

■日歯連 自民の資金団体通じ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-05-13/15_01.html

■石原元政調会長(現・自民党幹事長) <4000万円迂回献金醜聞>
国土交通相時代、迂回(うかい)献金疑惑が国会で取り上げられたのは、石原伸晃元政調会長(現・自民党幹事長)です。
〇〇年七月から〇二年五月までの間に、「日本歯科医師連盟」(日歯連)から
自民党の政治資金団体「国民政治協会」に一千万円ずつ四回、計四千万円が流れ、
その直後に自民党本部を経由して、石原氏が支部長の「自民党東京都第八選挙区支部」に渡っていたというもの。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-11/2008091115_02_0.html

■日本歯科医師政治連盟の政治汚染 日歯「政界工作内部文書」入手
--安倍議員(自民党元総裁)・石原議員(自民党幹事長)の「金と役割」
--自民党を揺るがす「疑惑の資金ルート」全相関図
http://www.weeklypost.com/jp/040917jp/index/index1.html
(前略)石原氏は、日歯側がいったん自民党の資金団体『国民政治協会』に献金し、
自民党本部からの交付金として議員(自民党支部)に還流させる迂回献金の形で
総額4000万円が渡った疑惑がもたれている。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040917jp/news/news_2.html

■【疑惑の献金】自民党の安倍議員、塩崎議員、石原議員、根本議員に疑惑発覚!

★日歯連側が自民4氏に資金提供 同時期に陳情橋渡し依頼
http://www.asahi.com/national/update/0219/003.html
(前略)日本歯科医師会は政治団体の日歯連を通じて自民党を中心に3年間(00~02年)で
総額22億円にのぼる巨額の献金をバラまいていた。
東京地検特捜部は吉田幸弘・前自民党代議士へのヤミ献金事件を突破口に、
そのカネがどんな目的で配られたかという政界工作の全容解明を進めている。

■迂回、自民党事務局が関与 日歯連献金
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040813/K0012201911049.html
日本大学法学部の板倉宏教授(刑法)が指摘する。
「複数の政治家が日歯連幹部から法改正の請託を受け、
それらの政治家が職務権限のある厚労省の役人に働きかけをして実現させると同時に、
政治家には日歯連からの献金が増えた。
そういう経緯があれば斡旋収賄にあたる可能性も出てくる。…」
これを収賄疑惑といわずに何というのか。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040319jp/edit/edit_2.html

まあ、いっぱいあるから阿修羅をよく読んでください。

さて、業界絡みといえば、何故かよくわからない役員選挙が日技で進んでいるらしい。
これ、新公益法人に移行したから、会長以下役員は公明正大に選ばれていますよと言いたい訳か?

旧法人時代の会長選挙を仄聞しつつ、実際はどうやってそもそも日技の役員が選ばれるのか知らなかったんだよね。

代議員たちからの立候補?
手上げ式?
互選?
推薦?

例えばあの人などは2階級特進どころか、支部での雑巾がけもないままに支部や県、ブロックを飛び越して入会即日技理事のような形だったと、当時を知る人から聞いたけど。
条件さえ合えば、誰でも日技の理事になれたんだろうかね。

で、今進んでいるのは、役員というかその、理事選挙らしい。
青年会議所や商工会での理事経験はあるけれど、技工士会では幽霊会員だったから、実態はよく知らない。
代議員制は何となく分かるし、今回も投票の権利は多分、代議員にあるのだろうと思うけど、じゃ、立候補の資格は?

これがよくわからない。

多分、誰でもいいのだろう。 会員なら。

会員なら立候補は誰でもできる、しかし、投票はできない。
多分そんなところだろう。

青年会議所では、会員にはヤル気さえあれば立候補もできたし投票もできる。 
しかし、昨日今日会員になったようなメンバーがいきなり理事に当選するなんてありえないし、そんな無謀なことはしない。
やはり会での経験を積んで、仲間の信頼を得てと言うのが大事。
県単位や地区単位、ブロックや日本レベルとなると、相応の出向経験がなければ、そもそも名前も知らない人に投票する会員は居ない。

技工士会も同じだとは思うのだが。

日技を構成するのは、希望者、出向者だったのだと思う。
そういう人達の中から互選されて理事や会長候補が決まっていったのだろう。
では、会長選挙や監事選挙での投票権のある代議員はどういう立場なんだろうかね。
いろんな立場を兼ねている方も多いのだろうけど。
少なくとも支部の平会員であっても日技会員であることに違いはないから、意志あれば会長に立候補できます。
その場合、推薦人が必要だったと思います。

新公益法人に移行しても、その仕組は変わらないのだろう。
しかし、理事はこれまでのように曖昧な互選や会長になった方の役員人事で選ばれるのではなく、先ず理事を代議員の投票による選挙で選び、その中から会長や副会長を選ぶということになるのだろうか?

