June 09, 2014

会員数に下駄を履かせて何がしたいの?

 

 


結論から先に言いますと、

会員数が13千人くらい存在するかのように見せかけた表は、会員数を多く見せかけるためのものであり、日技の役員会で話題になったものだそうです。

役員会ということは、三役以上、或いは常務委員会や理事会で報告され了承された内容だということです。

これ、第三回社員総会にて配布される総会資料に含まれるのかもしれませんね。

ただ、このブログで出しちゃったものだから、慌てて差し替えるということもあるかもです。

それにしても新公益法人に移行して、社会の公僕のように振る舞うのかと思ったら、対外的に見かけの会員数を多く見せようとして、こんな姑息な手段を取ることにするとはねえ。

日技のHPを見ていたら、去年、中長期計画とかを策定していたんですね。

タウンミーティングやパブコメまで募集して、まるで、どこかのお役所みたいです。

タウンミーティングやパブコメなんて、どっちかというとお役所側の「これこれしました、皆さんのご意見も拝聴したしました、でも結論は最初から決まっています」とか言う証拠作りに使われるものだと思っていましたがね。

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June 04, 2014

日歯と日技の本音 やっぱりモヤモヤぎこ~~ず。


富士通がニフティを売ってしまうというので、今書いているこのココログも無くなってしまうのかと心配しているのですが。

画面に表示される広告に、@ニフティのWIFIとネクサス7の組み合わせのPRが出てきたよ。

このネクサス7と言うのは、俳優の義丹さんも使っているみたいで、私のほしい物リストに入っているのです。

それが、実質負担ゼロ、通信代だけというのは魅力です。

前から思っていたのですが、G3は電話とか音声を聞き分けての会話ができません。

今みたいに携帯やスマホが普及する前はポケベルやメッセージが出るのも使いましたが、あまり活用できませんでした。

今もガラ携帯を使い続けていますが、メール専用です。

それだったら、さっさと乗り換えればいいのですが、メールアドレスが変わってしまうのが面倒だなと。

ネクサス7に代えて、メルアドもニフティに統一出来ないかな。

老舗のニフティには頑張ってほしいね。

歯科業界の中でも老舗の組織が、若い人が入らずに会員数の減少が続いているようだ。

日歯も日技も、若い会員が増えているとは聞いたことがない。

それどころか、日技などは過去3年間で2156人もの会員減少になっているのだとか。

年に700人もの会員が減っているような組織に、未来はあるのだろうか。

日技については、脇本さんも退会したと聞いた時点で、もうどうでもいいと思うようにもなったのだが、歯科技工5月号に掲載された論文や、日本歯技の巻頭言などを目にすると、さすがにこれは酷すぎるなと一言も二言も言いたくなってきた。

とりあえず、その一言目はモヤモヤぎこ~~ずで書いたので、今回は二言目ということにしよう。

私から見て、日技会員の減少の一番の理由は、日技というものが、歯科技工士という資格者の権利を確立するということについて、全く役に立っていないところに在るのだろうと思う。

最新の日本歯技にある巻頭言 は、正直読むに耐えないシロモノである。

ああいう一文を臆面もなく晒せるのは、どこまで傲慢になれて自分たちを美化できる勘違いした人間たちだろうと思う。

少なくとも、役職を終えて尚、謙虚に身を振り返るものであったのなら、もうちょっと読めるものになったのだろうけれど。

日歯や日技に限らないのだろうが、法人組織くらい本音と建前の違うものはないのじゃないかな。

日歯のHPを見ても、日歯がどういう目的のためにあるのかよく分かりません。大久保会長の挨拶を読んでも、概要を読んでも、倫理綱領を読んでもです。

一読してこれだと分かるような文章が無いですね。 それだと突っ込めないんですが。

大雑把にまとめれば、歯科医師会は歯科医療を通して国民の口腔の健康、国民社会の健康に付与するということですかね。

他にも色いろあると思いますが。 しかし、これを建前として見ると、じゃ本音は何かと言いますと、そりゃ、間違っても公には出来ない、表じゃ話せませんわな。

ただ、日歯はまだこれでもマシなんじゃないかと思うのは、会員資格が歯科医師だということなんですよ。

もしかすると法人会員とかの制度もあるのかもしれませんが、HPを見る限りでは、先ず、歯科医師であることが前提で、なになに歯科医院とかあれそれ歯科クリニックとか、インプラントの○○歯科なんて言うのが会員になる前提になっていないことでしょうかね。

私から見ると、日歯の建前は歯科医療を通して社会や国民や患者さんの為にですが、本音はストレートに歯科医師の権利というか利権を確立すること守ることでしょうかね。

その方がすごく分かりやすいです。

一方で、日技はどうなんでしょうか? 日技の場合は、建前では日歯と同じように歯科技工技術の進歩発展とか、歯科医療及び口腔保健等の増進に寄与するとなっていますが、歯科技工のじったいなんて、サービスを歯医者さんの為に(歯医者さんを通して更に社会や国民や患者さんの為にと続けたいけど、そうなっていないです。)とでも言うしか無いわけで、建前だとしても味も素っ気もないですな。

では、日技の本音とはどんなものでしょうか?

