May 25, 2014

大変な成果である。

嬉しすぎるフレーズである。

こんなふうに書いてもらえただけでも、参加した甲斐があった、HPを担当した甲斐があったというものです。

売文家さん、ありがとう。


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January 16, 2013

歯科医療とは何か

前記事では近代口腔科学研究会の雑誌に掲載されていた「歯科技工士の資格や業務範囲および歯科医師との関係について考える。」の読後感をアップさせていただいた。

感想文ということで、括ってみたのだが別人の文と誤解されたのなら申し訳ない。

近口研理事長の飯塚哲夫先生の事は、井戸端などでも目にしており、その考察の明瞭なこと、そして何よりも歯科医師や歯科医療が医療と呼ぶにはあまりにも虚像で有ることを知らしめてくれており、こんな歯医者さんも居るのだなあと何度も思って来ました。

さて、その飯塚哲夫先生の「歯科医療とは何か」の中で歯科技工士についての記述が売文家にありました。
友人からも知らせていただいたので、是非一読願いたい。

委託技工料問題は歯科技工士という免許の存立基盤に関わる問題

このような歯科医師にとって、都合の悪いことをズバリというような存在は、多分、迷惑というかおいおいなんだろうな。

歯科医師たちも、自分たちの行為が本質的に医療じゃない、医療だとしても口腔の粘膜までの事で、後は歯質や歯そのものを弄るか、抜いた歯のあった空間をバーチャルよろしく埋める位で、医療じゃなく、歯科医師がやるから補綴なんだ、内容的に同じ行為を手伝いにやらせれば補綴と呼ばせず、技工だと言いくるめているのだと理解しているのでしょう。

理解しているからこそ、自分たちは医師ではないのだという劣等感が生じるし、それを払拭する事は出来ないけど、手伝いの人たちには俺たちの行為は補綴であって技工じゃ無いよ、技工じゃ無いから上なんだよとばかりに、虚勢をはる事が出来るのでしょう。

そういってみると、歯医者さんらのいわれのない劣等感や優越感が理解出来ると思います。

近口研の飯塚先生、歯科医師会や多くの歯医者からは異端視され嫌われているようですが、なんのこたあない、歯医者の本質をズバリと言われちゃったら、自分たちの立場が無い、虚勢がバレてしまい都合が甚だ宜しく無いからでしょう。

虚勢でもなんでも、本質的な所には触れないでおこう、目をつぶって如何にもな権威を演じ続けようと言うのが、歯科医師会や歯科の学会、そして、体質だけは悲しく歯科医師会のコピーであるニチギなんでしょう。

 

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March 16, 2012

脇本さんに託す技工士の一分

この一週間ほど、友人の鉄工所で慣れない下働きを続けています。

歯科技工士の経験、なんの役にも立ちません。
工具や機械の場所、スイッチの場所、材料の場所、一度に覚えきれるものじゃありません。

頑固親父である友人のやり方、スタイル、癖が染み込んだ鉄工所です。
その上で、補助的な動作、サンダー掛け、ハツリ、ハンマーと、最低限の技術も覚えねばとてもじゃないが補助にもなれません。

多少は見知っていたつもりでしたが、実際に何十万にもなる鉄鋼製品を作るとなると、仕事の案配も金属の材質や癖、溶接の種類、図面を読んで加工の手順や材料の寸法変化、修正と仕上げ、知識がどれだけあっても足りません。

果たしてやり遂げられるのか。

本業の歯科技工は受注がさっぱりです。
友人知人もどこも似た様なものだと言うし、中国技工だ海外委託だと言う前に、国民が歯科のそれも保険技工を見限ったのであれば、さもありなんというような状況を迎えているのでしょう。

歯科医院側に今更歯科技工や歯科技工士の心配をするような余裕も無いでしょうし、私などはむしろお得意先からは特段の配慮を頂いていながら、現状打つ手なしと言うことですから、気持ちや絆で繋がっていないラボは、単純な値下げくらいでは受注も簡単では無いでしょう。

それでも、開業すればと望みを抱く技工士さんも多いのでしょうが。

落ち着いたらもっと踏み込んだ歯科技工への考えや意見をまとめますが、今はラボの新規開業どころか歯科技工士になる事自体がリスクが多すぎると言っておきましょう。

希望もクソもない結論ですが、今から歯科技工士を目指そうとか思うのであれば止めておきなさいとアドバイスします。

仮に、何か歯科技工士に希望の持てる何かがあるとすれば、ほんとうに僅かな希望、望みなんですが脇本さんの存在が全てです。


伝えて欲しい、知って欲しい「最後の人、脇本征男先生」のこと。

神が歯科技工業界にも「最後の人、脇本征男先生」を残してくれたかと感激する。

酒井会長からの長き戦いが、佐野、中西で中断した。それは余りにも長い期間で、歯科技工士の誰もが諦めている。
さて歯科技工士に最後の戦いの日が、与えられるのか?
それを決めるのは、3月17日の評議員である。

出来ることなら、最後まで戦い死にたいと望むのは愚かなことではないはずだ。


一年前の東日本震災当日、脇本さんは日技会長選挙で負けました。
直前まで一票でも多くと懸命の運動をされましたが、思いの外代議員の票は集まりませんでした。

代議員たちが会長選挙で投票したのは、当時ですらボロボロになっていた歯科技工士という存在を守り国民のために残そうという思いのためではなく、代議員たちも含めた組織の防衛本能、恐怖からの投票だったのだろうと言う事です。

当選した古橋氏は、日技と技工士連盟の峻別や、HPを活用しての情報公開などを訴えていましたが、日技広報ブログの居直り発言を見るまでもなく、HPの活用も情報公開もなされていませんし、そもそも組織の峻別を言うのであれば、出るべきではない技工士連盟の会長候補に立候補した時点で、公約など守る気持ちはないと公に宣言したようなものですし、それを疑問とも思わない日技会員や歯科技工士連盟会員には呆れるばかりです。

其の皆さんが、平成24年3月17日に、代議員ではなく評議員の肩書きで会長を選ぶわけです。

公益法人改革を歌うなら、認可されたからもう大丈夫だというのではなく、峻別の意味を理解出来ない人を選ぶのではなく、評議員自身が峻別を行動で示すしか無いはずです。

日本歯科技工士連盟の会長選挙を考える


国は、公益法人が政治活動を行うこと自体が禁止されているわけではない。ただ単に、公益法人の活動と政治団体の峻別をしなさいと行っているのだ。峻別と言う言葉がわかりにくいなら、「全く違う団体であるので完全に分けなさい」と言っているだけである。