そうなると、古橋が会長で居るのは理事選挙当日までということなんだろうな。 

だからといっちゃなんだが、現行の役員たちは全員当選しないわけにはいかない。
選挙はする、だが、今の役員は変えたくない、変えるにしてもこれまでの慣行を守るようにしたい、そういうことだろうと思う。

日技役員選挙公示

形だけの役員選挙、理事選挙をとなると、定数ピッタリの立候補者数にしちゃえば、しかも立候補者は現職で固めちゃえば、あ~ら不思議、今の役員たちがそのまま新理事になってしまう。
一応、選挙はやったもんね。 告示した、募集した、立候補を受け付けたと。
んで、誰がでるかとかはもうとっくに話がまとまっているのだろうから、しかも、古橋や杉岡などには最初から指定席を別枠で用意しておいて、しかも立候補者はご本人以外は出ないように調整してるから、古橋や杉岡は最初から当選してる訳だ。

代議員会を開く必要ないじゃん。

予定じゃ、そうなるはずだったんだろうな。

地区も全国枠も多分、定数ぴったりに調整して、無投票当選になるはずだった・・・
でもそれじゃ~いくらなんでも見え見えだから、地区からは一人くらい選挙になるようにした?
全国枠は?

ん?

計算狂った?古橋さん?


蛇足だが、この制度改革によって何が変わったのかといえば、会長と監事とがこれまでのような間接的とはいえ代議員達による選挙で決まっていたのが、これからは、代議員すら直接に会長や監事を選挙で選べなくなるということだね。

地区候補のような指定席を押さえてしまえば、しかも、その地区候補全部をお仲間で押さえてしまえば、多少全国枠に計算違いが起きても、理事会の主導権は握れるだろうということだね。

つまり、これまで以上に特定の権力者の支配が確立したって言うことかな。

先日、相撲協会の貴乃花理事をTVで見たんだけど、あちらも似たようなもんだね。
ただ、貴乃花は理事会では異端かも知れないがそれでも2期連続して理事に当選した。
相撲協会と国技の将来に危機感を持つ親方たちが最低限存在するということだろう。

翻って、日本歯科技工士会。

こりゃ相撲協会より酷いかも・・・・・


更に蛇足だが・・



公益社団法人日本歯科技工士会
選挙管理委員会発表

新制度 投票方法

1 投票用紙  候補者名を記載した3種類の投票用紙 A、地区選出枠 B、全国選出枠 C、監事

2 投票方法  各候補者それぞれ一人一人に、 同意〇 不同意☓ を付ける。

3 当選     同意が過半数の者が当選。過半数に満たない者は落選。(推定投票数79、過半数40)

4 定数超過  過半数を得た者の内、同意の多い順に定数までが当選。

記名投票ですら無い・・・・・

よっく考えてみたら、選挙でさえ無い・・・・

会員、馬鹿じゃん・・

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March 22, 2012

迷い道くねくね

あの人にとっての分かれ道は何だったんだろうな、

そして何度、信じてくれた仲間を迷わせ分かれ道違えて行ったんだろうな。


あの人も今では組織の副会長だよ。

ただ単に袂を分かって来ただけなら、そして道を過たず歩いて来ただけなら、誰もが刮目して見上げるのであろうが、、、


今あの人の周りに、かっての友は居ない。

心照らしあえる友が居るとでも?

あの人が友は居ると言うのなら、友の名前を上げて見せよ。

そうだ、あなたが友だと照らしあえる人が居ると言うのなら、その人達は何故にあなたの側に居ないのだ。

あなたが望む高みは、そう、後一歩までに近づいた池の中の高みは、友に支えられて上がるのではなく、あなたの打算とあなたの裏切りと、あなたの傲慢と、あなたの悲しい野心の先にある。

登れるかもしれない、たどり着けるかもしれない。
後1人2人の足を引けば。

でもさ、足を引いているのは誰だろう。

そもそもあなたは何があなたの野心の元なのだ?

何がコンプレックスの元なのだ。

私なぞには望みようもない親があり兄弟があり、能力がありながら、何故池の高みに固執するのだろうな。

あなたが仲間と起こし、人も驚く改革の時の声あげ、理事会資料を持ち出し男気を示したのも全て打算だったのか。

57人が行った道、2人が行った道。

今、高みにある人も、或いは同じように高みを目指している人たちも、嫉妬や打算、権謀術数を巡らしているのだろうなあ。

しかしなあ、いくら池の中の高み、小島とでも言えばいいのかなそこに昇ったとしても、あの人達が肩を並べたいと思うような人達は、そもそもその池には居ないのだよ。

池があるのはある家の庭だし、家の大家さんは高みの見物、家の住人は知らん顔、池の住人の中には資本という足を生やして池から這い出した者たちもいるけど、その人達は重鎮とかお互いを持ち上げながら池のさざなみなどどこ吹く風。