これが実は2つか3つあるんじゃないかと思うわけです。

この2つも3つもある本音も、実は本音と思っていたものが建前かもしれないわけで、それもまた会員や歯科技工士を錯誤の海に漂わせていた理由かもしれません。

日技の本音を探る前に、日技の会員資格に注目して下さい。

資格者会員:9,906名 事業所会員:4,909事業所 (2012年8月31日現在)

そうなんです。

日歯とは違い、日技には法人会員があるわけです。 そして、日技の成り立ちを見ると、歯科技工士から始まったというより、歯科技工士という資格を確立させるためも含めて、歯科技工所の組合を母体に始まったと思われるのです。

それについては新聞クイントの6月号に掲載されたみんなの歯科ネットワークの記事にも記載があります。

私はこれが悪いとは思いませんが、日技がこれまでやってきたことを振り返ると、会員資格に2つがあることや、元はといえば経営者たちが始めた組織であることを考えると、日技の本音の根底にあるものは、組織の論理だけではなく、ある種類の会員の為にある、そういうことなんじゃないかと思うわけですね。

確かに資格者会員は過去には2万人以上いたし、事業所会員はずっと少なかったのかもしれませんが、例えば元会長の中西氏は国内トップの和田精密の幹部社員から独立した人だったし、日技という組織を動かせたのは、やはり時間やお金に余裕のあるラボ経営者が普通で、長時間労働や低賃金にあえぐ末端の勤務歯科技工士は、そういう役割を果たすことはなかなか出来なかったと思います。

公益を優先したと言われればそれまでですが、会員が2万人を超えた頃に入会した人たちは、建前である公益を信じたわけでもなかったのだと思うのです。

もっと切実に、自分たちの収入を上げてくれ、権利を国や日歯に対して認めさてくれ、これだけ仕事をしているのだから、まともな金額を請求させてくれと願っていたのだと思うのですよ。

その願いを持って、一度は国や歯科医師会とも交渉したとは思うのですが。

しかし、日歯はそのような歯科技工士の希望を潰しました。 

大臣告示の時です。 歯科技工士の働きや存在を一番必要としていたのは、日歯や歯科医師たちなのにです。

今、歯科技工士専門学校の廃校や閉科が続いていますが、全国に歯科技工士専門学校を乱立させたのは、歯科技工士や歯科技工士会が望んだためではないでしょう。

それぞれの自治体でもないと思います。 望んでいたのは単純に全国の歯科医師会であり歯科医院でしょう。 歯科医師会立の歯科技工士専門学校がまだ存在する事を見れば明白です。

自殺した三島の渡辺さんは、廃校になった沼津歯科技工専門学校のOBでしたが、生前に話をした時、地元は歯科技工所が乱立していると嘆いていました。

歯科技工所が過当競争になるように仕組んだのは、日歯や各歯科医師会だったと思っています。

その意図を証明する資料は持ってはいませんが、ある先生からはそういう話があったとは聞いています。

大臣告示の裏であったことは、乱立するラボや勤務歯科技工士を、奴隷のままに置くことだったのではないでしょうか。

そういう意味では、日歯と日技のある種類の会員とでは思惑が一致することになります。

希望を砕かれた会員たちはどうしたのでしょうか?

簡単です。

日技を辞めていったんです。

こうやって見ると、私が日技には本音が2つも3つもあると書いた意味がご理解いただけると思います。

一つは建前通りの歯科医療を通しての社会のため、

2つ目は、技術の進歩とか発展とか。しかしこれは後に発足した学会やメーカーにできる事だし。

3つ目は業権というか業者としての利権の確保とでも言うところでしょうか。

4つ目5つ目辺りにやっとこさ歯科技工料金や歯科技工士の人間としての扱いや収入っていうものが来るのじゃないでしょうか。

日技は会員を減らしてきました。

それにともなって事業所会員の比率が高まっています。 そうではない時でも、日技の本音は事業者の保護、利権の確立にあったのだと思います。

一般的な技工士会会員が本音で願った歯科技工料金の確立や収入、人間扱いというものは一切無しされました。

加藤さんがブログ記事の中で、このように問いかけています。

「もっと早く、どうして会員が減少するのか?どうして新入会が無いのか?真摯に考えなかったのだろうか。何故、会員の叫びに耳を傾けようとはしなかったのだろうか?本当に不思議なことである。」

考えたかもしれない。 しかし、それをやったら日歯やある種類の会員たちが黙っちゃいない。

見て見ぬふり。

それが日技の本音では。

そして売文家さんの記事にあるある下り。

「厚生労働省としては「ラボの大型化」――歯科技工の大型企業化はメリットがあるだろう。そのほうがあらゆる点で管理がしやすい。CAD/CAMの保険収載は、大型ラボ優遇政策の一環だと思う。 」

これもまた、ある種類の会員をイメージさせる。

クソみたいな日技巻頭言。

「今期で退任する古橋会長の、笑みのこぼれる成果とは、「何?」だったのだろうか・・・・・・。」

本当に何だったんでしょうね?

さて、G3もネットの副業に力を入れています。 本音で微笑めるように頑張っています。

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July 19, 2012

へえ、恥ずべき行為か。

このブログをお読みの皆さん方なら、既に目にしているであろう日技広報ブログの記事。

何を指して恥ずべき行為と言っているのか分からんが、

その行為をはっきり示さずに、てめえだけ如何にも綺麗事で悪いことはしませんとか宣言しても、虚しいよね。

とにかく、この日技ブログの担当者からすれば、日技なる組織内の問題を指摘したら、恥ずべき行為になるらしい。


公的な法人格を持っているのが日技っていう立場なんだから、常に会員非会員を問わず、周りからは情報の公開を求められ、不正や違法な行為や、モラルの逸脱を問われる立場なんだから、それを構成する例えば役員のような立場の人物は、常に自分の言動に注意せねばならないはずなんだが。

公的な組織であるから、いろんなところから注目されているのだろうし、組織の出すものに対しては、その行動や活動も含めて、常に批判や注目の対象になっていることを当然、理解していると思っていた。
そもそも、日技広報ブログ自体が、情報提供だとか理解して欲しいとかの注目を集める手段なんだろうに。


しかし、どうやらブログ担当者からすれば、注目はして欲しいけど意見はご勘弁、組織の内情には目をつぶってねとでも言いたいらしい。

本来、日技のような組織は、個人がやること以上に大きな責任を伴うと思うのだが。
そして、その組織の現職理事である人物が、会員の立場で学会やその広報誌に論文を掲載するということは、当然ながらあらゆる方面から注目を集めるだろうし、書いた本人も載せたり発表の後押しをしている組織も、当然、見てくれ読んでくれって言う意味でやっている事だよね。