確かに、完全に違う団体の日本歯科技工士連盟の会長選挙に、全く違う団体の社団法人日本歯科技工士会の現会長の古橋博美氏が出馬しても問題はない。
しかし古橋氏には、よく考えてもらいたいものだ。
選挙をしたと言っても世間は、日本歯科技工士連盟の会長と社団法人日本歯科技工士会の会長が同じで、「峻別した」もしくは「全く違う団体である」と思うだろうかと?
同じ会長なら、やはり最後は会計業務が疑われることとなる。

日技と歯科技工士連盟の会長が変わったくらいでは、末端のラボや歯科技工士の労働問題や経済問題が変わる訳ではないでしょう。

しかし、政治連盟の立場は歯科技工士の一分を示すことに繋がるはずです。

評議員の皆さんには、起きてしまったことに対する責任重さを恐れるのではなく、最後くらいは男気を示して終わらせてもらいたいところであります。

Sany6482


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August 17, 2011

改めて思う、日技と厚労省と通知通達の関係。

第4章 業 務 (禁止行為) 第17条 歯科医師又は歯科技工士でなければ、業として歯科技工を行つてはならない。 2 歯科医師法(昭和23年法律第202号)第7条第2項の規定により歯科医業の停止を命ぜられた歯科医師は、業として歯科技工を行つてはならない。

上は歯科技工士法の第17条、業務に関する法文です。

日本の国内法として歯科技工士法では歯科医師又は歯科技工士でなければ、業として歯科技工を行ってはならないと明確にそれ以外のものの技工行為を否定していたものです。

発布されたのが昭和30年ですから、今のようなグローバル化された状況は想定外なのでしょうが、法律が時代にそぐわないというのであれば、時代に合わせて改変していくことも必要でしょう。
しかし、この17条が改正されたとか、条件が緩和されたとか言う事実はなく、今もこの法文は生きていることになります。

であるからこそ、海外委託という行為が行われ、それが表に出るようになって国内での歯科技工士法による裏付けとの整合性が問われる事態となって初めて、厚労省はこの問題と直面せねばならなくなったのだと思います。

<参考文献> 1 「国外で作成された補てつ物等の取り扱いについて」(平成 17 年 9 月 8 日付け医政歯発第 0908001 号厚生労働省医政局歯科保健課長通知)

2 「補てつ物等の作成を国外に委託する場合の使用材料の指示等について」(平成 22 年 3 月 31 日付
け医政歯発 0331 第 1 号厚生労働省医政局歯科保健課長通知)

3 「食品のトレーサビリティシステム導入の手引き」(農林水産省食品トレーサビリティシステム導
入の手引き改訂委員会)

4 「歯科技工所の構造設備基準及び歯科技工所における歯科補てつ物等の作成等及び品質管理指針
について」(平成 17 年 3 月 18 日付け医政発 0318003 号厚生労働省医政局長通知)

5 「歯科補綴物の多国間流通に関する調査研究(平成 20・21 年度厚生労働科学研究費補助金)」
6 「産業廃棄物管理票マニフェスト」(日本産業廃棄物処理振興センター)

7 National Association of Dental Laboratory: The document is for submission for the October 1st 2007
meeting of the Interagency Working Group on Import Safety. Retrieved September 10、 2007

8 National Association of Dental Laboratory: Food and Drug Administration and Federal Government
Officials Explore Oversight of the Dental Laboratory Industry、 NADL Responds with Best Practice
Guidelines and Recommendations. Retrieved October 2007


上記は厚労省のHPで検索すると出てきます「歯科医療における補てつ物等のトレーサビリティに関する指針」平成23年6月28日付けの医政歯発0628第4号の別添資料の5pにある参考文献です。

参考とされた「平成 17 年 9 月 8 日付け医政歯発第 0908001号厚生労働省医政局歯科保健課長通知」自体が、厚労省からすれば、歯科や技工には問題は存在しないものとしてきたところに、海外委託が問題視されたから、国内法との整合性を取り繕う為にだされたものであって、委託の妥当性や国内ラボの抱える問題とは関係無いと厚労省はしたかったのだろうと思う。

確かに、厚労省や国の方針で技工料金が不当に安く誘導され、また、新しい技術や機材の新規導入もままならないから、少しでも利益を上げようとしたら、他の産業同様に海外にいくしかないのだろうが、それならそれで法改正が筋でしょう。

通知通達でごまかそうとしたのは、歯科技工の問題など、これまで同様にほっといてもたいしたこと無いと考えたか、どうせお上の意向で叩けば引っ込む金魚の糞程度の問題とみていたかだ。

それがここまで社会問題化し手こずるとは思っても見なかっただろう。

日技はと言えば、本来なら過去の料金問題や大臣告示も含めて、問題の背景にある国や厚労省の歯科医療政策を追求すべきなのに、膝を屈した過去をほじくり返されたくないから不問にし、技工士は実は過剰養成状態なんだけど、安い新卒技工士が欲しいのと、実はこの業界では食えないなんて恥だから言えないのと、学生の存在自体が商売と化していたから、既存の歯科技工士法を守ることから、とっくに方針転換して、零細のワンマン技工士を減らす方向に動いた訳だな。

減らすなら学生の定員を減らしゃええのに、学生や新卒は金になるから、年とったワンマンラボを狙い撃ちとな。
将来の心配なんかを、日技はしてみせるが、だったらずっと前から過剰養成だったことや、料金問題で妥協ばかりしてきた事を反省しろよな。

一連の通達も、技工問題を正面から質したからこそ、厚労省が体面を取り繕う為に出さざるを得なかった。
友人が指摘するとおり、あくまでも海外委託の場合なんだ。

現状では、保険技工を含めた国内委託の技工は通達の範囲外だ。

しかし、日技の活動や広報は、まるで国内委託の技工までが、トレーサビリティーの対象なのだと言わんばかり。

厚労省は当面、身をかわす余地として、海外委託だけと通達に書いてるが、本来なら国外での委託に関するものの筈が、日技がこのまま勝手に範疇を拡大解釈して、国内委託の技工も対象だと洗脳し、既成事実化したからか、厚労省にとっては、国内も国外もなく、補綴物は単なるモノでしかないからか、厚労省は悪役になることなく、通達に書き加えるだけだろう。
事実、国内歯科技工所になどという行は、厚労省の発して来た通知通達がとっくに義務化既成事実化していることの証明のようなものだ。

国内の歯科技工所は、歯科技工を行う場合にあっては、「歯科技工所の構造設備基準及び歯科技工所 における歯科補てつ物等の作成等及び品質管理指針について」(平成 17 年 3 月 18 日付け医政局長通知) において、歯科技工録の作成が義務づけられている。

法制化なんかなされなくとも、こんな風に医政局長名の通知でいつの間にか義務化されそれが既成事実化されれしまえば、法律なんかよりよっぽど強い効力を持った通知通達がお役所の裁量で、国民の義務、当然の負担にされてしまうわけで、じゃ、日技やその会員さんたちは、その通知通達にはっきりと応えているんだろうなあ。
会員の達成率、当然100%だよなあ。

トレーサビリティーの仕組みについて、牛肉並みの追跡出来るシステムを全国規模で構築したら、どんだけ予算が必要かね?