おたまじゃくしも育たないこんな池に誰がした。

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March 16, 2012

脇本さんに託す技工士の一分

この一週間ほど、友人の鉄工所で慣れない下働きを続けています。

歯科技工士の経験、なんの役にも立ちません。
工具や機械の場所、スイッチの場所、材料の場所、一度に覚えきれるものじゃありません。

頑固親父である友人のやり方、スタイル、癖が染み込んだ鉄工所です。
その上で、補助的な動作、サンダー掛け、ハツリ、ハンマーと、最低限の技術も覚えねばとてもじゃないが補助にもなれません。

多少は見知っていたつもりでしたが、実際に何十万にもなる鉄鋼製品を作るとなると、仕事の案配も金属の材質や癖、溶接の種類、図面を読んで加工の手順や材料の寸法変化、修正と仕上げ、知識がどれだけあっても足りません。

果たしてやり遂げられるのか。

本業の歯科技工は受注がさっぱりです。
友人知人もどこも似た様なものだと言うし、中国技工だ海外委託だと言う前に、国民が歯科のそれも保険技工を見限ったのであれば、さもありなんというような状況を迎えているのでしょう。

歯科医院側に今更歯科技工や歯科技工士の心配をするような余裕も無いでしょうし、私などはむしろお得意先からは特段の配慮を頂いていながら、現状打つ手なしと言うことですから、気持ちや絆で繋がっていないラボは、単純な値下げくらいでは受注も簡単では無いでしょう。

それでも、開業すればと望みを抱く技工士さんも多いのでしょうが。

落ち着いたらもっと踏み込んだ歯科技工への考えや意見をまとめますが、今はラボの新規開業どころか歯科技工士になる事自体がリスクが多すぎると言っておきましょう。

希望もクソもない結論ですが、今から歯科技工士を目指そうとか思うのであれば止めておきなさいとアドバイスします。

仮に、何か歯科技工士に希望の持てる何かがあるとすれば、ほんとうに僅かな希望、望みなんですが脇本さんの存在が全てです。


伝えて欲しい、知って欲しい「最後の人、脇本征男先生」のこと。

神が歯科技工業界にも「最後の人、脇本征男先生」を残してくれたかと感激する。

酒井会長からの長き戦いが、佐野、中西で中断した。それは余りにも長い期間で、歯科技工士の誰もが諦めている。
さて歯科技工士に最後の戦いの日が、与えられるのか?
それを決めるのは、3月17日の評議員である。

出来ることなら、最後まで戦い死にたいと望むのは愚かなことではないはずだ。


一年前の東日本震災当日、脇本さんは日技会長選挙で負けました。
直前まで一票でも多くと懸命の運動をされましたが、思いの外代議員の票は集まりませんでした。

代議員たちが会長選挙で投票したのは、当時ですらボロボロになっていた歯科技工士という存在を守り国民のために残そうという思いのためではなく、代議員たちも含めた組織の防衛本能、恐怖からの投票だったのだろうと言う事です。

当選した古橋氏は、日技と技工士連盟の峻別や、HPを活用しての情報公開などを訴えていましたが、日技広報ブログの居直り発言を見るまでもなく、HPの活用も情報公開もなされていませんし、そもそも組織の峻別を言うのであれば、出るべきではない技工士連盟の会長候補に立候補した時点で、公約など守る気持ちはないと公に宣言したようなものですし、それを疑問とも思わない日技会員や歯科技工士連盟会員には呆れるばかりです。

其の皆さんが、平成24年3月17日に、代議員ではなく評議員の肩書きで会長を選ぶわけです。

公益法人改革を歌うなら、認可されたからもう大丈夫だというのではなく、峻別の意味を理解出来ない人を選ぶのではなく、評議員自身が峻別を行動で示すしか無いはずです。

日本歯科技工士連盟の会長選挙を考える


国は、公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。ただ単に、公益法人の活動と政治団体の峻別をしなさいと行っているのだ。峻別と言う言葉がわかりにくいなら、「全く違う団体であるので完全に分けなさい」と言っているだけである。

確かに、完全に違う団体の日本歯科技工士連盟の会長選挙に、全く違う団体の社団法人日本歯科技工士会の現会長の古橋博美氏が出馬しても問題はない。
しかし古橋氏には、よく考えてもらいたいものだ。
選挙をしたと言っても世間は、日本歯科技工士連盟の会長と社団法人日本歯科技工士会の会長が同じで、「峻別した」もしくは「全く違う団体である」と思うだろうかと?
同じ会長なら、やはり最後は会計業務が疑われることとなる。