まさか、読んだら意見を言うな、批判をするな、日技の偉いさんの高潔な論文を黙って読め、認めろって言いたいんじゃないよね。

むしろ、そんな立場からの発信であるなら、いろんなところから意見や反論や批判が集まることを覚悟しているのかと思ったよ。
なんたって本職の弁護士さん以上に、やれ法律論だ、やれ解釈だと言ってきたお人の書いた論文なんだし。

意見には意見を、批判には反論を、丁々発止のやり取りを期待したんだが、日技も件の理事さんも討論を求めるより、都合の悪いことは全て誹謗中傷で蓋をしたいのかもしれない。

でもそれじゃ、せっかく出したなんたらという法律案、内容を検討することも詰めることも、多くの意見を取り入れることも出来ない事になってしまう。


それにしても何を持って「恥ずべき行為」と言っているのだろう。

誰が、どんな人達が、どんな立場でやったことを指しているのだろう。

人として、恥ずべき事なのか?

歯科技工士として、恥ずべき事なのか?

日技会員として、恥ずべき事なのか?

まあ、全部ひっくるめての事なんだろうけどさ。

で、一部の会員らによる業務妨害行為は恥ずべき行為の内には入らないんだろうね。

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April 29, 2012

日本歯技第513号掲載の法律案を考える。

昨日手元に届いた資料に、日技執行部のある人によって書かれた法律案に対するプロの法律家による一文が寄せられていた。

公開の確認をしていないので、自分なりにまとめて書きます。

その法律案とは、日本歯技第513号に掲載された論文で、筆者は日技認定講師として全国でこの法律案を発表しているので、知っている方も多いと思います。

私も以前に資料として仲間から受け取り、読ませてもらったんですがなんか、釈然としないものがありました。

日技の、それも現執行部の常任理事として活躍されている方の論文だし、生涯研修のテーマにもなっているくらいなのだから、日技執行部もこの論文というか法律案を支持している、或いは日技の見解、案として押しているのかと思うわけですが。

この方の論文というか、法律関係の記述を始めて読んだのは、もう10年ほど前にごまめの翁さんに送っていただいていた旬刊「ごまめ」の中でだったと思います。


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そういえばごまめの翁さんと知り合ったのも、加藤さんのIDEA掲示板だったと思います。
本好き、文章好きの私にとって、歯科技工士の皆さんが技工や歯の論文ばかりじゃなく、エッセーやら短歌や俳句を書かれている、嗜んでいるというのも良いもんだなあとの思いで、ありがたく読ませていただいていました。

その翁さんも現役を引退、ごまめも平成19年菖蒲月の千秋楽号を最後にへ終刊となってしまいました。

ちょっと読みなおしてみても、法律論を中心にすごい数の投稿をしていますね。

しかし、何故、こうまで一歯科技工士が法律論にこだわり、追求しなければならないのか。

まあ、その気持ちは私などもよく分かるんです。

詰まる所、歯科技工士の存在が歯科技工の海外委託訴訟で最高裁にも門前払いされた事にも象徴されるように、歯科技工や歯科技工士のあまりの価値の無さになんとなく気がついている歯科技工士が、せめて法律論で武装しよう、理屈で負けないようにしようと必死で背伸びしている、足掻いていると言えなくも無いわけなんですが。

悔しいですが、やはり歯科技工士にあるのはコンプレックスでしょう。
歯医者にあって歯科技工士に無いものに対して、どうしようもないコンプレックスを私たちは秘めているのかなと思います。

良くも悪くも我々を突き動かす動機は、コンプレックスの裏返しでしょう。
コンプレックスを否定する気持ちはありません。 むしろ良い意味で向上心に繋がればと思うわけです。

さて本題に戻して

日本歯技第513号に掲載された学術論文は、歯科技工の海外委託問題訴訟と無関係でもないのでしょう。
もしかすると、裁判の過程で何もしないと非難された日技なりの反論、こう言う考えがあるぞ、こう言う考えでやっているぞという執行部の意志の現れなのかもしれません。

では、海外委託などに対して、この論文にある法律案で対処することが出来るのか考えてみましょう。

単純に歯科技工を、委託と受託の関係で見れば良いことなのか?

医科における委託と受託の関係に置き換えることが出来るのか?

この案による法律が成立したとして、果たして効力が国内外に及ぶのか?

同じく、歯科医師に対してはどれだけの拘束力があるというのか?

技工録や設備構造基準もそうだが、法的に成立したとして、効力が及ぶのはどこからどこまでなのかをよく考えて置かないと、法律の解釈によってはというか、書かれていないからこそ対象以外はお咎め無しと言う、なんのための法律なんだよと言うような結果になりかねないのです。

例えば歯科技工指示書との存在があります。
歯科技工士法によれば、歯科技工士はこの指示書がなければ技工が出来ないことになっています。
となれば、その発行義務は歯科医師にあると思うのが普通でしょう。

しかし、歯科医師法にはそのような条文は無く、歯科医師には指示書の発行義務など無いというのが本当のところでしょう。
それに、歯科医師がどこの誰に委託するかについては、歯科医師の裁量の範疇にあるということです。
その面で、歯科技工士には決定権など何も存在しません、国家資格でありながらその業務における裁量は歯科医師のそれとは比べるべくもありません。

このような法律案や法律論をごまめの歯ぎしりよろしく、ギシギシ書かなかきゃならない歯科技工士の存在のなさに、まさに歯ぎしりしている所です。
ごまめの歯ぎしりというのも、案外そういうところから来ているようなもんです。

歯科技工士の歯ぎしりの元になっているのが、コンプレックスの元でもあるのですが、歯科技工士と言うだけでは何も出来ないことです。
全ては歯科医師の裁量次第だという現実に、私達がいくら法律論で立ち向かったとしても、実態は歯噛みするしか無いわけです。