牛肉であんだけのシステムが出来たのは、ハンナンとか丸大とか日ハムのような巨大利権が金を出しても損はしないような手を打ったか、上手く国の予算を引き出したかだ。

通達を読めば、その食品や農業分野のを参考にし、歯科の当事者がやれとなってる。

おいおい。

金も無い業界が、そんなノウハウをどうやってハンナンあたりから引っ張ってくるんだ?

しかも、それ以上の充実つーか、広範囲な仕組みを要求してやがる。

負担増は歯医者も同じだとは思うが、これまで歯医者がそういうのやってきたとも思えないし、未だに明細の分かるレシートも、システムないから発行しませんとか、受付に書いてる歯医者も多いし、トレーサビリティーもやらない歯医者ばかりじゃね?

下手すりゃ、書類一式ラボに○投げだろう。

こんだけ、日技が言うんだし、日技の会員ラボは百%やってますと、先ず、そう言ってみてもらいたいね。

古橋日技になって、多少は変わるかと思ったけど、日技広報ブログにしても、上辺だけ流しているようにしか見えない。
いっそ、構造基準や技工録、そして今度のトレーサビリティーと、会員ラボの達成率というものを、HPやブログで示して見せたらどうなんだろう。
東電の電力何とかみたいにさ。

それで初めて、やってないラボを責められると言うもんだ。

実は会員ラボすら構造基準も技工録もやれていないからこそ、脇本さんらが厚労省に質した時に、その時期じゃ無いと答えたんでは。

しかし、通達は裁判が終わって直ぐ出された。
あの口頭での返答は何だったのかとなるが、内実は会員ラボとてクリアできてなく出せる状況じゃ無いけど、厚労省としては責任追求されたら困るし、通知通達は兎に角、早く出して、出来ない責任は歯医者やとりわけ日技に負わせたいだけじゃねえのか。
そもそも日技の実行力だとか達成率なんか、厚労省も期待していないのだろうけど。


厚労省と日技とではスタンスが全く異なる。 それを理解しておいたほうがいい。
厚労省には国民のためという建前があるが、日技にはそれはないし技工士のため技工士法のためという建前すら無い。

日技は料金問題や大臣告示で挫折して以来、会員の不満をそらしモチベーションや求心力を保つために、生涯研修制度や最近では設備構造基準や技工録の法制化と普及に躍起となっていた。
この内実が、国内の増えすぎ乱立を続けるワンマンや零細ラボ対策で有ることを隠したまま、いかにもそれがなされれば業界のモラルが示されるがごときものであっても。


厚労省は皆保険制度を死守する立場のようだが、歯科に限って言えば、制度の拡充も診療内容の拡充も、そして歯科医療費の拡充も過去何年にもわたって一切なされていない。
過去10年以上、歯科医療費の総額は2兆5000億円を維持している。
歯科医師が増え続けているにもかかわらず、そして、歯科の診療行為がある程度は増えているにも係わらず、総医療費に医科なら当然の自然増すら無いのは、如何に歯科医療の内情が抑制され拡充のない状態であるかを物語るものだろう。

増えない歯科医療費、皆保険に導入されない最新技術や機材と言う負の現実が、歯科技工所の細分化、零細ラボワンマンラボの乱立を招いたのだとしても、厚労省はその事実を絶対に認めないだろう。
しかし、この厚労省の方針が、保険歯科医療や保険技工をガラパゴスとしてきたのだし、それがあるから零細ラボやワンマンラボも永らえてこれたのだ。 末端の犠牲の上で。

その一方で厚労省の通達には歯科技工士関連でこんなのもある。


平成 23 年度 歯科技工士実習施設指導者等養成講習会 実施団体公募要領

(6)事業内容:
① インプラントや CAD-CAM 等、多様化・高度化する歯科補綴物に関する実技実習。

② インプラントや CAD-CAM 等、多様化・高度化する歯科補綴物に関する講義。

③ その他必要と考えられる事項に関する講義・実技実習(例:トレーサビリティ
等)。


歯科医療の内容はたしかに高度化している。しかし、皆保険に収載されたわけでもなく、国民の大半には絵に描いた餅ですら無い。
歯科はもう、国民が実費負担して受けるしかない医療なのだろう。
しかし、歯科医療はこのままでいいのだろうか。
医療として必要とされるのは、震災の現場でも証明されたように、生きるか死ぬかの命に関わるところでの医療であり、歯科もまた同じく人の生死に直結する医療という意味で捉えるべきであって、逆に患者さんの命をないがしろにした歯科の独りよがりでは無いはずだと思う。

インプラントや CAD-CAM等が、震災や原発事故のような巨大災害の際に起こり得る、人が生きるか死ぬかの状況で果たして必要なものとなるか、そこまで極端ではなくても、もっと歯科医療には患者さんの生きる意志に寄り添える部分もあっていいのじゃないか、そんな事を考えながら、厚労省は一体歯科をどうしたいのか、読めないで居る。

多少、話がずれたが、日技も厚労省も微妙にずらした視点で一連の通知通達を見ているものだと思う。
そして、本来なら一番重要な歯科医師や歯科医師会という存在を抜きに、通知通達が独り歩きしているというのもおかしなものだ。

事、技工や補綴物に関する限り、厚労省はもう、モノでしか考えていないのだろうし、見てもいないのだろう。
そう、モノさえ規制していて、モノさえ入ってくれればそれでいいと。