日技と歯科技工士連盟の会長が変わったくらいでは、末端のラボや歯科技工士の労働問題や経済問題が変わる訳ではないでしょう。

しかし、政治連盟の立場は歯科技工士の一分を示すことに繋がるはずです。

評議員の皆さんには、起きてしまったことに対する責任重さを恐れるのではなく、最後くらいは男気を示して終わらせてもらいたいところであります。

Sany6482


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March 01, 2012

乗り越えたらそれで終わりなのかな??その2

聴覚障害を乗り越えたとか言うつもりはない。

聞こえないことのプレッシャーは常にある。
ただ、それだけに追い込まれていたら思考と内なる声だけで私自身の脳内が潰れてしまう。

自分自身の思考や響き渡り駆けまわる音なのか声なのか耳鳴りなのか、止まらない何かから逃れるために、私自身は活字を追い映像を追い、視覚に入るもので暴走する思考と置き換えているような気がする。

人が生活するということは、時間との戦いでもある。
睡眠もまたその一つとなる。

私のような聴覚障害者にとっては特に。

あまり人には言わないのだが、自分にとってのプレッシャーの一つが、時間を守れなくなってしまうこと。
寝過ごしてしまうことがいつも怖い。

音声での目覚ましは役に立たない。
余程の大音量でもない限り、通常のラジカセ程度では、ん?今はラジカセはないのか・・・
今だったらCDとかDVDのコンポか。

例えば何十Wのステレオコンポにタイマーをつなげて、朝6時にセットしたとしよう。
自分が起きれるような気がつくような音量は100デシベルを超えてしまう。
大音量である。

一度か二度やったことがあるが、はっきり言って近所迷惑である。 家族からしたらたまったもんじゃないだろうか。

そんな訳で、バイブアラームや振動腕時計とか色々使ってきたが、今ひとつ信頼できないし壊れるし。

こんな事がプレッシャーだと言ったら笑われるんだろうが、多くの聴覚障害者には深刻な問題だと思うよ。
とりあえず、新しいバイブアラームを買うつもりなんだけど。


さて、思考である。

人は生きる上で常に何かを問題と捉え、乗り越え乗り越え生きる。
歯科と歯科技工業界も常に数多の問題を抱え、関わる全ての人達が乗り越え乗り越えやってきたのだろうとは思う。

その過程で、私達一人ひとりは何を感じ、何を考え、何を乗り越えてきたのだろうか。

一人の歯科技工士が乗り越えてしまったのだから、その問題は乗り越えられなかった歯科技工士個人の問題だとなってしまう事なのだろうか。

私にはどうしてもそうは思えないでいる。
私が抱える、私の身体自体のそも、外からは見えない鼓膜や聴神経やなんかの問題なのではない。

歯科技工士や歯科業界が乗り越えなきゃいけないのは、そういう個人の身体や能力の問題なのではなく、もっと構造的な社会や世の中や、人と人としての関わりの問題なのだと思う。

そこがわかっていない人たちは、そもそも、乗り越えなきゃいけない業界や構造の問題には目も向けない。
おかしいのは、大抵の人がその問題を認識しているということである。
実際、そのような方の書く文章やコメントを読むと、確かにそういう問題を乗り越えてきたとはっきり言っているわけである。

そんな思考や感受性の人間ばかりだから、言ってみれば業界の悪しき慣習や構造的な問題、パワハラ、料金問題、法律問題などが、業界の常識とされるばかりで暗黙知となって何時までもスルーされ続けるのだろう。

乗り越えた人も中には居るのだろう。
しかし、その過程での乗り越えねばならなかった問題はそのままである。

私は、乗り越えたと誇る人よりも、その問題を常に意識し直視し戦い続ける人をリスペクトする。

何故ならば、問題は何も解決していないのだし、乗り越えたといっている人にしても、そもそも戦っているのはてめえの目の前の閉じこもった空間の中でのことでしか無いのだから。


こんばんわ・そしてはじめまして

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乗り越えたらそれで終わりなのかな??

一週間のご無沙汰ですは、もう亡くなられた有名な司会者さんのキャッチフレーズでした。

で、私といえば一週間どころかこのブログのことも忘れていた・・・・・


言い訳といったら何ですが、身辺で本当に悩みを抱えていた。 今も解決したわけじゃないのだけど、こう言う身辺というか身内の問題は、自分自身の問題も含めてとにかく耐える、自分の心の中で耐え切ってしまうというようなところが、私にはあるんで。


でも、こういう心の動きって、多分、多くの人にもあるのだろうと思う。
耐えられる人はなんとか乗り越えちゃうのだろうが、その思いというか内なる不安、葛藤、強迫観念が、今、この文を書いていても思うのだが、人の思考と言うのはそもそも、どこにあるのか?