歯科技工士法やその関連することをいくら弄った所で、その効力が歯科医師に及ばず、歯科医師の裁量が今のままであっては、絵に描いた餅にすらならない可能性があります。


技工士会の皆さん、生涯研修などでこの法律案を学ばれた皆さん、これで良くなるとか、さすが日技だとお考えなら今一度読みなおしていただきたい。

何よりも我々は有資格者だ、国家資格の有資格者だと言ってきたのではないのか。
業の独占を言ってきたのではないのか。

歯科技工業務は、医療法施工規則等に規定された各業務に準ずるものと言い切って良いのかなど、よく考えていただきたい。

法律案の方向性、そして、実際に立法化された際の誰に効力が及ぶのかを、念頭に置かず、ただいたずらに法律を論じた所で得られるものはろくに無いような気がするのです。


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April 28, 2012

公益法人制度改革と言うけれど・・・

今ひとつ、公益法人制度改革についてよくわからない。

ググるとこんなのがトップに出てくるわけだけど。

公益法人制度改革


公益法人制度改革の概要


公益法人の改革について

まあ、額面通りに捉えているのはごく一部の人たちだけで、公益性だとか其の法人の透明性だとかは別問題なんだろうけど。

行革ということでやろうとしていたのは、これも建前なんだろうが、要は、官製の公益法人があまりにも多くてしかも、国の税金がどんどん投入されていて、天下りや税金お無駄使いになっていることを、これまで再三指摘され、官の公益法人は潰せという話だったんだろうかもしれないが、なんだっけ、蓮舫がやったことだとかも、実は官僚たちによるアリバイ作り、形だけの事業仕分けで、天下りや補助金の流れは温存されたままだと思うんだよね。

そもそも、政府系の法人なんて民間と言うのがうそ臭い、まさに官僚やお役人の副業、特別会計そのものだったし。

じゃ、業界組織等による公益法人はどうなのかって言うと、なんだかな、官製の公益法人天下り法人と違って、結構なチェックが入ったかのように感じるけど実態はどうなのかなと。

試みに日技のHPを見てみると、4月の巻頭言などがアップされている。
それと、これまでは会員専用だったから、私などには読むことも出来なかった議事録なども昨年度分だけだが公開されているようだ。

で、公益ね。

日技の公益とはなんぞやとはHPをご覧いただくとして、巻頭言については山本さんが今日の歯科ニュースで書いていた通りがっかりなわけで。

日本歯科技工士会にとって、公益活動とは何か
http://insite.typepad.jp/shigakuinfo/2012/04/21804.html

今日の歯科ニュースからですが、日技HPはリニューアルしたものの、組織本体の
内容は山本さんもがっかりと言う内容なわけですね。

得られた答えで何が言いたいのかよく分からないのですが、本会設立の原点って
なんなんですか?
で、これまでの活動こそが公益活動だったと言いたいわけですか?

これって、自画自賛のつもりなんですかね・・・

討議を繰り返したというけど、こんな馬鹿げた自画自賛を繰り出すために討議を
重ねたというなら、馬鹿馬鹿しくてやってられない。

でさ、公益法人改革って先にも書いたように、官僚や公務員の第二の財布と化している官製の公益法人を、天下りや税金の浪費という非難から形だけでも逸らせるように、如何にもな形で、主管官庁はもう関係していません、タッチしていません、認定しているのは官庁やお役所とは関係ない第三者機関ですと見せたいわけなんだろうけど、どうも、官製の公益法人にはその通りいかにも民間組織ですという建前を与えているけど、実際には、官製ではない日技のような公益法人にとっては、何だか制度改革と称して特定の人達の利権を強化する制度になっているような気がする。

組織の財産や運営の面での私物化ね。

例えば、日技は他の公益法人も一緒なんだろうが、会長などは理事会メンバーの中から選ばれるようだ。

理事長というものがどういう不正をやるかは漢検の事件が記憶に新しい。

日技も今後、会長とは言わず、理事長というのでしょうかね。

表向きは会長の呼称を守るかもしれませんが、トップは理事会の中からの互選と
いうことなんでしょうから、仮に投票があるにしても投票するのは理事 だけだ
ろうし。

それとも、これまで通りに会長は別に会長選挙で選ぶのでしょうか?

だったら何故、監事選挙は別枠で理事選挙と同時にやるのか?

監事選挙を別枠でやるなら、同時に会長選挙もやるべきでは。

なんかよくわからなくなってきた。

会長は代議員達による選挙?

じゃ、理事会での理事長選出は会長とは別枠?

理事会の位置づけは、会長の下にある?

これについて、ある方から意見を頂いたのでちょいと紹介。
果たして会員さんに届くかどうか。

今度の選挙から、新公益法人の制度による選挙になります。 従って、全ての団体がこれに習って行われ、 日技だけの制度ではありません。

日技で、問題なのは、
政治団体の役員が、公益法人に3名立候補していることです。
峻別を厳しく厚生労働省から指導されているにもかかわらず、
それを守る気がさらさらない。
馬の耳に念仏か。
法的には許され、他の団体にも兼任しているとこもあるそうな、
こればっかりは行政の強制力はない。
それぞれ個人のモラルに訴えるしかない。

兼任は、その役員の個人的利権を高めるだけで、
組織としては、ダメージが大きい。
会員の不満ばかりか、
歯科医師会、衛生士会、行政、国会議員、関連団体からの、
凝視も注意しなければならないのに。
この3名(古橋博美氏、岩澤毅氏、時見高志氏)、には、
あきれるばかりだ。
立候補は個人の自由だから、組織が止めようもない。