となれば、歯科技工士免許もただの紙だし、歯科技工士学校もこれからは資格や免許が習得出来るとかを売り物にするんじゃなく、確実に売れるモノを作れる技術者を養成する学校だと謳うべきだろう。

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May 27, 2011

離れの池の中だっけなあ。

日技村に住んでいる人たちにとっては、当り前の事だから一々考える事も突っ込む事もしなくなっちゃってるのだろうけど。

まあこれも、今の日本全体と同じでさ。

例えば、起きている事態で言えば原爆が福島に落とされたのと同じくらいか、それ以上の放射性物質が拡散を続けているのだけど、原爆と違って何万人もの人々が一瞬で死ぬわけでもないし、一つの市が壊滅した訳でも無いからか、或いは空き缶政府や枝豆や西川審議官が狙った通りの効果が出ているからか、表向きの国民生活はすっかり落ち着いちゃってて、放射線にしても汚染の状況にしても、みんな見て見ぬふり。

それどころかNHKなんかは「今日のお天気」のノリで「今日の放射線量」なんてえのを流している始末。

すっかり市民権を得てしまった、福島原発事故と、国民の生活のお供、福島原発産の放射性物質とでも言えばいいのでしょうかね。

逃げ出す金も無いから、やけくそで山菜や露地野菜を食ってますがね。
子供に食わせたくないと言ってみても、家族からも相手にされませんやね。

で、日技なんですが、日技のお妾さん的立場と言えばいいのか、離れとでも言えばいいのか、一人二役と言うべきなのか、日技政治連盟ですね。

5月21日に連盟評議員会が、建前上は間借りしているとされる市谷の日技会館で恙無く行われたと。

例えば厚労省だとかのほうから、公益法人を標榜するなら政治連盟を隠れ蓑にした政治活動はおかしいんでないかいって言うような突っ込みも無いのだろうし、そもそもどこもかしこも本音と建前の使い分けだって言う大人の社会のことだから、なんかなあって思う方が「おかしいよ」と言う事なんでしょうが。

その為かどうか、評議会では日技の94回代議員会では通らなかったNDC関連の予算も、まあ、まったくと言っていいほど同じような顔触れの皆さんによって、議論されるで無し、異議が出るで無し、シャンシャンと議案が成立してしまったようです。

なんとも、ヘっ???!てなもんです。

まあ、問題のNDCに対しては、日技政治連盟と言うのは出資団体と言う立場になります。
日技としては立場上出せない資金だから、離れに隠してあった金子を使ったとい事なんでしょう。

別の組織ですよ、日技とは違いますよといくら言っても、原資の出所はどっちも歯科技工士会会員だし、役員だのなんだのも殆んど一緒。

さっきまで日技会長だと言って挨拶していた古橋さんが、じゃ、今からは連盟会長をやるからね、あ、建前でも、切り替えを宣言しますからねってやるのだろうな。

こうなるとNDCにしても三つ目の建前で押し通すのじゃないかな。

ただ、NDCは社長さんは中西さんなんだよね。
他に取締役に連盟副会長も居たりするんだろうけど。

中西さんに引導を渡したわりには、NDCでの給料は保障するってことかね。

いくら別組織だ、別法人だと言ってもさ、住んでる井戸は一緒なんだから、そして、住人達には二つの立場を使い分けるのが当たり前の事なんだから、そもそもおかしいっていう認識すら無い。
そう言う事なんだろうな。

とにかくさ、日技と政治連盟でいくつもの役職を兼務しているような人たちにとっては、疑問を持つ方がおかしいのだろう。
つーか、仲間で居たかったら疑問なんかもっちゃいけないんよ。
たとえ疑問に思っても、表に出しちゃだめだって大人なんだから。

そうなると、例えば中西さんが日技と政治連盟の会長だった時に、「21世紀の医療と福祉を支える会」という、政治団体をこさえて、中西さんご本人が評議員会の手続きを経ないで作っちゃったとしても、おかしいって思っちゃいけないし、

そこへ、1500万円も寄付をして、選挙に使ってしまったとしても、そこは大人なんだから一緒に飲んで騒いで踊って見せるのが仲間って言うもんだよ。

これまでにも大人の態度で許してきた評議員さん達ですから、今回のNDCなんて、執行部任せでいいんじゃない。
日技は神様なんだから、つーか、そもそも自分もその一部なんだからさ。
何も明らかにされない、報告がない、二つの会費だけは負担させられてる末端会員が可哀想なだけと、娑婆心ながら心配してるんだけど、ご本人達が何とも思わないのならどうでもいい事なのだろうね。

それでも事実を知った会員は、仲間を演じる意味をもう一回考えてみてほしいね。

同じく福島原発事故の実態についても、天気予報の降水確率の数字みたいに放射線量の数字を疑問も持たずに受け入れるんじゃ無く、そもそもそんなもんをTVで流す位ならって空き缶政府や原子力何たらに、そして東電の糞馬鹿野郎どもに突っ込んでほしいね。

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April 24, 2011

1027名の人柱

平成22年度の退会者数だそうです。

歯科技工士のバカでも指摘されていたかな。
天寿を全うされての会員資格の喪失などの自然な減少ではなく、経済的理由であるとか日技の存在に意味や意義を見いだせなくなっての退会、見限っての退会者数が年間にこれだけ存在したと言う事なのでしょうか。

神奈川県技の会長職に工藤さんが三度の復活を遂げたそうです。
伊集院さんが日技副会長に就任されたから、県技会長にはどなたかが名乗りを上げるしかなかったのでしょう。
工藤さん以外の立候補者は居なかったそうです。

新しい人材が見つからず、技工士会の問題の本質を理解した人がカムバックしたと言う事なのでしょうか。


Nichigikaiinsuu

日技のHPには、結構な予算が計上されている割に、内容や表示の質に関しては素人の域を超えていないと言うか、どこにそれだけのお金をかけているのか分からないHPがそのままになっていますが、日技広報ブログとやらは、これまでのどうでもいいような事務員だか広報委員だかわからない人の日技とは全く関係ないような個人の関心事ばかりだった内容から、多少なりとも日技の新執行部の動きを出す形にはなっています。

多少は私どもの指摘が伝わったのでしょうかね。

その中の記載で、日技の問題点で明確になったものの一つとしてNDC問題がさらっと挙げられている。

へぇ?!だわね。

問題なんだ。

んで、NDCの何が問題なの?

誰がNDCを作ったんだい?

誰が社長なんだい?