昔の人は人の心は心臓にあるとか考えていたところもあったようだし、今は脳のどこかというか、脳全体こそが人の思考なんだと思うのだが。

で、思考というもの、これは人それぞれなんだろうが、私で言えばモノを見ていれば目の裏というか見えているものが言葉に置き換わって脳の目の裏の部分なのか、両耳のあたりなのか言葉が反響する、駆け巡る、何だか自分の言葉で頭の中で話しているように感じるわけだ。

時にこの声というか音というのか、そもそも、現実の音声は高音はほとんど聞き取れず、聞こえる周波数や音量であっても、読み取れるとか聞き取れる訳でもないので、通常は外部からの音声は全くない状態で、今の私がある。

この内なる声が途絶えるときは殆ど無い。
高周波というのだろうか、刺すようなキィーーーーーーン!!とした音?のようになって、耳の奥で暴れまわることもあるが、それに対しても、私は誰にも言うわけでもなく、表面的には何事も無く耐え続けている。

多分、この内なる声、内なる思考が、自分の考えや思考であるうちはまだ良いのだろう。
しかしこの内なる声、内なる思考が、脳内に溢れ思考自体を攻撃するようになったらどうなるのだろう。

欝であるとか、強迫観念であるとかは、そんな感じなんじゃないかと思っている。

少なくとも、高度な感音性難聴の私は、外部からの音声からは隔てられているが、少なくともそれによって外部からの音声や何やらと戦わなくても済んでいるようなところがある。

健常者、所謂聞こえる人たちは、そうはいかないということなのだろうか。

人の言葉も、その内容や意味以上に、言葉や音声という刺激自体が取り込まれた時に、その人の内なる声、内なる思考と一体となって、更に脳内を攻撃するのではないだろうか。


なんだか、当初、書こうと思っていた内容と変わってしまった(笑)

技工や歯科の業界について書こうと思ったのに・・・記事変えて続けます。

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May 30, 2011

まるで金太郎飴みたいな、日本と言うシステム 

日本一新運動の原点57号が届いています。
末尾に添付させていただきます。

議会政治での「嘘」を許してはならぬ。

菅首相退陣の為の内閣不信任案の提出を。


平野さんが57号で指摘されている事は、尤もなことであります。
小沢さんに対する「嘘」と言うモノが、国会だけではなく、この国の国民そのものまでも壊してしまっていると私は感じています。

そしてその根底に在るのが、所謂「本音と建前」の使い分け、使い分ける事をそれを当然の権利だとばかり勘違いしている国民一人一人の認識でしょう。

本来、「本音と建前」の使い分けとは、お上に対して、或いは権力を持つ者たちに対しての、庶民の、或いは弱い立場の者たちの生活の知恵とでも言うべきものであると思います。

現実に権力の地位にある者たちや、国家の責任ある立場に立つ者たちには、庶民であるとか弱い立場のものとは違った使い分け、矜持と言ったものがあってしかるべきでしょう。

しかし、今の空き缶首相や枝豆幹事長、岡田幹事長や安住と言った面々には、本音と建前の使い分けに矜持どころか、国を守り国民生活を守ると言う意識も無く、国民や諸外国を欺き、自らの地位に執着するにおよんでは、建前すら破綻しているのも恥じることなく、嘘をつき続けている訳で、解散をブラフにしているようだが、現実には落選の危機に在るのは、空き缶や枝豆、岡田と安住と言った国賊の輩であって、不信任案に賛成するであろう議員達では無いと思う。


国民は何故に、そんな「嘘」や「本音と建前の使い分け」に疑問や怒りを持たないのだろう。
すくなくとも、国家のしかるべき地位に在る者にとっては、その責任は、庶民のそれとは比べるべきものではないと思うのだが。

日技と日技政治連盟の関係も、まさに「本音と建前の使い分け」そのものだと思う。

悲しいのは、日技がつく「嘘」程度の認識で、空き缶や岡田らが嘘をつき、それを「本音と建前」の使い分けくらいにしか感じていない事だろう。

それはとんでもない事である。

国民が民主党に政権を取らせ、期待した事の一つは、これまでの自民党政権や官僚達による、国民蔑視とお手盛り利益誘導を、止めさせること、使い分けを「嘘」を許さない事であったはずだ。

すくなくとも、鳩山さんまでは、その流れで来ていたと思う。

しかし、鳩山さんは渡すべきバトンを、最悪の集団に渡してしまったと言う事なのだろう。

日技を牛耳っている程度の人物と変わらない、志も無い、利権や私欲に汲々とした人物達が、国家の中枢に居座り続ける事の最大の被害者が、この国であり国民なのだと言う事だろう。