一つの救いは、代議員がこのことを理解し、
3名にそれぞれ☓を付けてくれる事を願うばかりだ。

技工士会が大人の団体に脱皮出来るチャンスなのに、
それができるだろうか。

出来なかったら、
やっぱり技工士会は稚拙な人たちの団体だと非難されるだろう。
だから、会員に離れるのだ。

そのような団体のこれからの主張が、
どこまで理解してもらえるか、
見通しは暗い。

代議員諸君よ、目を覚ませ、勇気をもて、古いしきたりから離れろ。
と言いたいが、この声は先方に届かない。


公益法人の認定が、主管官庁じゃなくなったわけだから、厚労省がどう思おうと知ったこっちゃないと言われたらその通りなんだけどさ。

ところで噂だけど、前回会長選挙で突如、立候補を取りやめた中西さんがなんか動き出したそうな。
そういえば、その後の動向がさっぱり出てこなくなっていた。
やはり、選挙がらみで共済の金を使ったことだとか、その金で某なんみょう党と何かあったことだとか、痔民党とかとも言えないことがあったんだろうけど、それで本当に失脚していたのか、ほとぼりが覚めるのを待っているのか、古橋はワンポイントなのか・・・・・

理事選挙とかの動きを見ると、なんか古橋などが着々と日技やNDCの利権を手中に収めているとしか思えないけど。

やはり中西さん、それが気になるのかな。

どっちにしろ、一般会員には何も知らされていないことだろうし、会費をいくら積んだところで、公益に使われるどころか中西がやったように私物化された執行部やなんかの私利私欲に使われ選挙ゴロのいいカモにされただけなんだろうけど。

それでも尚執行部というか日技を支え、支持する技工士会の会員ってすごい。


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マスゴミが流さないなら・・・・

やっぱりというか、阿呆らしいいというか無罪になった人に対して説明責任だとか道義的な責任だとかの訳の解らん言葉があちこちから出てきた。

特に自民党の石原伸晃幹事長とかはおかしい。

そう思っていたら阿修羅にいい記事があったので貼っておきます。

なんつったってこれ、歯科の業界絡みだもんね。 根は深いよ。

http://www.asyura2.com/12/senkyo129/msg/459.html

自民党幹事長・石原伸晃こそ、証人喚問に応じろ! ■石原議員(自民党幹事長) 巨額献金の“見返り”

石原伸晃議員が日本歯科医師連盟(日歯連)から総額4000万円の迂回献金を受けていたことが明らかになった。

「若さとクリーン」が売りなのに、4000万円という額はハンパじゃない。
会長まで逮捕された悪名高き日歯連は、なぜここまで入れ込んだのか――。(中略)
石原議員はこれまでに、日歯連から合計280万円分(00~02年)のパーティー券収入があり、
政党支部が150万円(00年)の献金を受けていたと告白している。
しかし実際には同じ時期(00~02年)に、その何倍ものカネを受け取っていたのだ。
「迂回献金は、日歯連から自民党の政治団体・国民政治協会に寄付された後、
自民党本部を経由して石原氏が支部長を務める自民党第8選挙区支部に流れているようです。
日歯連から国民政治協会へ寄付された数日後に、
自民党の本部から支部に流れているから、明らかな指名献金ですよ」(政界関係者)(後略)
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=7010

■石原国交相(現・自民党幹事長)に 迂回献金4000万円

■日歯連 自民の資金団体通じ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-05-13/15_01.html

■石原元政調会長(現・自民党幹事長) <4000万円迂回献金醜聞>
国土交通相時代、迂回(うかい)献金疑惑が国会で取り上げられたのは、石原伸晃元政調会長(現・自民党幹事長)です。
〇〇年七月から〇二年五月までの間に、「日本歯科医師連盟」(日歯連)から
自民党の政治資金団体「国民政治協会」に一千万円ずつ四回、計四千万円が流れ、
その直後に自民党本部を経由して、石原氏が支部長の「自民党東京都第八選挙区支部」に渡っていたというもの。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-09-11/2008091115_02_0.html

■日本歯科医師政治連盟の政治汚染 日歯「政界工作内部文書」入手
--安倍議員(自民党元総裁)・石原議員(自民党幹事長)の「金と役割」
--自民党を揺るがす「疑惑の資金ルート」全相関図
http://www.weeklypost.com/jp/040917jp/index/index1.html
(前略)石原氏は、日歯側がいったん自民党の資金団体『国民政治協会』に献金し、
自民党本部からの交付金として議員(自民党支部)に還流させる迂回献金の形で
総額4000万円が渡った疑惑がもたれている。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040917jp/news/news_2.html

■【疑惑の献金】自民党の安倍議員、塩崎議員、石原議員、根本議員に疑惑発覚!

★日歯連側が自民4氏に資金提供 同時期に陳情橋渡し依頼
http://www.asahi.com/national/update/0219/003.html
(前略)日本歯科医師会は政治団体の日歯連を通じて自民党を中心に3年間(00~02年)で
総額22億円にのぼる巨額の献金をバラまいていた。
東京地検特捜部は吉田幸弘・前自民党代議士へのヤミ献金事件を突破口に、
そのカネがどんな目的で配られたかという政界工作の全容解明を進めている。

■迂回、自民党事務局が関与 日歯連献金
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040813/K0012201911049.html
日本大学法学部の板倉宏教授(刑法)が指摘する。
「複数の政治家が日歯連幹部から法改正の請託を受け、
それらの政治家が職務権限のある厚労省の役人に働きかけをして実現させると同時に、
政治家には日歯連からの献金が増えた。
そういう経緯があれば斡旋収賄にあたる可能性も出てくる。…」
これを収賄疑惑といわずに何というのか。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040319jp/edit/edit_2.html

まあ、いっぱいあるから阿修羅をよく読んでください。

さて、業界絡みといえば、何故かよくわからない役員選挙が日技で進んでいるらしい。
これ、新公益法人に移行したから、会長以下役員は公明正大に選ばれていますよと言いたい訳か?

旧法人時代の会長選挙を仄聞しつつ、実際はどうやってそもそも日技の役員が選ばれるのか知らなかったんだよね。

代議員たちからの立候補?
手上げ式?
互選?
推薦?