問題もくそもねえだろ、そもそも古橋からして知らない訳がないじゃないか。
今日の歯科ニュースの山本さんは、古橋の立候補を伝える記事の中で、中西からの禅譲とはっきりと書いていたと思う。

それが、会長選挙での争点の一つとして脇本陣営が問題視し、疑惑の証拠を突きつけて見せると、ドタバタした割には何事も無かったかのように古橋に票が集まってチョンだ。

これを出来レースと呼ぶか、代議員達が賢明な選択をしたと言うかは、その人次第だけど、そもそもなんでNDCのような日技執行部挙げての利益誘導や確保に動いたのかを理解しないと、いくら新しい執行部や代議員達が「NDC問題」なんて言って見せても白々しいだけだし、日技と言うか歯科技工士が今、直面している喫緊の問題を知らない振り見えない振りしているのだとしか言いようが無いよね。

94回代議員会の資料を見れば、平成23年度に個人で会費を払ってくれそうな会員数は9.900人になるらしい。
他に法人会員とかも居るけど、基本的に日技は個人の有資格者の集まりだだと言う建前だから、この会員数の示す数字の持つ意味は大きい。

一万人を切ったこの数字を、多いと見るか少ないと見るか、どうなのだろう。
年間で千人が退会して、残った数がこれである。

会長選挙の結果を見てと、最後まで踏みとどまろうとしていた人達も、結局、最も大事な問題には触れずに、自分達もNDCに象徴される問題点の犠牲者だよと装って見せた現執行部や多くの代議員達の選択に、結局この組織は何も変える気持ちは無いのかと見限って、退会に歯止めをかけるどころかむしろ加速させる事になったのだろうから、果たして、予算案通りに9.900人の会費が集まるのかどうかさえ危ないのじゃないかな。

6月に95回代議員会とかあるようだけど、そこで何を提案し、問題解決を図ると言うのだろう。
そもそも挙げた問題の中に一番重要な問題の記載は無い。
この問題を直視しない限り、今後も年間に三桁四桁の退会者をカウントするだけだろう。

ちなみに平成22年度の入会者は204名でした。

新卒既卒を問わず、年間200名程度の補充で、千人を超える退会者を補充できる訳がありません。
日技が本気で歯科技工士や組織の存在を考えるのであれば、本来なら


その中で、新公益の行方、統一試験問題、トレーサビリティーの問題、NDCの問題、そして今回の東北地方太平洋沖地震災害対策の問題等々が、より明確になって来ている。

こんな御大層な問題を言う前に、会員も歯科技工士そのものも居なくなってしまう問題を、日技や代議員さんは直視するべきなんだろうと思うのだけどな。
そもそも神奈川で工藤さんが3回目をやらねばならないのも、若い人が育っていないとか言う前に、会員そのものが居ない、役員の成り手が無いからじゃないのか。

このまま年間に千人近い退会者が続けば、後数年もすれば日技と言う組織そのものが無くなる。

歯科技工士の就労者数も年間に千人規模で減っていると思うが、前の記事で新卒者の数が1300人台に落ちた事を伝えたが、実は2000人規模の卒業者数がカウントされていた時期ですら、歯科技工士の実質的な減少、就労者数の減少は千人規模で続いていたので、単純計算で年間に三千人近い歯科技工士が業務から離れていたか、二千人を超える新卒者と言う数自体が、既に意味をもたなくなっていたかを直視しなければいけないのだと思う。

それでもまだ、過剰感があると言うのが、みな歯科さんに代表される歯医者さんや歯科技工士会関係者の受け止めなのかもしれないけど、では、減少や離職が続いてではちょうどいい数で安定すると言えるのかと問われれば、賢明なる皆さんはどうお答えになってくれるのだろうか。

単純に歯科技工士の実数が減れば、市場原理で技工価格があがると、そう言いきれるものなのか。
幾ら技工料金は市場価格だと言われても、それは歯科技工士が望むような公平公正な市場ではない事は明確だと思う。

市場を誰が形成していると言うのか。
そもそも買い手は一体誰だと言うのか。
お金の出所を裁量権と共に歯科医師ががっちり押さえて、何が公正公平な市場だと言えるのか。

ある先生のつぶやきに、技工問題の一面を見たような気がする。

10000じゃ、、セラミック部分だけでももし、再制作とかなって、無料じゃ大変かもしれませんね。

それをやめました。
で、19000円のところに出してます
色がうまい具合に出せれてたら、再製なしですし。。。
再製、無料とか、やっぱり、してもらってたら、不自然だしなぁって。。


日技会員数資料の画像は支援者からの提供です。いつもありがとうございます。

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March 21, 2011

情報の後出しジャンケンと日技代議員会裏話。

ありゃ、大本営発表に訂正があったらしい。

東電、蒸気放出の実施日を訂正
2011.3.21 11:15

 東京電力は21日、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の放射性物質を含む蒸気を外に逃がした操作について、実施したのは15日午前0時からの数分間だったと発表、「16日から17日にかけて実施した」との20日の説明を訂正した。

 格納容器につながる「圧力抑制プール」内の水を通さずに蒸気を直接逃がすため、放射性物質をより多く放出する方法だった。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032111150032-n1.htm

最初は水蒸気が出ているだけだと、まるで蒸気機関車の出す白煙くらいに見せようとしていた東電や首相官邸も、今じゃ放射性物質が出ているのが当然なんだと言う立場からモノを言ってる。

出しちゃいけないのじゃなかったか?

原子力をタブーとせず、きちんとした知識を子供たちにも伝えてきていれば、原子炉や建屋の構造もわかり、どこからどんな水蒸気が出るかも予想できるようになるだろう。

水蒸気はまだ目に見えるからいい。

現実に放射され拡散している物質は、私たちの目には見えないのだ。
そして風向き云々ではなく、既に内陸方向にも相当な拡散が農産物や源乳からも見えてきたというわけだろう。
外は雨。

微量とは言え黒い雨には違いない。


国民と言うか、周辺住民への警告もせず、あ、六日前に出しちゃいましたって。
すかしっ屁じゃないんだからさ。

六日遅れでもとにかく出したんだから、多少はマシ。


全くと言っていいくらい、情報が無いのが日本歯科技工士会の代議員会や総会の事。
広報部の皆さん、議案書ではあれだけインターネットやなんだかを活用するって言ってたんだから、高い予算を計上しているのだし、代議員会と総会の即時ネット配信でもやればよいのにね。
あそか、NDCへの丸投げが決まったらやるのか。今やっても金になんないしね。