菅直人氏は国民に最も悪質なウソをついている

国難のいま菅政権打倒が日本再生の第一歩になる

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May 27, 2011

離れの池の中だっけなあ。

日技村に住んでいる人たちにとっては、当り前の事だから一々考える事も突っ込む事もしなくなっちゃってるのだろうけど。

まあこれも、今の日本全体と同じでさ。

例えば、起きている事態で言えば原爆が福島に落とされたのと同じくらいか、それ以上の放射性物質が拡散を続けているのだけど、原爆と違って何万人もの人々が一瞬で死ぬわけでもないし、一つの市が壊滅した訳でも無いからか、或いは空き缶政府や枝豆や西川審議官が狙った通りの効果が出ているからか、表向きの国民生活はすっかり落ち着いちゃってて、放射線にしても汚染の状況にしても、みんな見て見ぬふり。

それどころかNHKなんかは「今日のお天気」のノリで「今日の放射線量」なんてえのを流している始末。

すっかり市民権を得てしまった、福島原発事故と、国民の生活のお供、福島原発産の放射性物質とでも言えばいいのでしょうかね。

逃げ出す金も無いから、やけくそで山菜や露地野菜を食ってますがね。
子供に食わせたくないと言ってみても、家族からも相手にされませんやね。

で、日技なんですが、日技のお妾さん的立場と言えばいいのか、離れとでも言えばいいのか、一人二役と言うべきなのか、日技政治連盟ですね。

5月21日に連盟評議員会が、建前上は間借りしているとされる市谷の日技会館で恙無く行われたと。

例えば厚労省だとかのほうから、公益法人を標榜するなら政治連盟を隠れ蓑にした政治活動はおかしいんでないかいって言うような突っ込みも無いのだろうし、そもそもどこもかしこも本音と建前の使い分けだって言う大人の社会のことだから、なんかなあって思う方が「おかしいよ」と言う事なんでしょうが。

その為かどうか、評議会では日技の94回代議員会では通らなかったNDC関連の予算も、まあ、まったくと言っていいほど同じような顔触れの皆さんによって、議論されるで無し、異議が出るで無し、シャンシャンと議案が成立してしまったようです。

なんとも、ヘっ???!てなもんです。

まあ、問題のNDCに対しては、日技政治連盟と言うのは出資団体と言う立場になります。
日技としては立場上出せない資金だから、離れに隠してあった金子を使ったとい事なんでしょう。

別の組織ですよ、日技とは違いますよといくら言っても、原資の出所はどっちも歯科技工士会会員だし、役員だのなんだのも殆んど一緒。

さっきまで日技会長だと言って挨拶していた古橋さんが、じゃ、今からは連盟会長をやるからね、あ、建前でも、切り替えを宣言しますからねってやるのだろうな。

こうなるとNDCにしても三つ目の建前で押し通すのじゃないかな。

ただ、NDCは社長さんは中西さんなんだよね。
他に取締役に連盟副会長も居たりするんだろうけど。

中西さんに引導を渡したわりには、NDCでの給料は保障するってことかね。

いくら別組織だ、別法人だと言ってもさ、住んでる井戸は一緒なんだから、そして、住人達には二つの立場を使い分けるのが当たり前の事なんだから、そもそもおかしいっていう認識すら無い。
そう言う事なんだろうな。

とにかくさ、日技と政治連盟でいくつもの役職を兼務しているような人たちにとっては、疑問を持つ方がおかしいのだろう。
つーか、仲間で居たかったら疑問なんかもっちゃいけないんよ。
たとえ疑問に思っても、表に出しちゃだめだって大人なんだから。

そうなると、例えば中西さんが日技と政治連盟の会長だった時に、「21世紀の医療と福祉を支える会」という、政治団体をこさえて、中西さんご本人が評議員会の手続きを経ないで作っちゃったとしても、おかしいって思っちゃいけないし、

そこへ、1500万円も寄付をして、選挙に使ってしまったとしても、そこは大人なんだから一緒に飲んで騒いで踊って見せるのが仲間って言うもんだよ。

これまでにも大人の態度で許してきた評議員さん達ですから、今回のNDCなんて、執行部任せでいいんじゃない。
日技は神様なんだから、つーか、そもそも自分もその一部なんだからさ。
何も明らかにされない、報告がない、二つの会費だけは負担させられてる末端会員が可哀想なだけと、娑婆心ながら心配してるんだけど、ご本人達が何とも思わないのならどうでもいい事なのだろうね。

それでも事実を知った会員は、仲間を演じる意味をもう一回考えてみてほしいね。

同じく福島原発事故の実態についても、天気予報の降水確率の数字みたいに放射線量の数字を疑問も持たずに受け入れるんじゃ無く、そもそもそんなもんをTVで流す位ならって空き缶政府や原子力何たらに、そして東電の糞馬鹿野郎どもに突っ込んでほしいね。

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April 24, 2011

東日本大震災と歯科技工士

どんどん消えていく歯科技工士ですが、一方で東日本大震災の被災地での医療支援に、支援の現場や当事者から要請されてか、或いは自発的にか、医療チームに加わって被災地入りしているようです。

厚労省も裁判所も歯科技工士の存在など無いものと言っているのに、古橋執行部が厚労省を表敬訪問すれば、それなりに持ち上げて貰えるようだけど、実際に歯科医療も口腔ケアも基盤から破壊された様な被災地に、歯科技工士へのニーズが発生しているのか、あるとしたら、それは医療職としての歯科技工士を認めると言う事なのか?