例えばあの人などは2階級特進どころか、支部での雑巾がけもないままに支部や県、ブロックを飛び越して入会即日技理事のような形だったと、当時を知る人から聞いたけど。
条件さえ合えば、誰でも日技の理事になれたんだろうかね。

で、今進んでいるのは、役員というかその、理事選挙らしい。
青年会議所や商工会での理事経験はあるけれど、技工士会では幽霊会員だったから、実態はよく知らない。
代議員制は何となく分かるし、今回も投票の権利は多分、代議員にあるのだろうと思うけど、じゃ、立候補の資格は?

これがよくわからない。

多分、誰でもいいのだろう。 会員なら。

会員なら立候補は誰でもできる、しかし、投票はできない。
多分そんなところだろう。

青年会議所では、会員にはヤル気さえあれば立候補もできたし投票もできる。 
しかし、昨日今日会員になったようなメンバーがいきなり理事に当選するなんてありえないし、そんな無謀なことはしない。
やはり会での経験を積んで、仲間の信頼を得てと言うのが大事。
県単位や地区単位、ブロックや日本レベルとなると、相応の出向経験がなければ、そもそも名前も知らない人に投票する会員は居ない。

技工士会も同じだとは思うのだが。

日技を構成するのは、希望者、出向者だったのだと思う。
そういう人達の中から互選されて理事や会長候補が決まっていったのだろう。
では、会長選挙や監事選挙での投票権のある代議員はどういう立場なんだろうかね。
いろんな立場を兼ねている方も多いのだろうけど。
少なくとも支部の平会員であっても日技会員であることに違いはないから、意志あれば会長に立候補できます。
その場合、推薦人が必要だったと思います。

新公益法人に移行しても、その仕組は変わらないのだろう。
しかし、理事はこれまでのように曖昧な互選や会長になった方の役員人事で選ばれるのではなく、先ず理事を代議員の投票による選挙で選び、その中から会長や副会長を選ぶということになるのだろうか?

そうなると、古橋が会長で居るのは理事選挙当日までということなんだろうな。 

だからといっちゃなんだが、現行の役員たちは全員当選しないわけにはいかない。
選挙はする、だが、今の役員は変えたくない、変えるにしてもこれまでの慣行を守るようにしたい、そういうことだろうと思う。

日技役員選挙公示

形だけの役員選挙、理事選挙をとなると、定数ピッタリの立候補者数にしちゃえば、しかも立候補者は現職で固めちゃえば、あ~ら不思議、今の役員たちがそのまま新理事になってしまう。
一応、選挙はやったもんね。 告示した、募集した、立候補を受け付けたと。
んで、誰がでるかとかはもうとっくに話がまとまっているのだろうから、しかも、古橋や杉岡などには最初から指定席を別枠で用意しておいて、しかも立候補者はご本人以外は出ないように調整してるから、古橋や杉岡は最初から当選してる訳だ。

代議員会を開く必要ないじゃん。

予定じゃ、そうなるはずだったんだろうな。

地区も全国枠も多分、定数ぴったりに調整して、無投票当選になるはずだった・・・
でもそれじゃ~いくらなんでも見え見えだから、地区からは一人くらい選挙になるようにした?
全国枠は?

ん?

計算狂った?古橋さん?


蛇足だが、この制度改革によって何が変わったのかといえば、会長と監事とがこれまでのような間接的とはいえ代議員達による選挙で決まっていたのが、これからは、代議員すら直接に会長や監事を選挙で選べなくなるということだね。

地区候補のような指定席を押さえてしまえば、しかも、その地区候補全部をお仲間で押さえてしまえば、多少全国枠に計算違いが起きても、理事会の主導権は握れるだろうということだね。

つまり、これまで以上に特定の権力者の支配が確立したって言うことかな。

先日、相撲協会の貴乃花理事をTVで見たんだけど、あちらも似たようなもんだね。
ただ、貴乃花は理事会では異端かも知れないがそれでも2期連続して理事に当選した。
相撲協会と国技の将来に危機感を持つ親方たちが最低限存在するということだろう。

翻って、日本歯科技工士会。

こりゃ相撲協会より酷いかも・・・・・


更に蛇足だが・・



公益社団法人日本歯科技工士会
選挙管理委員会発表

新制度 投票方法

1 投票用紙  候補者名を記載した3種類の投票用紙 A、地区選出枠 B、全国選出枠 C、監事

2 投票方法  各候補者それぞれ一人一人に、 同意〇 不同意☓ を付ける。

3 当選     同意が過半数の者が当選。過半数に満たない者は落選。(推定投票数79、過半数40)

4 定数超過  過半数を得た者の内、同意の多い順に定数までが当選。

記名投票ですら無い・・・・・

よっく考えてみたら、選挙でさえ無い・・・・

会員、馬鹿じゃん・・

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April 25, 2012

司法も多分ハンドリングされているのだろうが。

明日の結果がどうあれ、マスゴミは多分本当のことは伝えず、これまで通りに小沢バッシングを続けるのだろう。

日本の内実は、中国や北朝鮮並みに何かの力に支配されているのは間違い無いと思う。

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March 22, 2012

迷い道くねくね

あの人にとっての分かれ道は何だったんだろうな、

そして何度、信じてくれた仲間を迷わせ分かれ道違えて行ったんだろうな。


あの人も今では組織の副会長だよ。

ただ単に袂を分かって来ただけなら、そして道を過たず歩いて来ただけなら、誰もが刮目して見上げるのであろうが、、、


今あの人の周りに、かっての友は居ない。

心照らしあえる友が居るとでも?

あの人が友は居ると言うのなら、友の名前を上げて見せよ。

そうだ、あなたが友だと照らしあえる人が居ると言うのなら、その人達は何故にあなたの側に居ないのだ。

あなたが望む高みは、そう、後一歩までに近づいた池の中の高みは、友に支えられて上がるのではなく、あなたの打算とあなたの裏切りと、あなたの傲慢と、あなたの悲しい野心の先にある。

登れるかもしれない、たどり着けるかもしれない。
後1人2人の足を引けば。

でもさ、足を引いているのは誰だろう。

そもそもあなたは何があなたの野心の元なのだ?