そこで何とか代議員さん達の口コミ情報で伝わってきたのが、以下の情報。
まずはご覧あれ。

代議員会 1号 2号 否決の流れ。

代議員会では、
冒頭より株式会社ニチギデータセンター(NDC)について、
賛成、反対の意見が午前中議論され、
感情じみたけんか腰の意見も飛び出した。
代議員側から、
NDC関連の項目を削除して可決する案もだされたが、
これには、執行部が応じなかった。
議論は平行線を続け、
これで大半の時間を費やし、時間切れで採決に入った。
結果、かろうじて反対意見が多く、否決した。


---------------------

古橋博美氏当選の謎

日技執行部は約1年前より、争いがあり、
中西茂昭氏、杉井伸行氏等のグループと、
古橋博美氏個人との乖離が発生していたとか。
そのため、古橋博美氏が会長に出馬した。
直近になって、
中西茂昭氏は情勢をみて、敗戦を悟り、下りた。

このことから、NDCや議案作成に、
古橋博美氏は全く関わっていない、
この説得に代議員が応じたという。
事実なら、NDCの取り扱いについて、
古橋博美氏が今後どのような施策を打ち出すかが、
興味深い。

とにかくここは中西茂昭氏を追い出せれば成功とみた。
代議員は古橋博美氏に期待し、
役歴も長いし、日技を任せられると、
41名の代議員が判断した結果であった。

古橋博美氏が中西茂昭氏の流れを断ち切る、
執行部布陣ができるかが、今後の注目点。

脇本征男氏の活躍を代議員の誰もが認めて、
尊敬しているという。
しかし、会長選挙は違うレベルだそうだ。
その、視点の違いが、票に現れている。
代議員の皆さまには、
私たちに理解できない考えがあるようだ。



部外者のG3が解説するのもなんだが、視点の違いって言うけれど、要は組織を潰したくないって言う保身だろうね。
しかし、何から守ろうとしているのかよくわからないけれど。
古橋氏がNDCに全く関わっていないとか、知らされていないと言うのもなんか変だね。
担当副会長の三国氏も知らなかったと言うけど、それじゃ何を担当していたんだかって。

まさか、中西氏らへの退職金代わりに黙認していたのじゃないでしょ。
それに、中西氏が会長任期を終えれば、自動的に政治連盟の会長も降りることになるから、NDCの取締役の職も、自動的に自分になると古橋氏は考えているのかね。

惜しくも落選した茨城県会長の鈴木さんとペアで立候補された伊集院さんは、めでたく副会長に当選した。

佐野や中西達と対峙して日技理事を追われた伊集院さんが、ここまで復権されたのだから、今後、副会長として佐野や中西の背任行為を暴いてくれるものと期待したい。

ね、伊集院さんならやってくれますよね。


お知らせとお願い。

サイドバーにいくつかリンク先を埋め込んであります。
東日本大震災関連の所には、違法入れ歯断固阻止・歯科技工を守る国民運動推進本部の脇本代表より、東日本大震災の被害の激しい3県の歯科技工同業者への募金活動のお願いを纏めたページにリンクさせました。

また、アマゾンバナーの下に在る支援する会のカテゴリーの中に、塚原敏彦氏の記事へのリンクが設けて在ります。
ご一読いただければ幸いです。

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March 17, 2011

南三陸町志津川から古屋先生が緊急の支援要請!!広がる医療支援

山梨市牧丘病院の院長先生、古屋 聡先生が被災地入りしております。

お口とコミュニケーションのメーリングリストや多分DMLも使って、現地からのレポートや支援要請をこれからも発信してくれると思います。

現地からの様子や支援要請をお伝えさせていただきます。
先生が現在緊急性の高い南三陸町志津川に居ると思います。



牧丘病院の仲間に牧丘病院を守っていただき、岩手・宮城に来ています。

白石先生とともに行動していて、
報告は逐次、電話なりで発信していて、
僕からのメールによる報告は不定期で断片的なものになりますが、
よろしくお願いします。

ようやく登米市上沼診療所の佐々木直英先生の肉声が聞けました!
被災されましたがお元気で、登米市内および南三陸町の避難所まわりなどで活動されています。
まだメール環境にはありません。
(上沼診療所は電気などの復旧がまだなので今はしめている、
 なおかついつもの患者さんのおおくは避難所にいる)

今回は緊急性の高い南三陸町志津川の話です。

志津川病院は被災のため使えなくなっており、
西澤先生はじめ病院スタッフは
南三陸町の中心的避難所の
ベイサイドアリーナで活動されています。

南三陸町の避難所は50か所くらい(合計人数は把握していません)
後方にあたる登米市にも3か所、1000人くらい避難されています。

現在は
西澤先生と外科の先生1名
そこに「国境なき医師団」4名がはいって診療活動をされていますが、
避難所のかたがたの
「慢性疾患の定期薬」の」確保が急務になっており、
一日診察数200を上回るレベルになっています。

医療品とスタッフが圧倒的に足りない。

もし、
「個人でもいいからいく」の医療スタッフの方がおられたら、
「緊急車両の指定」をうけて
(もし派遣依頼が必要なら古屋・白石にご連絡ください
 佐々木先生を通じて現地から出してもらいます)
東北道→三陸道を通ってきてください。

ジャパンハート 海を越える看護団のみなさん
「国境なき医師団」と連携し、
そこの「足」にのって、志津川へ!

可能なら「血圧の薬」などをしょってきて。


古屋です。 これはたった今の状況ですが、 気仙沼周辺の連絡手段は今はauがベスト、 しかし避難所での普及率はひくい。 キ-マンになる人たちにもってもらうと 格段に状況は好転するはず

以下をTwitterで発信しました。

拡散希望 被災地で活動中 岩手県南部の避難所での連絡手段は現在auがベスト、避難所のキーマンになる人た
ちに携帯電話を届けたい。auの社長さんに伝わると早い。

--

古屋 聡(FURUYA Satoshi)山梨市立牧丘病院 
furuya@y-min.or.jp/r1i2t3s4u5@yahoo.co.jp
****** 祈り、応援し、行動します ******

特定非営利活動法人ジャパンハートより お世話になっております。 ジャパンハート事務局より医療者の皆さまへお願いです。

ジャパンハートは普段、海外主体に活動している医療団体ですが、
今回、山梨牧丘病院の古屋先生情報のもと、宮城県の南三陸町志津川付近にまずは
ジャパンハート医師・看護師を派遣することを決定しました。