どちらにしろ法律的に対人行為を禁止されている歯科技工士は、被災地でどのような対人支援を行う事が出来るのか。

歯科技工士会も独自に支援活動をされているとは思いますが、直接の歯科技工の対人支援は出来ないでいると思います。

歯科技工士の資格の制約上、歯科技工士が独自に被災者の口腔ケアや歯科医療的な支援行為を行う事は先ず無いのだろうし、歯科医師達もそのような事を嫌うと思います。

この様な状況での歯科技工士の資格や立場について、厚労省や歯科医師会の見解を聞いてみたいですね。

では、被災地での歯科医療や口腔ケアは行き届いているのでしょうか?
義歯やホテツの問題は発生していないのでしょうか?

どうもそうでは無いようです。

むしろ多くの高齢者や寝たきりの被災者が、まともな口腔ケアや医療の手当ても受けられないまま、放置されている状態が今も続いているようです。

様々な医療機関や医科大学、歯科大学の系列を挙げての被災地支援が続いては居ますが、現場では口腔ケアのニーズや必要性が、過去の地震や災害で何度も取り上げられて来ながら、実際にこの様な大震災が起きてみれば、やはり無視され放置されるのが口腔ケアや訪問介護的な医療支援なのだなと思えてなりません。

本来、口腔ケアを本職として災害に備えるとか、支援のシステムを作っておくべき組織などが、どうも歯科の村根性から抜け出せていないようで歯痒くも感じます。

例えば地震の発生を受けていち早く現地入りした医師達の報告を読めば、被災者たちがどれほど追詰められた状況に置かれ、食べ物も水も無いまま、口腔衛生など言っていられない状態で避難所を転々としなければならなかった訳ですから、被災者たちの口腔衛生状況は想像する以上に悪化していた訳です。

それだけに、医師や看護師達からの歯科衛生士への期待は大きかったのですが。

実際に口腔ケアのスペシャリストである数名の歯科衛生士を、自腹で送りこんできたのは、常に口腔ケアの必要性を強く訴えて地域医療、在宅医療に組み入れて来た医師達のグループでもありました。
また、現地に於いても歯科衛生士たちは歯科からと言うより、医療から求められたと言うべきでしょう。

歯科技工士もそのような立場になれるのかどうかは分かりません。

しかし、歯科衛生士の役割や活躍ぶりを聞くにつけ、では歯科医師や歯科医師会はその価値を分かってきたのか、活かせるようにしてきたのかと問われれば、なんか疑問符ばかりが浮かんできてしまいます。

困難な状況で、避難所や在宅の避難者達の所を回り、実際の口腔ケアや医療支援に取り組んでいる所に対しても、現地と言うか被災された県の歯科医師会は何やら申し入れを行ったようです。

それがどのような内容なのかは、現場の医師や歯科医師、歯科衛生士たちの気持ちを思えば今は伏せますが、

一言だけ。

だったらそう言う貴方達も避難所や被災者の所を回るべきなのでは。


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1027名の人柱

平成22年度の退会者数だそうです。

歯科技工士のバカでも指摘されていたかな。
天寿を全うされての会員資格の喪失などの自然な減少ではなく、経済的理由であるとか日技の存在に意味や意義を見いだせなくなっての退会、見限っての退会者数が年間にこれだけ存在したと言う事なのでしょうか。

神奈川県技の会長職に工藤さんが三度の復活を遂げたそうです。
伊集院さんが日技副会長に就任されたから、県技会長にはどなたかが名乗りを上げるしかなかったのでしょう。
工藤さん以外の立候補者は居なかったそうです。

新しい人材が見つからず、技工士会の問題の本質を理解した人がカムバックしたと言う事なのでしょうか。


Nichigikaiinsuu

日技のHPには、結構な予算が計上されている割に、内容や表示の質に関しては素人の域を超えていないと言うか、どこにそれだけのお金をかけているのか分からないHPがそのままになっていますが、日技広報ブログとやらは、これまでのどうでもいいような事務員だか広報委員だかわからない人の日技とは全く関係ないような個人の関心事ばかりだった内容から、多少なりとも日技の新執行部の動きを出す形にはなっています。

多少は私どもの指摘が伝わったのでしょうかね。

その中の記載で、日技の問題点で明確になったものの一つとしてNDC問題がさらっと挙げられている。

へぇ?!だわね。

問題なんだ。

んで、NDCの何が問題なの?