何がコンプレックスの元なのだ。

私なぞには望みようもない親があり兄弟があり、能力がありながら、何故池の高みに固執するのだろうな。

あなたが仲間と起こし、人も驚く改革の時の声あげ、理事会資料を持ち出し男気を示したのも全て打算だったのか。

57人が行った道、2人が行った道。

今、高みにある人も、或いは同じように高みを目指している人たちも、嫉妬や打算、権謀術数を巡らしているのだろうなあ。

しかしなあ、いくら池の中の高み、小島とでも言えばいいのかなそこに昇ったとしても、あの人達が肩を並べたいと思うような人達は、そもそもその池には居ないのだよ。

池があるのはある家の庭だし、家の大家さんは高みの見物、家の住人は知らん顔、池の住人の中には資本という足を生やして池から這い出した者たちもいるけど、その人達は重鎮とかお互いを持ち上げながら池のさざなみなどどこ吹く風。

おたまじゃくしも育たないこんな池に誰がした。

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March 17, 2012

隠したい人たちの57票

決まりましたね。 歯科技工士政治連盟の会長さんが。

その得票に日本技工士会の執行部や都道府県幹部というお方たちの本音を見る思いがします。

証拠がないから隠し通せるというわけでもない事は、東日本震災と続く福島原発事故での空き缶や枝豆ら政府の対応が議事録の存在など無くても、当時ネットで言われていた話以上に酷い対応ぶりであったことも含めて、隠し通す事は出来なかった訳ですよ。

雑誌系のマスコミだけではなく、普通なら政府の広報を垂れ流すだけであろう新聞社系のマスコミからも、東京新聞などのように結果を恐れず事実を報道するところも出てきているのです。


公益法人が政治活動をしてはならないというわけでは無いのです。
しかし、公益法人が政治活動にその予算を使うことは良くないということです。

峻別というのは、公益法人の活動に使うお金と、政治活動に使うお金を峻別しなさい、財布も財布を預かる人も変えなさいということなのだそうです。

新公益法人改革と言うのは、そこが曖昧だったこれまでの公益法人のあり方、お目こぼししていたことに対し、はっきりと分けなさいよと言ったものに等しいと思っていました。

しかし、日本歯科技工士会は見事にそれを蹴っ飛ばす結果を示してくれたわけですね。

ま、本家本元の日本国政府からして、議事録も作らない、逆上して原発を吹っ飛ばすような案配ですから、今更日技あたりが新公益法人改革に逆行するような投票結果を示しても驚くにも当たらないのかもしれませんね。


しかしこの選挙結果ですが、見る人によってそれぞれ感慨深いものがあるでしょう。

投票に参加した評議員の皆さんは役目を果たせたとほっとしているのかもしれませんが、何のために誰に対して役目を果たしたと言うのでしょうね。

前記事でライオットさんからコメントをいただきましたが、ライオットさんのような若い歯科技工士会員の皆様方は、この結果を票差をどんなふうに感じるのでしょうか。

ああやっぱりと言うくらいの感想ならばまだよい方かもしれません。

諦めくらいの感情では済まないというのが本当ではないでしょうか。

執行部や代議員、評議員の皆さんは、今でもまだ、ネットは2ちゃんねるに代表されるように誹謗と中傷、デマやでっち上げの世界だと思っているのでしょうか。

そもそも、政府や議員たちが2ちゃんねる潰しに躍起になっているのは、自分たちの都合の悪い部分を隠したいからですよ。
今の国家権力は、もう戦前の特高以上に思想や何かも含めて言論統制に突っ走っているのですが、官僚システムを含めて日本という国家権力は隠したいことが多すぎるのでしょう。

同じく日技のようなどこからも相手にもされないようなハンパ法人組織でも、中の者たちには外に対しても会員たちに対しても隠したいことがあるのでしょう。

若い歯科技工士会会員たちは、隠し事を暴けとか晒せと言っているわけじゃ無いのですがねえ。

そうではなくて、やるべきことを優先順位を変えてください、末端の歯科技工士たちの労働実態や生活実態に目を向けてくださいと言っているだけでしか無いのに。

ついでに言えば、バラ色のキャンパスライフや100%の就職率を騒ぎ立てる歯科技工専門学校にもいいかげんにしろよと言いたいところでしょう。
バラ色の未来があると言うならなんで学生も集まらず、閉科や廃校が相次いでいるのかと思うけどなあ。
東北のブログなど、GTYさんなどには申し訳ないけど、就職率100%とかよりも、例えば卒業年度ごとの離職率を10年くらいのスパンで調査してくれないかな。
過去10年間の卒業生が100%この業界に残っているのなら、ぜひ、誇らしく謳ってくださいよと。

で、自分たちの保身と、大した価値もない肩書きと、そして何よりも隠し事を暴かれてしまうのではないのかと言う恐れとが、技工業界の現実や若い歯科技工士の実態には目を瞑り耳を塞がせ口を噤ませているのでしょう。

この結果を持って、古橋という同一人物に公益法人と政治連盟のお財布を託したわけです。
晴れてNDCも一体のものとなったわけです(笑)

日技執行部の皆さんには一安心かもしれませんが、さてどうなんでしょうね。

政府の対応も一年したらぼろぼろこぼれてきたし、ネットではそんなもの最初からわかっていましたからね。

技工士会の隠したいことも、実はとっくにバレているのかもしれませんね。

参考までに。 私も書き込もうかな。



歯科技工士☆新時代 第10期待

結局、中○の選挙の資金や献金が、どのような形で生み出され処理されたのか
は当時の役員の中でも、ごく限られた人にしか分からないような形になっています。
しかしながら、当時の技工士会共済制度の見直し、そしてその内容が明らかに担当保険会会社にとって
有利(つまり会員にとっては不利)な内容なのですから
この保険会社の選定も含め、一体誰が契約内容を決めたのか、紹介者(政治家)は誰なのか
そこいら辺に鍵がありそうです