つましては、
医療物資・医薬品の収集をジャパンハートで行います。

依頼したい物資・医薬品はいただいた情報のもと、以下のようにまとめています。
【医薬品】
・降圧剤ARB(ディオバン)、Ca拮抗薬(アムロジ ン)
・SU剤
・チラーヂン、プレドニン、メルカゾール
・ ワーファリン、バイアスピリン
・抗ヒスタミン薬、 抗ヒスタミンの点眼薬
・ヒアレイン点眼薬
・向精神薬

【医療物資】
・ディスポ製品(手袋、ガウン、マスクなど)
・そのほか、災害地で使用できそうなもの

どうぞ、ご協力いただける物資がお手元にある方は、ジャパンハート事務所へお送り下さい。
早ければ、数日以内に第1弾の物資搬送を行う予定です。

【郵送先】
〒110-0016
東京都台東区台東1-33-6 セントオフィス秋葉原10階TEL:03-6240-1564
FAX:03-6240-1854URL: http://www.japanheart.org/

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March 14, 2011

災害時の歯科衛生など神戸の教訓を岡崎先生からいただきました。

阪神大震災の際に、歯科医師として巡回歯科診療に当たられた、岡山大学 小児歯科の岡崎先生から、被災時の様々な経験からくるお話を頂戴しました。

是非一読ください。 何かのお役にたてるかと思います。


筆者は,阪神・淡路大震災時に大学から巡回歯科診療のため現地に行き,その後も足を運び,震災直後の活動状況について数々の歯科医療関係者の経験や対応を聞いて廻った.

 なにぶんマニュアルなど,始めてのことであるわけでもないので筆者自身の経験と反省点をふまえ,数々の意見を聞きながら,どの様にアプローチをすれば,現地でより有機的な歯科支援活動ができたかについて考えてきた. 

今回,阪神・淡路大震災における筆者や多くの歯科医療関係者の経験や反省点をまとめることが,事前対策や復興へのステップとしての足掛かりになると考える.

1. 災害地の情報の入手

復興に向かっての最初のステップは,現地の情報を入手することである. まず,被災地の保健所や保健センター等に常勤歯科関係者の存在の有無を調べる.

現地に歯科関係者がいれば,窓口となり情報が得やすい.
 

神戸市では各区に常勤歯科衛生士が配属されていた.歯科関係者の存在は,歯科的支援のためには極めて重要である.行政や歯科医師会との連絡もスムーズにとれ有機的に活動できる.

例えば,巡回歯科診療時等では,避難場所や日程などをコーディネイトすることが可能である.また某区では,再開されている歯科医院の地図を作製していたため,

近医にすみやかに受診を勧めることが可能であった. 避難者の間では,情報が乏しかったのでたいへん役にたった.
 

このような事前情報のおかげで,細かい器材を使用することもなく,また患者との無用なトラブルを回避することができた. 現在は,インターネットや携帯メールなどの通信技術の発達に伴い,より効率的に情報が入手できると想像される.

ちなみに厚生労働省の健康政策局からは,行政における歯科技術職員名簿が毎年発行されている. 非常時のことを考えると,地域の行政には常勤の歯科関係職員が必要である.

2. 災害の経過と歯科医療のニーズ

まず災害時の,医科におけるニーズについて考える.

上田によれば,災害直後は圧死か外傷・骨折などのケースが二分された. 3日目より風邪の患者が増加し,1週目で外傷の患者がほぼ終息したとしている.

以後の患者の病状の推移と原因は次のものがあげられる.

肺炎・気管支炎:地震前よりインフルエンザが流行していたが,第2週より急増・5週まで増加が続いた.

原因として,避難所での劣悪な環境(寒冷・栄養不良・脱水)があげられる.肺炎は2次災害と言える.

気管支喘息:砂ぼこりと火事による空気の汚染のため悪化.

出血性胃潰瘍:ストレスによる吐血の患者が急増.

心筋梗塞・心不全:寒冷な避難所での生活・ストレスが原因.

脳血管障害:脱水による血液濃縮から脳梗塞,ストレスによる高血圧から脳血管障害が増加.

精神疾患:被災の経験による心理的外傷の増加.

このように医療のニーズは災害からの時間の経過と共に刻々と変化する.また規模が大きくなるにつれ2次災害としての疾病が増加する.

歯科疾患においても同様に,災害時の時間経過と伴にニーズが変化すると予想される.

それぞれのステージに対する対応策について考える.

1)震災直後のショックや顎顔面外傷に対する対応

これについては大きな手術を行うには基幹病院の口腔外科が必要である.そのためにも病院歯科の充実が必要である.また救急蘇生の訓練のさらなる充実が望まれる.

2)重症口内炎・歯周病の急性発作に対する対応

数日後,栄養状態の悪化から,抵抗力の減弱による重症口内炎が多くなる.また遅れて抵抗力の減弱から,歯周病の急発の増加が予想される.

巡回診療における救急医薬品のリストに抗生剤・鎮痛剤は入っていたが,ケナログなど歯科関係の薬品は救急医薬品のなかに入っていなかった

.(保健所では5日後から抗生剤などの薬剤は入手可能であったが,ケナログなどは含まれていなかった.)

口内炎や歯周病の急性発作は,投薬・洗浄のみで対処できるので,薬剤さえあれば歯科医院で対応可能である.

3)歯髄炎等による疼痛に対する対応

歯髄炎などは発生当日から起こっているが,数日間は混乱のため歯に注意がまわらず,生活の落ちつきとともに増加することが予想される.
 

電気・水道などの復旧のない場合は鎮痛剤の投与を行い.とりあえず再開している近医へ紹介する. ちなみに神戸市内約800カ所の歯科診療所のうち,

震災後10日で診療可能な場所は37%,約50日目では70%まで回復していた.

4)義歯の紛失による対応

阪神淡路大震災は早朝に起こったため,夜間義歯をはずし寝る習慣のあった高齢者に紛失が多かった.
 

ここで義歯の紛失に関するエピソードを紹介する.

(1) 入れ歯がないので乾パンや冷えたお握りなど,避難所での食べ物が食べられない.

(2) 無理やり水で流し込もうとしても水がなく,仮にあっても冷たい水では体が冷えてしまう.

(3) 震災の次の日に,崩壊した家へ義歯を捜しに行った.

(4) 普段の食事では義歯がなくても不自由しなかったが,避難所の食事は食べられないので入れ歯を作って欲しい.