誰がNDCを作ったんだい?

誰が社長なんだい?


問題もくそもねえだろ、そもそも古橋からして知らない訳がないじゃないか。
今日の歯科ニュースの山本さんは、古橋の立候補を伝える記事の中で、中西からの禅譲とはっきりと書いていたと思う。

それが、会長選挙での争点の一つとして脇本陣営が問題視し、疑惑の証拠を突きつけて見せると、ドタバタした割には何事も無かったかのように古橋に票が集まってチョンだ。

これを出来レースと呼ぶか、代議員達が賢明な選択をしたと言うかは、その人次第だけど、そもそもなんでNDCのような日技執行部挙げての利益誘導や確保に動いたのかを理解しないと、いくら新しい執行部や代議員達が「NDC問題」なんて言って見せても白々しいだけだし、日技と言うか歯科技工士が今、直面している喫緊の問題を知らない振り見えない振りしているのだとしか言いようが無いよね。

94回代議員会の資料を見れば、平成23年度に個人で会費を払ってくれそうな会員数は9.900人になるらしい。
他に法人会員とかも居るけど、基本的に日技は個人の有資格者の集まりだだと言う建前だから、この会員数の示す数字の持つ意味は大きい。

一万人を切ったこの数字を、多いと見るか少ないと見るか、どうなのだろう。
年間で千人が退会して、残った数がこれである。

会長選挙の結果を見てと、最後まで踏みとどまろうとしていた人達も、結局、最も大事な問題には触れずに、自分達もNDCに象徴される問題点の犠牲者だよと装って見せた現執行部や多くの代議員達の選択に、結局この組織は何も変える気持ちは無いのかと見限って、退会に歯止めをかけるどころかむしろ加速させる事になったのだろうから、果たして、予算案通りに9.900人の会費が集まるのかどうかさえ危ないのじゃないかな。

6月に95回代議員会とかあるようだけど、そこで何を提案し、問題解決を図ると言うのだろう。
そもそも挙げた問題の中に一番重要な問題の記載は無い。
この問題を直視しない限り、今後も年間に三桁四桁の退会者をカウントするだけだろう。

ちなみに平成22年度の入会者は204名でした。

新卒既卒を問わず、年間200名程度の補充で、千人を超える退会者を補充できる訳がありません。
日技が本気で歯科技工士や組織の存在を考えるのであれば、本来なら


その中で、新公益の行方、統一試験問題、トレーサビリティーの問題、NDCの問題、そして今回の東北地方太平洋沖地震災害対策の問題等々が、より明確になって来ている。

こんな御大層な問題を言う前に、会員も歯科技工士そのものも居なくなってしまう問題を、日技や代議員さんは直視するべきなんだろうと思うのだけどな。
そもそも神奈川で工藤さんが3回目をやらねばならないのも、若い人が育っていないとか言う前に、会員そのものが居ない、役員の成り手が無いからじゃないのか。

このまま年間に千人近い退会者が続けば、後数年もすれば日技と言う組織そのものが無くなる。

歯科技工士の就労者数も年間に千人規模で減っていると思うが、前の記事で新卒者の数が1300人台に落ちた事を伝えたが、実は2000人規模の卒業者数がカウントされていた時期ですら、歯科技工士の実質的な減少、就労者数の減少は千人規模で続いていたので、単純計算で年間に三千人近い歯科技工士が業務から離れていたか、二千人を超える新卒者と言う数自体が、既に意味をもたなくなっていたかを直視しなければいけないのだと思う。

それでもまだ、過剰感があると言うのが、みな歯科さんに代表される歯医者さんや歯科技工士会関係者の受け止めなのかもしれないけど、では、減少や離職が続いてではちょうどいい数で安定すると言えるのかと問われれば、賢明なる皆さんはどうお答えになってくれるのだろうか。

単純に歯科技工士の実数が減れば、市場原理で技工価格があがると、そう言いきれるものなのか。
幾ら技工料金は市場価格だと言われても、それは歯科技工士が望むような公平公正な市場ではない事は明確だと思う。

市場を誰が形成していると言うのか。
そもそも買い手は一体誰だと言うのか。
お金の出所を裁量権と共に歯科医師ががっちり押さえて、何が公正公平な市場だと言えるのか。

ある先生のつぶやきに、技工問題の一面を見たような気がする。

10000じゃ、、セラミック部分だけでももし、再制作とかなって、無料じゃ大変かもしれませんね。

それをやめました。
で、19000円のところに出してます
色がうまい具合に出せれてたら、再製なしですし。。。
再製、無料とか、やっぱり、してもらってたら、不自然だしなぁって。。


日技会員数資料の画像は支援者からの提供です。いつもありがとうございます。

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