で、代議員はといえばそんな事は関心もなくただただボケーっとしていた人が多いのですから
問い詰めることもなく、大なり小なりケチくさい色々な役得にまみれて
知らず知らずのうちに、執行部との共犯体制が築かれていく訳ですね。
ですから、明日にも行われる脇○氏が立候補している連盟会長選挙
この方が当選するはずはありません。

なぜなら脇○氏が当選すれば、今まで隠されていたそのような数々の恥部が
白日の下にさらされる恐れがあるからです。人間悲しいものでわが身が一番かわいい
いくら正義の人だと認知されていようとも、脇○氏に投票する事は
評議委員にとっては自らの首を絞めるかの行為であるわけです。

ただ可能性があるとすれば、脇○氏が投票前の演説で“過去のいきさつは問わない、
未来に向けてやって行く”メッセージをそれとなく、しかし確実に評議委員達に
伝える事でしょうか,,,,しかしその時には脇○氏も、一般会員に対し隠し事をし
旧執行部と共犯者になってゆく、という泥池の中に自ら入ってゆく覚悟が必要となります。

いやはや何ともやりきれない話ではあります。


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March 16, 2012

脇本さんに託す技工士の一分

この一週間ほど、友人の鉄工所で慣れない下働きを続けています。

歯科技工士の経験、なんの役にも立ちません。
工具や機械の場所、スイッチの場所、材料の場所、一度に覚えきれるものじゃありません。

頑固親父である友人のやり方、スタイル、癖が染み込んだ鉄工所です。
その上で、補助的な動作、サンダー掛け、ハツリ、ハンマーと、最低限の技術も覚えねばとてもじゃないが補助にもなれません。

多少は見知っていたつもりでしたが、実際に何十万にもなる鉄鋼製品を作るとなると、仕事の案配も金属の材質や癖、溶接の種類、図面を読んで加工の手順や材料の寸法変化、修正と仕上げ、知識がどれだけあっても足りません。

果たしてやり遂げられるのか。

本業の歯科技工は受注がさっぱりです。
友人知人もどこも似た様なものだと言うし、中国技工だ海外委託だと言う前に、国民が歯科のそれも保険技工を見限ったのであれば、さもありなんというような状況を迎えているのでしょう。

歯科医院側に今更歯科技工や歯科技工士の心配をするような余裕も無いでしょうし、私などはむしろお得意先からは特段の配慮を頂いていながら、現状打つ手なしと言うことですから、気持ちや絆で繋がっていないラボは、単純な値下げくらいでは受注も簡単では無いでしょう。

それでも、開業すればと望みを抱く技工士さんも多いのでしょうが。

落ち着いたらもっと踏み込んだ歯科技工への考えや意見をまとめますが、今はラボの新規開業どころか歯科技工士になる事自体がリスクが多すぎると言っておきましょう。

希望もクソもない結論ですが、今から歯科技工士を目指そうとか思うのであれば止めておきなさいとアドバイスします。

仮に、何か歯科技工士に希望の持てる何かがあるとすれば、ほんとうに僅かな希望、望みなんですが脇本さんの存在が全てです。


伝えて欲しい、知って欲しい「最後の人、脇本征男先生」のこと。

神が歯科技工業界にも「最後の人、脇本征男先生」を残してくれたかと感激する。

酒井会長からの長き戦いが、佐野、中西で中断した。それは余りにも長い期間で、歯科技工士の誰もが諦めている。
さて歯科技工士に最後の戦いの日が、与えられるのか?
それを決めるのは、3月17日の評議員である。

出来ることなら、最後まで戦い死にたいと望むのは愚かなことではないはずだ。


一年前の東日本震災当日、脇本さんは日技会長選挙で負けました。
直前まで一票でも多くと懸命の運動をされましたが、思いの外代議員の票は集まりませんでした。

代議員たちが会長選挙で投票したのは、当時ですらボロボロになっていた歯科技工士という存在を守り国民のために残そうという思いのためではなく、代議員たちも含めた組織の防衛本能、恐怖からの投票だったのだろうと言う事です。

当選した古橋氏は、日技と技工士連盟の峻別や、HPを活用しての情報公開などを訴えていましたが、日技広報ブログの居直り発言を見るまでもなく、HPの活用も情報公開もなされていませんし、そもそも組織の峻別を言うのであれば、出るべきではない技工士連盟の会長候補に立候補した時点で、公約など守る気持ちはないと公に宣言したようなものですし、それを疑問とも思わない日技会員や歯科技工士連盟会員には呆れるばかりです。

其の皆さんが、平成24年3月17日に、代議員ではなく評議員の肩書きで会長を選ぶわけです。

公益法人改革を歌うなら、認可されたからもう大丈夫だというのではなく、峻別の意味を理解出来ない人を選ぶのではなく、評議員自身が峻別を行動で示すしか無いはずです。

日本歯科技工士連盟の会長選挙を考える


国は、公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。ただ単に、公益法人の活動と政治団体の峻別をしなさいと行っているのだ。峻別と言う言葉がわかりにくいなら、「全く違う団体であるので完全に分けなさい」と言っているだけである。

確かに、完全に違う団体の日本歯科技工士連盟の会長選挙に、全く違う団体の社団法人日本歯科技工士会の現会長の古橋博美氏が出馬しても問題はない。
しかし古橋氏には、よく考えてもらいたいものだ。
選挙をしたと言っても世間は、日本歯科技工士連盟の会長と社団法人日本歯科技工士会の会長が同じで、「峻別した」もしくは「全く違う団体である」と思うだろうかと?
同じ会長なら、やはり最後は会計業務が疑われることとなる。

日技と歯科技工士連盟の会長が変わったくらいでは、末端のラボや歯科技工士の労働問題や経済問題が変わる訳ではないでしょう。

しかし、政治連盟の立場は歯科技工士の一分を示すことに繋がるはずです。

評議員の皆さんには、起きてしまったことに対する責任重さを恐れるのではなく、最後くらいは男気を示して終わらせてもらいたいところであります。

Sany6482


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