(5) 寝ている時に地震が起こったら恐いから義歯も眼鏡もはずせない.


このような状況下で,緊急時には即時に作製できる暫間義歯のニーズは高い.

もちろん1・2カ月後には再開された歯科医院で本義歯を作製するよう患者に伝えることが重要である.

5)小児における新生齲蝕

避難所でお菓子ばかりを食べていた小児に新生齲蝕が発生し,数カ月後から重症齲蝕を持つ児が増加した.

6)器具・材料について

歯科の器材は,処置に応じて絶対必要なものと,あれば便利なものがあるが機材の搬送等の関係からも最小限の器具に止めるべきである.

また,災害直後と1カ月経過後では処置内容も異なるので,それぞれのステージで必要な器具についてあらかじめ検討する必要がある.

3. 口腔清掃に対するニーズについて


口腔清掃は,齲蝕や歯周病の予防だけでなく,人間関係にも影響する.

ある避難所には口臭がひどい方がいた.
寒さで部屋が閉めきられていたため,

他の避難民から「その人がしゃべり出さないようにしてくれ.」と言われ辛い思いをした保健婦がいた.

さて,歯ブラシの避難所への経路は,保健所・区の生活用品・ボランティアから等,バラバラで入っており物資の流れが悪かった.

避難所に歯ブラシが届いたのは約20日後であった.

流れが悪かった理由の一つとして,救援物資の中身が不明なことがあげられる.

歯ブラシ等の救援物資を送る場合は,箱の外に大きな字で“歯ブラシ○○本”と書くことが大切である.
また歯ブラシが,

避難者にスムーズに行き渡る方法としては,歯ブラシを単独に配るのではなく,タオル・石鹸などと一緒に歯ブラシを入れた”清潔セット”が便利と考えられる.

また水のない場合は,洗口液による歯磨きも一法である.また火災による煙や建物の取り壊しなどの粉塵により喉の痛みを訴えることが増える.

そのような場合は,洗口液は有効である.しかし,洗口液などは個人に配ると不平等になりトラブルの元となるので

避難所などの洗口所に日時と「ご自由にご利用下さい。」と書いて置く.

一方,避難所に比べテントや民家での生活者には,物資が行き届かないことが多かったので今後留意する必要がある..

ガスと水の供給

ガスの供給

 阪神淡路大震災においてもガスの再開がもっとも遅れ2週間後では10%に満たなかった.これはガス漏れによる爆発や火災を考えると当然である. 
しかし,プロパンガスによる出火は,ガスの元栓を閉めたことや,ボンベの安全装置の働きによりみられなかった.さらに被災地における震災後2週間のプロパンガス普及率は95%を越えていた. そのため,プロパンガスに切り替え営業を再開した店舗も多かった.

 また,ガスに関してはカセットコンロが生活用品として役立った例が多く,被災者への差し入れとしてコンロ用のガスボンベが喜ばれた. カセットコンロは,生活用品のみならず,歯科治療にも応用できる.

 火の確保には,防水マッチの他,太陽光を利用した太陽光着火器やどんな環境でも着火するブラストマッチ(http://www.uside.net/match/)などもある.

 また非常用として単1乾電池を3本つなげ固定し,台所にあるスチールタワシを伸ばし両極に当てるとスチールタワシが簡単に発火しロウソクの種火として利用できる.
 さらにロウソクの反対側にアルミホイルを立て反射させることで,より明るさを増すことができる.

 阪神・淡路大震災以来,さまざまな防災グッズをまとめた非常持ち出し袋などが市販されている.またアウトドア用品をまとめた防災セットは,あらゆる局面や天候に対し準備されているので,屋外での生活を余儀なくされる場合には重宝するだろう(http://www.uside.net/set0/).
実際,大阪のアウトドアショップを訪れ,折りたたみ式で蛇口の付いたポリタンクや固形燃料,寝袋,家財道具を運ぶキャリーなどを購入する被災者が多かった.

水の供給
:  水は,1日2.300ccを補給する必要があるばかりでなく,歯科診療にとっても必需品である.
そのため地震の直後では,断水していないこともあり風呂に水をためるべきである.
マンションには,屋上に給水タンクがあり,直後の水の確保は可能だろう.しかしポンプには電力が必要なので,次第に水の供給は困難となる.火災のことも考え水の確保は極めて重要である.
ちなみに阪神淡路大震災時では2週間後には約2/3が復旧した.

   洗濯やトイレ用には,風呂の残り水も利用できる.近くに川があれば,バケツに紐で結び水を汲む.
 降雨時には,ビニールシートやレインコート等を,紐で建物や木になどに結びつけ斜めにして下にポリバケツ等を置けば水を確保できる. 紐がなければ布のガムテープを代用する.
 給水車が来た場合,洗面器程度の容器では充分な量を確保することは困難である.
そこで,ポリバケツや段ボール箱に,大きな厚手のゴミ袋を二重に重ねたものを用意すると充分量が確保できるし,持ち運びにも便利である.

 飲料水等の消毒として次亜塩素酸ナトリウム(6%)を含んだ殺菌消毒剤としてビューラックス(KKオーヤラックス http://www.oyalox.co.jp/index.html)や, 携帯用として2,3滴で1?の水を殺菌し飲み水にできるピュア(KKオーヤラックス))(旅行用品・スポーツ用品店でも販売)が市販されている.またイソジンを滴下するのも有効である.

 また,原水を入れ吊り下げるだけで飲料水や傷口の洗浄にも使えるドリップデリオス(http://www.uside.net/delios/)などもある.

神戸の経験からも

これから泥などが乾燥し,風により砂塵などが多くなります。

必ず呼吸器の疾患が増えます。

今のうちに,大量のマスクの手配が重要だと思います。

岡崎先生HP→http://leo.or.jp/Dr.okazaki/


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March 13, 2011

歯科関係者の安否が気遣われます。

今回の大地震、地震の規模は世界でも有数のようで被害は広がるばかりです。

地上から消えてしまった街もあるのではないでしょうか。

そこにどんな歯科関係者が住んでいたのか、今も無事でおられるのか。

このブログをご覧の皆さん、被災地に友人知人は居られますか?

安否は確認できますでしょうか。

安否確認に少しでも役立ってくれる事を願って違法入れ歯断固阻止・歯科医療を守る国民運動推進本部では、被災者の安否確認用掲示板を設置いたしました。

ご利用いただければ幸いです。

リンクフリーです。

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